BMW i7(G70)のワイパーサイズ|650mm・475mm

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BMW i7(G70)のワイパー交換で起きやすい間違いは、輸入車用や車種専用とうたうセットを長さの組み合わせを見ずに選び、運転席側が 600mm のような別の組み合わせを買ってしまうことだ。ワイパーメーカーの OXIMO の適合表では、BMW 7シリーズ(G70)セダン(2022年7月1日以降)のフロントワイパーは運転席側 650mm(26インチ)・助手席側 475mm(19インチ)の2本で、BMW の報道資料サイトは i7 xDrive60 の写真を G70 の分類で載せている。替えを選ぶときは、この長さの組み合わせに加えて、取り付け部の形と商品ごとの対応年式まで見ておく。

目次

i7(G70)のフロントワイパーのサイズ

i7 が G70 の世代の車として扱われていることは、BMW の報道資料サイトで確かめられる。BMW Group PressClub Japan は、i7 xDrive60 の写真(2022年4月の表記)を「G70」の分類で載せている。そのうえで、確かめた2つの出典の値を並べると次のようになる。

出典 対象の書き方 運転席側 助手席側 取り付け部の呼び方
OXIMO(ワイパーメーカー)の車種別適合表 BMW 7シリーズ(G70)セダン(2022年7月1日以降) 650mm(26インチ) 475mm(19インチ) B-Type
英国のワイパー専門店の i7 の案内 2022年以降の i7 26インチ 19インチ ピンチタブ(pinch tab)式

英国のワイパー専門店の案内では、2022年以降の i7 は運転席側が 26インチ、助手席側が 19インチのワイパーを使うとされている。インチで見ると、OXIMO の G70 セダンの値と同じ組み合わせだ。

OXIMO の適合表に載っているのはフロントの2本(運転席側・助手席側)だけで、リヤワイパーの記載は無い。リヤについては下のよくある質問で触れる。

i7 のグレードと年式の扱い

i7 xDrive60・i7 eDrive50・i7 M70 xDrive

報道(Car Watch)によると、2023年5月29日の発表で、7シリーズのラインアップに電気自動車の i7 eDrive50(後輪駆動)と i7 M70 xDrive(4輪駆動)が加わった。i7 xDrive60 はそれより前からラインアップにあり、2つの新しいモデルの納車は 2023年第4四半期以降の予定とされた。

確かめた適合表(OXIMO の G70 セダンの表と、英国の専門店の i7 の案内・一覧)は、i7 xDrive60・i7 eDrive50・i7 M70 xDrive のようなグレードごとにサイズを分けて載せていない。グレードでサイズが違うという記載は無く、どのグレードでも同じという BMW の明示も確かめていない。i7 eDrive50 や i7 M70 xDrive に乗っているなら、今付いているワイパーを測って 650mm・475mm かを見てから買うのが手堅い。

ライトのバルブも替える予定があるなら、型番は次の記事にまとめてある。

2026年4月に公開された新型

報道(Car Watch)によると、新型の7シリーズ(完全電動の i7 を含む)は 2026年4月23日に日本で初めて公開され、日本への導入の時期や仕様は決まり次第案内するとされた。その記事にワイパーの変更の記載は無く、確かめた適合表にもこの新型を分けて扱う記載は無い。新型の i7 に 650mm・475mm が合うとは言い切れないので、今付いているワイパーの長さを測るか、取扱説明書や販売店で確かめる。

ミリ表記の差と取り付け部の形

19インチは 475mm と 480mm の表記がある

英国のワイパー専門店の i7 用の一覧では、26インチの品は 650mm、19インチの品の多くは 475mm と表記されている一方、Valeo の 19インチの品は 480mm と表記されている。インチの表記が同じでも、ミリの表記はブランドで数ミリ違うことがある。数ミリの差に戸惑ったら、インチの表記と対応車種の表記を合わせて見るとよい。

