GR86(ZN8)コンソールボックス|MT車の後付けトレイ比較

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GR86(ZN8)に乗り始めて、スマホや財布、コインをどこに置くか毎回困っている——そんな声は多い。運転を楽しむために設計された2ドアスポーツクーペのため、センターコンソールまわりの物入れは最小限で、特にMT車は助手席側のドリンクホルダーすら省かれている。そこで選択肢になるのが、コンソール脇に後付けするTPE素材の収納トレイだ。ここではZN8/ZD8専用設計として実際に販売されている後付けコンソールボックスを、容量とはめ込み位置の観点で比較する。

目次

GR86(ZN8) 後付けコンソールボックス早見表

ZN8とスバルBRZ(ZD8)は基本骨格が共通のため、収納パーツも「GR86 ZN8/BRZ ZD8専用」として両車対応で売られていることが多い。まず販売中の後付けトレイを価格と特徴で並べる。自分がMT車かAT車か、どのすき間を埋めたいかが決まれば、この時点で候補を絞り込める。

商品名 対応型式 素材 取り付け位置 価格の目安
Auovo 収納ボックス(コイン収納付) ZN8/ZD8 2021年〜 TPE 助手席側コンソール脇 1,499円
Auovo 収納ボックス ブラック ZN8/ZD8 2021年〜 TPE 助手席側コンソール脇 1,699円

どちらもコンソール脇のすき間にはめ込む差し込み式で、工具も両面テープも使わずに設置できるのが共通点だ。価格差はコイン収納の仕切りやカラーの違いによるもので、機能の骨格はほぼ同じになる。

Auovo GR86 ZN8/BRZ ZD8専用 収納ボックス(コイン収納付)

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Auovo GR86 ZN8/BRZ ZD8専用 収納ボックス ブラック

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Auovoの収納ボックス(コイン収納付・1,499円)

ZN8/ZD8の2021年〜現行を対象にしたTPE素材の後付けトレイで、助手席側のコンソール脇に生じるすき間にはめ込んで使う。コインを分けて入れられる仕切りが設けられており、駐車料金や高速の小銭、ICカードの一時置き場として使いやすい構成になっている。TPE(熱可塑性エラストマー)はやわらかいゴム質の樹脂で、はめ込み時に多少たわむため差し込みやすく、走行中の小物の滑りも抑えやすい。純正パーツを外したり穴を空けたりする加工は不要で、原状回復ができる点も後付けトレイの利点になる。

Auovoの収納ボックス ブラック(1,699円)

同じくZN8/ZD8専用のTPE製トレイで、内装になじみやすいブラック単色に振った製品。コイン収納付モデルとの主な違いはカラーと仕切り構成で、はめ込み位置や取り付け方式の考え方は共通している。内装を黒基調で統一したい場合や、仕切りよりも一つの空間として広く使いたい場合の選択肢になる。価格差はわずかなため、色と仕切りの好みで選び分けるのが現実的だ。

GR86(ZN8)は純正の収納が少ない車である

後付けトレイが人気を集める背景には、ZN8そのものの収納設計がある。運転席まわりを軽量・シンプルにまとめる思想のため、他の乗用車と比べて物入れの数と容量が絞られている。

MT車には助手席側のドリンクホルダーがない

自動車メディアやオーナーの整備記録によれば、GR86/BRZはMT車とAT車でセンターコンソールの構成が異なり、AT車にはサイドブレーキ横にドリンクホルダーが1つ追加されているのに対し、MT車にはこれが備わっていない。シフト操作中にペットボトルが干渉するのを避ける狙いがあるとされ、安全側に振った設計と受け止められている。その結果、MT車のオーナーはドリンクや小物の置き場を後付けで補うケースが多く、コンソール脇にはめ込むトレイやドリンクホルダーが選ばれている。

センターコンソール上面がフラットで物が転がりやすい

ZN8のセンターコンソールは走行性能を優先したシンプルな造形で、上面に深い物入れやフタ付きのボックスが設けられていない。そのためスマホや鍵、サングラスなどをそのまま置くとコーナリングや加速のたびに転がりやすい。スポーツカーは一般的なセダンやミニバンより横Gがかかりやすいため、囲いのない場所に置いた小物はワインディングやサーキット走行で特に動きやすい。後付けの収納トレイは、この「置き場所はあるが囲いがない」状態に対して、小物をまとめて留めておく囲いを足す役割を持つ。運転席から手を伸ばしやすい位置に固定できれば、信号待ちのわずかな時間でも財布やICカードを取り出しやすくなる。

