更新日:2026年2月
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結論:ペダルマウント交換でアルトワークス5MTの操作性は大きく変わる
HA36Sアルトワークスの5速MTは、軽量ボディにターボエンジンを組み合わせた痛快な走りが魅力です。しかし、実際にオーナーになってみると「ペダルの位置関係が気になる」「ヒール&トゥがやりにくい」という声が少なくありません。
これはHA36Sがアルトバン(AT車)をベースに設計されていることに起因するもので、MT専用設計ではないペダルレイアウトに不満を感じるのは自然なことです。
この記事では、モンスタースポーツ(MONSTER SPORT)のペダル関連パーツを中心に、HA36Sアルトワークス5MTの操作性を改善する方法を解説します。予算4,000円程度から始められるので、ぜひ参考にしてみてください。
HA36Sアルトワークス 純正ペダルの3つの問題点
アルトワークスHA36Sの5速MTは走りの楽しさで高く評価されていますが、ペダル周りには構造的な課題があります。ここでは多くのオーナーが指摘する3つの問題点を整理します。
アクセルとブレーキの高低差が大きくヒール&トゥが難しい
HA36Sの純正状態では、アクセルペダルとブレーキペダルの高さに差があり、ヒール&トゥ(H&T)操作がスムーズにいかないと感じるオーナーが多くいます。
これはHA36Sがもともとアルトバン(AT仕様)のプラットフォームをベースにしている影響が大きいためです。MT車のスポーツ走行を前提としたペダルレイアウトにはなっていません。ブレーキを踏み込んだ状態でアクセルペダルに足を掛けようとすると、ペダル間の段差が大きくなります。とくにサーキットや峠道でのブレーキングでは、操作性に不満が出やすいポイントです。
クラッチペダルがセンタートンネルに近すぎる
HA36Sのクラッチペダルは、センタートンネル(車内中央の出っ張り部分)にかなり近い位置に配置されています。そのため、クラッチとブレーキの踏み替え時に足先がセンタートンネルに干渉しやすく、素早い操作が求められる場面でストレスを感じるケースがあります。
とくに足のサイズが大きい方や、幅広のドライビングシューズを履く方にとっては、この狭さが顕著に感じられるポイントです。
フットレストが純正装備されていない
アルトワークスHA36Sには、左足を置くためのフットレストが標準装備されていません。MT車ではクラッチ操作をしないときに左足を安定して置ける場所が重要ですが、純正状態ではフロアに直接足を置く形になります。
これにより、長距離ドライブやワインディング走行では左足の疲労が蓄積しやすくなります。しっかり踏ん張れるフットレストがあれば、コーナリング時の体の安定性も向上するため、多くのオーナーが後付けを検討するパーツとなっています。
モンスタースポーツ アクセルペダルマウント【最優先で交換したい1品】
ペダル周りの改善を考えるなら、まず検討してほしいのがモンスタースポーツの「スポーツドライビングアクセルペダルマウント」(品番:844500-7350M)です。税込3,960円と手頃な価格ながら、ペダルフィーリングを大きく変えてくれるパーツです。
製品の特徴と効果
この製品は、純正のアクセルペダルマウント(ペダルを車体に取り付けている金属製のブラケット)を丸ごと交換するものです。素材はスチール材にカチオン電着塗装が施されており、耐久性も十分です。重量は237gで、純正の247gからわずかに軽量化されます。
交換することで得られる主な効果は以下のとおりです。
- アクセルペダルの高さ補正: ブレーキペダルとの相対的な位置関係が最適化され、H&T操作時のペダルの掛け替えがスムーズになります。
- ペダル位置の奥側へのオフセット: 純正比で約5mm奥にペダルが移動し、アクセルとブレーキの踏み替えが楽になります。
- 右足首の疲労軽減: ペダル高さが適正化されることで、長時間の運転でも右足首への負担が減ります。
実際にユーザーの口コミでも「ペダルポジションが改善されて運転が楽になった」「H&Tがやりやすくなった」といった評価が多く見られます。
