更新日:2026年2月
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結論:プリウスのワイパー交換は自分でできる!サイズと手順を押さえれば5分で完了
プリウスのワイパー交換は、サイズさえ間違えなければ工具不要・5分程度で完了する簡単な作業です。カー用品店やディーラーに依頼すると工賃だけで500〜1,000円ほどかかります。自分で交換すれば部品代のみで済みます。
この記事では、30系プリウス(ZVW30)と50系プリウス(ZVW50/51/55)の正確なワイパーサイズ、交換手順、おすすめ製品、車検との関係まで網羅しています。初めてワイパー交換に挑戦する方でも迷わず作業できるように解説していますので、ぜひ参考にしてください。
30系・50系プリウスのワイパーサイズ適合表
ワイパー交換で最も重要なのがサイズの確認です。30系と50系では運転席側のサイズが異なるため、購入前にしっかりチェックしておきましょう。
30系プリウス(ZVW30)のワイパーサイズ
30系プリウス(2009年5月〜2015年11月)のワイパーサイズは以下のとおりです。
- 運転席側: 650mm(Uフック)
- 助手席側: 400mm(Uフック)
- リア: 400mm(Bタイプ)
30系はすべての年式でUフック(U字フック)タイプが採用されています。市販のワイパーブレードで最も一般的なタイプです。製品選びで困ることはほぼありません。
50系プリウス(ZVW50/51/55)のワイパーサイズ
50系プリウスは前期と後期でワイパーアームの形状が異なるため、特に注意が必要です。
前期(2015年12月〜2017年10月):
- 運転席側: 700mm(フラットタイプ/特殊アダプター)
- 助手席側: 400mm(Uフック)
- リア: 400mm(Bタイプ)
後期(2017年11月〜2023年1月):
- 運転席側: 700mm(Uフック)
- 助手席側: 400mm(Uフック)
- リア: 400mm(Bタイプ)
50系前期の運転席側はフラットタイプが標準装備されており、一般的なUフック用ワイパーは取り付けできません。購入時は「50系前期対応」または「フラットタイプ対応」と明記された製品を選んでください。
30系と50系の違いまとめ
大きな違いは2点あります。1つ目は運転席側のサイズです(30系: 650mm / 50系: 700mm)。2つ目はアーム形状です(50系前期のみフラットタイプ)。30系と50系のワイパーに互換性はありません。車検証やコーションプレートで型式を確認してから購入することを推奨します。
ワイパーの種類を知っておこう
ワイパーを購入する前に、まずワイパーの基本的な種類と特徴を把握しておくと製品選びがスムーズになります。
トーナメントタイプ(従来型)
最も一般的なワイパーブレードの形状です。金属フレームに複数の関節(ピボット)があります。ガラスの曲面に沿って均等に圧力を分散させる仕組みです。30系プリウスの標準ワイパーもこのタイプが採用されています。替えゴムの交換が容易です。対応製品の種類も豊富なのが特徴です。
フラットタイプ(エアロワイパー)
金属フレームの代わりにスチールスプリングをゴムの中に内蔵した一体型の構造です。見た目がすっきりしていて空力性能に優れます。高速走行時の浮き上がりが少ないのが特徴です。50系プリウスの前期モデルでは、このフラットタイプが標準で採用されています。
グラファイトコーティングとは
ワイパーゴムの表面にグラファイト(黒鉛)の微粒子をコーティングしたタイプです。ガラス面との摩擦を低減します。ビビリ音(キュッキュッという異音)を抑える効果があります。PIAAやNWBなど主要メーカーの上位グレード製品に採用されています。ガラスコーティング(撥水コーティング)を施した車両との相性も良好です。
ワイパー交換と同時に外装メンテナンスを検討するオーナーも多くいます。視界確保とあわせてアイラインガーニッシュでフロント周りの印象を整えると外観の一体感が増します。
ワイパー交換の手順【ブレードごと交換する場合】
ブレードごと交換するのが最も確実で簡単な方法です。作業時間は慣れていなくても5分程度で完了します。
準備するもの
- 新しいワイパーブレード(運転席用・助手席用)
- タオルまたは毛布(フロントガラス保護用)
- 手袋(任意・汚れ防止)
- ウエス(古いタオルや雑巾・汚れ拭き取り用)