ドアポケットやグローブボックスも容量が限られる

コンソールまわりだけでなく、ZN8はドアポケットやグローブボックスといった収納も乗用車としては控えめな容量にまとまっている。車検証やメンテナンスノートを入れるとグローブボックスはほぼ埋まり、ペットボトルや地図を追加で入れる余裕は大きくない。ドアポケットも大きなボトルを想定した深い形状ではないため、日常的に持ち込む小物の置き場は自然とコンソールまわりに集中する。この事情も、コンソール脇に後付けトレイを足して収納を分散させる動機につながっている。

後付けコンソールボックスの選び方の基準

同じ「コンソールボックス」という名前でも、狙う設置場所と固定方式で使い勝手が変わる。ZN8向けに買う前に確認しておきたい基準を整理する。

自分の車がMT車かAT車かを最初に確認する

MT車とAT車ではコンソールまわりの形状とドリンクホルダーの有無が違うため、埋めたいすき間の位置も変わる。商品ページの適合表記に「MT/AT共通」なのか、どちらか専用なのかが書かれているかを確認しておくと、届いてから合わないという行き違いを避けやすい。今回比較したTPEトレイは差し込み式ではめ込む位置に自由度があるが、狙う設置場所が自分の車のコンソール形状に合うかは事前に把握しておきたい。

固定方式(差し込み式・両面テープ式)を見分ける

後付け収納は、すき間に差し込むだけの「はめ込み式」と、コンソール面に貼り付ける「両面テープ式」に大きく分かれる。はめ込み式は原状回復ができ賃貸感覚で試せる一方、深いすき間がない場所には使えない。両面テープ式は平らな面ならどこにでも付けられるが、剥がすときに糊が残ることがある。今回のTPEトレイは差し込み式に分類され、加工なしで着脱できる。ZN8のように内装を将来ノーマルへ戻す可能性がある車や、リセールバリューを意識するオーナーにとっては、糊跡や穴を残さない差し込み式のほうが心理的なハードルが低い。逆に絶対にずらしたくない位置に固定したい場合は、両面テープ式や純正取り付け型のドリンクホルダーを検討する余地がある。

素材(TPE・レザー調・樹脂)で質感と手入れが変わる

TPEはやわらかく滑り止め性が高い反面、見た目はマット寄りになる。レザー調のカバータイプは内装の高級感を出しやすいが、はめ込み精度や耐熱性は製品差が大きい。ハードな樹脂製は形が安定するが、はめ込み時のたわみが少ないぶん装着に力がいることがある。ドリンクや小物の一時置きが主目的なら、滑りにくく手入れも水拭きで済むTPE素材が扱いやすい。

後付けトレイに何を入れると使い勝手が上がるか

収納を足したものの結局使わない、という失敗を避けるには、ZN8の運転環境で本当に置き場に困る物を想定してから選ぶとよい。用途を具体的に決めておくと、コイン収納付と単色ボックスのどちらが自分に合うかも判断しやすくなる。

駐車料金や高速の小銭・ICカード

コインパーキングの精算や有料道路の現金支払いでは、小銭やICカードをすぐ取り出せる場所があると便利さが大きく変わる。コイン収納の仕切りがあるトレイなら、硬貨を金種ごとに分けて入れておけるため、料金所やゲート前で慌てて財布を探す動作を減らせる。運転席から左手が届く助手席側コンソール脇は、こうした精算用の小物置き場として使いやすい位置になる。

スマホ・鍵・サングラスなど転がりやすい小物

囲いのないコンソール上面に置くと走行中に動いてしまうスマホや鍵、サングラスは、縁のあるトレイに入れておくだけで定位置が決まる。走行中に足元へ落ちて気を取られる事態を避けられるうえ、降車時にも置き場所が決まっていれば忘れ物に気づきやすい。TPE素材は底面の摩擦が高く、軽い小物なら急な操作でも動きにくい。

車内で使う細かなアクセサリー類

充電ケーブルの先端、イヤホン、目薬、リップクリームといった細かなアクセサリーは、置き場所が決まっていないと足元やシートのすき間に紛れやすい。後付けトレイをこうした「よく使うが小さい物」の定位置にすると、運転中に手探りで探す時間を減らせる。仕切りのあるモデルなら用途ごとに区画を分けて使える。

