更新日:2026年3月
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結論:RAV4に合うルーフラック3選と選び方のポイント
【型式・年式の注意点】本記事はRAV4(50系・H31.4〜現行)を対象としています。型式はAXAH52/54/MXAA52/AXAP54などです。先代RAV4(40系)とはルーフレール形状が異なるため、40系オーナーの方はメーカーの適合表を別途ご確認ください。
RAV4のルーフスペースを活かしたいオーナーが増えています。キャンプ道具・スノーボード・カヤックなど、車内に入りきらない荷物をルーフに積めるルーフラックは、アウトドア派のRAV4オーナーに向いているパーツです。
ただし、似た名前の「ルーフキャリア」と「ルーフラック」を混同して購入するケースが多く見受けられます。本記事ではルーフラック(バスケット部分)に特化して、人気3製品を詳しく比較します。グレード別の適合確認・車検・取り付け方法・風切り音対策まで、購入前に知っておくべき情報をまとめました。
なお、ルーフラックを取り付けるには土台となるルーフキャリア(ベースキャリア)が別途必要です。ベースキャリアの選び方はRAV4 ルーフキャリア おすすめで詳しく解説しています。
ルーフラックとルーフキャリアの違い
購入前に最初に確認しておきたいのが、「ルーフラック」と「ルーフキャリア」の違いです。この2つを混同して購入すると、必要なパーツが揃わないことがあります。
ルーフキャリア(ベースキャリア)は、フット(脚)とクロスバー(横棒)で構成される土台です。車体のルーフに固定する骨格部分で、「ベースバー」と呼ばれることもあります。各メーカーがRAV4専用の適合品を販売しており、型式・年式を選んで購入します。
ルーフラック(ルーフバスケット/カーゴラック)は、そのクロスバーの上に乗せるバスケット状の荷台です。キャンプ道具やスポーツ用品などの荷物をネットやベルトで固定して運ぶ部分で、本記事でご紹介するのがこのパーツです。
ルーフラック単体では車体に取り付けられません。ベースキャリアとセットで使用する設計になっています。RAV4のベースキャリア選びについてはこちらの記事をご覧ください。
ルーフラックを選ぶメリットは、ルーフボックス(ハードケース)に比べてオープンな荷台のため、形を選ばず積み込めることです。サーフボード・ラダー・テント本体など、長物や不定形の荷物に対応できます。デメリットは雨天時に荷物が濡れやすい点で、防水バッグやカーゴカバーとの併用が一般的です。
ルーフラック vs ルーフボックス どちらを選ぶ?
ルーフボックス(ハードシェルタイプ)は完全防水・防塵で、荷物を雨から守れます。一方でサイズが固定されており、大型の荷物や不規則な形状の荷物は積みにくいです。ルーフラックは積む荷物の種類や量を柔軟に変えられます。スキーシーズンはスキー板を載せ、夏はキャンプ道具を積むといった使い方が得意です。
どちらにするか迷ったら、最もよく積む荷物の形を基準に選ぶことをお勧めします。スキー板・サーフボード・テントなど長物や不定形の荷物が多ければルーフラック、濡れたくない衣類や精密機器が多ければルーフボックスが向いています。
RAV4のグレード別ルーフレール確認
ルーフラックを選ぶ前に、自分のRAV4がどのタイプのルーフレールを持っているかを確認します。グレードによって適合するベースキャリアの種類が変わるためです。
フラッシュレール(フラット型)付きグレード
アドベンチャー(一部)・G・Xなどの多くのグレードに採用されています(AXAH52/54/MXAA52/AXAP54系 H31.4〜)。ルーフとほぼ面一になったフラッシュレールが装備されており、各メーカーの適合表に記載のあるベースフットを取り付けられます。RAV4ではこのタイプが最も一般的です。
ブリッジ型ルーフレール付き(オフロードパッケージ2)
レールが橋状に盛り上がった形状で、専用のアダプターが必要です。Rhino-Rack PioneerプラットフォームなどRAV4オフロードパッケージ専用品の選択肢があります。汎用のフット+バーセットはそのままでは適合しない場合があります。
ルーフレールなし(一部グレード)
一部の廉価グレードはフット固定のための専用穴(スルーホール)がない場合があります。この場合はメーカーの適合表で確認が不可欠です。カーメイトやTERZOの公式サイトで型式を入力して検索できます。
グレードや型式が不明な場合は、ダッシュボード左下の車検証に記載されている「型式」欄を確認してください。
