更新日:2026年3月
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結論:FL5シビックタイプR用マフラーはコスパと素材で選ぶ
FL5シビックタイプRのマフラー交換は、K20Cターボエンジンのポテンシャルを引き出す定番カスタムです。比較した結果、21万円台から43万円台まで価格帯に幅があり、素材・音量・重量で大きく性格が分かれます。この記事では5製品を横並びで比較し、用途別の最適解を提示します。
FL5用マフラー おすすめ5選 比較表
| 製品名 | メーカー | 素材 | 重量 | 近接音量 | Amazon価格(税込) | テール形状 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| LEGAMAX Sports | HKS | チタン | 18.5kg | 93dB | 213,290円 | 119φ 1本出し |
| COLBASSO ZEEK-Ti | ロッソモデロ | チタン+SUS | — | — | 214,500円 | チタンテール |
| NUR-SPEC VSR CE | BLITZ | SUS304+チタンカラー | — | — | 262,100円 | 3本出し |
| SP500 | 5ZIGEN | SUS304 | — | — | 248,600円 | ポリッシュ砲弾 |
| A-RM+c | FUJITSUBO | チタン+カーボン | 12.9kg | 89dB | 431,111円 | 118φカーボンW |
5製品を比較すると、コスパの観点ではHKSとロッソモデロが21万円台で拮抗しています。軽量性ではFUJITSUBOが12.9kgと頭一つ抜けており、純正比で約30%の軽量化を達成しています。デメリットとして、チタン製は価格が高額になる傾向があり、FUJITSUBO A-RM+cは43万円台と最高価格帯です。
なぜFL5タイプRでマフラー交換が検討されるのか
FL5シビックタイプRは、2.0L直列4気筒VTECターボ(K20C)エンジンを搭載しています。最高出力330PS、最大トルク420N・mを発揮するホンダの最高峰スポーツモデルです。純正マフラーは可変バルブ機構を備え、静粛性と性能を両立する設計になっています。
純正の排気系はコンフォートモードとスポーツモードで排気音を切り替える仕組みです。この電子制御バルブの存在が、社外マフラー選びにおいて見落とせないポイントになります。
それでもマフラー交換が検討される理由は3つあります。
- 排気効率の向上: 純正より太いパイプ径やストレート構造を採用することで、排圧が下がります。中〜高回転域のレスポンスが改善し、アクセルの付きが良くなったと感じるオーナーが多い領域です。HKSの公式データでは純正比30%の排圧低減を達成しています。
- 軽量化: 純正マフラーは約18kgです。チタン製に交換するとFUJITSUBO A-RM+cで12.9kgまで軽くなります。約5kgの差はリア荷重の軽減につながり、回頭性にも影響する数値です。サーキット走行を視野に入れるなら、この軽量化メリットは見逃せません。
- サウンドの変化: K20Cターボエンジン特有の排気音をより楽しめるようになります。ただし音量の増加幅は製品によって異なります。近接排気騒音が保安基準96dBを超えると車検に通りません。本記事では車検対応品のみに絞って紹介しています。
K20Cエンジンはレブリミット7,000rpmまで一気に回る特性を持っています。マフラー交換で排圧を下げると、高回転域での伸びが体感しやすくなります。とはいえ、マフラー単体でのパワーアップ効果は限定的です。体感できるのは主にレスポンスと排気音の変化という点は理解しておいてください。
車検適合性と保安基準の確認ポイント
FL5タイプRのマフラー交換で車検を通すには、以下の基準をすべて満たす必要があります。
- 近接排気騒音: 96dB以下が条件です。2016年以降の新車は加速走行騒音の規制も加わっています。
- 最低地上高: マフラー最下部で9cm以上の確保が求められます。ローダウン車は特に注意が必要です。
- はみ出し禁止: テールエンドがバンパーから突出していると不合格になります。
- 触媒の維持: 純正触媒を取り外すと排ガス規制に抵触します。フロントパイプ交換時は特に注意してください。
2024年10月からOBD車検が本格的に開始されています。FL5はOBD車検の対象車種です。エグゾーストバルブのエラーコードが記録されていると不合格になる可能性があるため、バルブ対応の有無がマフラー選びで見落とせないポイントです。
