更新日:2026年2月
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シエンタ170系のルーフキャリア選びは「ベースキャリア+用途別アタッチメント」が正解
シエンタ170系(NHP170G/NSP170G/NCP175G)にルーフキャリアを取り付けたいと考えたとき、まず知っておくべきことがあります。それは「ベースキャリアが土台として必須」という点です。
ルーフボックスやルーフラックは、ベースキャリアの上に載せるアタッチメントにすぎません。つまり、最初に自分の車に合ったベースキャリアを選び、その上に用途に合ったアタッチメントを組み合わせるのが正しい手順です。
シエンタ170系はスムースルーフ(ルーフレールなし)の車種なので、対応するベースキャリアはINNO(カーメイト)とTERZO(PIAA)の2社が主な選択肢になります。
シエンタ170系は全長4,260mm、全幅1,695mmのコンパクトミニバンです。室内空間は広いものの、家族4~5人でキャンプやスキーに出かけるとなると、荷室だけでは足りなくなることも。ルーフキャリアを活用すれば、積載容量を大幅に増やせます。
この記事では、シエンタ170系に適合するベースキャリアの選び方から、おすすめのルーフボックス・ルーフラック、取り付け手順、注意点までを網羅的に解説します。
シエンタ170系に適合するベースキャリア2社を徹底比較
シエンタ170系(2015年7月~2022年8月モデル)はスムースルーフ仕様のため、ベースキャリアはフック取付式になります。対応する2大メーカーの製品を比較してみましょう。
INNO(カーメイト)エアロベースキャリアセット【おすすめ】
INNOのエアロベースキャリアは、シエンタ170系に高い適合実績を持つ定番製品です。
セット構成:
- XS201(エアロベースステー)×1セット
- K470(車種別取付フック)×1セット
- XB108(エアロベースバー108cm)×2本
主なスペック:
- 最大積載量:40kg
- バータイプ:エアロバー(風切り音低減設計)
- セキュリティ:キーロック標準装備
- 締め付け:トルクノブで過締め防止
INNOのベースキャリアは、同社のルーフボックスやルーフラックとの互換性が高い点が大きなメリットです。取り付けも付属の六角レンチだけで完了するため、DIYでも30分程度で作業できます。
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TERZO(PIAA)エアロルーフキャリアセット
TERZOもシエンタ170系に対応したベースキャリアセットをラインナップしています。
セット構成:
- EF100A(エアロフット)×1セット
- EB92AB(エアロアルミバー92cm)×2本
- EH418(車種別ホルダー)×1セット
主なスペック:
- バータイプ:エアロアルミバー(軽量&高剛性)
- 前モデル比で風切り音約13%低減
- ロック機構標準装備
TERZOはアルミバーの軽量さが特徴で、車への負担を抑えたい方に向いています。
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INNOとTERZOの比較表
| 項目 | INNO(XS201セット) | TERZO(EF100Aセット) |
|---|---|---|
| 参考価格帯 | 約28,000~35,000円 | 約25,000~32,000円 |
| バータイプ | エアロバー | エアロアルミバー |
| キーロック | 標準装備 | 標準装備 |
| 過締め防止 | トルクノブあり | なし |
| アタッチメント互換性 | INNOルーフボックス/ラックと高い親和性 | TERZO製品と親和性 |
| 取付難易度 | 初心者でも30分 | 初心者でも30分 |
| おすすめ度 | ルーフボックスも検討しているなら | コスト重視の方に |
どちらを選んでも品質に大きな差はありませんが、この後紹介するルーフボックスやルーフラックとの組み合わせを考えると、INNOで統一するのが一番スムーズです。
用途で選ぶ!ルーフボックス vs ルーフラックの違い
ベースキャリアの上に取り付けるアタッチメントは、大きく「ルーフボックス」と「ルーフラック」の2種類に分かれます。用途によって最適な選択が変わるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
