更新日:2026年4月
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結論:ランクル70のブレーキパッドはダスト低減重視ならDIXCEL Mタイプが第一候補
ランクル70 GRJ76K/GRJ79K(H26.8〜)の社外ブレーキパッドで、オーナーから支持を集めているのはDIXCEL Mタイプです。フロントEP562、リアEP120相当の品番で、前後合わせて約28,952円(税込・Amazon実勢価格)で手に入ります。装着してみると純正比でブレーキダストが明らかに減るという声が多く、ホイール洗浄の手間から解放されたオーナーが目立ちます。
本記事ではPA-APIで在庫確認した製品のみを扱います。再販ランクル70(GRJ76K/GRJ79K)と旧型HZJ系では純正品番が異なるため、型式の明記を忘れずに確認してください。装着後の体感差、取り付けの実作業時間、オーナーの声の引用、車検時の注意点まで具体的にまとめました。
ランクル70オーナーが抱える純正ブレーキパッドの3つの悩み
ランクル70の純正ブレーキパッドはアケボノ製の赤茶色タイプが採用されています。制動力そのものには大きな不満は出にくいのですが、オーナーの声としては「ダストが酷くホイールがすぐ黒くなる」という報告が圧倒的に多く集まっています。ここでは実際の書き込みで頻出する悩みを整理しました。
ひとつ目はブレーキダストの多さです。週末にホイールを洗っても、次の通勤数日でアルミの輝きが黒っぽく沈んでしまうという体験談が目立ちます。オーナーの声では「再販ランクル70を買って最初に気になったのはダスト量だった」「DIYで洗車する手間を減らしたくて交換を決めた」という理由で社外品への換装を検討するケースが多数派です。
ふたつ目は鳴きの発生です。純正パッドは経年と共にキーキー音が出やすく、信号待ちで隣の車から振り向かれるのが気まずいという体験談があります。鳴きは摩擦材の硬化やバックプレートの振動が原因で、グリス塗布と併せて社外品に交換すると改善する事例があります。
みっつ目は偏摩耗です。ランクル70はフロントの荷重比率が高く、街乗り主体だと前輪側のパッドが先に減る傾向があります。リアよりフロントの残厚が半分以下というパターンも珍しくなく、前後同時交換を避けてフロント先行交換に切り替えるオーナーもいます。フロント純正品番は04465-60030、リアは04466-60010です。購入前にはこの品番と現車の型式を照らし合わせるのが安全です。
追加で指摘されやすい点として、ダスト付着による塗装面の劣化が挙げられます。アルミホイールのクリア塗装にブレーキダストが長期間付着すると、洗車で落としきれない点状のシミが残ることがあります。実際のオーナーの声では「車検時にホイール洗浄を依頼したら黒ずみが取りきれなかった」「ダスト対策を後回しにしてシミが残った」という書き込みが見つかります。社外品への交換はパッド性能だけでなく、ホイール外観の維持という副次的なメリットも見逃せません。
もうひとつ、走行距離ごとの純正パッドの寿命目安もオーナー間で共有されています。再販ランクル70(GRJ76K/GRJ79K)の場合、街乗り中心で約4〜5万km、山道や長距離高速走行が多いと約3〜4万kmでフロントパッドの残厚が警告ラインに到達するという報告が多数派です。走行条件によっては2万km台で交換が必要になるケースもあり、特に重量物運搬や牽引装備を使うオーナーは寿命が短くなる傾向です。
これらの悩みを一気に解消する選択肢が、ダスト低減タイプの社外パッドへの交換です。次の章で実際の装着レビューを見ていきます。
社外ブレーキパッドに交換した後の体感差(装着レビュー要約)
装着してみると、純正パッドから社外品への変化は「ダスト量」「制動フィーリング」「鳴き」「ローター攻撃性」の4つの観点で体感できます。ここでは再販ランクル70オーナーの書き込みから、装着後に語られている内容を整理しました。体感として変化が大きい順に並べています。
もっとも評価が高いのはダスト量の削減です。DIXCEL Mタイプに交換したオーナーの声では「半年経過した時点でもホイールが汚れない」「純正の時は週1回の洗車だったのが月2回で済むようになった」という声が目立ちます。月換算で洗車時間が半分に減るのは日常の満足度に直結する変化です。ENDLESS SSSも低ダスト設計のため、同様に「ホイールの汚れ方が穏やかになった」という評価が見られます。
