更新日:2026年3月
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結論:50系プリウスのドラレコはDIYで取り付けられる
この記事はZVW50型(50系)プリウス向けの内容です。ZVW30型(30系)をお探しの場合はこちらをご覧ください。
50系プリウスにドライブレコーダーを自分で取り付けてみました。作業時間は約2時間半です。配線を見えないように処理する作業がメインで、カメラの貼り付け自体は数分で終わります。取り付けの流れと、作業中に注意したいポイントをまとめます。
取り付け前に確認しておきたいポイント
ドラレコを取り付ける前に、3つの確認事項があります。
フロントカメラの位置は法規で決まっている
道路運送車両法により、フロントガラスへの装着はガラス上端から20%以内と定められています。50系プリウスの場合、ルームミラー裏の助手席寄りが定番の位置です。
ただし50系プリウスでは、ルームミラー付近にレインセンサーや衝突被害軽減ブレーキ用のカメラが配置されています。ドラレコを中央に寄せすぎると干渉するため、少し助手席側にずらして貼ると良い結果になります。
電源の取り方で作業時間が大きく変わる
| 電源の取り方 | 作業時間 | 見た目 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| シガーソケット直結 | 約30分 | 配線が見える | 初級 |
| ヒューズBOXから取り出し | 約2〜3時間 | 配線が隠れる | 中級 |
シガーソケットに差すだけなら30分で完了します。ただし配線がダッシュボード上を這う見た目になります。ヒューズBOXから取り出せば配線を完全に隠せます。体感として仕上がりの満足度がまったく違います。
前後カメラの配線ルートを把握しておく
前後2カメラタイプの場合、リアカメラの配線が長距離になります。ルートは「Aピラー → 天井内張り → Cピラー → バックドア」の順です。事前に経路を確認しておくと、作業中に迷わずに済みます。
必要な工具と部材
| 工具・部材 | 用途 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|
| 内張りはがし(樹脂製) | Aピラー・天井の内装取り外し | 500〜1,000円 |
| 低背ヒューズ電源(エーモン等) | ヒューズBOXからの電源取り出し | 400〜800円 |
| 配線ガイド(エーモン 1161等) | 天井裏への配線通し | 500〜800円 |
| 検電テスター | ACC電源の確認 | 800〜1,500円 |
| タイラップ(結束バンド) | 配線の固定 | 200〜400円 |
| 脱脂クリーナー | カメラ貼り付け面の清掃 | 300〜500円 |
※価格は2026年3月時点の参考値です。
50系プリウスのヒューズは低背タイプです。購入時にミニ平型や通常平型と間違えやすいので注意してください。
フロントカメラの取り付け手順
Step 1:取り付け位置を仮決めする
養生テープでカメラの位置を仮止めし、ワイパーの拭き取り範囲に入っているかを確認します。雨天時にワイパーが届かない位置だと映像がぼやけます。
Step 2:Aピラーカバーを取り外す
助手席側のAピラーカバーを外します。50系プリウスにはカーテンエアバッグが内蔵されています。安全のため、作業前にバッテリーのマイナス端子を外すことを推奨します。
外し方の手順は以下のとおりです。
- フロントドアのウェザートリップ(ゴムパッキン)を手前に引いて外す。
- 内張りはがしをAピラーカバーの下端に差し込み、浮かせる。
- 固定ピンを90度回転させて引き抜く(ラジオペンチがあると楽です)。
- カバーを上方向にスライドさせて取り外す。
装着してみると、ピンの回転方向さえ分かれば難しい作業ではありません。力を入れすぎるとクリップが折れるので、慎重に進めてください。
Step 3:配線をAピラーに通す
ドラレコの電源ケーブルをAピラーの内側に通します。このとき、配線はエアバッグの布の裏側を通すのが鉄則です。もしエアバッグが展開した場合に、布の手前に配線があると一緒に飛び出す危険があります。
Step 4:ヒューズBOXから電源を取り出す
助手席のグローブボックスを取り外すと、その奥にヒューズBOXがあります。
- グローブボックス下のアンダーパネルを外す(手前に引くだけ)。
- グローブボックス左右のストッパーを内側に押して外し、ボックスを下に倒す。
- ヒューズBOXのカバーを開ける。
ACC電源のヒューズ位置は、ヒューズBOXカバー裏面の配置図で確認できます。検電テスターでACC時に通電するヒューズを特定してから、低背ヒューズ電源をセットしてください。
50系プリウスの電源取り出しについて詳しくは電源取り出しガイドにまとめています。
Step 5:カメラを貼り付ける
フロントガラスの貼り付け面を脱脂クリーナーで拭き、カメラを押しつけて固定します。粘着テープは一度貼ると剥がしにくいため、位置決めは慎重に行ってください。
リアカメラの取り付け手順
Step 1:天井内張りに配線を通す
フロントカメラから伸びるリアカメラケーブルを、天井の内張りとルーフの隙間に配線ガイドで通していきます。Aピラー上部から天井に沿って後方まで送ります。
Step 2:Cピラーからバックドアへ配線する
天井後端まで来たら、Cピラーのトリムを少し浮かせてケーブルを下ろします。バックドアとボディの間にあるゴムブーツ(蛇腹状の保護管)の中を通してバックドア側へ渡します。
ゴムブーツの中は既存のハーネスでかなり狭いです。配線ガイドを先に通してからケーブルを引く方法が確実です。
Step 3:リアカメラを固定する
リアガラスの上部中央にカメラを貼り付けます。リアワイパーの拭き取り範囲内に収めると、雨天時の視認性が向上します。角度調整はドラレコのモニターで映像を確認しながら行います。
よくある失敗と対策
作業時間は約2〜3時間ですが、以下のミスを避ければスムーズに進みます。
カメラの貼り付け位置がズレた場合。粘着テープを剥がして貼り直すと、接着力が大幅に落ちます。予備の両面テープを用意しておくと安心です。
常時電源に接続してしまうケース。ACC電源ではなく常時電源に繋ぐと、駐車中もドラレコが稼働し続けてバッテリーが上がる原因になります。検電テスターでキーOFF時に通電が止まることを確認してください。
OBD2ポートへの電源接続は要注意。OBD2コネクタから電源を取る方法もありますが、50系プリウスではECUとの通信に影響する場合があります。詳細はOBD2ガードの解説を参照してください。
Q1. 50系プリウスのヒューズは何型ですか?
低背タイプ(ロープロファイル)です。ミニ平型や通常平型とはサイズが異なります。エーモンの「低背ヒューズ電源」を選んでください。購入前にヒューズBOXを目視で確認するのが確実です。
Q2. シガーソケットから電源を取っても問題ないですか?
電気的には問題ありません。ただし配線がダッシュボード上に露出するため見た目が気になる方には不向きです。配線を気にしないなら30分で取り付けが完了するため、手軽さでは一番の選択肢です。
Q3. 業者に取り付けを依頼した場合の工賃はいくらですか?
カー用品店やディーラーでの前後2カメラ取り付け工賃は5,000〜15,000円(税込)が相場です。持ち込みの場合は割増になるケースが多いため、事前に確認してください。
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