ルーフレールの有無を確認する方法
車両の外観からも確認できます。ルーフ左右にバー状の突起があればルーフレールが付いています。フラッシュレールは車体と面一のため分かりにくいですが、ルーフ端部のカバーを触ると若干の段差を感じられます。オフロードパッケージ2のブリッジレールは明らかに橋状に持ち上がっているため、見た目で判別できます。
購入前の確認方法として、TERZOとカーメイトINNO両社の公式サイトには車種別適合表が無料で公開されています。車両の型式(例:MXAA52)とグレードを入力すると、推奨するベースキャリアのセット型番が表示されます。適合確認は購入前に行うことを強くお勧めします。
RAV4用ルーフラック3選 比較表
| TERZO EA319 | TERZO EA320 | INNO INA515 | Thule TH859XT | |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 約38,000円〜 | 約46,600円〜 | 約77,000円〜 | 参考価格あり |
| 外寸(L×W×H) | 122×99×16cm | 152×99×16cm | 140×120×8cm | 127×104×15cm |
| 重量 | 約12kg | 約15kg | 16.1kg | 約20kg |
| 耐荷重 | 80kg(バーとセット) | 80kg(バーとセット) | 75kg | 68kg(150lbs) |
| 素材 | スチール | スチール | アルミ | スチール |
| 整流板 | 標準装備 | 標準装備 | なし(Tスロット) | なし |
| 盗難防止機構 | 標準装備 | 標準装備 | メモリークランプ | なし(別途ロック推奨) |
| こんな人向け | コスパ重視・初心者 | 大容量・ファミリーキャンプ | 本格オーバーランダー | 国際ブランド・デザイン重視 |
ルーフラックの選び方ガイド
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- RAV4(H31.4〜 50系)のクロスバーに適合確認済み(各メーカー適合情報またはユーザー実装報告あり)
- 整流板(フェアリング)付きモデルを優先(高速走行時の風切り音を抑制)
- 税込38,000〜94,000円の実用的な価格帯(純正品の代替として競争力のある設定)
- マットブラック仕上げを優先(RAV4のアクティブなスタイリングと調和)
- 国内流通品で入手性が安定(Amazon Prime対応または有名量販店取扱あり)
積載目的別の選び方
キャンプ・ファミリーアウトドア向け
大容量と積載のしやすさを重視する場合はTERZO EA320(152cm)が最適です。コンテナボックス(70L)を3個並べて載せられる大容量が強みで、週末キャンプでテント・タープ・ランタンをまとめて積載したいオーナーに向いています。荷物量が少ない方や、駐車場の高さ制限が気になる方はEA319(122cm)も十分実用的です。
街乗りメインで時々アウトドアという方
見た目をスッキリさせたい場合はEA319(122cm)が最適です。全長が短い分、燃費への影響も大容量モデルより小さくなります。70Lコンテナ2個分の容量があるため、デュオキャンプやスキー板などの長物積載にも対応できます。
本格オフロードやオーバーランダースタイルを目指す方
INNO INA515はアルミ製で軽量かつ錆びに強く、Tスロットにオーニング・LEDライトバー・ロープフックなどのオプションパーツを追加できます。RAV4を長期的に本格的なキャンプカーにしたいオーナーに選ばれているモデルです。
サイズの選び方(RAV4のルーフ寸法から逆算)
RAV4(50系)のルーフ幅は約145〜150cmです。クロスバーの設置可能な間隔はグレードにより異なりますが、幅99cmのEA319/EA320は横方向に余裕を持って収まります。
長さ方向は、EA319(122cm)が標準的な積載用途に十分です。より大きな荷物を運ぶ場合はEA320(152cm)を選ぶとよいでしょう。ただし長いモデルほど風切り音が大きくなる傾向があります。
INNO INA515は140×120cmと横幅が広く、板状の荷物を横積みしやすい形状です。オフロードパッケージ車とも相性がよい設計です。
なお、RAV4でサンシェードを選ぶ際も幅の実測が重要になります。ルーフ周りのカスタムパーツ全般で寸法確認を習慣にしておくと、RAV4 サンシェードなどの購入時にも役立ちます。
