更新日:2026年3月
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結論 — N-BOX JF5/JF6のドラレコ取り付けはDIYで完結できる
電装・足回り・制動・灯火まわりの作業は安全に関わるため、取扱説明書の注意事項を確認し、不安がある場合は整備工場や専門店へ依頼する前提で検討します。
本記事はN-BOX JF5/JF6(2023年10月以降のモデル)を対象としています。JF3/JF4(旧型)とは内装構造・配線色が一部異なります。ご自身の型式・年式をご確認のうえ確認材料になります。
N-BOX JF5/JF6にドラレコをDIYでの取り付けを検討たいオーナーがつまずきやすいのが、「カメラ固定位置」と「配線の隠し方」です。実際の作業例でも、「配線が天井内張りに入らない」「Aピラーの外し方が分からない」という声が目立ちます。
本記事ではJF5/JF6固有の注意点を踏まえ、シガーソケット電源から本格的なヒューズ/オプションカプラー電源まで、自分の技量に合わせて選べる手順を解説します。
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取り付けに必要な工具・材料リスト
作業前に工具と材料を揃えておくと、途中で手が止まりません。
共通で必要な工具
| 工具 | 用途 | 目安 |
|---|---|---|
| 内装剥がし(トリム工具) | Aピラー内張り・天井クリップの取り外し | 1本あれば十分 |
| マイナスドライバー(細め) | 内張りクリップの浮かし | 内装剥がしの代用可 |
| 結束バンド | 配線のまとめ | 数本用意 |
| マスキングテープ | ガラス清掃前の養生・仮止め | 作業効率向上 |
| アルコール(パーツクリーナー可) | ガラスの取り付け面清掃 | 粘着力確保に必須 |
ヒューズ/カプラー電源を使う場合の追加材料
| 材料 | 用途 |
|---|---|
| オプションカプラー(JF5/JF6対応) | ヒューズボックス上部に差し込んで電源取り出し |
| 配線通し(または針金・釣り糸) | 蛇腹ゴム内のコード通しに使用 |
| コルゲートチューブ | リアクォーター部の配線保護(前後カメラ必須) |
JF5/JF6対応のオプションカプラーは市販されており、ヒューズボックス上部に差し込むだけで常時・ACC・イグニッション電源をまとめて取り出せます。一からヒューズを探す手間が省けるため、初めて電源取り出しを行うオーナーにも向いています。
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ドラレコ取り付け位置と電源方式の選び方
フロントカメラの固定位置(HONDA SENSING対応)
フロントカメラはルームミラー裏への設置が標準的です。ただしJF5/JF6はHONDA SENSING(ホンダセンシング)のカメラユニットがフロントガラス中央上部に設置されているため、センサーユニットが視野に入る位置への取り付けは避けてください。
センサーカバー左側あたりにドラレコ本体を配置するのが、オーナーの間でよく見られる方法です。センサーカバーは取り外さず、カバーと天井内張りの隙間にコードを通します。
電源取り出し方法の比較
| 方法 | 難易度 | 配線の見栄え | 駐車監視 |
|---|---|---|---|
| シガーソケット | 初級 | 目立つ | 不可(原則) |
| ヒューズボックス直結 | 中級 | スッキリ | 常時電源で可能 |
| オプションカプラー | 中級 | スッキリ | 常時電源で可能 |
シガーソケットは差し込むだけで完結する一方、コードがフロントガラスに沿って丸見えになります。配線を隠したい場合はヒューズまたはオプションカプラーからの電源取り出しが向いています。
駐車監視モードを使うには常時電源(バッテリー電源)が必要で、前述のオプションカプラーであれば常時電源も同時に引き出せます。
ドライブレコーダー本体の選び方はN-BOX JF5 おすすめドラレコで機能・画質・予算別に比較しています。ナビ取り付けも同時に検討するならN-BOX JF5 ナビ取り付けガイドもどうぞ。配線ルートが一部重なるため、同時施工でトータル作業時間を短縮できます。
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ドラレコ取り付け手順【フロント・リア5ステップ】
STEP 1: フロントカメラ本体の固定
まずガラス面の清掃から始めます。取り付け位置をアルコールで拭いてから乾燥させ、粘着力を最大限に引き出します。位置決めはマスキングテープで仮止めするとずれにくく、最終的な角度調整もしやすくなります。
装着してみると、吸盤タイプより両面テープタイプのほうがガラスとの一体感があり、振動によるずれが少ないというオーナーの声が多く聞かれます。
STEP 2: 電源コードをルーフライニングへ押し込む
カメラ本体から伸びる電源コードを天井内張り(ルーフライニング)の端に押し込みます。作業時間は約10〜20分です。コードが細い場合はルーフライニングから落ちてくることがあるので、コード端にスポンジテープを巻いて少し太くすると摩擦で固定されてスッキリ仕上がります。
コードはフロントガラス上端沿いに、助手席側のAピラー方向へ通すのが一般的なルーティングです。
STEP 3: Aピラー内張りの取り外しと配線ルーティング
