レクサスLS(USF40)のLED交換手順|バルブ規格早見表

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レクサスLS(USF40)のポジションランプやルームランプの色味を変えたくなり、社外LEDへの交換を調べ始めたところ、フロントまわりがハロゲン球ではなくHID(放電式)だと気づいて手が止まる場面は珍しくない。USF40は2006年の発売当初からロービームにHIDを採用したフラッグシップセダンで、灯火の構成は前期・中期・後期という年式の違いによっても変わってくる。まず自分の車のどの部位が自分で交換できる範囲にあり、どこがそうではないのかを切り分けるところから始めたい。

目次

レクサスLS(USF40)灯火バルブ規格早見表

USF40に使われている灯火のバルブ規格を、部位別に一覧にした。

部位 バルブ規格 灯色 DIY交換の目安
ヘッドライト(ロービーム) D4S(HID) 白色 単純な差し替えは不向き
ヘッドライト(ハイビーム) H9(ハロゲン) 白色 交換しやすい
フロントポジションランプ T10(ウェッジ) 白色 交換しやすい
フロントウインカー T20シングル 橙色(アンバー) 交換しやすい(色指定あり)
バックランプ T16(ウェッジ) 白色 交換しやすい
フォグランプ HB4(9006) 白色 交換しやすい(装着車のみ)
ナンバー灯 ユニット(ASSY)交換が中心 白色 分解を伴う
ルームランプ各所 T10・T6.3×30ほか 白色/電球色 箇所により交換しやすい

表の見方とDIY交換の目安

「交換しやすい」に分類した部位は、ソケットから電球を抜き差しするだけの構造で、マイナスドライバー程度の工具があれば作業を終えられることが多い。一方「単純な差し替えは不向き」としたロービームのHIDは、球そのものではなく高電圧を発生させるバラストと一体で機能する部品のため、ハロゲン球の感覚で規格だけ合わせて社外LEDに挿し替えると、配光や制御まわりで不具合が出やすい。ナンバー灯についても、後述するように電球単体ではなくユニットごと交換する事例が報告されている。年式(前期・中期・後期)やグレードによって適用可否が変わる項目もあるため、購入前には商品ページの適合表と自分の車検証の型式表記を突き合わせておくと安心だ。

型式USF40の生産期間とヘッドライトの変遷

前期・中期(2006年-2012年)は2眼HIDヘッドランプ

USF40は2006年9月に発売されたレクサスLS460の標準ボディ・後輪駆動モデルで、型式は前期・中期・後期を通じてDBA-USF40のまま変わっていない。同じLS460でもホイールベースを延長したロングボディはUSF41、4WD仕様はUSF45という別の型式になり、灯火まわりの基本的な考え方は共通する部分が多いものの、細部の適合はUSF40専用の表記で確認したほうが取り違えを避けやすい。前期は2006年9月から2009年10月まで、中期は2009年10月のマイナーチェンジから2012年9月まで販売され、この一部改良ではスポーティな専用チューニングのグレード「version SZ」も追加された。この間のヘッドライトは、HIDユニットにAFS(オートレベリング機能)を組み合わせた2眼式が中心で、外観の意匠変更はあってもロービームがHIDという基本構成は共通している。

後期(2012年-2017年)はスピンドルグリルに刷新

2012年10月には、レクサスの新デザインアイコンとなる「スピンドルグリル」を採用した大幅なマイナーチェンジが行われ、後期モデルとして2017年10月まで販売された。型式認定こそ前期・中期と同一のDBA-USF40だが、主要構成部品のおよそ半数を変更する規模の刷新で、最高出力も前期・中期の385馬力から392馬力に引き上げられている。ヘッドライトの意匠も刷新されたが、多くの個体は前期・中期と同様にロービームHID・ハイビームハロゲンという構成を引き継いでおり、社外ショップが手掛けるLS600h用などの3眼LEDヘッドランプへの載せ替え(移植)事例が見られるのも、標準のヘッドランプがHID方式のままだからこそ生まれている需要になる。

ヘッドライト(ロービームD4S・ハイビームH9)はLED化できるか

ロービームのD4S HIDを社外LEDに替える際の注意

USF40のロービームは、前期・中期・後期を通じてD4S規格のHIDバルブが使われている。D4S形状に合わせた社外LED製品自体は流通しているが、純正のHIDシステムはバラストやイグナイターと組み合わさった状態で配光や光量が調整されており、AFSによる自動レベリングとも連動している。バルブだけをLED製品に差し替えると、発光点の位置や光の広がり方が純正HIDと異なるために配光が乱れたり、車両側がバルブの異常と判定して警告灯が点灯したりする例が報告されている。球切れそのものへの対応であれば、同じD4S規格の純正相当HIDバルブに交換する方が配光への影響を抑えやすく、LED化はその先の性能アップとして切り分けて考えたい。