取り付け部の呼び方は出典で違う

OXIMO の適合表は取り付けの方式を「B-Type」とし、車種と年式に合わせた専用の取り付け部を使うとしている。英国の専門店は i7 のフロントのアームを「ピンチタブ式」と案内している。長さが合っていても、取り付け部の形が今のアームに合うかは別に確かめる。

買う前に今のワイパーを見ておく

買う前に、今付いているワイパーのブレードの長さを運転席側と助手席側で別々に測り、アームとの接続部の形を見ておく。左右で長さが違うので、付けるときに取り違えないためにも測った値は控えておくとよい。

運転席側 650mm・助手席側 475mm と違う組み合わせ(たとえば運転席側が 600mm のセット)は、i7 用として選ばない。輸入車用・車種専用セットと書かれていても、長さの組み合わせと対応車種の表記を確かめる。

替えワイパーを選ぶときの見どころ

i7(G70)の替えワイパーは、次の順に見ていけば選び間違いが減る。

  1. 商品名や商品説明に i7(G70)の記載があるか
  2. 運転席側 650mm・助手席側 475mm の組み合わせか
  3. 左右2本のセットか
  4. 取り付け部の形(アダプターの有無と種類)が今のアームに合うか
  5. 対応の年式の書き始めが、自分の車の年式を含むか
  6. ハンドル位置の条件があるか

5番目は見落としやすい。販売ページの商品説明では、対応の年式の書き始めが商品で違い、SPARCO の品は i7(G70)セダンの 2022年7月以降、Rondrive の品は G70/G71 の 2022年12月以降としている(どちらも出品者の記載)。自分の車の年式が、その商品の書く範囲に入るかを見る。

商品名に i7 と G70 の表記がある替えワイパー

販売中で、商品名に i7 と G70 の表記がある品を2つ取り上げる。条件は販売ページの商品説明(出品者の記載)に書かれた範囲で、商品ごとに違う。

項目 Rondrive のワイパーブレード SPARCO のレーシングワイパーブレード
商品説明の対応の書き方 i7(2022-現行)の G70/G71(2022.12-現行)。商品名の年式は 2022-2025 i7(G70)セダンの 2022年7月以降
長さ 運転席側 650mm・助手席側 475mm 運転席側 650mm・助手席側 475mm の左右2本セット
取り付け部 ピン式。標準のインターフェース専用で、延長型には対応しない 付属する7種類のアダプターのうち S3 を使う
ハンドル位置の条件 右ハンドル車専用 商品名と商品説明の箇条書きに記載が無い
取り付けの工具 要らないとされる 商品名と商品説明の箇条書きに記載が無い

Rondrive のワイパーブレード(i7 の表記の品)

販売ページの商品説明では、i7(2022-現行)の G70/G71(2022.12-現行)に適合し、運転席側 650mm・助手席側 475mm とされている(出品者の記載)。商品名の年式は「2022-2025」で、商品説明の「現行」と書き方が違う。G71 という記号は、ほかに確かめた出典には出てこない。

接続形状はピン式で、標準のインターフェース専用、延長型のインターフェースには対応しないとされている。商品説明は、購入前に車両に合うかを必ず確かめること、純正ワイパーの最も長い寸法を測ることを勧めている。また、この品の商品説明は右ハンドル車専用としているので、自分の車のハンドル位置を確かめてから選ぶ。

素材は形状記憶合金とゴムの複合素材を使ったオールシーズン対応のタイプで、ゴムには天然ゴムの素材を使うとされている。激しい雨や積雪が見込まれるときは専用のスノーワイパーを勧め、ワイパーは年に1回の交換を勧めている。

右ハンドル車で、年式が商品説明の書く範囲(G70/G71 の 2022年12月以降)に入り、今の接続部が標準のインターフェースなら、この品を候補に入れてよい。

Rondrive ワイパーブレード i7 G70 用 650mm/475mm

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SPARCO のレーシングワイパーブレード(i7(G70)セダンの表記の品)

