ノートe-POWER バルブ型番|E13はH4・E12はH11

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ヘッドライトが切れて交換用のバルブを買いに行くと、ノートe-POWERは世代でサイズがまるごと変わることに気づく。現行のE13型はハロゲン仕様がH4の1灯式、先代のHE12型はロービームH11とハイビームHB3の2灯式で、フロントウインカーに至っては口金の規格そのものが別物になる。日産が公開している灯火別のバルブ規格表をもとに、E13とHE12/SNE12の全灯火の型番を整理した。純正表記を売り場の「T10」「T20」という呼び名に読み替えられる形でまとめている。

目次

ノートe-POWER 灯火別バルブ型番の早見表

日産の公開資料は「W5W」「WY21W」といった国際規格の表記で書かれているが、カー用品店やネット通販の棚では「T10」「T20」という別の呼び名が使われる。買い間違いの大半はこの読み替えでつまずくため、両方を併記した。

E13型(2020年12月〜)の型番一覧

E13型ノートはe-POWER専用車で、車検証の型式は2WDがE13、4WDがSNE13になる。

灯火 ハロゲンヘッドランプ車 LEDヘッドランプ車 社外品での呼び名
ヘッドランプ(ハイ/ロー) H4 60/55W LED(球の交換不可) H4
フロントウインカー WY21W 21W WY21W 21W T20 ピンチ部違い アンバー
クリアランス(車幅灯) W5W 5W LED(球の交換不可) T10
フロントフォグ 設定なし LED(球の交換不可)
サイドウインカー(フェンダー) WY5W 5W WY5W 5W T10 アンバー
テールランプ W5W 5W W5W 5W T10
ストップ/テール W21/5W 21/5W W21/5W 21/5W T20 ダブル
リヤウインカー WY21W 21W WY21W 21W T20 ピンチ部違い アンバー
バックランプ W16W 16W W16W 16W T16
ライセンス(ナンバー灯) W5W 5W W5W 5W T10
ハイマウントストップ LED(球の交換不可) LED(球の交換不可)

E13で電球として交換できるのは、ウインカー・テール・ストップ・バックランプ・ナンバー灯の5系統。ハイマウントストップとフォグランプは純正LEDのため、球だけを買っても交換できない。

HE12/SNE12型(2016年11月〜2020年11月)の型番一覧

先代のノートe-POWERは、2WDがHE12、2018年9月に追加された4WDがSNE12という型式になる。

灯火 ハロゲンヘッドランプ車 LEDヘッドランプ車 社外品での呼び名
ヘッドランプ(ロービーム) H11 55W LED(球の交換不可) H11
ヘッドランプ(ハイビーム) HB3 60W HB3 60W HB3(9005)
フロントフォグ H8 35W H8 35W H8
フロントウインカー PY21W 21W PY21W 21W S25 ピン角違い アンバー
クリアランス(車幅灯) W5W 5W LED(球の交換不可) T10
サイドウインカー LED(球の交換不可) LED(球の交換不可)
テールランプ W5W 5W W5W 5W T10
ストップ(ブレーキ)ランプ LED(球の交換不可) LED(球の交換不可)
リヤウインカー WY21W 21W WY21W 21W T20 ピンチ部違い アンバー
バックランプ W16W 16W W16W 16W T16
ライセンス(ナンバー灯) W5W 5W W5W 5W T10
ハイマウントストップ LED(球の交換不可) LED(球の交換不可)

HE12はヘッドランプがLED仕様でも、ハイビームだけはHB3のハロゲン球が残っている点が特徴になる。

純正表記の「W5W」を社外品の「T10」に読み替える

日産の資料に出てくるW5WやWY21Wは国際規格(ECE)の呼称で、球のワット数と発光色を表している。一方、社外バルブのパッケージに書かれたT10やT20は口金(ソケットに刺さる部分)の直径をミリで表した呼び名で、そもそも指しているものが違う。同じ球の別名だと分かっていれば迷わない。