JQR(自動車用品品質規格)とJASMA(日本自動車スポーツマフラー協会)は、マフラーの保安基準適合を認定する機関です。JQR認定品は「事前認証」を取得しており、車検時に追加の検査が不要です。JASMA認定品も同様に車検対応の証明となります。
本記事で紹介する5製品はすべてJQRまたはJASMA認定を取得した車検対応品です。競技専用マフラーは本記事の対象外としています。
シビックの足回りやホイールに関する情報はシビック FL1 おすすめホイールも参考になります。タイヤとマフラーを同時に検討するオーナーが多いため、シビック FL1 タイヤおすすめもあわせて確認してみてください。
各製品の詳細レビュー
1. HKS LEGAMAX Sports(コスパ最優先の選択肢)
HKS LEGAMAX Sportsは、FL5用マフラーの中でAmazon実勢価格21万円台と最も手が届きやすい価格帯です。比較した結果、コストパフォーマンスでは他4製品を明確に上回ります。
スペック:
- 型番: 31021-AH005
- 素材: チタン(S3/S4L)
- パイプ径: 74.7φ → 60.5φ×2
- テール径: 119φ(HKSロゴ入り)
- 重量: 18.5kg
- 近接音量: 93dB(純正84dB、+9dB)
- 地上高: 125mm
- 車検対応: JQR認定
バルブレス仕様を採用しており、全回転域で均一なスポーティサウンドが得られます。純正のようにモードで排気音を切り替える機能はありません。常にスポーティな排気音が出るタイプです。
75φパイプのフルストレート構造により、純正比30%の排圧低減を達成しています。中間パイプで74.7φから60.5φ×2に分岐する設計で、排気干渉を抑えつつ効率的な排気を実現しています。
デメリットとして、重量18.5kgはチタン製としてはやや重めの部類に入ります。FUJITSUBOの12.9kgと比較すると5.6kgの差があります。軽量化を最優先する場合はFUJITSUBOに軍配が上がります。
一方で、純正のエグゾーストバルブ制御に対応するアクチュエータが付属しています。これによりエラーコードが記録されないため、OBD車検にも対応している点は安心材料です。メーカー定価304,700円(税込)に対してAmazon価格が213,290円と、約9万円安く購入できるのも注目に値します。
2. ロッソモデロ COLBASSO ZEEK-Ti(コスパ+チタンテールの個性派)
ロッソモデロ COLBASSO ZEEK-Tiは、HKSとほぼ同価格帯の214,500円です。独自のチタンテールデザインで差別化を図っている製品になります。
スペック:
- 素材: チタン+ステンレスのハイブリッド構造
- テール: チタン焼き色テール
- 車検対応: 保安基準適合
- Amazon価格: 214,500円(税込)
- 在庫: 残りわずか(2026年3月時点)
- 生産: 国内生産品
ロッソモデロはマフラー専業メーカーとして国内生産にこだわっています。愛知県に自社工場を構え、溶接から仕上げまで一貫して手がけている点が特徴です。
コスパの観点ではHKSと拮抗しますが、ブランドの知名度ではHKSに及びません。一方で、少量生産品のため他のFL5オーナーと被りにくいという利点があります。オンリーワンのリアビューを求めるオーナーには刺さる選択肢です。
チタンとステンレスのハイブリッド構造を採用しており、テール部分にチタンを使用しています。チタン特有の焼き色グラデーションが見た目のアクセントになります。
デメリットとして、大手メーカー品と比較すると流通量が少ない点が挙げられます。Amazon上では「残りわずか」の状態です。入手のタイミングによっては待ち時間が発生する可能性があります。また、公開されているスペックデータ(重量・音量等)がHKSやFUJITSUBOと比べて少なく、数値で比較しにくい面もあります。
3. BLITZ NUR-SPEC CUSTOM EDITION VSR(3本出しで存在感を求めるなら)
BLITZのNUR-SPEC CUSTOM EDITION VSRは、FL5用マフラーの中で唯一の3本出しデザインを採用した製品です。純正の3本出しレイアウトを踏襲しつつ、チタンカラーのテールで見た目を差別化しています。
スペック:
- 型番: 63206V
- 素材: オールステンレスボディ(SUS304)
- テール: 3本出し(チタンカラー仕上げ)
- Amazon価格: 262,100円(税込)
- 車検対応: 保安基準適合