ハイビームのH9はハロゲンのままLED化しやすい部位

ハイビーム側はH9規格のハロゲンバルブで、ロービームのような高電圧回路を介さずソケットに直接電流が流れる構造のため、市販のH9対応LED製品への交換を選びやすい。極性がある製品では点灯しない場合に配線のプラス・マイナスを入れ替えるだけで解決するため、ロービームほど神経を使わずに手を付けられる部位になる。ヘッドライトユニットの分解は不要で、ボンネットを開けてバルブ裏のカプラーとゴムカバーを外す標準的な手順で作業できる。

ポジションランプ・ウインカー・バックランプの交換手順

ポジションランプ(T10)の交換手順

フロントのポジションランプ(車幅灯)はT10ウェッジ球で、ヘッドライトユニット裏側の小さなソケットに収まっている。

  1. ボンネットを開け、ヘッドライトユニット裏側にあるポジションランプ用のソケットを探す
  2. ソケットを反時計回りに回して引き抜く
  3. ソケットから古いT10球をまっすぐ引き抜く
  4. 新しいLED球を差し込み、ソケットをヘッドライトユニットへ時計回りに戻す
  5. ライトを点灯させ、白色でムラなく光ることを確認する

作業自体は10分程度で終わるが、ヘッドライトユニットとバンパーの隙間が狭い車種のため、手の入れにくさを感じたら無理に押し込まず、角度を変えながら進めると作業がしやすい。

フロントウインカー(T20・アンバー)の交換手順

フロントウインカーはT20シングル球で、灯色は保安基準により橙色(アンバー)と決まっている。手順はポジションランプと共通で、ソケットごと引き抜いて球を差し替え、ウインカーレバーを操作して点滅を確認する。白色LEDを組み込んでカバー越しにオレンジ発色させる製品もあるが、経年でカバー自体の色が薄れている車両では発色が弱くなることがあるため、交換のタイミングでレンズカバーの状態も見ておくと仕上がりが安定する。

バックランプ(T16)の交換手順

バックランプ(後退灯)はトランク側のリアコンビネーションランプ内に、T16ウェッジ球で組み込まれている。トランクを開け、内張の点検口またはランプユニット裏のカバーを外すとソケットにアクセスできる。ソケットを反時計回りに回して引き抜き、球を差し替えたらシフトをリバースに入れて点灯を確認する。リアコンビネーションランプの内張は爪で留まっている車両が多く、無理に引っ張るとツメを折りやすいため、点検口の位置を確認してから作業に入ると部品を傷めにくい。

ナンバー灯とフォグランプを交換するときに気をつけたいこと

ナンバー灯はユニット(ASSY)交換が中心

USF40のナンバー灯(ライセンスランプ)は、トランク側のテールランプガーニッシュや内張を外してアクセスする位置にあり、整備事例では電球単体ではなくLEDユニットごと交換する対応が報告されている。ガーニッシュや内張の脱着には専用のクリップ外しが必要になる場面もあり、他の外装灯に比べると分解の手間が大きい部位になる。自分で分解した経験が少ない場合は、ユニット交換に対応したLED製品を選び、取り付け方法を製品側の説明に沿って進めると手戻りが少ない。純正のナンバー灯は経年でレンズが黄色みを帯びてくる個体があり、白色LEDのユニットに載せ替えると番号灯の見え方がはっきりする効果も報告されている。球切れではなくレンズの黄ばみが気になって交換を検討する場合も、電球単体ではなくユニット交換の製品を探す方が選択肢を見つけやすい。

フォグランプ(HB4)の交換

フォグランプを装着したグレードでは、HB4(9006)規格のバルブが使われている。バンパー下部からユニット裏のカプラーへ手を伸ばす作業になり、車種によっては前輪の泥除け(インナーフェンダー)を一部外すと作業スペースが広がる。フォグランプが未装着のグレードや、社外エアロで開口部の形状が変わっている個体では、そもそも交換対象のランプが存在しない場合もあるため、作業前に自分の車のバンパー形状を確認しておきたい。

ルームランプ(室内灯)をLED化する手順

対象になる室内灯の種類とバルブ規格

USF40は上級セダンらしく、室内灯がフロント・リアのマップランプ、バニティミラー(サンバイザー)ランプ、フットランプ、トランクランプ、グローブボックスランプなど複数箇所に分かれている。マップランプやバニティミラーランプにはT10のウェッジ球、天井の長細いルームランプにはT10×31やT6.3×30といったフェストン型の球が使われることが多く、部位によって形状が異なる点は購入前に見分けておく必要がある。