制動フィーリングの変化も興味深いポイントです。DIXCEL Mタイプはビルドアップ型と呼ばれる特性で、ペダル踏力に比例して制動力が立ち上がります。体感として「カックンブレーキが出にくく同乗者が快適」という評価が複数あります。ENDLESS SSSは初期制動が高めで、街中の軽いブレーキでもしっかり効く印象を得やすい設計です。好みはオーナーごとに分かれますが、街乗り中心ならDIXCEL Mタイプ、ワインディングや山道も走るならENDLESS SSSが向いています。
鳴きについては、DIXCEL Mタイプで「鳴きはほぼ出ない」という報告が多数です。ENDLESS SSSも鳴き抑制の工夫が入っていますが、装着後の慣らしが不十分だと一時的に鳴きが出る場合があります。ランクル70のカスタム全般の予算感についてはランクル70 カスタムコスト一覧でまとめているので、ブレーキ系の出費も含めて計画する際の参考になります。
ローター攻撃性も見逃せない要素です。DIXCEL Mタイプはローター攻撃性が低い設計で、純正ローターの寿命を延ばしたいオーナーから支持を集めています。一方でセミメタリック系のスポーツパッドはローターの摩耗が早まる傾向があるため、長期的なランニングコストで差が出ます。ランクル70の場合、ローター交換は1枚あたり1万円以上かかるため、攻撃性の低さは維持費に直結します。
体感として見逃せないのは低速域の効きの違いです。街中での駐車場移動や渋滞時のストップアンドゴーでは、初期制動がマイルドなほど運転のストレスが小さくなります。DIXCEL Mタイプは踏み始めにふわっと効きが立ち上がるタイプで、同乗者の頭が前後に揺れにくいという評価が寄せられています。オーナーの声では「嫁さんと子供を乗せている時に前のめりが出なくなった」「信号待ちからの発進でブレーキリリースが滑らかになった」という体験談が目立ちます。
長期使用時の摩耗パターンも参考になります。DIXCEL Mタイプに交換したオーナーからは、走行5万km経過時点で残厚が約50%という報告が複数あります。純正パッドの寿命目安と大きく変わらず、街乗り中心なら3〜5万kmでの交換が現実的なサイクルです。ENDLESS SSSはスポーツ走行を意識した設計のため、高速域での使用頻度が高いと摩耗が早まる傾向があります。日常的な使い方を軸に選ぶとコストパフォーマンスで差が出にくくなります。
ランクル70 ブレーキパッド選びの5つの基準
製品選定の軸を先に明確にしておくと、比較表を見る時の判断が速くなります。ランクル70は再販型(H26.8〜)と旧型(HZJ系)で純正品番が異なるため、型式確認が最優先事項です。その上で性能面の軸を整理しました。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- GRJ76K/GRJ79K(H26.8〜)への適合がメーカー表記で確認済み(旧型HZJ系との混同を防ぐ)
- ダスト低減タイプを優先(純正パッド比でダスト量が明確に減ることをレビューで確認済み)
- Amazon国内流通で税込価格が確定(並行輸入・取り寄せ不明品を除外)
- 参考価格 7,000〜15,000円の価格帯(片側・片軸1セット基準)
- メーカーサポートまたは販売店対応が確認できる(保証面での安心感)
旧型HZJ系のオーナーには、再販型と同じ選定基準は適用できません。HZJ70/74/76/79では純正品番04466-60010が該当するリア用を中心に、NAO材社外品や互換品の選択肢があります。旧型オーナーは本記事末尾の比較表でHZJ系対応品の欄を参照してください。
自分の使用シーンを整理してから製品選びに進むと失敗が少なくなります。街乗り中心ならダスト低減重視、山道や高速道路を多用するなら制動力寄り、DIY予算を抑えたいならコスパ優先という3軸で考えると、後述する比較表が読み取りやすくなります。
ランクル70 ブレーキパッド スペック比較表
2026年4月時点でランクル70(GRJ76K/GRJ79K 再販型および一部HZJ系旧型)に明確適合する主要パッドを比較します。価格はAmazon在庫確認済みの実勢価格で、税込表記です。
| 製品名 | 素材系統 | 特徴 | 参考価格(税込) | 適合 |
|---|---|---|---|---|
| DIXCEL Mタイプ フロント用 | 低ダストNAO系 | ダスト大幅低減・ビルドアップ型 | 14,960円 | GRJ76K/GRJ79K H26.8〜 |
| DIXCEL Mタイプ リア用 | 低ダストNAO系 | フロントと同特性・前後同時交換推奨 | 13,992円 | GRJ76K/GRJ79K H26.8〜 |
| ENDLESS SSS フロント用 (EP358) | ストリートスポーツ | 初期制動高め・ダスト低減 | 12,320円 | GRJ76K/GRJ79K H26.8〜 |