FL5の純正マフラーは3本出しテールを採用しています。社外マフラーに交換すると1本出しや2本出しになり、リアビューの印象が大きく変わるのが一般的です。比較した結果、3本出しを維持できるのはこのBLITZ製品だけという点が最大の差別化ポイントです。
テールにはチタンカラーコーティングが施されており、ステンレスでありながらチタンのような外観が得られます。実際のチタン素材ではないため軽量化には寄与しませんが、見た目と価格のバランスが取れた仕様です。
コスパの観点ではHKSやロッソモデロの21万円台に対して262,100円とやや上の価格帯です。この差額は3本出しデザインへの対価と捉えるかどうかで評価が分かれます。
デメリットとして、オールステンレスボディのためチタン製と比較すると軽量化効果は限定的です。サーキットでのタイムアタックを視野に入れる場合は、素材面でHKSやFUJITSUBOが有利です。
4. 5ZIGEN SP500(ステンレス砲弾テールの硬派な選択肢)
5ZIGEN SP500は、オールステンレスボディにポリッシュ仕上げの砲弾型テールを組み合わせた製品です。248,600円と中間価格帯に位置しています。JASMA基準をクリアした車検対応品です。
スペック:
- 型番: SP3006-N
- 素材: SUS304ステンレス(オールステンレス)
- テール: ポリッシュ砲弾タイプ
- Amazon価格: 248,600円(税込)
- 車検対応: JASMA基準適合
5ZIGENはモータースポーツ直系のブランドとして国内で高い知名度を持っています。S耐やスーパーGTへの参戦実績があり、レース現場で培った排気ノウハウを市販品に反映しているメーカーです。
SUS304ステンレスは耐腐食性と耐久性に優れた素材です。チタンと比較すると重量はやや増加しますが、10年以上の長期使用でも劣化が少ない点がステンレスの強みです。塩害地域や降雪地帯でFL5を使用するオーナーにとっては、素材の耐久性がマフラー選びの分かれ目になります。
砲弾型テールはポリッシュ仕上げで、クラシカルなスポーツカーの印象を演出します。鏡面に磨き上げられたテールが存在感を放ちます。BLITZの3本出しとは対照的な1本出しデザインです。
コスパの観点では、ステンレス製としては中堅的な価格設定になります。チタン製のHKSが21万円台であることを考えると、素材のグレードに対して割高感があるのは事実です。しかし5ZIGENのモータースポーツ実績と、ステンレスならではの長期耐久性に価値を見出すなら、候補に入れて損はない製品です。
5. FUJITSUBO A-RM+c(最高峰の軽量化と性能を求めるなら)
FUJITSUBO A-RM+cは、チタン本体+カーボンテールという組み合わせで12.9kgの軽量化を達成した最上位グレードです。JQR認証番号(JQR60234102)を取得済みで、車検にも対応しています。
スペック:
- 型番: 270-52114
- 素材: チタン本体 + カーボンテール
- パイプ径: 70.0φ → 60.5φ
- テール径: 118φ ラウンドスラッシュ(カーボンW)
- 重量: 12.9kg(純正比約30%軽量化)
- 近接音量: 89dB / アイドリング71dB / 2000rpm時81dB / 3000rpm時78dB
- 車検対応: JQR60234102認定
- 付属: 純正エグゾーストバルブキャンセラー
- メーカー定価: 533,500円(税込)
比較した結果、重量12.9kgは5製品中で最軽量です。HKSの18.5kgと比較すると5.6kgの差があります。サーキット走行を視野に入れるなら、リア側で5kg以上の軽量化は回頭性に直結する数値です。
FUJITSUBOは音量データを詳細に公開している点も評価できます。アイドリング時71dB、近接89dB、2000rpm時81dB、3000rpm時78dBという数値です。車検基準96dBに対して7dBのマージンがあり、経年劣化で音量が多少上がっても余裕があります。
テールにはカーボン素材を採用しており、ラウンドスラッシュ形状のダブル出しです。チタンの焼き色とカーボンの組み合わせは、リアビューの高級感を大きく引き上げます。
純正エグゾーストバルブキャンセラーが付属しているため、バルブ制御の処理も完結します。HKSのアクチュエータ方式とは異なるキャンセラー方式ですが、目的は同じくエラーコードの発生を防ぐことです。
デメリットとして、431,111円(Amazon価格)は5製品中で最高額です。メーカー定価533,500円からは約10万円安いものの、HKSの約2倍の出費になります。予算に余裕がないと手が出しにくい価格帯であることは間違いありません。コスパの観点では最も不利ですが、軽量化と音質を両立したい場合は他に代替が見当たりません。
