更新日:2026年5月
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結論:アトレーのエアコンフィルター純正品番【世代別早見表】
アトレーのエアコンフィルター品番は、世代によって扱いが大きく異なります。現行のS700V/S710V(2021年12月以降)は全車標準装備で品番88568-B2070を採用しています。一方で2017年以前のアトレーワゴン(S321G/S331G・S320G/S330G)は基本的にフィルターレス設計です。後付けキットが必要なケースが多く、世代別の早見表を冒頭で示します。
| 世代 | 型式 | 年式 | 標準装備 | 主な純正品番 |
|---|---|---|---|---|
| 現行アトレー(商用集約) | S700V/S710V | 2021.12- | 全車標準 | 88568-B2070/08975-K9004/08975-K9014/08975-K2004 |
| 中期商用アトレー | S321V/S331V | 2017.11-2021.11 | 一部装備 | 88568-B2030/88568-B2070/08975-K9004 |
| 中期アトレーワゴン | S321G/S331G | 2007.12-2017.11 | 未装着が基本 | 純正設定なし(後付PC-604B等) |
| 旧型アトレーワゴン | S320G/S330G | 2005.5-2007.12 | 未装着が基本 | 純正設定なし(後付PC-604B等) |
旧型ワゴンと現行型では、フィルターのスロット自体の有無が異なります。これが最大のポイントです。次章から世代ごとに詳しく解説します。
現行アトレー(S700V/S710V)の純正品番と互換情報
2021年12月以降のアトレー(S700V/S710V)は、ハイゼットカーゴと統合されて商用車にフルモデルチェンジしました。グローブボックス奥のフィルタースロットが全車標準で備わっています。エアコンフィルター交換は5分程度で完了します。
標準品番88568-B2070(クリーンタイプ)
S700V/S710Vのライン装着フィルターは、ダイハツ純正品番88568-B2070です。同じ品番群(88568-B2030/B2020)は幅広いダイハツ車で共通使用されます。具体的にはウェイク(LA700S/LA710S)、タント(LA600S/LA610S)、タフト(LA900S/LA910S)が該当します。グランマックス、ハイゼットトラックなどでも同じ品番群が使われています。価格相場はAmazonで確認すると純正品が1,500〜3,500円、互換品が750〜2,000円となっています。
上位品番08975-K9004/K9014/K2004の役割
ディーラーオプション扱いの上位フィルターには、機能別に3種類が用意されています。
| 純正品番 | 区分 | 主な機能 | 参考価格帯 |
|---|---|---|---|
| 88568-B2070 | 標準ライン装着 | 除塵・花粉対策(クリーンタイプ) | 1,500〜3,500円 |
| 08975-K9004 | ディーラーOP上位 | PM2.5対応高機能タイプ | 3,500〜5,500円 |
| 08975-K9014 | ディーラーOP上位+ | 高機能+コラーゲン保湿 | 4,000〜6,000円 |
| 08975-K2004 | ディーラーOPプレミアム | 脱臭・抗菌・抗ウイルス | 4,500〜7,000円 |
`88568-` で始まる品番は標準ライン装着の機能フィルターです。`08975-` で始まる品番はディーラーオプションで後から追加する上位グレードです。番号体系を覚えておくと部品共販で注文する際に迷いません。
定期メンテナンスをまとめて行いたい方には参考情報があります。オイル交換と一緒に確認すると効率的です。詳しくはアトレーのオイル交換時期と費用を参照ください。エアコンフィルターは1〜2年または1万〜2万kmが交換目安です。車検やオイル交換のサイクルに合わせやすい部品といえます。
社外の互換品にはいくつかの代表ブランドがあります。DENSO「DCC1009/014535-1660」、MAHLE「LAK566P」、エムリットフィルター「D-030」、ボッシュ「AF-S03」などです。いずれも純正規格に準拠しています。PM2.5対応や脱臭機能を強化したモデルが揃います。
中期・旧型アトレーワゴン(S321G/S331G/S320G/S330G)の対応
2017年以前のアトレーワゴンは、現行型と全く別系統のクルマです。乗用ワゴンとして開発された旧型2世代がここに含まれます。具体的にはS321G/S331G(2007.12-2017.11)と、その前期型S320G/S330G(2005.5-2007.12)です。これらの世代はエアコンフィルターを標準装備していません。
フィルター未装着車の実態
ダイハツのエアコンフィルター適合表を複数ショップ集計で確認しました。S320G/S330G・S321G/S331Gのアトレーワゴンには純正のフィルター設定がありません。ブロアモーター直結でエアを吸う構造になっています。「フィルターレス車」と呼ばれることもあり、車内に外気の塵や花粉が直接入ってきます。
後付けキット PC-604B の概要
社外メーカーから、未装着車向けの後付けキットPC-604B(集塵タイプ・PM2.5対応)が販売されています。グローブボックス→CPUカバー→ブロアモーターの順に取り外す手順です。ブロアモーター奥の円形開口部にフィルターを装着する仕組みになっています。爪と両面テープで固定する後付け前提の設計のため、装着には1時間前後を要します。
実際にカー用品店(タイヤ館・オートバックス系)で取り付け事例が公開されています。工賃は店舗にもよりますが3,000〜5,000円が目安です。エアコンの異臭や風量低下が気になる場合は別の記事も参考になります。詳しくはアトレーの異音・気になる症状の原因に切り分け方法を整理しました。原因の特定がしやすくなります。
商用ハイゼットカーゴ(S321V/S331V)との品番互換