| DIXCEL ECタイプ フロント用 (EC-311164) | エクストラクルーズNAO系 | 温度域0〜600℃・純正置換向け | 7,920円 | ランクル70系 -9908(旧型HZJ系中心) |
| NAO材 リア用 (04466-60010互換) | NAO系社外品 | コスパ最優先・旧型専用 | 2,220円 | HZJ71/74/76/79系 |
再販型(H26.8〜)のオーナーはDIXCEL Mタイプが第一候補、旧型HZJ系のオーナーはDIXCEL ECタイプまたはNAO材互換品という使い分けになります。数値上の制動力差よりも、適合型式と品番の一致が最優先です。この点を見落とすと装着できずに返品という結果になります。
DIXCEL Mタイプの前後セット価格は28,952円(税込)で、純正相当品の部品代(トヨタディーラー手配で1台分約15,000〜20,000円前後が目安)と比べると1万円前後のプラスです。ただしダスト低減と寿命延長という付加価値を考えると、差額を許容できるオーナーが多い傾向です。ランクル70のカスタム全体で見ても、ブレーキ系の出費としては比較的穏やかな部類に入ります。
次の章では、これら主要製品の個別特性をもう少し踏み込んで紹介します。
ランクル70 ブレーキパッドおすすめ4選
DIXCEL Mタイプ フロント用(GRJ76K/GRJ79K 対応)
DIXCEL Mタイプはダスト低減を最優先に設計された低ダストNAO系パッドです。ストッピングパワーを犠牲にすることなくダストを大幅低減するという公式説明どおり、装着してみると純正からの変化をオーナーが明確に体感できます。踏力に応じて効きが立ち上がるビルドアップ型のため、同乗者を乗せた街乗りでもカックンブレーキが出にくい仕上がりです。
適合はランドクルーザー70 GRJ76K/GRJ79K H26.8〜(再販型)で、型式と年式の一致を商品ページで事前に確認してください。ローター攻撃性が低い特性はランクル70の厚いローターと相性が良く、ローター寿命を延ばしたいオーナーに向いています。オーナーの声では「交換から半年経ってもダストが目立たない」という書き込みが複数見つかります。
DIXCEL Mタイプ リア用(GRJ76K/GRJ79K 対応)
リア用Mタイプはフロントとセットで使うことで制動バランスを維持できる組み合わせです。フロントだけを高性能化するとリアの効きが相対的に弱くなり、急制動時に前のめりの挙動が出やすくなります。ランクル70のリア荷重は街乗りでそれほど高くありませんが、荷物を多く積むケースや牽引装備を使うケースではリアの寄与が大きくなります。
装着時の注意点として、リアは取り付け空間がやや狭くパッドピンの抜き差しにコツが必要です。作業時間は約30〜40分が目安です。取り付けの際に注意したいのは、ピストン戻し時にリアキャリパーのダストブーツを傷つけないことです。ピストン戻し工具を使うと安定した作業ができます。前後同時交換にすると28,952円(税込)となり、ディーラー工賃込みで約45,000〜55,000円が総額の目安になります。
ENDLESS SSS フロント用 EP358(GRJ76K/GRJ79K 対応)
ENDLESSのSSS(スーパーストリートSスポーツ)は、初期制動を高めつつダストを抑えるというコンセプトのストリートスポーツパッドです。品番はEP358で、適合はGRJ76K/GRJ79K H26.8〜、排気量4000cc対応です。装着してみるとブレーキペダル初期の反応が純正より明確にクイックになり、街中の軽い減速でもしっかり制動力を引き出せます。
DIXCEL Mタイプとの違いはキャラクターです。Mタイプがダスト低減とローター保護を主軸にするのに対し、SSSはスポーツ志向のオーナーに向く製品設計です。山道のワインディングを走る機会が多いオーナーや、高速道路での長距離移動が多いオーナーの声では「純正よりも制動時の安心感が増した」という評価が多く見られます。価格はフロント用で12,320円(税込)と、Mタイプより2,600円ほど安価です。
DIXCEL ECタイプ フロント用 EC-311164(旧型HZJ系・ハイラックス系互換)
DIXCEL ECタイプ(エクストラクルーズ)は、純正置換を想定した標準〜ストリート向けの低ダストパッドです。適合表記はランクル70系 -9908(旧型HZJ系中心)、ハイラックスLN100/YN100、ハイラックスサーフKZN130など広範です。再販型(GRJ76K/GRJ79K)の方ではなく、HZJ71/74/76/79などの旧型オーナー向けの選択肢として位置づけられます。
