更新日:2026年3月
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結論:防水重視ならCRAFT WORKS、デザイン重視ならHotfieldが有力
ムーヴキャンバスのフロアマットを探しているけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない。そんな方に向けて、Amazonで購入できる社外品フロアマットを5つ厳選した。防水タイプからデザイン重視のカーペットタイプまで、用途別に整理している。
この記事では、LA850S/LA860S(2代目・2022年7月〜現行)に対応するフロアマットを中心に取り上げた。2WDと4WDで形状が異なるため、購入前に自分の車両の駆動方式を確認しておこう。
ムーヴキャンバスにはLA800系(初代・2016年〜2022年)とLA850系(2代目・2022年〜現行)があり、フロアの形状が異なります。さらに2WDと4WD、電動パーキングブレーキと足踏みパーキングブレーキで適合が分かれます。商品名に「LA850S」「2WD」「電動パーキングブレーキ」などの記載を確認してください。
純正マットは高すぎる?オーナーが感じるフロアマットの悩み
ダイハツ純正のフロアマットは、高機能タイプで約29,000円、オールウェザータイプでも約20,000円と設定されている。消臭・抗菌・撥水・防汚・防ダニの5機能を備えた仕様は確かに魅力的だが、軽自動車のアクセサリーとしてはなかなかの出費に感じるオーナーが多い。
オーナーの声では「純正品の品質がいいのは分かるけど、もう少し手頃な選択肢が欲しい」という意見をよく見かける。社外品なら7,000〜10,000円台で、車種専用設計のマットが手に入る。純正の半額以下に抑えられるのは大きなメリットだ。
とくにムーヴキャンバスは女性オーナーの割合が高い車種でもある。デザインのかわいさで選ばれることが多いため、フロアマットにも内装に合ったカラーやテクスチャを求める声が目立つ。純正のグレー1色だけでは物足りないと感じる方には、カラーバリエーション豊富な社外品が選択肢として魅力的だ。
適合間違いへの不安
もうひとつ多い悩みが、適合の問題だ。ムーヴキャンバスには駆動方式とパーキングブレーキの形式で4つの組み合わせがある。
| 駆動方式 | パーキングブレーキ | 型式 | フロア形状の特徴 | マット購入時の注意 |
|---|---|---|---|---|
| 2WD(FF) | 電動パーキングブレーキ | LA850S | フロアトンネルが低い。運転席右にレバーなし | 「2WD・電動PB」対応品を選択 |
| 2WD(FF) | 足踏みパーキングブレーキ | LA850S | 運転席足元にブレーキペダルあり | 「2WD・足踏みPB」対応品を選択 |
| 4WD | 電動パーキングブレーキ | LA860S | フロアトンネルが2WDより高い | 「4WD・電動PB」対応品を選択 |
| 4WD | 足踏みパーキングブレーキ | LA860S | トンネル高め+足元ペダルあり | 「4WD・足踏みPB」対応品を選択 |
2WD用のマットを4WD車に敷くと、フロア中央部で浮いたり端が足りなかったりする。社外品マットは商品名やバリエーション選択で「2WD電動PB用」「4WD足踏みPB用」と分かれていることが多いため、自分の車両情報をしっかり照合しよう。
初代と2代目の混同
LA800系(初代)とLA850系(2代目)では、フロアの寸法や形状が変わっている。中古で購入した場合など、自分の車が何年式か分からないときは、車検証の型式欄で「LA850S」か「LA800S」かを確認すれば判別できる。
初代(LA800系)は2016年9月〜2022年7月まで販売され、2代目(LA850系)は2022年7月から現行で販売されている。見た目でも初代はフロントグリルが横長のデザイン、2代目はグリルが縦型に変わっているため判別しやすい。Amazonで購入する際は、商品名に「LA850S」または「LA800S」の記載があるかを確認して、自分の車に合った型式の製品を選ぼう。
社外品の品質は大丈夫か