ルーフボックスの特徴とメリット・デメリット
ルーフボックスは密閉型のケースで、荷物を雨風から完全に守れるのが最大のメリットです。
メリット:
- 雨・雪・砂埃から荷物を守れる
- スキー板やスノーボードの収納に最適
- 空力性能が高く、走行中の安定感がある
- 見た目がスタイリッシュ
デメリット:
- ルーフラックより価格が高い
- 形状が決まっているため、大型の不定形荷物は入らない
- 未使用時もかさばる(保管スペースが必要)
ルーフラック(ルーフバスケット)の特徴とメリット・デメリット
ルーフラックはカゴ型のオープンタイプで、荷物の形状を選ばない積載自由度が魅力です。
メリット:
- 大型・不定形の荷物でも積載可能
- キャンプギア(テント・タープ・焚き火台など)に最適
- ルーフボックスより安価な製品が多い
- アウトドアスタイルの見た目がカッコいい
デメリット:
- 荷物が雨風にさらされる(防水バッグとの併用推奨)
- 走行風で荷物が飛ばないよう固定が必要
- スキー板の収納には不向き
用途別おすすめ早見表
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| スキー・スノーボード | ルーフボックス | 雪や水分から板を守れる |
| キャンプ | ルーフラック | 大型ギアの積み下ろしが楽 |
| サーフィン・釣り | ルーフラック | 長尺物の固定がしやすい |
| 普段使い+たまのレジャー | ルーフボックス | 見た目がスッキリして日常にも馴染む |
| とにかくコスト重視 | ルーフラック | ボックスより安価で済む |
シエンタ170系におすすめのルーフボックス3選
ベースキャリアを取り付けたら、次はルーフボックスの選定です。シエンタ170系のルーフサイズと積載量を考慮した、おすすめの3製品を紹介します。
INNO BRM320MBK ルーフボックス320【イチオシ】
INNOのルーフボックス320は、シエンタのようなコンパクトミニバンに最適なサイズ感が特徴のモデルです。
スペック:
- 容量:250L
- 最大積載量:50kg
- 外寸:1,810×815×270mm(取付高235mm)
- 重量:17.0kg
- カラー:マットブラック
- 開閉:両側開き(デュアルオープン)
- セキュリティ:自動ロック機構
- メーカー希望小売価格:84,700円(税込)
容量250Lは、スキー板6~8セット、またはスノーボード4枚を収納できる実力です。両側から開閉できるデュアルオープン機構を採用しているため、駐車場の左右どちら側からでも荷物の出し入れが可能。メモリークランプ付きなので、脱着も簡単に行えます。
高さを抑えた薄型設計のため、シエンタに装着しても全高を極力抑えられるのがポイントです。
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TERZO EA164CBX エアロクロスライダー
TERZOのエアロクロスライダーは、エアロフォルムが特徴的なルーフボックスです。
スペック:
- 容量:270L
- 外寸:1,850×700×330mm
- 重量:15.5kg
- カラー:ブラック
- 開閉:片側開き(左開き)
- セーフティロック付き
容量270Lと、BRM320よりやや大きめの積載力を備えています。片側開きですが、スリムな幅700mmのデザインで車体との一体感が得られます。TERZOのベースキャリアとの組み合わせがおすすめです。
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ルーフボックス選びのポイント
ルーフボックスを選ぶ際に押さえておきたいポイントは以下の4つです。
- 容量(L):家族の人数と荷物量で決める。2~3人なら200L、4~5人なら250L以上が目安
- 開閉方向:駐車環境によって片側開き/両側開きを選択。マンション住まいで片側しかアクセスできない場合は両側開きが便利
- 取付高さ:シエンタの全高は約1,675mm。ボックスの取付高を足した合計が駐車場の高さ制限を超えないか確認が必要
- 重量:ルーフボックス自体の重量+荷物の重量が、ベースキャリアの最大積載量以内に収まるか確認
シエンタ170系におすすめのルーフラック2選