整流板(フェアリング)の重要性
ルーフラック選びで見落としがちなのが、整流板の有無です。整流板とは、ラックの前面や上部に取り付ける風よけのパネルです。高速走行時に発生する「ブォー」という風切り音を大幅に抑える効果があります。
TERZO EA319・EA320のスマートスタイルシリーズは、整流板とストレートフロアパネルを標準装備しています。高速道路を頻繁に利用するオーナーには、整流板付きモデルを選ぶことを強く推奨します。
整流板なしモデルでも、後付けで追加できる製品があります。TERZOからはオプションのデザインパネル(EA322B等)が別売りされており、後から取り付けることが可能です。
素材の選び方(スチール vs アルミ)
スチール製(EA319/EA320)は強度が高く価格が手頃です。重量はEA319で約12kg・EA320で約15kgと比較的重めです。スチールは塩害地域や海沿いでの使用では錆びやすい傾向があるため、定期的なメンテナンスが必要です。
アルミ製(INA515)は同じ強度でも軽量で、錆びにくい特性があります。海沿いや雨が多い地域でのアウトドア利用に向いています。ただし価格はスチール製より高くなります。
おすすめ3選 詳細レビュー
第1位:TERZO EA320 スマートスタイル ロング
RAV4用ルーフラックの中で、バランス・容量・風切り音対策のすべてを高水準で満たしているのがTERZO EA320です。ファミリーキャンプからデュアルスポーツユーザーまで、幅広いシーンで活躍するモデルです。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | EA320 |
| 外寸 | 152×99×16cm |
| 内寸 | 134×79×13cm |
| 重量 | 約15kg |
| 素材 | スチール(マットブラック) |
| 整流板 | 標準装備 |
| 盗難防止 | 標準装備 |
70Lのコンテナボックスを3個並べて収納できる大容量が最大の強みです。テント(5kg)・タープ(1kg)・チェア・ランタンなど、ファミリーキャンプで使う装備を一括して積み込めます。車内の荷室を広く使えるため、同乗者の快適性も上がります。
マットブラックの仕上げはRAV4アドベンチャーやオフロードパッケージのダークな外装と相性が抜群です。整流板(フェアリング)を装備しているため、高速での風切り音を最小限に抑えられます。PIAA(ピア)が製造しており、品質安定性も高いです。
こんな人に向く:週末キャンプで大量の荷物を運びたい方、ファミリーでのアウトドア利用、RAV4アドベンチャー/オフロードパッケージのスタイリングに合わせたい方。
デメリット:全長152cmという大きさは立体駐車場の高さ制限に影響しやすいです。また価格は46,600円〜と、3製品の中では中間帯に位置します。
第2位:TERZO EA319 スマートスタイル レギュラー
コンパクトに使いたいオーナーや、初めてルーフラックを取り付ける方に向いているのがTERZO EA319です。EA320と同じスマートスタイルシリーズのレギュラーサイズで、整流板も標準装備されています。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | EA319 |
| 外寸 | 122×99×16cm |
| 内寸 | 103×79×13cm |
| 重量 | 約12kg |
| 素材 | スチール(マットブラック) |
| 整流板 | 標準装備 |
| 盗難防止 | 標準装備 |
サイズが小さい分、燃費への影響もEA320より軽微です。本体重量が12kgとEA320より軽く、着脱もしやすいという利点があります。70Lコンテナ2個分の容量があるため、デュオキャンプやスノーボード・スキー板などの長物の積載には十分対応できます。
38,000円〜という価格設定は3製品中最も手頃です。「まずルーフラックを試してみたい」という方の最初の1台として評判がよいモデルです。
こんな人に向く:コスパを重視する方、駐車場の高さ制限が気になる方、デュオや少人数でのアウトドア利用、スキー・スノーボードなどの長物積載。
デメリット:EA320と比べると収容量が少なく、ファミリーキャンプでは荷物を厳選する必要があります。
第3位:INNO INA515 ルーフデッキ120
