更新日:2026年5月
本記事はメーカー公式情報および取扱説明書の記載値を基に編集しています。最終的な適合判定は、車検証に記載の型式・年式と販売店資料で照合してください。
ハスラーのエアコンフィルター純正品番(型式・年式別)
ハスラーのエアコンフィルターは、世代によって純正品番が異なります。型式は車検証の「型式」欄で確認できます。MR31S/MR41S は初代、MR52S/MR92S は2020年1月にフルモデルチェンジした2代目です。装着してみると分かりますが、フィルターの寸法も世代間で異なるため、品番違いの流用はできません。
| 世代 | 型式 | 販売期間 | 純正品番 |
|---|---|---|---|
| 初代 | MR31S / MR41S | 2014年1月〜2020年1月 | 95861-82K00 |
| 2代目 | MR52S / MR92S | 2020年1月以降 | 95860-74P00 |
注意:「13780-50M00」はエンジン側のエアクリーナー(エアエレメント)の品番で、エアコンフィルターとは別部品です。同じ「フィルター」と呼ばれるため通販サイトでも混同されることがあります。購入時は商品名に「エアコン」または「キャビン」と記載されているかを確認してください。
オーナーの声では、ディーラーで純正フィルターを取り寄せた場合、部品代が約2,200〜2,800円、工賃を含めると3,500〜4,500円程度というケースが多く報告されています。DIY であれば部品代のみで済みます。
互換品番と社外メーカーの選び方
社外メーカーからは、純正同等の除塵タイプから抗ウイルス・抗アレルゲンまで複数のグレードが販売されています。装着してみると同じ寸法でも繊維密度や活性炭量が異なり、体感での消臭効果に差が出ます。代表的な互換品番を整理しました。
| メーカー | 品番 | 適合世代 | タイプ |
|---|---|---|---|
| DENSO | DCC7006 / DCP7006 | MR31S/MR41S 系 | クリーンエア(標準除塵) |
| PMC | PC-912B | MR31S/MR41S | 標準 |
| PMC | PC-916 | MR52S/MR92S | 標準 |
| BOSCH | ACM-S04 / ACM-S10 | 世代別あり | 除塵(コンフォート) |
| BOSCH | AS-S10 / AP-S10 | MR52S/MR92S | 抗ウイルス・抗アレルゲン(プレミアム) |
| ピュリエール | PU-912P | MR31S/MR41S | 活性炭入り(脱臭強化) |
本記事のおすすめ選定基準
選び方に迷ったときは、求める性能から逆算するのが分かりやすい方法です。体感として、機能ごとに価格差が1,000円前後で収まるため、用途に合わせて選択するのが現実的です。
- 純正同等で迷いたくない人:純正 95861-82K00 / 95860-74P00、または DENSO DCP7006(純正 OEM 系)
- 花粉・PM2.5 を抑えたい人:活性炭+静電タイプ(ピュリエール PU-912P など)
- 抗ウイルス性能を重視する人:BOSCH アエリストプレミアム AP-S10
- コストを抑えて短いサイクルで交換したい人:1,000円台の OEM 互換品(HooMoo、HELIOS など)
- ペット同乗・喫煙環境:活性炭量の多い脱臭強化タイプを優先
社外品の中には、品番だけ純正と同じでもフィルター繊維の目が粗い製品があります。レビューで「すぐに目詰まりした」「期待した脱臭効果がなかった」と書かれているものは避けるのが無難です。詳しい選定軸はハスラーの社外パーツ選定の考え方も参考になります。
取り付け場所と交換手順
エアコンフィルターは助手席のグローブボックス奥に設置されています。取り付けの際に注意したいのは、ストッパーの解除方向と、フィルターの挿入向きです。作業時間は約5〜10分、工具は不要です。
交換手順
- グローブボックスを全開にする:助手席側のグローブボックスを開け、中の荷物を取り出します。
- 両側のストッパーを内側に押す:左右の側面(ダッシュボード側)にあるストッパーを、両手で内側に押し込みながら手前に引き抜きます。
- 奥のフィルターケース蓋を外す:収納部を外すとフィルターケースの蓋が見えるので、左側面の出っ張り(ツメ)を引き上げて蓋を外します。
- 古いフィルターを引き抜く:水平に挿入されているだけなので、つまんで手前に引くと外れます。粉塵やカビが付着している場合は、ケース内も乾いた布で軽く拭き取ります。