交換手順(5ステップ)
ステップ1: ワイパーを作業位置に移動する
エンジンをOFFにした状態で、ワイパーレバーを操作してワイパーをフロントガラスの中央付近で停止させます。プリウスの場合、通常はボンネット下にワイパーが格納されています。この操作が必要です。なお、30系プリウスではイグニッションOFF後にワイパーレバーを1回操作すると、ワイパーがメンテナンスポジション(ガラス中央付近)で停止します。
ステップ2: ワイパーアームを起こす
フロントガラスにタオルや毛布を敷いてから、ワイパーアームを手前に起こします。タオルを敷く理由は、万が一アームが倒れた際にガラスが傷つくのを防ぐためです。特に冬場はガラスが冷えて割れやすくなるため、保護は欠かせません。
ステップ3: 古いブレードを取り外す
ワイパーブレードとアームの接続部分にあるロックタブ(ツメ)を押しながら、ブレードをスライドさせて外します。Uフックタイプの場合、フック部分からブレードを引き抜くイメージです。固くて動かない場合は、接続部分に付着した汚れをウエスで拭き取ってから再度試してみてください。
ステップ4: 新しいブレードを取り付ける
新しいブレードをUフックに差し込み、「カチッ」と音がするまでしっかり押し込みます。ロックが掛かったことを手で軽く引いて確認してください。取り付け時にブレードの向き(上下・左右)を間違えないように、古いブレードと見比べながら作業するのがコツです。
ステップ5: 動作確認
ワイパーアームをガラスに戻し、ウォッシャー液を噴射しながらワイパーを動かします。拭きムラやビビリ音がなければ交換完了です。助手席側も同じ手順で交換してください。リアワイパーも交換する場合は、リアゲートを開けてアームを起こし、同様の手順で作業できます。
ワイパーゴムだけ交換する場合
ブレードのフレームがまだしっかりしている場合は、ゴムだけの交換でも十分な拭き取り性能を回復できます。費用もブレード交換の半額以下で済みます。コストを抑えたい方に適しています。
ゴム交換の手順:
- ブレードをアームから外す(ブレード交換と同じ手順)
- ゴムの端にある突起を確認し、ゴムをスライドして引き抜く
- 金属レール(ステンレスバネ)を古いゴムから新しいゴムに移し替える
- 新しいゴムをブレードにスライドして装着する
- ブレードをアームに戻して動作確認
注意点: 金属レールには表裏があります。取り外す前に向きを確認しておくとスムーズです。ブレードのフレームが歪んでいたり、関節部分にガタつきがある場合は注意が必要です。ゴムだけ交換しても拭き取り性能が回復しないことがあります。その場合はブレードごと交換を検討してください。
冬季の雪道対策としてワイパーと同時にタイヤも見直すオーナーが多くいます。雪の降る地域ではスタッドレスタイヤへの交換も重要です。視界確保と並んで欠かせない安全対策です。
プリウスにおすすめのワイパー4選【30系・50系対応】
SERP調査と口コミ評価をもとに、プリウスオーナーに人気のワイパー製品を厳選しました。
NWB エアロデザインワイパー 左右セット(30系 ZVW30用)
NWBは国内自動車メーカーに純正ワイパーを供給しているメーカーです。エアロデザインワイパーは空力性能に優れた流線型デザインです。高速走行時のブレ浮きを抑制します。
- サイズ: 運転席650mm + 助手席400mm(左右セット)
- 特徴: 純正採用メーカーの品質、静音設計、替えゴム交換にも対応
- 価格帯: 3,000〜4,000円程度(税込)
- 適合: 30系プリウス ZVW30(H21.5〜H27.11)
純正品と同等の品質を求める方に向いています。替えゴムだけの交換にも対応しています。次回以降はゴム交換で費用を抑えることも選べます。
PIAA スーパーグラファイト ワイパーブレード(30系・50系共通サイズあり)
PIAAのスーパーグラファイトシリーズは、天然ゴムにグラファイト粒子とモリブデン粒子をダブルコーティングした替えゴムが特徴です。拭き取り時のビビリ音を低減します。滑らかなワイピングを実現します。
- サイズ: WG65(650mm/30系運転席用)、WG40(400mm/助手席・リア用)を個別購入
- 特徴: グラファイト+モリブデンのダブルコーティング、ビビリ音低減、替えゴム交換対応
- 価格帯: 1本あたり1,700〜2,000円程度(税込)
- 適合: 30系・50系共通(400mmは助手席・リアに使用可能)