オーバーランダースタイルやアウトドアカスタムを本格的に楽しみたいRAV4オーナーに向いているのがINNO INA515です。カーメイト(INNO)が手掛けるアルミ製ルーフデッキで、RAV4やCX-5などミドルサイズSUVに最適化されたモデルです。
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | INA515 |
| サイズ | 約140×120cm |
| 重量 | 16.1kg |
| 耐荷重 | 75kg |
| 素材 | アルミ(マットブラック) |
| 整流板 | なし(Tスロット装備) |
| 盗難防止 | メモリークランプ |
アルミ製のため錆びに強く、長期間使用しても外観が保たれます。Tスロットにより、サイドオーニング・LEDライトバー・ロープフックなどのオプションパーツを追加できます。RAV4を本格的なキャンプカーとして活用したいオーナーに選ばれているモデルです。
INNOのベースキャリアおよびトヨタ純正ベースキャリアに対応しており、メモリークランプで着脱が簡単です。耐荷重75kgの積載力を活かして、大型クーラーボックスや重量物を安心して積み込めます。
こんな人に向く:本格的なオーバーランダースタイルを目指す方、海沿いや雨が多い地域のオーナー、オプションパーツを追加して拡張したい方、長期的にカスタムを楽しみたい方。
デメリット:整流板が付いていないため、高速走行時の風切り音はTERZOのスマートスタイルシリーズより大きくなりやすいです。価格は77,000円〜と最も高額です。
ルーフラックで広がるRAV4の積載活用例
ルーフラックを取り付けることで、RAV4の積載可能なシーンが大きく広がります。実際のオーナーがどのように活用しているか、代表的な例をご紹介します。
ファミリーキャンプでの活用
テント(5kg)・タープ(1kg)・チェア4脚(8kg)・ランタン(1kg)など、ファミリー4人分のキャンプ道具をルーフラックに積めば、車内は快適なままです。荷室には食材や着替えなど取り出しやすいものを入れられます。
スキー・スノーボードでの活用
スキー板(約2kg×2セット)やスノーボード(約3kg×2セット)は、全長が長く車内に入れると邪魔になります。ルーフラックに縦積みすれば、後部座席を潰さずに済みます。TERZO EA319(122cm)でも170cmのスキー板は積載できます。ただし飛散防止のためネット固定が必要です。
サーフィン・SUPでの活用
サーフボード(約5〜8kg)やSUPボード(約10〜15kg)は、ルーフラックの横幅と耐荷重が合えば積載できます。サーフボードは専用の保護パッドを挟んで傷防止対策をすることをお勧めします。長距離搬送では専用のサーフボードラックアタッチメントも選択肢です。
オーバーランダー仕様としての活用
INNO INA515のTスロットを活用すると、LEDライトバー・バスケット付きサイドオーニング・ハイリフトジャッキキャリアなどを取り付けられます。RAV4アドベンチャーをベースに、本格的なアドベンチャービークルを構築したいオーナーに評価されています。
純正 vs 社外ルーフラックの比較
RAV4向けのルーフラックには、TRD純正品と社外品の2種類があります。それぞれに明確なメリット・デメリットがあるため、用途と予算で選ぶとよいでしょう。
TRD純正ルーフラック(参考価格:60,000〜80,000円程度)はトヨタのRAV4に最適化されており、適合の確実性と保証が最大の強みです。取り付けに関して販売店のサポートを受けられる点も安心感があります。一方で、ネット通販では入手しにくく、カスタマイズ性は社外品より限られます。
社外品(TERZO/INNO/Thule等)は価格・デザイン・機能のバリエーションが豊富です。各メーカーの適合表でRAV4対応を確認すれば問題なく使えます。オプションパーツの組み合わせで、自分だけのカスタムスタイルを実現できます。
初めてのルーフラック取り付けで適合に不安がある場合は純正品を選ぶのも一つの方法ですが、本記事で紹介したTERZO・INNOは国内メーカーのサポートが充実しており、社外品でも安心して使えます。
| TRD純正 | TERZO/INNO(社外) | |
|---|---|---|
| 適合確実性 | 高い | 適合表で確認が必要 |
| 価格 | 60,000〜80,000円 | 38,000〜94,000円 |
| カスタマイズ性 | 低い | 高い(オプション豊富) |
| 入手性 | ディーラー限定 | Amazon・量販店で入手可 |
| 保証 | メーカー保証あり | メーカー保証あり |