販売ページの商品説明では、対応車種は i7(G70)セダンの 2022年7月以降で、運転席側 650mm・助手席側 475mm の左右2本セットで、7種類のアダプターが付属し、そのうち S3 を使うとされている(出品者の記載)。

同じ商品説明では、黒ではなくカーボン調のコーティングを採用し、空力を考えた設計でガラス面への密着をねらい、NANO コーティングの技術を使ったゴムとされている。

一方で、この品の商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、ハンドル位置(右・左)の条件と、取り付けの工具の要否の記載は無い。2022年7月から11月の i7(G70)セダンに乗っているなら、Rondrive の品の書く範囲の外でも、こちらの書く範囲(2022年7月以降)には入る。ハンドル位置が気になる人は、出品者に確かめてから選ぶ。

SPARCO レーシング ワイパーブレード i7(G70)セダン用

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交換の目安と付け替えの流れ

交換を考えるサイン

拭いた後に筋や拭きムラが残る、作動のときにビビり音が出る、ゴムに切れや硬さが見える。このどれかが出たら、ブレードの交換を考える。

付け替えの流れ

  1. フロントガラスの上にタオルを置く
  2. アームを起こす
  3. 接続部のロックを外して古いブレードを外す
  4. 新しいブレードの長さを見て運転席側と助手席側を確かめてから付け、ロックが掛かったことを確かめる
  5. アームを静かに戻し、作動させて拭き残しを見る

アームの起こし方や取り付け部の外し方は車と商品で違うことがあるので、車の取扱説明書と商品の説明書に従う。Rondrive の品の商品説明は、ワイパーの連結部を元のアームに付けるだけとしたうえで、アームが跳ね返ってフロントガラスに当たらないよう、ガラスの上に厚手のタオルや専用のプロテクターを置くよう注意している(出品者の記載)。

i7(G70)とほかの BMW の記事

BMW の報道資料サイトでは、i7 は G70 の世代の車として扱われている。同じ i7(G70)のナビの記事と、同じ G70 の7シリーズのサンシェードの記事、ほかの BMW のワイパーサイズの記事を挙げておく。

よくある質問

i7 eDrive50 と i7 M70 xDrive でもサイズは同じ?

確かめた適合表は、グレードごとにサイズを分けて載せていない。グレードでサイズが違うという記載は無いが、どのグレードでも同じという BMW の明示も確かめていない。今付いているワイパーが運転席側 650mm・助手席側 475mm かを測ってから選ぶ。

2026年に公開された新型の i7 にも合う?

2026年4月23日に日本で公開された新型は、確かめた適合表に分けて扱う記載が無く、650mm・475mm が合うとは言い切れない。確かめ方は上の「2026年4月に公開された新型」の節のとおりだ。

19インチで 480mm と書かれた品でも使える?

英国の専門店の i7 用の一覧には、19インチで 480mm と表記された Valeo の品がある。インチの表記が同じでもミリの表記はブランドで数ミリ違うことがあるので、その品が自分の車に付くかは、商品の対応車種の表記と取り付け部の形で確かめる。

リヤワイパーのサイズは?

OXIMO の適合表に載っているのはフロントの2本だけで、リヤワイパーの記載は無い。英国の専門店の i7 の案内もフロントのサイズだけを示している。リヤワイパーの有無やサイズは、確かめた出典からは言えないので、車の取扱説明書で確かめる。

まとめ:買う前の確認リスト

  • 長さは運転席側 650mm・助手席側 475mm の組み合わせか(OXIMO の 7シリーズ(G70)セダン・2022年7月1日以降の値)
  • 今付いているブレードの長さと接続部の形を、左右別々に見たか
  • 商品の対応年式の書き始めとハンドル位置の条件が、自分の車に当てはまるか
  • 2026年4月に公開された新型の i7 なら、今のワイパーを測るか取扱説明書・販売店で別に確かめたか

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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