更新日:2026年2月
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結論:バーサスアシストは「手軽さ」と「即効性」でJB23乗り心地改善の第一歩
ジムニーJB23の乗り心地に不満を感じている方には、まずGTKファクトリー製のバーサスアシストを試してみてください。取り付けはジャッキアップして結束バンドで固定するだけで、1輪あたり約3分で完了。工具もほとんど必要ありません。みんカラでの平均評価は4.34点(35件)と高く、装着直後からロール軽減や突き上げ感の改善を体感できるパーツです。
ただし、バーサスアシストはあくまで「へたったバネのレート回復」を目的としたパーツです。ショックアブソーバーの経年劣化や、ラダーフレーム構造そのものに起因する揺れには別のアプローチが必要になります。この記事では、バーサスアシストの詳細に加えて、コスト別に6つの乗り心地改善方法を解説します。
「走行距離が増えてきて、最近やけにフワフワする」「段差を越えるたびにガツンと突き上げがくる」——JB23ジムニーオーナーなら一度は感じたことがあるのではないでしょうか。JB23はその構造上、どうしても乗り心地に弱点を抱えています。しかし、正しいパーツ選びと施工順序を知っていれば、予算に合わせて着実に改善していけます。バーサスアシストのような手軽なパーツから始めて、段階的にステップアップしていく方法をご紹介します。
そもそもJB23ジムニーの乗り心地が悪い3つの理由
JB23の乗り心地の悪さは「車のつくり」と「経年劣化」の両方が原因です。改善策を選ぶ前に、まず根本原因を理解しておきましょう。
ラダーフレーム構造の宿命
JB23ジムニーはラダーフレーム(はしご型フレーム)の上にボディを載せる構造です。オフロードでの耐久性には優れていますが、フレームとボディが別体のため「振動の位相差」が生じやすく、乗員が感じる剛性感が低くなります。一般的な乗用車のモノコック構造と比較すると、路面からの振動が伝わりやすい特性があります。
軽自動車ゆえの軽量ボディ
JB23の車両重量は約1,000kg前後。軽量であることはオフロード走破性や燃費には有利ですが、路面の凹凸を車重で吸収しにくいというデメリットがあります。特に高速道路での直進安定性や、舗装路面の段差乗り越え時に揺れが大きくなりがちです。
経年劣化によるサスペンションのへたり
JB23は1998年から2018年まで生産されたモデルです。新車から数年経過した車両では、ショックアブソーバー(ダンパー)の減衰力低下やコイルスプリングのバネレート(ばね定数)低下が進行します。ショックアブソーバーの推奨交換目安は約2〜5万kmとされており、交換せずに乗り続けるとフワフワ感や底突き感が増大します。バーサスアシストは、このバネレート低下に対してアプローチするパーツです。
バーサスアシストとは?仕組みと効果を解説
バーサスアシストは、GTKファクトリー(旧みどりタイヤ)が製造・販売しているサスペンション補助パーツです。コイルスプリングに装着することで、へたったバネのレートを回復させ、乗り心地とハンドリングを改善します。
GTKファクトリー製の「バネレート回復パーツ」
バーサスアシストの基本的な仕組みは、コイルスプリングの隙間に挟み込むことでスプリングのたわみ量を制御し、バネレートを回復させるというものです。装着直後から効果を体感できますが、メーカーによれば36時間のエイジング(なじみ期間)を経ることで最大の効果が発揮されるとのことです。
また、内部に入っている「アシストST」というパーツを抜くことでバネレートを下げることも可能です。つまり、硬すぎると感じた場合は中身を減らし、柔らかすぎる場合は増やすといった微調整ができる点が、ショック交換やスプリング交換にはない特徴です。
みんカラ評価4.34点の実力
カー用品のレビューサイト「みんカラ」では、バーサスアシストの評価は平均4.34点(5点満点・35件)と高水準です。ユーザーからは以下のような声が寄せられています。
- ロール量が減少して運転しやすくなった
- 段差を越える際の突き上げ感が軽減された
- 装着している間はバネのへたりが進行しにくい
一方で、小型のSTサイズを2枚装着した場合に「ゴツゴツ感が強くなった」という報告もあります。装着枚数が多すぎるとバネが硬くなりすぎるため、最初は規定枚数から始めて、好みに合わせて調整するのがポイントです。
サイズ選びのポイント