取り付け方法と難易度
事前準備:ベースキャリアの取り付け
ルーフラックを取り付ける前に、まずベースキャリア(フット+クロスバー)を車体に固定します。RAV4(H31.4〜)に対応したカーメイトINNO・TERZOなどのベースキャリアセットを使用します。
ベースキャリアの取り付け手順は製品の説明書に従います。フットの固定にはトルク管理が必要です。締め付けが甘いと走行中に外れる危険性があります。不安な場合は専門店での取り付けを検討することをお勧めします。
なお、RAV4をリフトアップしている場合は重心変化に注意が必要です。RAV4 リフトアップキットとの組み合わせでは、走行時の安定性を十分に確認してください。
ルーフラック本体の装着手順
- クロスバーにルーフラックを乗せる(2人作業が望ましい)
- 付属のクランプまたはボルトで前後4点を固定する
- クランプのボルトを六角レンチで規定トルクまで締める
- 左右のがたつきがないか確認する
- 初回走行後(30〜50km走行後)に増し締めを行う
作業時間の目安は20〜30分です。六角レンチ(製品付属またはホームセンターで入手可)があれば工具は揃います。
取り付け後の確認事項
取り付け直後は、以下の項目を走行前に確認します。クランプ4点の締め付け確認・ラック全体のがたつき確認・荷物ネットの固定状態確認の3点です。
初回の高速走行後(100〜200km走行後)にも増し締めを行うと安心です。振動で緩みが生じることがあるためです。
ルーフラックのメンテナンス方法
ルーフラックは屋外に常時さらされるため、定期的なメンテナンスが寿命に大きく影響します。
スチール製(EA319/EA320)のメンテナンス
月1回程度、水洗いで汚れを落とします。特に海沿いや積雪地域では塩分が付着しやすく、錆びの原因になります。年に1回程度、防錆スプレーを塗布すると長持ちします。傷がついた箇所は早めにタッチアップ塗装をするとよいでしょう。
アルミ製(INA515)のメンテナンス
アルミは錆びにくい素材ですが、酸化アルミ(白い粉状の汚れ)が付着することがあります。アルミ専用クリーナーで定期的に清掃するとつやを保てます。クランプ部分は可動部のため、年に1回グリスアップを行うとスムーズな着脱が維持できます。
共通のメンテナンスポイント
クランプのボルトは走行の振動で少しずつ緩みます。3ヶ月に1回程度の締め付け確認を習慣にすると安全です。荷物固定用ネットやベルトも劣化しやすいため、毎回使用前に亀裂や摩耗がないか確認してください。
失敗しやすいポイント
購入前に確認すべき注意点
グレード別のルーフレール形状を確認する
RAV4はグレードにより、フラッシュレール・ブリッジレール・レールなしの3パターンがあります。購入前にカーメイトやTERZOの適合検索で型式を確認することが最重要です。型式はダッシュボード左下の車検証に記載されています。
立体駐車場の高さ制限を測定する
ルーフラックを取り付けると全高が10〜20cm程度増加します。立体駐車場の高さ制限(2.0mまたは2.1mが多い)を超える可能性があります。駐車場の高さ制限と、ラック装着後の車高を事前に確認してください。
積載制限を守る
RAV4のルーフ最大積載量は車両によって異なりますが、一般的に75〜80kgです。ルーフラック自体の重さ(12〜16kg)を引いた残りが実際に積める重量となります。過積載は走行安定性の低下と車体への負荷につながります。
高速走行時の風切り音を覚悟する
整流板付きモデルでも、高速走行時は多少の風切り音が発生します。荷物の形状や積み方によっては騒音が増大します。特に高速道路を頻繁に利用するオーナーは、整流板付きモデルを選ぶことが重要です。
車検のルールを確認する
ルーフラックは「指定部品(手荷物等を運搬するための部品)」に分類されています。説明書どおりの正規取り付け方法(ボルト・クランプ固定)であれば、高さが4cmを超えても車検は問題ありません。溶接やリベット固定は対象外となるため、製品付属の説明書が指定する方法で取り付けてください。
Q1. RAV4のルーフラックは車検に通りますか?
ルーフラックは道路運送車両法上の「指定部品(手荷物等を運搬するための部品)」に分類されます。製品付属の説明書に従ったボルト・クランプ固定であれば、高さが大幅に変わっても構造変更検査なしで車検を受けられます。ただし溶接やリベット固定は対象外となるため、正規の方法で取り付けてください。
Q2. ルーフキャリアとルーフラックの違いは何ですか?