取り付け方法と難易度
取り付け難易度は初級です。純正のアクセルペダルマウントを取り外し、この製品に交換するだけの作業となります。車両からアクセルペダルアッセンブリーを取り外し、マウント部分を付け替える手順で、基本的な工具があればDIYで対応できます。作業時間の目安は30分〜1時間程度です。
適合車種に関する重要な注意点
この製品が対応しているのはHA36Sの1型(2015年12月〜2018年11月生産車)のみです。2型・3型ではアクセルペダルマウントの形状が変更されているため、装着できません。
HA36Sの型式は年式で判断できます。
- 1型: 2015年12月〜2018年11月 → 対応
- 2型: 2018年12月〜2020年9月 → 非対応
- 3型: 2020年10月〜2021年12月 → 非対応
2型・3型のオーナーは、このあと紹介するペダルカバーやクラッチペダルで改善を図ることをおすすめします。
ペダルカバーでさらに操作性と見た目を向上させる
ペダルの操作感とインテリアの質感を同時に向上させたいなら、モンスタースポーツの「スポーツドライビングペダルカバー」がおすすめです。アクセル・ブレーキ・クラッチの3ペダル分がセットになった製品で、HA36Sの1型から3型まで全型式に対応しています。
製品スペックとカラーバリエーション
- 品番: 849520-7200M(レッドアルマイト)/ 849500-7200M(クリヤアルマイト)
- 価格: 税込9,680円(3ペダルセット)
- 材質: アルミニウム、アルマイト仕上げ
- 適合: HA36S全型式(2015年12月〜2021年12月)5MT FF/4WD
レッドアルマイトはアルトワークスの内装カラー(黒×赤)と統一感があり、クリヤアルマイトはシルバー系のスポーティな仕上がりです。インテリアの好みに合わせて選べます。
操作性への効果
ペダルカバーの交換で得られる改善点は主に3つです。
まず、グリップ力の向上です。純正のゴムカバーは雨天時や濡れた靴で操作すると滑りやすい傾向がありますが、アルミニウム製カバーは安定した踏み心地を実現します。
次に、ブレーキペダル形状の最適化です。ブレーキペダルカバーにはブレーキペダル方向への出っ張りが設けられており、H&T操作時にアクセルペダル側からブレーキペダルの端を踏みやすい形状になっています。
そして、ペダル下部のすぼまり形状です。踏み替え時にシューズが引っ掛かりにくい設計になっており、素早いペダルワークをサポートします。
取り付けについて
取り付け難易度は初級〜中級です。アクセルペダルは車体から取り外して作業します。ブレーキペダルとクラッチペダルは、純正ゴムカバーを取り外した後にボルト&ナットで固定する方式です。純正ペダルへの穴あけ加工が必要になるため、電動ドリルなどの工具が必要です。
DIYに不慣れな場合は、カー用品店やディーラーに依頼することもできます。工賃の目安は3,000円〜5,000円程度です。
本格派向け クラッチペダル&フットレストの導入
純正ペダルの問題点をより根本的に解決したい場合は、クラッチペダル本体の交換とフットレストの追加を検討してみてください。投資額は大きくなりますが、ドライビングポジションの完成度が格段に上がります。
スポーツドライビングクラッチペダル(846500-7350M)
モンスタースポーツのクラッチペダルは、純正クラッチペダルアッセンブリーをまるごと交換する製品です。
- 品番: 846500-7350M
- 価格: 税込16,940円
- 材質: スチール製(圧延鋼板)、カチオン電着塗装
- 適合: HA36S全型式(2015年12月〜2021年12月)5MT FF/4WD
この製品の最大のメリットは、クラッチペダルの位置をセンタートンネルから離す方向に変更できる点です。純正ではセンタートンネルに近すぎて踏み替え時に足先が干渉する問題がありましたが、交換後はペダル間のスペースに余裕が生まれます。
さらに、ペダルの高さも抑えられており、クラッチペダルへの足の移動量が軽減されます。ブレーキペダルやアクセルペダルとの位置関係もバランスされた設計で、3ペダルの一体感が向上します。