「安い社外品は品質が心配」と感じるオーナーもいる。たしかに数年前の社外品フロアマットは、端の仕上げが雑だったりフィッティングが甘かったりする製品も見られた。しかし近年は各メーカーが3Dスキャンデータを活用して金型を作成しており、フィッティング精度は格段に向上している。
今回紹介した5製品は、いずれもLA850S/LA860S専用設計を謳っている。汎用品ではなく車種別の金型を使っているため、フロアの凹凸にしっかり沿うフィット感が得られる。とくにClazzioやHotfieldは国内ブランドまたは日本製であり、品質面での安心感が高い。
おすすめフロアマットの選定基準
本記事では、以下の条件をすべて満たす製品を選んでいる。
- LA850S/LA860S(2代目ムーヴキャンバス)への適合が商品ページに明記されている
- Amazonで販売中かつ在庫が確認できる(2026年3月時点)
- 税込7,090〜10,197円の価格帯(純正の半額以下)
- 車種専用設計であること(汎用品は除外)
- ユーザーレビューまたは商品説明で品質の裏付けがあること
純正フロアマットは高機能タイプ29,040円、オールウェザータイプ20,240円の2種類がダイハツ公式で設定されている。品質は申し分ないが、価格を考えると社外品も十分な選択肢だ。
フロアマットの素材を理解する — TPE・ゴム・カーペットの違い
素材選びはフロアマット選びの要だ。大きく3種類に分かれるため、それぞれの特徴を整理しておこう。
| 素材 | 防水性 | 踏み心地 | 手入れ | 耐久性 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| TPE(熱可塑性エラストマー) | ◎ 完全防水 | やや硬め | 水洗い・丸洗い可 | 3〜5年 | 7,000〜12,000円 |
| ゴム(ラバー) | ◎ 完全防水 | TPEより柔らかい | 水洗い可 | 3〜5年 | 8,000〜10,000円 |
| カーペット | △ 撥水加工のみ | 柔らかく快適 | 掃除機・ブラシ | 2〜4年 | 7,500〜11,000円 |
装着してみると、TPEとゴムは踏んだ瞬間に「しっかり固い」という印象を受ける。カーペットは「ふわっと柔らかい」感触で、靴を脱いで運転する方にはカーペットの方が快適だ。
TPEの最大の強みは、フチが立ち上がった3D構造で水分を閉じ込めること。雨の日に靴から滴る水滴や、子どもの食べこぼしがフロアに染みる心配がない。梅雨の時期や雪道を走ったあとなど、靴底が濡れやすい季節には防水タイプのありがたさを実感する。
一方、カーペットタイプは見た目の自然さとインテリアとの馴染みやすさが魅力だ。ムーヴキャンバスはかわいらしい内装が特徴の車種なので、カーペットで雰囲気を合わせるオーナーも多い。Hotfieldのウッド柄やチェック柄を選ぶと、純正にはない個性的な足元を演出できる。
ゴム(ラバー)タイプはTPEとカーペットの中間に位置する素材だ。TPEほど硬くなく、カーペットより防水性がある。Clazzioのラバーマットはこのカテゴリに該当し、程よい柔軟性と防水性を兼ね備えている。「3D構造ほど縁が高くなくていいけど、防水はほしい」という方にはラバーが向いている。
ムーヴキャンバス フロアマット おすすめ5選 スペック比較
5製品を一覧で比較し、そのあと各製品の特徴を詳しく解説する。
| 製品名 | 価格(税込) | 素材 | セット内容 | 防水 | 丸洗い | 日本製 | 在庫状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Clazzio NEWラバータイプ | 9,702円 | ラバー | 1台分 | ○ | ○ | ― | 在庫あり |
| Cartist 3Dフロアマット | 8,720円 | TPE | 4P(1+2列目) | ○ | ○ | ― | 在庫あり |
| CRAFT WORKS 3Dマット | 7,900円 | TPE | 1+2列目 | ○ | ○ | ― | 通常4〜5日 |
| Hotfield カーペットタイプ | 10,197円 | カーペット | 1台分 | △ | △ | ○ | 通常8〜9日 |
| Aviles カーペットタイプ | 7,500円 | カーペット | 1台分 | △ | △ | ― | 在庫あり |