ウェッジ球はW○WとT○が同じ球を指す

純正表記 社外品での呼び名 ノートでの使用箇所
W5W T10 車幅灯・テール・ナンバー灯
WY5W T10 アンバー サイドウインカー(E13)
W16W T16 バックランプ
W21/5W T20 ダブル ストップ/テール(E13)
WY21W T20 シングル アンバー(ピンチ部違い) 前後ウインカー
PY21W S25 シングル ピン角違い アンバー フロントウインカー(HE12)

W○Wの数字は消費電力のワット数、Tに続く数字は口金の直径をミリで表したもの。W5WとT10、W16WとT16は同じ球を別の呼び方をしているだけなので、そのまま置き換えて考えて差し支えない。頭にYが付くWY21WやPY21Wは、アンバー(橙色)を意味している。

PY21WとWY21Wは名前が似ていても刺さらない

紛らわしいのがこの2つで、どちらも21Wのアンバー球なのに口金が違う。PY21Wは金属製の円筒に突起があるバヨネット式(S25/ピン角違い)、WY21Wは樹脂の平たい根本を差し込むウェッジ式(T20)になる。HE12のフロントウインカーはS25、リヤウインカーはT20という組み合わせで、前後で違う球が入っている。前後同じつもりで4個まとめ買いすると、フロント2個が使えない。

E13のヘッドライトはH4ハロゲンが標準

最も誤解が多いのがここになる。E13は世代としては新しいが、ヘッドランプの標準はハロゲンで、LEDは追加費用のかかるオプション扱いになっている。

AUTECH以外のグレードは標準がハロゲン

E13のF・S・Xの各グレードは、ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベライザー付)が標準装備で、LEDヘッドランプはメーカーオプションとして設定されている。AUTECH系のみ標準でLEDになる。新しい世代だから全車LEDのはず、という思い込みが買い間違いの原因になりやすい。中古で買った個体なら、前オーナーがオプションを付けたかどうかで変わってくる。

LEDヘッドランプ装着車はバルブだけの交換ができない

日産の案内でも、LEDの点灯不具合が発生した場合はランプアッセンブリー(部品本体)ごとの交換になると明記されている。純正LEDのヘッドランプは光源が基板に直付けされているため、H4のLEDバルブを買っても差し込む場所が無い。

自分の車がどちらか見分ける

ボンネットを開け、ヘッドランプ裏の防水カバーを外すのが最も速い。コネクターの付いた電球が刺さっていればハロゲンのH4、基板やヒートシンクだけで球が見当たらなければ純正LEDになる。点灯させたときの色でも、やや黄色みのある暖色ならハロゲン、青白い白色ならLEDと見当がつく。

HE12はロービームH11・ハイビームHB3の2灯式

先代のHE12は、E13と違ってハイとローが別々の球になっている。ロービームがH11、ハイビームがHB3で、H4は使わない。

LEDヘッドランプ車でもハイビームはハロゲン

HE12で見落とされやすいのがこの点になる。ロービームが純正LEDの車でも、ハイビームにはHB3のハロゲン球が入っているため、ハイビームだけは自分で交換できる。ロービーム側のLEDが切れた場合はアッセンブリー交換になり、球の交換では直せない。ハイビームが切れただけなのに「うちはLEDだから交換できない」と諦めてしまうケースが多い。

フォグランプはH8(35W)

HE12のフロントフォグはハロゲンのH8で、ヘッドランプがLED仕様でもハロゲン仕様でも共通になっている。H8・H11・H16は樹脂の爪の形が似ているが互換性は無いため、H11のフォグバルブを買うと入らない。