なお、ペダルカバーの取付用穴あけ加工が済んだ状態で出荷されるため、ペダルカバーとの同時装着もスムーズに行えます。
スポーツフットレスト(842561-7350M / 842571-7350M)
クラッチペダルとセットで導入したいのがスポーツフットレストです。
- 品番: 842561-7350M(クリヤアルマイト)/ 842571-7350M(レッドアルマイト)
- 価格: 税込9,680円
- 材質: アルミニウム(板厚3.0mm)、アルマイト仕上げ
- 適合: クラッチペダル装着車のみ(HA36S/HA36V 5MT)
左足をしっかり置ける専用フットレストを追加することで、クラッチを踏まないときの左足の居場所が確保されます。コーナリング時の踏ん張りや、長距離走行での疲労軽減に効果を発揮します。
ただし、取り付けにはボディへの穴あけ加工(2箇所)が必要です。取り付け難易度は中級となります。穴あけに抵抗がある方はショップへの依頼を検討してください。
また、このフットレストはモンスタースポーツ製クラッチペダル装着車専用です。純正クラッチペダルのままでは取り付けできない点にご注意ください。
予算別おすすめセットアップ3パターン
ここまで紹介したモンスタースポーツのペダル関連パーツを、予算に合わせた3つのパターンに整理します。
手軽に始めるなら(約4,000円〜)
ペダルマウントのみ交換
- スポーツドライビングアクセルペダルマウント: 税込3,960円
- 対象: 1型のみ
最小投資でペダルフィーリングを改善したい方におすすめの構成です。アクセルペダルの高さが補正され、H&Tの操作性と日常のペダルワークが向上します。取り付けも比較的簡単で、DIYのハードルが低い点もメリットです。
見た目と操作性の両立(約13,000円〜)
ペダルマウント+ペダルカバー
- アクセルペダルマウント: 税込3,960円
- ペダルカバー(3ペダルセット): 税込9,680円
- 合計: 約13,640円
- 対象: 1型(2型/3型はペダルカバーのみの構成で税込9,680円)
アルミニウム製ペダルカバーの追加で操作性と見た目の両方をアップグレードできます。ペダルマウントによる高さ補正と、カバーのグリップ向上・形状最適化が相乗効果を生み出します。
ボディ補強やサスペンション周りのカスタムと組み合わせると、アルトワークスの総合的なドライブフィールが大幅に向上します。ボディ剛性を高めたい方にはモノコックバーによる補強も効果的です。
フルカスタム仕様(約40,000円〜)
ペダルマウント+ペダルカバー+クラッチペダル+フットレスト
- アクセルペダルマウント: 税込3,960円
- ペダルカバー: 税込9,680円
- クラッチペダル: 税込16,940円
- フットレスト: 税込9,680円
- 合計: 約40,260円
- 対象: 1型(2型/3型はペダルマウントを除いた構成で約36,300円)
ペダル周りを徹底的にカスタマイズしたい方向けのフルセットです。3ペダルの位置関係が最適化され、フットレストで左足の安定性も確保されます。スポーツ走行から街乗りまで、ドライビングポジションの完成度が格段に高まります。
フットワーク系との組み合わせには、クスコフロントスタビライザーでコーナリング安定性も高まります。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準でセットアップパターンを整理しています。
- HA36S各型式への適合確認済み: モンスタースポーツ公式の適合表に基づき、1型・2型・3型ごとの対応可否を明記しています。
- 税込の実売価格を基準に予算区分: Amazonの税込価格(記事執筆時点)を使用し、入門〜フルカスタムの3段階で整理しています。
- DIY取り付け難易度を初級〜中級で評価: 工具の有無・穴あけ加工の要否を基準に各製品のハードルを明示しています。
- モンスタースポーツ公式ラインナップに限定: HA36S専用設計品として適合が明確な製品のみを紹介しています。
ペダルカスタム前に確認すべき注意点