拭き取り性能と耐久性を重視する方に向いています。ブレード単品販売のため、運転席と助手席を別々に購入する必要があります。その分サイズの組み合わせに柔軟に対応できます。
コスパ重視のエアロワイパー 左右セット(30系 ZVW30用)
ブランドにこだわらずコストを抑えたい方には、汎用のエアロワイパーブレードが適しています。グラファイト加工のラバーを採用しています。低価格ながら拭き取り性能は十分です。
- サイズ: 運転席650mm + 助手席400mm(左右セット)
- 特徴: グラファイト加工ラバー、Uフック対応、エアロフォルムデザイン
- 価格帯: 1,000〜2,000円程度(税込)
- 適合: 30系プリウス ZVW30(H21.5〜H27.11)
半年ごとにこまめに交換したい方や、まずは自分で交換する練習をしたい方にも向いています。
50系後期用 エアロワイパー 左右セット
50系プリウス後期(2017年11月〜2023年1月)のオーナーには、Uフック対応のエアロワイパーが適しています。運転席700mm・助手席400mmの左右セットです。グラファイト加工ラバーを採用しています。
- サイズ: 運転席700mm + 助手席400mm(左右セット)
- 特徴: グラファイト加工、Uフック対応、エアロデザイン
- 価格帯: 1,500〜2,500円程度(税込)
- 適合: 50系プリウス後期 ZVW50/51/55(H29.11〜R5.1)
50系前期(2015年12月〜2017年10月)にお乗りの方は、フラットタイプ専用品を選ぶ必要があるためご注意ください。
ワイパー交換と車検の関係
ワイパーは車検の検査項目に含まれています。保安基準ではフロントガラスに自動で動くワイパーの装備が義務付けられており、正常に機能しない状態では車検に通りません。
車検で不合格になるケース
以下のような状態が見られる場合は、車検前にワイパーを交換しておくことを推奨します。
- ワイパーゴムの切れ・ヒビ・欠け: ゴムが劣化して断裂や亀裂が生じている状態
- ワイパーアームやブレードの変形: フレームの歪みによりガラスへの密着が不十分
- 拭き取り性能の著しい低下: 広範囲に拭きムラが残る状態
- ウォッシャー液が出ない: ワイパー本体だけでなくウォッシャー液の噴射も検査対象
車検で指摘されてからディーラーや整備工場で交換すると割高になることが多くあります。普段から半年〜1年を目安に定期交換しておくのが経済的です。
よくある質問(FAQ)
Q1. ワイパーの交換時期はどれくらいが目安?
A: ワイパーゴムは半年〜1年、ワイパーブレード(フレームごと)は1〜2年が一般的な交換目安です。ただし使用環境によって劣化速度は異なります。拭き取り時に筋状の線が残る、ビビリ音が出る、ゴムにひび割れが見えるといった症状が出たら時期に関係なく交換してください。
Q2. ゴム交換とブレード交換、どちらがおすすめ?
A: ブレードのフレームに歪みやガタつきがなければ、ゴム交換のみでも十分な性能を回復できます。費用もブレード交換の半額以下で済みます。ただし、ブレードを1年以上使い続けている場合やフレームの劣化が見られる場合は注意が必要です。ブレードごと交換するほうが確実です。
Q3. 50系前期のワイパーはなぜ特殊なの?
A: 50系プリウスの前期モデル(2015年12月〜2017年10月)は、運転席側にフラットタイプのワイパーアームが採用されています。一般的なUフック用ワイパーとはアームの接続部分の形状が異なります。取り付けることができません。購入時は「50系前期対応」「フラットタイプ対応」「トップロック対応」などの記載がある製品を選んでください。
まとめ
プリウスのワイパー交換は、サイズ確認→製品選び→取り付けの3ステップで完了します。
- 30系プリウス: 運転席650mm + 助手席400mm(Uフック)
- 50系プリウス前期: 運転席700mm + 助手席400mm(フラットタイプ/要注意)
- 50系プリウス後期: 運転席700mm + 助手席400mm(Uフック)
ワイパーは視界確保に直結する安全部品です。拭きムラやビビリ音が気になったら、早めの交換を心がけてください。半年〜1年ごとの定期交換を習慣にしておけば、雨の日の運転も快適です。車検時にも慌てずに済みます。
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