同じS321/S331型式でも、商用のハイゼットカーゴ/アトレー(S321V/S331V)は事情が違います。2017年11月以降のモデルではフィルター対応スロットを持つ個体が増えました。純正品番は88568-B2030/B2070と現行型と同系統です。社外互換品の流通量も豊富にあります。乗用ワゴンS321Gと商用バンS321Vは型式末尾の文字(G/V)で設計世代が変わる点に注意してください。
交換場所と作業難易度(世代別)
エアコンフィルター交換のしやすさは、世代によって極端に異なります。各世代の作業条件を整理します。
| 世代・型式 | 交換場所 | 必要工具 | 所要時間 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| S700V/S710V | グローブボックス奥 | なし(手作業のみ) | 約5分 | 初級 |
| S321V/S331V(フィルターあり車) | グローブボックス奥 | なし | 約5〜10分 | 初級 |
| S321V/S331V(フィルターなし車) | ブロアモーター裏 | プラスドライバー・内張りはがし | 60分前後 | 中級 |
| S321G/S331G・S320G/S330G | ブロアモーター裏 | プラスドライバー・内張りはがし | 60〜90分 | 中級〜上級 |
S700V/S710V — グローブボックス奥(5分・初級)
現行アトレーの交換手順は次の流れになります。
- グローブボックスを開く
- 両サイドのストッパー爪を内側に押し込む
- グローブボックスを手前に引き出して取り外す
- 奥にある黒い蓋を外す
- 古いフィルターを抜き取り、新品を差し込む
- 蓋を戻し、グローブボックスを再装着する
工具不要・5分作業のため、DIY初心者でも問題なく交換できます。フィルターには上下と風向きの矢印マークがプリントされています。装着方向だけ確認してください。
旧型ワゴンは中級以上のDIY、または店舗依頼が無難
S321G以前のアトレーワゴンに後付けする場合は、内装の分解が必要です。グローブボックスとセンターコンソール周辺を外していきます。プラスドライバーと内張りはがし(プラスチック製)が必須で、初めての方には難しい作業です。カー用品店で工賃3,000〜5,000円程度を見込んで依頼するほうが、結果的に安く済むケースもあります。
失敗しやすいポイントと注意点
購入前に確認すべき注意点
エアコンフィルター選びで失敗しないために、以下の3点は事前に確認してください。
- 型式違いによる品番取り違え — 同じ「アトレー」でも、S700V(現行・商用)とS321G(旧型・乗用ワゴン)はフィルタースロットの有無が違います。型式は車検証の「型式」欄で確認できます。3桁数字とアルファベットの両方を照合してください。
- フィルターレス車への純正フィルター単体装着 — S320G/S321Gのフィルターレス車に純正品番88568-B2070を買っても入れる場所がありません。後付けキット(PC-604B等)かディーラーで取り付け加工を依頼してください。
- 装着方向の誤り — フィルターには「AIR FLOW」または矢印で風向きマークが印刷されています。逆向きに入れると風量が低下しフィルターの寿命も縮みます。装着前に方向を一度確認してください。
社外品の互換フィルターを選ぶ場合は、純正品番と自分の型式の両方を表示した商品が安全です。88568-B2070等の品番表記とS700V等の型式表記が並んでいるかを確認します。Amazonの商品説明欄に車種と型式が両方書かれているかをチェックしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. アトレーS700Vの純正エアコンフィルター品番は何ですか?
ダイハツ純正の標準ライン装着品番は88568-B2070です。上位グレードはディーラーオプションとして3種類が用意されています。PM2.5対応の08975-K9004、コラーゲン配合の08975-K9014、抗菌・抗ウイルス・脱臭の08975-K2004です。すべて2021年12月以降のS700V/S710Vに適合します。
Q2. 旧型アトレーワゴン(S321G)にもエアコンフィルターは装着できますか?
S321G/S331G・S320G/S330Gのアトレーワゴンは標準でフィルターを装着していません。純正フィルターをそのまま入れる場所がありません。社外メーカーから後付けキット(PC-604B等)が販売されています。グローブボックス奥のブロアモーター部分に取り付ける形です。作業時間は60〜90分で、DIYの場合は内張りはがしとプラスドライバーが必要です。
Q3. 88568-B2070と08975-K9004は何が違いますか?
`88568-` は標準ライン装着用、`08975-` はディーラーオプションで後から選べる上位品番です。88568-B2070は除塵と花粉対策が中心のクリーンタイプ、08975-K9004はPM2.5対応の高機能タイプです。価格は約2倍程度(純正で1,500円台と3,500円台)の開きがあります。
Q4. エアコンフィルターは何kmで交換すべきですか?
ダイハツの推奨は1年または1万kmごとです。シビアコンディション下では6カ月または5,000kmごとに短縮されます。実際の交換時期は使用環境で変わります。花粉の多い地域や砂塵の多い道を走る方は年1回が目安です。街乗り中心であれば1万km〜2万kmで交換すると風量と臭いの面で快適さを保ちやすくなります。フィルターを取り出して目視で黒ずみが激しい場合は早めの交換が無難です。
Q5. ディーラーで交換した場合の工賃はいくらですか?
S700V/S710Vの場合、現行型はDIYでも5分作業のためディーラー工賃は1,000〜2,000円が一般的です。フィルター本体(純正1,500〜3,500円)と合わせても3,000〜5,500円ほどで完了します。S321G以前のフィルターレス車に後付けする場合は、加工取り付けで工賃3,000〜5,000円が追加で発生します。
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