純正マフラー vs 社外マフラーの違い
FL5の純正マフラーと社外マフラーを比較すると、以下の違いがあります。
| 項目 | 純正マフラー | 社外マフラー(今回の5製品) |
|---|---|---|
| 重量 | 約18kg | 12.9〜18.5kg |
| 近接音量 | 84dB | 89〜93dB |
| 排圧 | 標準 | 最大30%低減(HKS公式値) |
| バルブ制御 | あり(可変バルブ) | キャンセラー付属 or バルブレス |
| 保証 | メーカー保証対象 | 社外品のためメーカー保証対象外の場合あり |
| 価格 | 純正交換で10万円前後 | 21万〜43万円 |
社外マフラーの最大のメリットは排気効率の向上と軽量化です。一方で、純正バルブ制御が失われる点はトレードオフになります。HKSはアクチュエータ付属でOBD車検にも対応しています。FUJITSUBOはバルブキャンセラー方式を採用しており、アプローチは異なりますが目的は同じです。
純正マフラーを修理交換する場合の費用は10万円前後です。社外マフラーは最低でも21万円以上かかるため、コストだけで見れば純正の方が経済的です。ただし、社外マフラーでしか得られない排気音の変化や軽量化を求めるなら、投資に見合うリターンがあります。
保証面での注意点として、社外マフラー装着中にエンジンや排気系のトラブルが発生した場合、ディーラー保証の対象外になるケースがあります。新車保証期間中のオーナーは、交換前にディーラーへ相談しておくのが無難です。
ホイール交換も同時に検討する場合はシビック FL1 ホイールのPCDとオフセットで基本スペックを確認できます。
選び方ガイド:素材・音量・予算で絞り込む
FL5用マフラーを選ぶ際に、比較すべき軸は「素材」「音量」「予算」の3つです。
素材別の特徴
マフラーの素材は大きく3種類に分かれます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、使用環境と予算に応じて選んでください。
- チタン: 軽量で耐熱性が高い素材です。使い込むと焼き色が出て、経年変化を楽しめます。ただし価格は高めの傾向です。本記事ではHKS・FUJITSUBO・ロッソモデロが該当します。
- SUS304ステンレス: 耐腐食性と耐久性に優れた素材です。チタンより重いものの、長期使用での劣化が少ないのが強みになります。塩害地域のユーザーに向いています。BLITZ・5ZIGENが該当します。
- カーボンテール: FUJITSUBO A-RM+cのみが採用しています。見た目のインパクトが大きく、テール部分のさらなる軽量化に寄与します。ただしカーボンは飛び石等の衝撃に弱い面があります。
音量で選ぶ
純正の84dBから社外品に交換すると、5〜9dBの音量増加が見込まれます。dBは対数スケールのため、3dBの増加で音圧は約2倍になります。数値の差以上に体感的な印象は変わります。
音量比較の目安は以下のとおりです。
| 製品 | 近接音量 | 純正比 | 印象 |
|---|---|---|---|
| 純正 | 84dB | ±0 | 静か |
| FUJITSUBO A-RM+c | 89dB | +5dB | 上品なスポーツサウンド |
| HKS LEGAMAX Sports | 93dB | +9dB | 明確にスポーティ |
静かめの音量を求めるならFUJITSUBO A-RM+c(近接89dB)が有力候補です。住宅街での使用や早朝・深夜の始動音を気にする場合は、音量の低い方が安心です。スポーティな音量を求めるならHKS LEGAMAX Sports(近接93dB)が該当します。
なお、BLITZ・5ZIGEN・ロッソモデロの3製品は近接音量の公式データが非公開です。取り付け後の音量が気になる場合は、購入前にメーカーへ問い合わせるか、みんカラ等のユーザーレビューで装着後の感想を確認してください。
予算別の選び方
予算を軸にした選択の指針を整理します。
| 予算帯 | 該当製品 | 特徴 |
|---|---|---|
| 21万円台 | HKS / ロッソモデロ | コスパ最優先。チタン素材でこの価格帯は稀少 |
| 25万円台 | 5ZIGEN / BLITZ | 中間価格帯。ステンレスの耐久性 or 3本出しデザイン |
| 43万円台 | FUJITSUBO | 最高峰。チタン+カーボンで12.9kgの最軽量 |
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- 6BA-FL5全グレード適合確認済み(メーカー公式適合表で確認)