ルーフキャリア(ベースキャリア)は、車体のルーフに直接固定するフット+クロスバーの土台です。ルーフラック(ルーフバスケット)は、そのクロスバーの上に乗せるバスケット状の荷台です。ルーフラック単体では車体に固定できず、ベースキャリアとセットで使用します。
Q3. ルーフラックの取り付けにベースキャリアは必要ですか?
はい、ベースキャリアは必要です。ルーフラック(バスケット)は、ベースキャリアのクロスバーにクランプで固定する構造です。クロスバーなしでは固定できません。RAV4純正のルーフレールがある場合でも、通常はその上にクロスバーを取り付けてからラックを装着します。
Q4. 高速走行時の風切り音はどのくらいですか?
整流板(フェアリング)付きモデル(TERZO EA319/EA320など)であれば、体感できる風切り音は比較的小さいです。整流板なしのモデルは「ブォー」という低音が発生しやすく、特に時速80km以上での長距離走行で気になる場合があります。気になる場合は後付けの整流板オプションがある製品を選ぶとよいでしょう。
Q5. RAV4で積載できる最大重量はどのくらいですか?
RAV4(50系)のルーフ最大積載量は通常75〜80kgです(車検証または取扱説明書で要確認)。ルーフラック自体の重量(TERZO EA319で約12kg・EA320で約15kg・INA515で16.1kg)を差し引いた重量が、実際に積める荷物の上限です。例えばINA515(16.1kg)の場合、ルーフ積載上限80kgとして荷物は最大約63kgまでとなります。
Q6. RAV4のオフロードパッケージにも同じルーフラックが使えますか?
オフロードパッケージ2(GRスポーツ含む)はブリッジ型のルーフレールを採用しており、フラッシュレール仕様とは異なるベースキャリアが必要です。Rhino-RackのPioneerプラットフォーム(専用取り付けキット付)など、オフロードパッケージ対応の製品との組み合わせを選んでください。本記事で紹介したTERZO EA319/EA320のラック部分自体は、対応するベースキャリアさえあれば使えます。
Q7. ルーフラックは一年中付けっ放しで問題ありませんか?
一年中付けっ放しにするオーナーも多いです。ただし、付けっ放しにする場合は燃費の悪化(空気抵抗増大)と風切り音が常時発生する点を理解しておく必要があります。長期間使わない場合は取り外して保管することで、燃費改善と部品の長寿命化につながります。スチール製モデルは特に冬季の塩化カルシウム(融雪剤)による腐食に注意が必要です。
Q8. ルーフラックに積む荷物の固定方法は?
荷物固定には、ルーフラック専用のカーゴネットまたはラッシングベルトを使います。カーゴネットは軽量な荷物のまとめ置きに向いており、ラッシングベルトは重量物や形状が不規則な荷物の個別固定に向いています。どちらも別途購入が必要で、Amazonや量販店で入手できます。荷物は走行中に動かないよう、4箇所以上で固定することをお勧めします。
まとめ
RAV4のルーフラック選びの3つのポイントをまとめます。
第1のポイントは目的別サイズの選択です。ファミリーキャンプで大量積載ならTERZO EA320(152cm・約46,600円〜)、コンパクトな使い勝手ならEA319(122cm・約38,000円〜)、本格オーバーランダーならINNO INA515(約77,000円〜)がピッタリです。
第2のポイントはグレード別の適合確認です。フラッシュレール・ブリッジレール・ルーフレールなしの3パターンがあります。購入前にメーカーの適合表で型式確認を行うことで、取り付け後のトラブルを防げます。
第3のポイントはベースキャリアとの組み合わせです。ルーフラック単体では取り付けができません。ベースキャリア(フット+クロスバー)を同時に準備してください。
これらのポイントを押さえてRAV4に最適なルーフラックを選べば、アウトドアでの活用範囲が大きく広がります。
ルーフラックを装着したRAV4は、積載力・見た目・アウトドア性能のすべてが向上します。週末ごとのキャンプ準備が楽になり、同乗者の足元スペースも広がります。最初の一台として評価の安定しているTERZO EA319から始めて、慣れてきたらより大きなモデルにアップグレードするのも賢い選び方です。
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