1. Clazzio NEWラバータイプ — 国内ブランドの信頼感
Clazzioはシートカバーで知名度の高い国内ブランドで、フロアマットにもその品質ノウハウが反映されている。ラバー素材を採用しており、水洗いで簡単に汚れを落とせるのが日常的にありがたい。
装着してみると、純正マットに近いフィット感がある。マットの厚みも十分で、足元がしっかり保護されている感覚が得られる。Amazonが販売元になっているため、配送の速さや返品対応面でも安心だ。
体感として、ラバー特有のにおいは開封直後にやや感じるが、風通しのよい場所で1〜2日陰干ししておくとほぼ気にならなくなる。1台分セットで約9,700円は、純正高機能タイプの3分の1程度。品質と価格のバランスが取れた定番の一枚だ。
Clazzioはシートカバーとの統一コーディネートも視野に入れやすいブランドだ。フロアマットとシートカバーを同じメーカーで揃えることで、車内全体に統一感が出る。ムーヴキャンバスの純正インテリアの雰囲気を崩さず、さりげなくグレードアップしたい方に向いている。
2. Cartist 3Dフロアマット — 防水性とコスパのバランス
TPE素材を使った3D立体成型のフロアマットで、フチが高く立ち上がっている設計が特徴だ。雨の日に靴から滴る水滴や、ペットの毛・砂がフロアに広がるのを防いでくれる。
装着してみると、3D設計のおかげでフロアの凹凸にぴったり沿う。マットの端がフロアの壁面に沿って立ち上がるため、液体がマットの外に流れ出しにくい。ズレにくさも上々で、走行中にマットがペダル下に巻き込まれる心配はほぼない。
2WD専用モデルのため、4WDオーナーは別の製品を選ぶ必要がある点に注意したい。価格は約8,700円で、4ピースセットとしてはリーズナブルだ。水洗いだけで清潔を保てるので、メンテナンスの手間もかからない。
Cartistは中国系ブランドだが、ムーヴキャンバス専用の金型を起こしており、フィッティングの精度は高い。レビューでも「ぴったり合う」という評価が多数見られる。ただし、梱包状態によってマットに折り目がつくことがあり、開封後に平らな場所でしばらく放置すると自然に伸びる。
ムーヴのシートカバーと合わせて交換すれば、車内全体の清潔感がぐっと上がる。フロアマットとシートカバーの同時交換は、車の印象を一新するお手軽なリフレッシュ方法として人気がある。
3. CRAFT WORKS 3Dマット — 整備士監修で丸洗い対応
「自動車整備士監修」を掲げるCRAFT WORKSの3Dフロアマットは、防水性能と丸洗いのしやすさを両立している。1列目と2列目がセットになっており、約7,900円はこの価格帯で最もコスパに優れた選択肢だ。
オーナーの声では「ピッタリフィットの謳い文句に偽りなし」という評価が多い。作業時間は約10分で、純正マットを外してから敷くだけのシンプルな取り付けだ。マット表面に細かな凹凸があり、靴底がすべりにくい工夫も施されている。
取り付けの際に注意したいのは、マットの前後方向だ。前後を間違えると固定フックの位置が合わなくなる。パッケージに同梱されている取り付け説明書をよく確認してから作業に入ろう。通常発送まで4〜5日かかるため、急ぎの場合は納期に余裕を持って注文するのがおすすめだ。
4. Hotfield カーペットタイプ — 日本製でデザイン豊富
フロアマット専門店のHotfieldは、日本国内で製造されたカーペットタイプを展開している。STDグレー・マドラスグレー・プレーンベージュ・ホワイトウッド・チェックブラウンなど、カラーバリエーションが豊富だ。
装着してみると、カーペットならではの踏み心地のよさに気づく。TPE素材のようなひんやり感がなく、冬場でも快適に足を乗せられる。ムーヴキャンバスはかわいらしい内装が魅力の車種なので、インテリアの雰囲気を壊さない点は大きなメリットだ。
防水性はTPEタイプに比べると劣る。飲みものをこぼしたときは早めに拭き取る必要がある。ただし日常的な汚れは掃除機をかけるだけで対処できる。日本製という品質への安心感と、内装に合わせたカラー選びを重視する方に向いている。
なお、注文から発送まで8〜9日かかる受注生産方式だ。ムーヴのインテリアカスタムも参考にしながら、車内の雰囲気づくりを計画的に進めてみてほしい。
5. Aviles カーペットタイプ — 手頃な価格で3色展開