- 車検対応品(JQR/JASMA認定取得済み)を条件(競技専用品は除外)
- Amazonで購入可能な製品に限定(実勢価格と在庫状況を確認済み)
- 国内ブランドまたは国内正規流通品を優先(保証・サポートの観点)
- 税込213,000〜440,000円の価格帯
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事の製品が最適ではない可能性があります。
- 予算20万円以下で探している方 — 本記事の5製品はすべて21万円以上です。FL5用マフラーは構造上の複雑さから低価格帯の選択肢が限られています。中古品やヤフオクでの入手を検討する場合は、JQR/JASMA認定の有無を事前に確認してください。
- DIY取り付けを予定している方で工具がない場合 — FL5のマフラー交換にはリフトアップが必須です。ジャッキスタンドのみでの作業は安全上の理由から非推奨です。カー用品店やチューニングショップへの取り付け依頼(工賃15,000〜30,000円前後)を検討してください。
- 純正の可変バルブ制御を維持したい方 — 社外マフラーに交換すると、純正のエグゾーストバルブ制御は基本的に失われます。静粛モードが必要な環境で使用する場合は、純正マフラーの維持も選択肢に入ります。
- ディーラー保証を気にする方 — マフラー交換により、排気系に関するメーカー保証が無効になる場合があります。新車購入直後の方はディーラーに事前確認を取ることを強く推奨します。
失敗しやすいポイント
FL5のマフラー交換で失敗を防ぐために、以下の3点を押さえてください。
1. エグゾーストバルブへの対応を確認する
FL5は純正でエグゾーストバルブ(排気可変バルブ)を搭載しています。社外マフラーに交換する際、このバルブへの対応方法はメーカーによって異なります。
- HKS: アクチュエータ付属でバルブ制御をキャンセル(エラーコードなし)
- FUJITSUBO: バルブキャンセラー付属
- BLITZ/5ZIGEN/ロッソモデロ: 製品仕様を要確認
バルブ未対応の状態で取り付けると、エンジン警告灯が点灯する場合があります。購入前にバルブ対応の有無をメーカーに確認しておくと安心です。
2. フロントパイプとの組み合わせに注意
マフラー(リアピース)だけでなく、フロントパイプも同時交換を検討するオーナーがいます。しかし、フロントパイプ交換は触媒の位置に影響するため、排ガス規制の問題が生じる可能性があります。
特にFL5は2022年発売の新しいモデルのため、排ガス規制が厳しい世代に属します。触媒レスのフロントパイプを装着すると、排ガス検査で不合格になるリスクが高まります。
車検対応を維持するなら、まずリアピース(マフラー本体)のみの交換から始めるのが安全です。FUJITSUBOではFL5用フロントパイプ(610-52115)も販売されていますが、組み合わせる場合は車検対応の可否をメーカーに確認してから購入してください。
3. 取り付け工賃を事前に確認する
FL5のマフラー交換工賃は、ショップによって15,000〜30,000円程度です。ただし、以下の追加作業が発生すると総額が変動します。
- ガスケット交換: 1,000〜3,000円
- 純正バルブの配線処理: ショップによって追加工賃あり
- ボルト固着時のガス切断: 追加料金が発生する場合あり
事前に電話やメールで見積もりを取っておくと予算計画が立てやすくなります。チューニングショップによっては、そのショップで購入した製品以外の持ち込み取り付けに追加工賃がかかるケースもあります。Amazonで購入して持ち込み取り付けを依頼する場合は、その旨を事前に伝えておいてください。
LED交換やドラレコ取り付けと同時施工で工賃を節約できる場合もあります。シビック LED交換ガイドで対応パーツを確認しておくと、まとめて依頼する際の参考になります。
FAQ
Q1. FL5シビックタイプRのマフラー交換で馬力は上がりますか?
マフラー(リアピース)単体の交換では、体感できるほどの馬力向上は限定的です。排圧低減による中〜高回転域のレスポンス改善が主な効果です。パワーアップを目的とする場合は、フロントパイプやECUチューンとの組み合わせが必要になります。
Q2. 車検対応マフラーなら問題なく車検に通りますか?
JQR/JASMA認定品であれば保安基準を満たしていますが、取り付け状態によっては不合格になる場合があります。テールエンドのはみ出し、最低地上高9cm未満、排気漏れなどが主な原因です。取り付け後にディーラーや整備工場で事前確認を受けると安心です。
Q3. 純正の3本出しテールを維持できる社外マフラーはありますか?