取り付けと使用時の注意点

差し込み式のトレイは工具が要らないぶん手軽だが、仕上がりと安全性のために押さえておきたい点がある。

はめ込み前にすき間の寸法とゴミを確認する

装着予定のすき間にホコリや小石が溜まっていると、トレイが浮いたり傾いたりする原因になる。はめ込む前に掃除機や乾いた布ですき間を清掃し、トレイの縁が全周で当たるかを確認する。TPE素材は寒い時季に硬くなり差し込みにくくなることがあるため、車内が温まった状態ではめ込むとなじませやすい。無理に押し込むと縁が変形したり内装側に負担がかかったりするため、入りにくいときは向きを変えて少しずつ位置を探るとよい。装着後は上から軽く押して、がたつきや浮きがないかを確かめておくと、走行中のずれや異音を防ぎやすい。

運転操作の妨げにならない位置に置く

コンソールまわりはシフトレバー・サイドブレーキ・スイッチ類が集まる場所のため、トレイや中身がこれらの操作を妨げない位置に収めることが前提になる。特にMT車ではシフトストロークの全域で手やレバーが干渉しないかを、エンジンを止めた状態で一度確認しておきたい。重い物やペットボトルを高い位置に置くと、急ブレーキ時に飛び出す危険があるため、走行中に動かしたくない物は下段や仕切りのある場所に入れる。

よくある質問

GR86のMT車でもドリンクを置けるようにできますか

後付けのコンソールボックスやドリンクホルダーを使えば、MT車でもドリンクの置き場を追加できる。ただしMT車はシフト操作の妨げにならない位置に置くことが前提になるため、助手席側やコンソール脇など、レバーから離れた位置に設置できる製品を選ぶとよい。今回のTPEトレイは助手席側コンソール脇にはめ込むタイプで、この用途に向いている。設置後はシフトを全ストローク動かして干渉がないか確認しておきたい。

ZN8用の収納はBRZ(ZD8)にもそのまま使えますか

GR86(ZN8)とスバルBRZ(ZD8)は基本骨格が共通で、内装の形状も近いため、収納パーツは「ZN8/ZD8共通」として両車対応で販売されているものが多い。今回比較したAuovoの製品も、商品ページ上でGR86 ZN8とBRZ ZD8の両方を対象にしている。ただしMT車・AT車の違いや年式による小変更でコンソール形状が変わる可能性はあるため、注文前に自分の車の適合表記を確認しておくと安心につながる。

両面テープを使わないので走行中にずれませんか

今回のTPEトレイは、すき間に差し込んではめ込む固定方式で、素材のやわらかさとすき間との摩擦で保持する仕組みになっている。はめ込みが甘いとカーブや段差でずれることがあるため、装着時に縁が全周でしっかり当たっているかを確認することが重要になる。すき間にゴミが溜まっていると浮きやすくなるので、はめ込み前の清掃で保持力を高められる。強い衝撃を受ける使い方や、重い物を高く積む使い方は避けたほうがよい。

純正のコンソールを傷つけずに戻せますか

差し込み式のトレイは、すき間にはめ込むだけで両面テープや穴あけ加工を伴わないため、取り外せば元の状態に戻せるのが利点だ。ただしTPE素材が長期間強く当たり続けると、接触面にわずかな跡が残る可能性はゼロではない。気になる場合は、はめ込み位置を時々変える、装着前後で接触面を清掃するといった配慮で影響を抑えられる。加工を伴うドリンクホルダーの取り付けとは異なり、原状回復のしやすさは後付けトレイの強みになる。

まとめ

GR86(ZN8)のコンソールまわりは走行性能を優先したシンプルな設計で、特にMT車は助手席側のドリンクホルダーが省かれているため、小物やドリンクの置き場を後付けで補うオーナーが多い。今回比較したAuovoのTPEトレイは、いずれもZN8/ZD8専用で助手席側コンソール脇にはめ込む差し込み式のため、工具も両面テープも使わずに設置でき、原状回復もしやすい。コイン収納付とブラック単色の違いは主に仕切り構成とカラーで、価格差もわずかなため、内装の色合わせと仕切りの好みで選び分けるのが現実的だ。購入前には自分の車がMT車かAT車かと、はめ込むすき間の形状を確認しておくと選び間違いを防げる。価格や在庫は変動するため、注文の直前に商品ページで現在の状態を見ておくと届いてからの行き違いを避けられる。

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車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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