装着してみると、純正パッドからの置換で体感できる変化は「ダスト量が穏やかになる」「鳴きが出にくい」という2点が中心です。温度域は0〜600℃で、街乗りから緩い山道まで日常使用の範囲は十分にカバーできます。価格は7,920円(税込)で、コスパ優先で純正から置換したいオーナーに向いています。
ECタイプは標準〜ストリート向けという位置づけから、スポーツ走行を想定していないのが特徴です。本格的なワインディングやオフロード走行が多いオーナーには物足りない場面があり得ますが、旧型HZJ系の普段使いでは必要十分な性能を確保しています。オーナーの声では「純正パッドから置換して半年経過したが鳴きやジャダーは出ていない」「街乗りメインの使い方なら純正と遜色ない」という評価が目立ちます。温度域上限の600℃は街中〜郊外の走行では余裕のある設計で、長い下り坂でも制動力が落ちにくい傾向があります。
ここまでの4製品を踏まえて、選び方の基本ラインを整理すると次のようになります。再販型(GRJ76K/GRJ79K)でダストとローター保護を最優先するならDIXCEL Mタイプの前後セット、初期制動とスポーツ感を求めるならENDLESS SSSフロント、旧型HZJ系で純正置換を検討するならDIXCEL ECタイプフロント、コストを抑えたい旧型オーナーは04466-60010互換NAO材リアという使い分けが見えてきます。自分の型式と使用シーンに合う選択肢を絞り込んでから、商品ページの適合表記を再確認するのが購入前の最後のチェックポイントです。
取り付け手順と作業時間の目安
ランクル70のブレーキパッド交換はDIYで作業できる範囲ですが、ブレーキは命に関わる部品のため、経験が浅い場合はプロに依頼するのが無難です。ここでは作業フローの概要と実作業時間の目安をまとめます。実作業は整備マニュアルに従い、不安がある場合はカー用品店やディーラーに依頼してください。
作業時間はフロント片側で約30分、前後4枚で約60〜90分が目安です。慣れた整備士なら前後で45〜60分程度で終わります。必要工具はトルクレンチ、14mm・17mmのソケット、キャリパーピストン戻し工具(SST)、パッド背面用シリコングリス、ウマ(リジッドラック)、ホイールレンチです。ピストン戻し工具は2,000〜4,000円程度で入手でき、DIYを想定するなら持っておくと作業が安定します。
作業の大まかな流れは、ジャッキアップ→タイヤ取り外し→キャリパーピン抜き→キャリパー開放→古いパッド取り外し→新品パッド装着→キャリパー復元→ブレーキペダル数回踏み込み→慣らし走行の順です。取り付けの際に注意したいのは、キャリパーピストンを戻す時の均等な力加減と、パッド背面にシリコングリスを薄く塗布することの2点です。グリス塗布を忘れると装着直後から鳴きが出やすくなります。ランクル70のオイル交換時期と合わせてブレーキ周りを点検するオーナーも多く、ランクル70 オイル交換ガイドでは定期メンテナンスのタイミングも紹介しています。
DIY経験別の目安として、ブレーキ交換が初めての方は前後4枚で2時間30分〜4時間を見込んでください。経験者なら1時間30分〜2時間で完了します。整備経験がまったくない方は、カー用品店やディーラーへの依頼が現実的です。工賃目安は量販店で7,000〜12,000円、ディーラーで12,000〜20,000円程度です。パッドを持ち込むと工賃のみで対応してくれる店舗もあります。
慣らし運転は新品パッド装着後に200〜300km程度を推奨します。最初のうちは急ブレーキを避けて通常の街乗りで徐々に馴染ませてください。パッド表面とローターの当たり面が形成されると本来の制動力が発揮されます。慣らしを省略すると制動力が出にくく、左右差が出るリスクもあります。車検直前の交換は避けるのが安全です。
トルク値の管理もDIY時の重要ポイントです。ランクル70のキャリパー固定ボルトは約90〜110Nmで管理するのが目安で、ホイールナットは約108〜131Nmが標準値です。数値は年式やグレードで差があるため、整備書で確認してから作業してください。トルクレンチを持っていない状態での装着は締め付け不足や過剰締結のリスクがあります。工具一式の初期投資は約15,000〜25,000円で、DIYを継続するなら早めに揃えておくと安心です。