バーサスアシストにはS・M・Lなど複数のサイズが展開されています。JB23ジムニーの場合、Mサイズ(対応スプリング外径100〜140mm)が基本的な選択肢になります。ただし、リフトアップ済みの車両や社外スプリングを装着している場合は、前後でスプリング外径が異なることがあります。購入前にスプリングの外径を実測しておきましょう。
バーサスアシストの取り付け手順【約3分・工具ほぼ不要】
バーサスアシストの取り付けは、足回りのカスタムとしては驚くほど簡単です。特殊な工具は不要で、初心者でも対応可能な初級レベルの作業です。
準備するもの
- ジャッキ(車載ジャッキで対応可能)
- 付属の結束バンド(製品に同梱)
- 必要に応じてウマ(ジャッキスタンド・安全確保用)
取り付け3ステップ
ステップ1:ジャッキアップ 施工する側のタイヤを浮かせます。コイルスプリングが伸びて隙間が広がるため、バーサスアシストを挟み込みやすくなります。安全のためウマ(ジャッキスタンド)を併用することを推奨します。
ステップ2:スプリングへの装着 コイルスプリングを上から5等分したとき、2番目と4番目の位置にバーサスアシストを挟み込みます。1輪あたり2個が基本です。
ステップ3:結束バンドで固定 付属の結束バンドでバーサスアシストをスプリングに固定します。走行中の脱落を防ぐために、しっかりと締め付けてください。4輪すべてに装着しても15分程度で完了します。
取り付け後の注意点
装着直後から効果は感じられますが、最大効果を得るには36時間のエイジングが必要です。この期間中は通常通り走行して問題ありません。また、装着後1週間程度経過したら結束バンドの緩みがないか点検しましょう。万が一脱落した場合、サスペンションの動作に影響が出る可能性があります。
バーサスアシスト以外のJB23乗り心地改善方法5選【コスト別】
バーサスアシストだけでなく、予算や目的に合わせて組み合わせることでさらなる改善が期待できます。コストの低い順に紹介します。
【0円】タイヤ空気圧の最適化
もっとも手軽で費用のかからない改善方法が、タイヤの空気圧調整です。JB23の純正指定空気圧は前輪160kPa/後輪180kPaですが、±20kPa程度の範囲で調整することで乗り味が変化します。
空気圧をやや低めに設定すると路面の凹凸を吸収しやすくなり、ポンポンと跳ねるような挙動が抑制されます。ただし、極端に下げると偏摩耗や燃費悪化の原因になるため、ガソリンスタンドのエアゲージで定期的にチェックしてください。取り付け難易度は初級で、工具は空気入れのみです。
【5,000〜10,000円】JB64/JB74純正ショックアブソーバーの流用
コストパフォーマンスに優れた方法として注目されているのが、新型ジムニーJB64やジムニーシエラJB74の純正ショックアブソーバーをJB23に流用する方法です。ヤフオクなどで「新車外し」の中古品が5,000〜10,000円程度で入手でき、JB23にボルトオンで装着できます。
JB64/JB74の純正ショックはJB23のものよりも減衰力が高いため、横揺れやコーナリング時の腰砕け感が改善されます。作業時間は約30分、取り付け難易度は中級です。ゴムブッシュの互換性が異なる場合があるため、購入前に品番を確認しておきましょう。
【約20,000〜25,000円】KYB Excel-G ショックアブソーバー 4本交換
純正同等の信頼性で定番のショックアブソーバーが、KYB(カヤバ)のExcel-Gシリーズです。JB23/JB33/JB43に対応しており、フロント1本あたり約4,950円(税込)、リア1本あたり約6,820円(税込)、4本セットで約20,000〜25,000円が目安です。
Excel-Gは純正ショックと同等の特性を維持しつつ、経年劣化した減衰力を新品時の性能に回復させます。推奨交換サイクルは約2万kmとされています。取り付けは14mmや17mmのレンチが必要で、難易度は中級です。自身での交換に不安がある場合は、整備工場での作業(工賃込みで約3〜5万円)が安心です。
【約25,000円〜】コイルスプリング交換(リフトアップ)
コイルスプリング自体を社外品に交換する方法です。たとえば、4×4エスポワールの2.5インチアップコイルは約25,300円(税込)で、リアスプリングが柔らかめに設計されているため、段差乗り越え時の突き上げ感が軽減されます。