Avilesのカーペットタイプは約7,500円と、今回紹介する5製品の中で最も手頃な価格だ。ブラック・グレー・ベージュの3色展開で、シンプルなデザインを好む方に向いている。
2WD・電動パーキングブレーキ車用と4WD・足踏みパーキングブレーキ車用がバリエーションで分かれている。注文時の選択を間違えないように注意したい。
体感として、厚みは上位モデルと比べるとやや薄めだが、普段使いには十分な品質だ。フック穴もLA850S/LA860Sの純正位置に合わせて設計されている。コストを抑えつつ、純正からの乗り換えをまず試してみたい方に向く一枚だ。
カーペットの肌触りやパイルの密度は、10,000円台の製品と比べるとやや差を感じることがある。ただし「まずは社外品を試してみたい」「頻繁に交換するから安い方がいい」というスタンスであれば、Avilesのコストパフォーマンスは十分に高い。汚れたら丸ごと買い替えるという使い方にも適している。
フロアマットの取り付け手順 — 作業時間は約10〜15分
ムーヴキャンバスへの社外フロアマット取り付けは、特別な工具なしで完了する。以下の手順で進めていこう。
手順1: 純正マットを取り外す
運転席側のマットは純正固定フック(回転式クリップ)で留まっている場合がある。フックを反時計回りに90度回転させてロックを解除し、マットを持ち上げるだけで外せる。助手席と後席にフックがない車両もあるが、その場合はそのまま引き上げればよい。
手順2: フロア面を清掃する
マットを外すと砂やホコリが溜まっていることが多い。掃除機やウェットシートでフロアをきれいにしておこう。この一手間で新しいマットの密着度が変わる。フロアに水分が残っている場合はしっかり乾かしてから次の手順に進む。
手順3: 新しいマットの位置合わせ
社外品マットをフロアに置き、ペダル周辺に干渉していないか確認する。取り付けの際に注意したいのは、アクセルペダルやブレーキペダルの可動域をマットが妨げないことだ。ペダルを数回踏み込んで、マットが巻き込まれないかをチェックする。
手順4: 固定フックの取り付け
純正フックに対応している社外品であれば、フック穴を合わせてクリップを回転させて固定する。対応していない場合はマット付属のフックや面ファスナーを使う。固定が甘いとマットがズレてペダルに巻き込まれる危険があるため、走行前に確認しよう。
手順5: 最終チェック
シートを前後にスライドさせ、マットが挟まれないか確認する。後席も同様にチェックして完了だ。3Dタイプのマットは縁が立ち上がっているため、シートスライドの際に引っかからないかも見ておくとよい。
作業全体を通して特別な工具は一切不要で、手だけで完了する。取り付けに不慣れな方でも15分程度あれば前席・後席すべてのマットを交換できる。もし不安があれば、カー用品店のピットスタッフに相談するのも一つの手だ。オートバックスやイエローハットでは持ち込み取り付けに対応している店舗もあり、工賃は数百円〜無料の場合もある。
ちなみに、マットを取り外した状態で走行するのは避けたい。フロアの鉄板がむき出しになると傷や錆の原因になるだけでなく、靴底がフロアで滑ってペダル操作に支障が出ることもある。新しいマットが届くまでの間は、旧マットをそのまま使い続けるのが安全だ。
フロアマット購入前の注意点
2WDと4WDを取り違えない
繰り返しになるが、これが最も多い購入ミスだ。車検証の型式欄で「LA850S」なら2WD、「LA860S」なら4WDと確認できる。運転席のダッシュボード下にあるコーションプレートでも型式を確認できるので、車検証が手元にないときはこちらを見よう。パーキングブレーキの方式も合わせて確認し、商品ページのバリエーション選択で正しい組み合わせを選んでほしい。
Amazonの商品ページでは「2WD電動パーキングブレーキ」「4WD足踏みパーキングブレーキ」のようにバリエーションが分かれていることが多い。購入時にドロップダウンメニューから選ぶ形式なので、見落とさないよう注意が必要だ。
マットの厚みとペダル干渉
社外品マットの中には、純正より厚みがあるものがある。とくに3Dタイプは運転席側の縁が高く立ち上がっているため、アクセルペダルの下端との隙間が狭くなる場合がある。装着後にペダルを踏んで「引っかかり」がないか確認することが重要だ。