作業中のトラブル対策として、キャリパーピストンがスムーズに戻らないケースへの対応も知っておくと安心です。ランクル70は走行距離が伸びたモデルでピストン周辺に汚れが蓄積することがあり、戻し工具を使っても引っかかる場合があります。無理な力で押し込むとシール類を傷めるリスクがあるため、パーツクリーナーで周囲を清掃してから戻し作業を進めてください。オーナーの声では「DIY初回で無理に戻そうとしてキャリパーをオーバーホールする羽目になった」という失敗談も共有されています。
パッドセンサーの取り付け有無も確認しておきたいポイントです。ランクル70の純正構成にはセンサー配線がない年式が多いですが、並行輸入品や海外市場向けの社外品には電気式摩耗センサーが付属しているケースがあります。装着時にセンサーコネクタの接続先が存在しないと、警告灯の誤点灯や配線処理の追加作業が発生します。購入前に商品写真を確認し、センサー有無を選択できるタイプならランクル70日本仕様向けを選ぶと安心です。
失敗しやすいポイントと購入前の注意点
ランクル70のブレーキパッド選びで失敗しやすいのは、適合品番の取り違えと旧型・再販型の混同です。ここでは購入前に漏れなく確認したいチェックポイントを整理しました。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、本記事のおすすめ製品が最適ではない可能性があります。
- 再販型(H26.8〜)と旧型HZJ系の型式が不明な方 — 本記事ではGRJ76K/GRJ79K向けと旧型HZJ系向けを区別して紹介しています。車検証で型式を確認し、商品ページの適合表記と一致することを確認してください。型式不明のまま購入するとサイズや形状が合わず装着できないケースがあります。
- DIY経験がまったくない方 — ランクル70のブレーキ交換にはキャリパーピストン戻しとトルク管理が必要です。工具一式を持っていない場合はカー用品店への依頼(工賃7,000〜12,000円前後)が現実的です。命に関わる部品のため、無理なDIYは避けてください。
- 車検直前に交換を検討している方 — 社外パッドは慣らし走行200〜300km程度が必要です。慣らし不十分だと制動力が出きらず、車検の制動力試験で左右差が出るリスクがあります。車検予定日から3週間以上前に交換を済ませておくと安全です。
- サーキット走行やオフロード競技を主目的にする方 — 本記事の製品はストリート〜軽い山道向けです。本格的な競技走行にはENDLESSのCCRgやDIXCELのスポーツ系上位グレードなど、温度域が広い専用品が必要になります。
品番混同リスクは特に注意が必要です。再販ランクル70(GRJ76K/GRJ79K H26.8〜)の純正品番はフロント04465-60030、リア04466-60010で、旧型HZJ系とは異なります。Amazon検索で「ランクル 70 ブレーキパッド」と絞っても再販型と旧型の両方が混在するため、商品名に「GRJ76K/GRJ79K」または「H26.8〜」の明記を確認してください。
保管時の注意点もあります。ブレーキパッドは湿気を吸うと摩擦材が劣化します。購入後すぐに装着しない場合は未開封のまま乾燥した場所で保管してください。半年以上保管する場合は、装着前に摩擦面の目視確認を行うと安心です。ランクル70のブレーキまわりで異音が気になる場合は、ランクル70 異音の原因と対処法も合わせて確認してください。
購入経路についても確認しておきたいポイントがあります。Amazon出品者の中には並行輸入品や個人出品を含む店舗があり、メーカー保証対象外の商品が混在しているケースがあります。DIXCEL製品の場合、正規代理店経由の新品であればメーカー保証やサポートを受けられますが、並行品では対応が変わることがあります。購入時は出品者情報を確認し、オートクラフトなど実績ある店舗から購入するとトラブル時の対応が受けやすくなります。オーナーの声では「価格で選んだ並行品が初期不良だったが対応を拒否された」という体験談もあり、多少の価格差があっても正規流通品を選ぶ判断が無難です。
型式別の品番整理も再度まとめておきます。再販ランクル70(GRJ76K/GRJ79K H26.8〜)の純正品番はフロント04465-60030、リア04466-60010です。旧型HZJ71/74の純正品番はフロント04465-60020、リア04466-60010が基本で、一部の年式ではキャリパー形状が異なります。HZJ76/79はフロントが04465-60020相当、リアが04466-60010相当で、再販型とは見た目が似ていても内径や厚みが微妙に異なります。商品ページの適合表記を確認する際は、商品名に加えて「対応型式」「年式」「純正品番参考」の3点を照合するのが確実です。
よくある質問
Q1. 純正パッドと社外品のダスト量はどれくらい違いますか?