E13とHE12でバルブを流用できない灯火

先代から乗り換えて、余った予備球を使い回そうとすると詰まる箇所がある。

フロントウインカーは口金が別物になる

HE12はPY21W(S25ピン角違い)、E13はWY21W(T20)で、世代をまたぐとフロントウインカーは物理的に刺さらない。一方でリヤウインカーは両世代ともWY21W(T20)で共通なので、リヤ用の予備球はそのまま使える。

ストップランプはHE12がLED、E13は電球に戻っている

HE12のストップ(ブレーキ)ランプは純正LEDで球の交換ができないが、E13ではW21/5W(T20ダブル)の電球に戻っている。世代が新しいほうが電球という逆転が起きており、E13はストップランプを社外LEDに替える余地が残されている。

交換前に確認しておくこと

型番さえ合えば何でも装着できるわけではなく、保安基準と電気的な相性の2点が関わってくる。

車検で通る色は決まっている

ウインカーは橙色、バックランプとナンバー灯は白色と保安基準で色が定められている。バックランプを青白い色味の製品に替えると、型番が合っていても車検に通らない。ナンバー灯も同様に白色でなければならない。

ウインカーをLED化するとハイフラが出る

ウインカーを電球からLEDに替えると消費電力が下がり、車両側が球切れと判断して点滅が速くなる(ハイフラッシャー)。ハイフラ防止抵抗を追加するか、抵抗を内蔵した対策済み製品を選ぶ必要がある。テールやナンバー灯では起きない、ウインカー固有の症状になる。

ルームランプは3か所でサイズが違う

バルブ適合表では、E13のルームランプはフロントのマップランプがT10、中央がT10×31のフェストン球、ラゲッジがT10とされている。1種類まとめ買いでは足りないため、交換する箇所ごとにサイズを確認する。

よくある質問

ノートe-POWERのヘッドライトの型番はH4ですか

E13型(2020年12月〜)のハロゲンヘッドランプ装着車はH4(60/55W)のハイ・ロー一体型になる。先代のHE12型はロービームがH11、ハイビームがHB3の2灯式で、H4は使わない。同じ「ノートe-POWER」でも世代で完全に別物になるため、まず自分の車の型式を確認する。

LEDヘッドランプ装着車を明るいバルブに交換できますか

球だけの交換はできない。日産の案内でも、LEDの点灯不具合時はランプアッセンブリーごとの交換とされている。明るさに不満がある場合の現実的な選択肢は、光軸の再調整か、ユニットそのものの交換になる。

バックランプをLEDにしても車検に通りますか

バックランプの規格はE13・HE12ともW16W(T16)で共通しており、白色で規定の明るさを満たす製品なら通る。色付きや極端に青い製品は不可になる。T16はT10より一回り太いため、T10のLEDは刺さらない。

車検証を見ればバルブの型番がわかりますか

車検証の型式欄(E13/SNE13/HE12/SNE12)で世代までは特定できるが、同じ型式の中にハロゲン車とLED車が混在しているため、ヘッドランプの光源までは特定できない。ヘッドランプ裏を開けて現車を確認するのが最も速い。

まとめ

ノートe-POWERのバルブ選びは、世代の特定と、純正表記の読み替えの2つを押さえれば迷わない。

  • E13(2020年12月〜)のハロゲン車はヘッドランプがH4。AUTECH以外は標準がハロゲンで、LEDはメーカーオプション。
  • HE12/SNE12(2016年11月〜2020年11月)はロービームH11・ハイビームHB3の2灯式。ロービームがLEDの車でもハイビームはHB3のハロゲン球。
  • フォグはHE12がH8(35W)、E13は純正LEDのため球の交換ができない。
  • 純正表記はW5W=T10、W16W=T16、W21/5W=T20ダブル、WY21W=T20(ピンチ部違い)と読み替える。
  • フロントウインカーだけは世代で口金が変わる(HE12=S25、E13=T20)ため、先代の予備球を流用できない。

型番が分かったら、次は実際の交換手順とハイフラ対策を確認しておくと作業が滞らない。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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