ムーヴキャンバスの運転席は軽自動車の中でもペダルとフロアの距離が近い設計になっている。3Dマットの中には縁の高さが5cm以上あるものもあるため、装着前に商品スペックで縁の高さを確認しておくと安心だ。もしペダルに干渉する場合は、カーペットタイプやラバータイプなど縁が低い製品に変更することを検討しよう。
カーペットタイプの防水対策
カーペット素材は液体に弱い。飲みものをこぼした場合、表面の撥水加工だけでは防ぎきれないことがある。コーヒーやジュースなど色の濃い液体がパイルの奥まで浸透すると、シミとして残ってしまうケースもある。
小さな子どもやペットを乗せる頻度が高い場合は、TPEまたはゴムタイプを選ぶ方が実用的だ。子どもの食べこぼしやペットの毛・砂も、TPEなら水で流すだけで簡単に除去できる。たまにしか汚れないなら、カーペットタイプでも定期的な掃除機がけで十分清潔に保てる。
ラゲッジマットは別売りの場合が多い
今回紹介した5製品はいずれもフロント+リア(1〜2列目)のセットだ。ラゲッジスペース(荷室)まで保護したい場合は、別途ラゲッジマットを購入する必要がある。フルセット(フロア+ラゲッジ+サイドステップ)で販売されている製品もAmazonにはあるため、荷室の汚れも気になる方はセット品を検討するとよい。
ちなみにFJCRAFTからはサイドステップマット(約4,980円)も販売されている。乗り降りの際にサイドシルに靴が当たって傷がつくのを防ぐアイテムだ。フロアマットと合わせて装着すると、足元まわりの保護がより充実する。
初代LA800系オーナーは要注意
初代ムーヴキャンバス(LA800S/LA810S)は2016年から2022年まで販売されたモデルで、現行型とはフロアの形状が異なる。本記事で紹介した5製品はすべて2代目(LA850S/LA860S)対応だ。初代オーナーは「LA800S」「LA810S」と記載のある製品を探す必要がある。購入ページで型式の記載をよく確認してほしい。
フロアマットのお手入れ方法 — 素材別のメンテナンス
フロアマットは定期的に手入れをしないと、ダニやカビの温床になりかねない。素材ごとのメンテナンス方法を押さえておこう。
TPE・ゴムタイプの手入れ
TPEやゴム素材のフロアマットは、車から取り出して水道水で丸洗いするのが最もシンプルな手入れ方法だ。泥汚れがひどい場合は中性洗剤をスポンジに付けて表面をこすり、水で流せばきれいになる。洗ったあとは日陰で乾かすのが基本だ。直射日光に長時間さらすとTPEが変形することがあるため、風通しのよい日陰に立てかけて乾燥させよう。
頻度としては月1回程度の水洗いで十分清潔を保てる。梅雨時期や雪道を走ったあとは、泥や融雪剤の汚れが溜まりやすいのでこまめな洗浄がおすすめだ。とくに融雪剤は塩分を含んでおり、放置するとマットの劣化を早める原因になる。
カーペットタイプの手入れ
カーペットタイプは丸洗いよりも掃除機がけが基本になる。マットを車から取り出し、裏面を軽く叩いて砂やゴミを落としてから掃除機をかけると効率がよい。
液体をこぼした場合は、まずタオルで吸い取り、その後に水で薄めた中性洗剤をタオルに染み込ませて叩くように拭く。ゴシゴシこするとパイルが潰れるため注意したい。洗濯機は基本的に非対応なので、どうしても汚れが落ちない場合はカー用品店のマットクリーニングサービスを利用する方法もある。
Hotfieldの日本製カーペットは撥水加工が施されているため、軽い水分なら表面で弾いてくれる。ただし撥水効果は使用とともに低下するため、市販の布用撥水スプレーを定期的に吹きかけると効果を維持しやすい。3M「スコッチガード」やYAMAHAの「防水スプレー」など、布製品向けのフッ素系スプレーが手軽に使える。
カーペットマットは季節の変わり目に一度車外に出して天日干しするのも有効だ。湿気を帯びたままにしておくとカビや悪臭の原因になる。30分〜1時間ほど風に当てるだけでかなりリフレッシュできる。
におい対策
新品の社外品マット(とくにTPEやゴム素材)は、開封直後に化学的なにおいを感じることがある。装着してみると車内にこもるケースも少なくない。対策としては、装着前に風通しのよい場所で1〜2日陰干ししておくと、においがかなり軽減される。装着後は窓を少し開けた状態で数日走行するとさらに和らぐ。
よくある質問(FAQ)