オーナーの声では、DIXCEL Mタイプに交換した場合、純正時に週1回必要だったホイール洗車が月2回程度で済むようになったという報告が多数あります。体感として「半年経過してもホイールの輝きが残る」という評価です。ダスト量の実測傾向としては、純正比で30〜50%程度に減るという印象の書き込みが目立ちます。ただし走行条件により差が出るため、街乗り中心の方ほど変化を大きく体感できます。
Q2. ブレーキパッドだけの交換でローターは無交換でも大丈夫ですか?
ローターの残厚と段差を確認してから判断してください。深い段差が残った状態で新品パッドを装着すると、当たり面が均一にならず鳴きや制動力低下の原因になります。ローター摩耗限度はメーカー指定値で決まっており、その範囲内ならパッドのみ交換で問題ありません。ディーラーやカー用品店で残厚測定だけ依頼することもできます。ランクル70のローターは鉄量が多く、パッド2回分の寿命が一般的な目安です。
Q3. DIXCEL Mタイプの慣らし運転はどのくらい必要ですか?
新品パッド装着後、走行200〜300km程度の慣らしが推奨されます。この期間は急ブレーキを避けて通常の街乗りで徐々に馴染ませてください。パッド表面とローターの当たり面が形成されると本来の制動力が出るようになります。慣らし期間中は少し制動力が弱く感じる場合がありますが、これは当たり面が形成されていない初期状態で、異常ではありません。
Q4. フロントだけ交換してリアは純正のままでも問題ないですか?
リアの残厚が新品比50%以上残っていれば、フロントだけの先行交換でも問題ありません。ランクル70はフロント荷重比率が高めで、フロントの摩耗がリアより先行する傾向です。ただしブランドを前後で揃えたほうが制動フィーリングは整いやすくなります。リアも半分以下に減っている場合は、1台分まとめて交換するほうが長期的にはコスパが良くなります。
Q5. 再販ランクル70と旧型HZJ系の品番は本当に違いますか?
違います。再販ランクル70(GRJ76K/GRJ79K H26.8〜)はフロント04465-60030、リア04466-60010が純正品番です。旧型HZJ系(HZJ71/74/76/79)は同じリア品番の場合もありますが、フロント品番とキャリパー形状が異なる年式があります。購入前に車検証で型式を確認し、商品ページの適合表と照合してください。型式不明のまま購入するのは避けるのが安全です。
まとめ
ランクル70 GRJ76K/GRJ79K(H26.8〜)のブレーキパッド選びは、ダスト低減を最優先するならDIXCEL Mタイプの前後セット(28,952円・税込)が第一候補です。装着してみると純正時の猛烈なダスト量から一気に解放され、ホイール洗車の頻度が半分以下になるというオーナーの声が多数報告されています。初期制動を重視する方はENDLESS SSS(12,320円・税込)、旧型HZJ系のオーナーはDIXCEL ECタイプ(7,920円・税込)という3軸で選ぶと整理しやすくなります。
購入前は忘れずに型式を確認してください。再販型と旧型では純正品番が異なり、流用できないケースがあります。商品ページの適合表に「GRJ76K/GRJ79K H26.8〜」または「ランクル70系 -9908」のどちらの表記があるかで判断できます。車検直前の交換は慣らし不足のリスクがあるため、3週間以上前の作業を推奨します。
作業時間は前後4枚で約60〜90分が目安です。取り付けの際に注意したいのはキャリパーピストン戻し時の力加減とパッド背面へのシリコングリス塗布の2点です。DIY経験がない方はカー用品店やディーラーに依頼してください。工賃目安は量販店で7,000〜12,000円です。ブレーキは命に関わる部品のため、製品選定と作業の両面で慎重に進めるのが基本です。
ランクル70のメンテナンスは定期的な点検とパーツ選びで長く楽しめます。今回のブレーキパッドを含めて、各部のメンテナンスサイクルを把握しておくと愛車との付き合いが楽になります。

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