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介した製品が最適ではない可能性があります。購入前に型式・年式をご確認ください。
- HA36Sの2型・3型のオーナー: アクセルペダルマウント(844500-7350M)は1型専用のため装着できません。ペダルカバー+クラッチペダルの組み合わせで改善できます。合計約36,300円の構成が該当型式向けの選択肢です。
- ボディへの穴あけ加工を避けたい方: ペダルカバーは純正ペダルへの穴あけが必要です。フットレストにはボディへの2箇所の穴あけが必要です。加工なしの改善はアクセルペダルマウントの交換のみです。
- 電動ドリルを持っていない方: ペダルカバーの取り付けには電動ドリルが必要です。工具がない場合は、カー用品店への取り付け依頼(工賃3,000〜5,000円程度)を検討してください。
- 将来的に車両を売却予定の方: フットレスト取り付けのためのボディ穴あけは元に戻せません。査定への影響を考慮する場合は、穴あけ不要なペダルマウント+ペダルカバーのみの構成を選んでください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 2型・3型のHA36Sにペダルマウントは取り付けできますか?
アクセルペダルマウント(844500-7350M)は1型(2015年12月〜2018年11月)のみ対応です。2型以降はマウントの形状が変更されているため、装着できません。
ただし、ペダルカバー(849520-7200M / 849500-7200M)とクラッチペダル(846500-7350M)はHA36Sの全型式に対応しています。2型・3型のオーナーはこの2つの製品で操作性の改善を図ることが可能です。
Q2. ペダルカバーの取り付けにショップ依頼は必要ですか?
基本的にはDIYで取り付け可能です。ただし、純正ペダルへの穴あけ加工が必要なため、電動ドリルなどの工具が必要です。
穴あけ作業に不安がある場合は、カー用品店やディーラーへの依頼が安心です。工賃の目安は3,000円〜5,000円程度で、作業時間は1時間前後となります。
Q3. ペダルマウント交換で車検に影響はありますか?
影響はありません。ペダルマウントは純正品との交換型であり、ペダルの機能や外観に問題を生じるものではありません。車検時の検査項目に抵触する要素はないため、安心して装着できます。
Q4. フットレストの穴あけ加工は元に戻せますか?
フットレストの取り付けにはボディへの穴あけが必要です。一度穴を開けると元には戻せないため、慎重にご検討ください。将来的に車両を売却する予定がある場合は、査定への影響も考慮した上で判断することをおすすめします。
まとめ:ペダル交換でアルトワークス5MTをもっと楽しく
HA36Sアルトワークスの5速MTは、ペダル周りのカスタムによって操作性が大幅に向上します。
手軽に始めるならアクセルペダルマウント(税込3,960円)から始められます。見た目と操作性の両方を改善したいならペダルカバーとのセット(約13,640円)を検討してください。本格的にドライビングポジションを追求するなら、クラッチペダル+フットレストを含むフルセット(約40,260円)がベストです。
まずは自分の愛車の型式(1型/2型/3型)を確認し、予算と目的に合った組み合わせを選んでみてください。ペダル周りが整うだけで、アルトワークス5MTの運転がさらに楽しくなるはずです。
アルトワークスの他のカスタムパーツについては、以下の記事もあわせてご覧ください。
![アルトワークス[HA36S]5MT用アクセルペダルマウント[モンスタースポーツ スポーツドライビングアクセルペダルマウント【844500-7350M】](https://parts-erabi.com/wp-content/uploads/2018/03/ccabfa52706465ecf2c61469560d3292.jpeg)
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