Q. 純正マットと社外品マット、品質に大きな差はある?
純正はダイハツ基準の厳しい品質試験をクリアしており、耐久性や難燃性では一歩リードしている。とくに純正高機能タイプは消臭・抗菌・撥水・防汚・防ダニの5機能を備えた素材を使用しているため、機能面では差がある。ただし社外品の車種専用設計品も、フィッティング精度は年々向上しており、日常使いで不満を感じることはほぼない。純正の約3分の1の価格で十分な品質が手に入ると考えてよい。防水面ではTPE素材の社外品が純正を上回るケースもある。
Q. 3Dマットは夏場に暑くないか?
TPE素材は直射日光を受けると表面温度が上がりやすい。真夏に長時間駐車したあとは、靴底から熱を感じることがある。気になる場合はサンシェードを使って車内温度の上昇を抑えるのが有効だ。冬場は逆にひんやりと感じるが、靴を履いた状態なら気になるほどではない。
Q. マットを重ねて敷いても大丈夫か?
純正マットの上に社外品マットを重ねるのは安全面でおすすめしない。マットの厚みが増すことでペダルとの干渉やズレのリスクが高くなる。国土交通省もフロアマットの重ね敷きに注意喚起しており、過去にはマットのズレが原因でアクセルペダルが戻らなくなる事故も報告されている。安全のため純正を外してから社外品を1枚だけ敷くのが基本だ。外した純正マットは保管しておくと、売却時に原状復帰できて便利だ。
Q. 洗剤を使って洗っても問題ないか?
TPEやゴムタイプは中性洗剤で丸洗いしても素材が劣化しにくい。カーペットタイプの場合は、アルカリ性洗剤を使うと色落ちや撥水加工の劣化が起こることがある。中性洗剤を薄めて使い、洗浄後は十分に乾燥させてから再装着しよう。商品の取扱説明で推奨洗剤が指定されている場合はそちらに従うのが確実だ。
Q. 車検で問題になることはあるか?
フロアマットの交換自体は車検の合否に影響しない。ディーラーや整備工場で「社外品マットだから車検に通らない」と言われることはまずない。ただし、マットがペダルに干渉して操作を妨げる状態であれば、保安基準に抵触する可能性がある。装着後に運転席に座り、アクセル・ブレーキの両ペダルをフルストロークまで踏み込んで引っかかりがないことを確認してから走行しよう。定期的に固定フックの緩みもチェックしておくと安心だ。
まとめ — 用途に合わせた1枚を選ぼう
ムーヴキャンバス(LA850S/LA860S)のフロアマットは、用途に応じて防水タイプかカーペットタイプかを選ぶのが基本だ。純正品の半額以下で手に入る社外品でも、車種専用設計のモデルなら十分なフィット感が得られる。
今回紹介した5製品の中では、防水重視ならCRAFT WORKSの3Dマット(7,900円)が最もコスパに優れる。デザイン重視ならHotfieldのカーペットタイプ(10,197円・日本製)が内装との調和を取りやすい。迷ったら、使用シーンを想像して「水に強い方がいいか、踏み心地がいい方がいいか」で判断すると失敗しにくい。
購入前にかならず確認してほしいのは、自分の車両が2WDか4WDか、パーキングブレーキの方式はどちらかだ。この2点さえ押さえれば、適合ミスなく快適なフロアマットが手に入る。
フロアマットは消耗品のため、2〜3年ごとの交換が目安になる。汚れが染みついてきたり、フチのヘタリが目立ってきたら買い替えのサインだ。社外品なら7,000〜10,000円程度で新品に交換できるため、定期的なリフレッシュにも向いている。ムーヴキャンバスの車内をいつも清潔に保ちたいなら、まずは足元からのカスタムを検討してみてほしい。
他のダイハツ車のフロアマット記事や、ムーヴキャンバスのカスタムに役立つ関連記事を以下にまとめた。

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