- 新しいフィルターを正しい向きで挿入:純正は「↑UP」表記が上向きになるように差し込みます。BOSCH アエリスト系は「AIR FLOW ↓」表記が記載されているため、矢印が下向きになるよう装着します(風は上から下へ流れる構造のため、純正と表記方向が逆になる)。
- 蓋・収納部を元に戻す:ケース蓋を戻し、収納部のストッパーを元の位置にはめ込んで完了です。
取り付けの際に注意したいのは、フィルター向きを誤ると集塵性能が大きく落ちる点です。オーナーの声では、逆向きに装着していて1ヶ月後に気付いたという報告もあります。
DIY 自体に不安がある場合は、ハスラーの DIY メンテナンス全般のコツもあわせて確認しておくと、他のメンテナンスにも応用できます。
交換時期の目安と「カビ・臭い」が出る前の判断
取扱説明書では、エアコンフィルターの交換時期は1年または10,000km毎が推奨されています。寒冷地や粉塵の多い地域では、半年または5,000kmへと短縮した方が安全です。体感として、交換せずに2万kmを超えると、エアコン始動時にこもった臭いが出始めるケースが多く見られます。
交換時期の判断材料
- 走行距離:1万km毎の定期交換が基本
- 使用期間:1年経過で繊維の目詰まりや吸湿が進む
- 臭い:エアコン始動時のカビ臭、ホコリ臭が出始めたら早めに交換
- 風量低下:送風モードでもダッシュボードからの風が弱く感じる場合は目詰まりのサイン
- 花粉時期の不調:車内で鼻づまりやくしゃみが増える場合、フィルターが機能していない可能性
購入前に確認すべき注意点
ハスラーのエアコンフィルターは型式で品番が分かれるため、購入前のチェックを怠ると不適合品が届くリスクがあります。
- 型式違いで適合外になる:MR31S/MR41S と MR52S/MR92S は寸法が異なります。型式は車検証の「型式」欄を確認してから購入してください。
- 互換品の品質差:1,000円未満の無名ブランド品は、フィルター繊維密度が低く性能が劣る場合があります。レビューの平均評価4.0以上を目安に選ぶと失敗しにくい傾向です。
- 取り付け向きの表記違い:純正は「↑UP」、BOSCH 系は「AIR FLOW ↓」と表記が逆になります。装着前に矢印方向を確認してください。
- エアクリーナーとの混同:「エアフィルター」と表記された商品の中には、エンジン側のエアクリーナー(13780-50M00 など)が含まれます。商品名に「エアコン」「キャビン」と入っているかを確認しましょう。
体感として、純正同等品でも1年使用後はフィルター表面が灰色に変色し、活性炭タイプでは脱臭効果が低下します。劣化が見えたら早めに交換するのが車内環境を守る近道です。
ハスラー オーナーがよく持つ疑問
Q1. 自分のハスラーがどの型式か分かりません。どこで確認できますか?
車検証の「型式」欄に記載されています。MR31S または MR41S なら初代(95861-82K00)、MR52S または MR92S なら2代目(95860-74P00)です。年式で見分ける場合、2020年1月のフルモデルチェンジ前後が境界となります。
Q2. 純正と社外品、どちらが長持ちしますか?
寿命の差はわずかですが、純正は安定した品質で1年/1万kmの設計値を満たしやすい傾向です。社外品は活性炭量や繊維密度で性能差があり、高機能タイプ(BOSCH アエリストプレミアム等)は1年使用でも臭い吸着力が残るとされています。価格と性能のバランスで選ぶと良いでしょう。
Q3. エアコンフィルターを交換しないとどうなりますか?
主な症状は3つです。1つ目はエアコン始動時のカビ臭・ホコリ臭の発生、2つ目は風量低下、3つ目は花粉や PM2.5 の車内侵入です。長期間放置すると、エバポレーター(熱交換器)にもカビが移り、専門業者によるクリーニングが必要になる場合もあります。
Q4. ディーラーや整備工場で交換した場合の工賃はいくら程度ですか?
工賃は約1,500〜2,500円が相場です。部品代と合わせて、純正フィルターをディーラー交換すると合計で3,500〜4,500円ほどになります。DIY であれば部品代のみ(純正で約2,000〜2,800円、互換品で約1,000〜3,000円)で済みます。
Q5. ターボ車と NA で品番は違いますか?
エアコンフィルターは室内側の空気清浄部品のため、エンジン仕様(ターボ/NA)による品番の違いはありません。MR31S/MR41S は共通で 95861-82K00、MR52S/MR92S は共通で 95860-74P00 です。エンジン側のエアクリーナーは仕様で品番が分かれるため、混同に注意してください。
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