交換の基本手順

  1. 対象のランプカバーの端に指先または内張はがしを差し込み、爪を外してカバーを開ける
  2. 古い球をソケットまたはレンズ側の金具から引き抜く(フェストン型は両端を軽く押し込みながら外す)
  3. 新しいLED球を同じ向きで差し込む
  4. カバーを閉じ、ドアの開閉やスイッチ操作で点灯を確認する

天井のランプはカバーの爪が硬めに作られている車両が多く、指先だけで開けにくいときは内張はがしの先端をカバーの合わせ目に浅く差し込み、テコの要領で少しずつ持ち上げると爪を傷めにくい。フェストン型の球は長さ違いの製品を選ぶと接点が浮いて点灯しないことがあるため、外した純正球の長さを測ってから注文すると失敗が少ない。

LED交換で押さえておきたい保安基準と車検の注意点

灯火の色は装着位置ごとに保安基準で決まっている

前照灯は白色、尾灯は赤色、方向指示器は橙色(アンバー)と、灯火の発光色は道路運送車両の保安基準で装着位置ごとに定められている。ポジションランプやバックランプを白色LEDに交換する分には規定の範囲に収まるが、ウインカーを白色LEDと着色レンズの組み合わせに変える製品は、経年劣化で発色が薄れると色度の基準から外れやすくなる。ルームランプのように車外から見えない灯火は色の指定を受けないため、電球色・白色ともに選ぶ余地が広い。

AFS・AHS搭載車で気をつけたいこと

AFS(オートレベリング機能)やAHS(アダプティブハイビームシステム)を備えた車両は、ヘッドライトの配光をシステムが自動制御している。ロービームのHIDを社外LED製品に交換すると、発光位置のずれによって制御が正常に働かなくなり、警告灯の点灯や光軸のずれにつながる場合がある。車検時にはヘッドライトの光量・光軸・色味がまとめて検査対象になるため、ロービームまわりに手を加えたときは、事前にテスターで光軸確認ができる整備工場に相談しておくと、車検直前に慌てずに済む。

よくある質問

USF40のヘッドライトはハロゲンからLEDに交換できますか

USF40のヘッドライトはハロゲンではなく、ロービームHID(D4S)・ハイビームハロゲン(H9)という構成のため、ハロゲン車のような単純なバルブ差し替えの発想はロービームには当てはまらない。ハイビームのH9は通常のハロゲンバルブと同じ扱いでLED化しやすいが、ロービームのHIDをLED化する場合は配光や警告灯への影響を踏まえたうえで検討したい。

前期・中期・後期でバルブ規格は違いますか

型式はDBA-USF40で共通しており、ロービームD4S・ハイビームH9という基本構成も前期・中期・後期を通じて大きくは変わっていない。ただし後期はヘッドライトの意匠そのものが刷新されているため、ユニットの形状やソケット周辺の取り回しが年式によって異なる場合がある。購入する製品の適合表に「前期」「中期」「後期」の記載があるときは、自分の車の年式と照らし合わせてから注文すると安心だ。

フォグランプが付いていない場合はどうすればいいですか

フォグランプが未装着のグレードでは、バンパー内にランプユニット自体が存在しないため、HB4のLED化は対象外になる。社外フォグランプの後付けを検討する場合は、バンパー形状に合った専用ステーの有無や、配線を割り込ませる位置を先に確認しておくと、後戻りの少ない作業になる。

ナンバー灯が片方だけ点灯しないのはどんな状態ですか

ナンバー灯は左右で1つのユニットにまとまっている車両もあれば、左右独立している車両もあり、点灯しない側だけを見て球切れと判断できない場合がある。ユニットごと交換する対応が多い部位でもあるため、片側だけ暗い、あるいは点滅するといった症状が出た段階で、ガーニッシュを外して配線の接触状態まで見ておくと再発を防ぎやすい。

まとめ

USF40のLED交換は、ポジションランプ・ウインカー・バックランプ・室内灯といったソケット式のバルブであれば、工具をほとんど使わずに自分で進められる。一方でロービームのD4Sはハロゲンとは異なるHID方式で、AFSとも連動しているため、LED化は配光や警告灯への影響を踏まえて判断したい部位になる。ナンバー灯のようにユニットごとの交換が実例として多い箇所もあり、部位ごとに交換の難易度が大きく異なる点がこの車の特徴だ。

前期・中期・後期を通じて型式はDBA-USF40で共通しているが、後期はヘッドライトの意匠が刷新されているため、購入前には商品の適合表と自分の車検証の型式・年式を突き合わせておくと、注文後の失敗を避けやすい。ロービームまわりに手を加えたときは、車検前にテスターで光軸を確認できる整備工場へ相談しておくと、検査時に慌てる場面を減らせる。

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USF40の外装まわりの整備や、他のレクサス車種のLED交換・パーツ選びで参考になる記事だ。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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