Aピラー(フロントドアとフロントガラスの間の柱)の内張りを外し、コードを内側に通します。JF5/JF6のAピラー内張りはクリップで固定されています。エアバッグの展開方向ラベルが貼ってある部分付近を、内装剥がしで軽く押してクリップのツメを解除します。引っ張りすぎるとクリップが破損するため、少しずつ慎重に外してください。
Aピラー内のコードは、ゴムシール部分の内側を通します。ゴムシールを少し浮かせると自然な空間ができ、コードを押し込みやすくなります。
STEP 4: ヒューズボックスへの接続(またはオプションカプラーの差し込み)
コードをAピラー下端から足元に引き出したら、電源に接続します。ヒューズボックスは運転席アクセルペダルの右上、足元パネルの内側に位置しています。
JF5/JF6の重要な注意点:配線の色がJF3以前の型式と逆になっています。
| 線の色 | JF5/JF6の意味 | JF3以前の意味 |
|---|---|---|
| 黄色 | バッテリー(常時)電源 | ACC電源 |
| 赤 | ACC(アクセサリー)電源 | バッテリー電源 |
この逆転を知らずに接続すると、ACC電源のつもりで常時電源につないでしまい、バッテリー上がりの原因になります。テスターで極性を確認してから接続してください。
オプションカプラーを使う場合はヒューズボックス上部の差し込み口に挿入するだけで、各電源がラベルで識別できるため配線色の逆転を意識せずに作業できます。
STEP 5(前後カメラの場合): リアカメラの配線
リアカメラの配線は、フロントから車内後方へコードを引き回す作業です。前後カメラ取り付けで最も時間がかかる工程で、体感としては前後合計作業時間の半分以上をリア配線が占めます。
手順の概要:
- 後部座席ヘッドライニングの端に沿って配線を通す
- バックドア側天井クリップを外し、ヘッドライニングをわずかにめくる
- バックドアの蛇腹ゴムを取り外す(リアゲートヒーター線と同じ経路を使用)
- 配線通しを使ってコードを蛇腹の中に通す
リアクォーター部(後部座席横の内張り内側)は非常に狭く、金属製の鋭利な部分があります。コルゲートチューブでコードを保護してから通してください。保護なしで作業するとコードの被覆が傷つき、断線や漏電の原因になります。
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配線を隠すコツとJF5/JF6固有の注意点
ルーフライニングへのコード押し込み方
コードは指の腹を使ってルーフライニングの縁に押し込みます。一度に長い距離を押し込もうとせず、10〜15cmずつ手を進めるとうまくいきます。コードが落ちてくる箇所にはスポンジテープを巻くか、両面テープで軽く固定する方法が有効です。
Aピラーの正しい外し方(エアバッグに注意)
JF5/JF6はAピラー内にカーテンエアバッグが収納されています。内張りを外す際に無理な力を加えるとエアバッグ展開センサーに影響する場合があります。クリップの位置を確認しながら、ツメをゆっくり解除する意識で進めてください。
取り付けの際はAピラーを戻す時のクリップの向きにも注意します。クリップが正しく嵌まっているか、軽く引っ張って確認してから作業を終えます。
HONDA SENSING搭載車のカメラ位置
JF5/JF6は全グレードでHONDA SENSINGが標準装備です。フロントガラス上部のセンサーユニットを塞がない位置にドラレコを固定します。センサーカバーの左側(助手席側)に配置するのが一般的に向いているとされています。
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取り付け前に確認したい3つの注意点
以下に該当する場合は、DIY作業の前に内容をよく確認してください。
- DIY作業が初めての方 — 配線隠しは難所もあります。シガーソケット電源からスタートし、配線隠しは別日に挑戦する段階的な進め方も有効です。
- 前後2カメラを一人で取り付けたい方 — 蛇腹への配線通しは両手が必要なため、もう一人いると作業が楽になります。作業時間は5時間以上を想定してください。
- 駐車監視モードを使いたい方 — 常時電源の確保が必要です。シガーソケット電源では原則として駐車監視は利用できません。オプションカプラーまたはヒューズから常時電源を引き出してください。
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FAQ
Q1. N-BOX JF5のドラレコ取り付けは初心者でもできますか?
シガーソケットからの電源取り出しであれば、DIY初心者でも30分〜1時間で完了します。配線を完全に隠したい場合は内装剥がしの作業が必要になるため、初級〜中級の難易度です。初めての方はまずシガーソケット電源で動作確認してから、後日配線を整える順序で進めると無理がありません。
Q2. オプションカプラーとヒューズ電源、どちらがよいですか?
オプションカプラーのほうがスムーズに作業できます。ヒューズボックス上部に差し込むだけで常時・ACC電源を同時に取り出せるため、JF5/JF6固有の配線色逆転を意識せず作業できます。ただしコストがやや高く(1,500〜2,000円前後・税込)なります。ヒューズ電源は安価ですが、配線色の確認をテスターで行う手間があります。
Q3. 前後カメラの配線を一人でやるのは難しいですか?
不可能ではありませんが、蛇腹ゴムへの配線通し作業で苦労するオーナーが多いです。作業時間は慣れない方で5〜8時間を想定してください。配線通し(針金や釣り糸など)を使うと、蛇腹へのコード通しがかなり楽になります。
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