本記事で紹介した中では、BLITZ NUR-SPEC CUSTOM EDITION VSR(63206V)が3本出しデザインを採用しています。他の4製品は1本出しまたは2本出しのレイアウトです。3本出しにこだわるなら、BLITZ一択という結論になります。リアビューの印象を純正から大きく変えたくない場合に適した選択肢です。
Q4. マフラー交換でエンジン警告灯は点灯しますか?
FL5は純正エグゾーストバルブを搭載しているため、バルブ未対応のマフラーを取り付けるとエラーコードが記録され、警告灯が点灯する可能性があります。HKSはアクチュエータ付属、FUJITSUBOはキャンセラー付属で対応しています。購入前にバルブ対応の有無を確認してください。
Q5. チタンマフラーとステンレスマフラーはどちらが長持ちしますか?
耐久性の観点では、SUS304ステンレスの方が長期的な耐腐食性に優れます。チタンは軽量で耐熱性が高いものの、塩害地域や融雪剤が散布される環境では変色や表面の劣化が進む場合があります。北海道や東北など降雪地帯でFL5を使用するなら、ステンレス製のBLITZや5ZIGENが向いています。温暖な地域で使用するならチタン製を選ぶのが合理的です。
Q6. FL5のマフラー交換はDIYで可能ですか?
リフトアップ設備と基本的な工具(14mmソケット、ラチェット等)があればDIYでも作業は可能です。ただし、車両下での作業になるため、ジャッキスタンドのみでの施工は安全上の理由から避けてください。初めてのマフラー交換であれば、チューニングショップへの依頼(工賃15,000〜30,000円)が手堅い選択です。
Q7. マフラー交換後に純正に戻すことはできますか?
純正マフラーを保管しておけば、いつでも純正に戻せます。ボルトオン交換のため、取り外しも取り付けと同等の作業時間で済みます。車両の売却時やディーラー入庫時に純正に戻したい場合に備え、純正マフラーは処分せずに保管しておくのが賢明です。ガスケットは再利用できない場合があるため、新品を1枚用意しておくと安心です。
Q8. FL5のマフラーはFK8(先代タイプR)用と互換性がありますか?
FL5とFK8ではマフラーの取り付け位置やフランジ形状が異なるため、互換性はありません。FK8用のマフラーをFL5に流用することはできません。購入の際は「FL5」「6BA-FL5」の適合表記を確認してください。型式を間違えると取り付けできないため、注意が必要です。
まとめ:用途別のベストな選択肢
FL5シビックタイプR用マフラー5製品を比較した結果、用途別のベストな選択肢は以下のとおりです。
- コスパ最優先 → HKS LEGAMAX Sports(213,290円)。チタン製で21万円台は、FL5用マフラーとしては最も手が届きやすい価格です。
- 軽量化と性能の両立 → FUJITSUBO A-RM+c(431,111円)。12.9kgの軽さとJQR認定の安心感を兼ね備えた最高峰です。
- 純正レイアウト維持 → BLITZ NUR-SPEC VSR(262,100円)。FL5唯一の3本出し社外マフラーで、リアビューの統一感を保てます。
- ステンレスの耐久性重視 → 5ZIGEN SP500(248,600円)。モータースポーツ直系ブランドの信頼性とSUS304の耐腐食性が強みです。
- 個性派・少量生産品 → ロッソモデロ COLBASSO ZEEK-Ti(214,500円)。コスパとチタンテールの個性を両立した穴場的存在です。
いずれも車検対応品のため、街乗りとサーキット走行を両立したいFL5オーナーに適した製品ばかりです。
最終的な判断は「何を最優先にするか」で決まります。21万円台の予算で収めたいならHKSかロッソモデロの二択です。サーキットでのタイムアタックを視野に入れるなら、12.9kgのFUJITSUBOが有力です。純正のリアビューを崩したくないなら、3本出しのBLITZ一択になります。
マフラー選びに正解は1つではありません。予算・用途・見た目の好みを整理したうえで、自分のFL5に合った1本を選んでください。迷った場合は、まずAmazonで各製品のレビューと在庫状況を確認してから判断するのが確実な手順です。価格は変動するため、最新の情報をリンク先で確認することを推奨します。
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