リフトアップを伴うため、見た目のカスタム効果も同時に得られます。ただし、スプリング交換はジャッキアップだけでは作業しにくく、コイルスプリングコンプレッサーなどの専用工具が必要になる場合があります。取り付け難易度は上級で、業者への委託を推奨します。コイルスプリングのみでのリフトアップについては「格安費用でジムニーをリフトアップカスタム【コイルスプリングのみ】」で詳しく解説しています。
【中級者向け】ボディマウント強化
JB23の乗り心地改善の中でも根本的な効果が期待できるのが、ボディマウントの強化です。フレームとボディを繋ぐマウントの一部を強化品に交換し、セミリジット化することで振動の位相差を低減します。
施工後はボディ全体の剛性感が増し、ステアリングのレスポンスも向上するとされています。ただし、製品選びや施工には専門知識が必要なため、ジムニー専門ショップへ相談してみてください。取り付け難易度は上級です。なお、JB23特有のジャダー(ハンドルの震え)にお悩みの方は「ジムニー特有の不快な揺れは、ジャダーストップフルキットで解消!」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. バーサスアシストはJB23の何型に対応していますか?
JB23は1型(1998年式)から10型(2018年式)まで、すべてコイルスプリング方式のサスペンションを採用しています。バーサスアシストはコイルサス構造の車両であれば装着可能なため、JB23の全型式に対応しています。なお、トーションバー式やリーフスプリング式、エアサスペンション車には装着できません。
Q. ショックアブソーバー交換とバーサスアシスト、どちらを先にやるべきですか?
まずバーサスアシストから試してみてください。理由は3つあります。(1)取り付けが簡単で約3分、(2)費用が約3,000〜5,000円と低い、(3)効果がなければ取り外しも容易。バーサスアシストで改善が不十分と感じた場合に、次のステップとしてショックアブソーバー交換を検討するのが効率的です。
Q. バーサスアシストを装着したまま車検は通りますか?
バーサスアシストはスプリングの形状を変更するパーツではなく、スプリング間に挟み込む補助パーツです。車高が大きく変わるものでもないため、車検に影響を与える可能性は低いと考えられます。ただし、最終判断は検査機関によって異なる場合があるため、不安な場合は事前に整備工場や検査機関に確認してください。
Q. バーサスアシストの効果が感じられない場合はどうすればよいですか?
まず、装着後36時間のエイジング期間が経過しているか確認してください。エイジング完了後も効果を感じにくい場合は、装着枚数の増減を試みてください。枚数を増やすとバネレートが上がり(硬くなり)、減らすと下がります(柔らかくなります)。それでも改善しない場合は、ショックアブソーバー自体の劣化が進んでいる可能性が高く、ショック交換を検討してください。
まとめ:JB23の乗り心地改善は「小さな一歩」から始めよう
JB23ジムニーの乗り心地は、パーツ選びと施工順序次第で着実に改善できます。以下のステップで段階的に進めるのがおすすめです。
| ステップ | 施工内容 | 費用目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 1 | タイヤ空気圧の調整 | 0円 | 初級 |
| 2 | バーサスアシスト装着 | 約3,000〜5,000円 | 初級 |
| 3 | ショックアブソーバー交換 | 約5,000〜25,000円 | 中級 |
| 4 | コイルスプリング交換 | 約25,000円〜 | 上級 |
| 5 | ボディマウント強化 | 要見積もり | 上級 |
まずは費用ゼロの空気圧調整と、取り付け3分のバーサスアシストから始めてみてください。それだけでも日常の乗り心地が変わるはずです。さらなる改善を求める場合は、ショックアブソーバー交換やコイルスプリング交換へとステップアップしていきましょう。

コメント
コメント一覧 (3件)
教えてください。
ショック1本に2個必要なのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
こちらはショック1本につき2個という決まりはなく、個数によって乗り心地が変わるものですので
ご自身の感覚によって個数を加減していただくのがいいかと思います!
商品を買わせて頂こうと思いますが自分で出来る作業ですか⁉️それとも自動車屋さんに頼むものなんでしょうか⁉️