キャンプやアウトドアをメインに考えているなら、ルーフラック(ルーフバスケット)がおすすめです。
THULE TH859XT Canyon XT
THULEのCanyon XTは、世界的に高い評価を受けているルーフバスケットです。
スペック:
- サイズ:127×104×15cm(L×W×H)
- 最大積載量:68kg
- 素材:スチール製
- 日本正規品(5年保証付き)
68kgという高い積載量が魅力で、キャンプギアをたっぷり載せられます。スチール製のため耐久性も十分です。
なお、THULEはシエンタ170系用のベースバーを製造していないため、ベースキャリアはINNOまたはTERZOを使い、アタッチメントとしてCanyon XTを装着する形になります。INNOのエアロバーXB108への取り付けが実績豊富です。
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INNO INA510 ルーフデッキ100
INNOのルーフデッキ100は、アルミ製で軽量かつ錆に強いルーフラックです。
スペック:
- サイズ:110×100×8cm(外寸)
- 最大積載量:75kg
- 重量:13.0kg
- 素材:アルミ製
- メーカー希望小売価格:73,700円(税込)
75kgの最大積載量はルーフラックの中でもトップクラス。Tスロットを搭載しているため、オプションのレールキット(IOP50)を追加すればバスケットタイプに変換することも可能です。
INNOのベースキャリアと組み合わせることで、メモリークランプによる簡単脱着が実現します。キャンプシーズンだけ装着し、オフシーズンは外しておく使い方にも対応しやすい設計です。
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シエンタ170系へのルーフキャリア取り付け手順と注意点
ルーフキャリアの取り付けは、基本的にDIYで行えます。ここではINNO XS201セットを例に、取り付けの流れと注意点を解説します。
取り付けに必要なもの
- ベースキャリアセット一式(ステー・フック・バー)
- 付属の六角レンチ(追加工具は基本不要)
- マスキングテープ(位置決め用、あると便利)
- 脱脂用クリーナー(取付面の汚れ落とし用)
取り付け手順(INNO XS201の場合)
- 取付位置を確認する:説明書の寸法図に従い、ルーフの前後取付位置をマスキングテープで仮マーク
- 取付面を脱脂する:ステーが接触するルーフ面の汚れや油分を拭き取る
- ステーを仮組みする:XS201ステーをルーフに載せ、位置を微調整
- 車種別フックを取り付ける:K470フックをドア開口部に引っ掛けて固定
- エアロバーを装着する:XB108バーをステーにスライドさせて取り付け
- 本締めを行う:トルクノブで均等に締め付け(過締め防止機構で安心)
作業時間の目安は初めてでも約30分。広いスペースで作業するのがおすすめです。
取り付け後に確認すべき3つのこと
- ガタつきチェック:ステーやバーを手で揺すって、ぐらつきがないか確認
- 走行前の増し締め:初回走行後と、その後定期的にボルトの増し締めを実施
- 異音チェック:低速走行で風切り音や振動音がないか確認。異音があれば位置や締め付けを再調整
高さ制限に注意!立体駐車場の利用制限
シエンタ170系の全高は約1,675mm(2WDモデル)です。ここにベースキャリアやルーフボックスを装着すると、以下のような全高になります。
| 装着パターン | おおよその全高 |
|---|---|
| ベースキャリアのみ | 約1,740~1,760mm |
| ベースキャリア+ルーフラック | 約1,830~1,870mm |
| ベースキャリア+ルーフボックス | 約1,960~2,010mm |
一般的な立体駐車場の高さ制限は2.0~2.5mが多いですが、タワーパーキングでは1.55mという場合もあります。ルーフボックスを装着した状態では、高さ制限2.1m未満の駐車場は利用できない可能性が高いため、普段の駐車場環境を事前に確認してください。
自宅の駐車場がカーポートの場合も、梁やシャッターとの干渉に注意が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q1. シエンタ170系にTHULEのベースキャリアは取り付けられますか?
THULEはシエンタ170系に対応したベースバーを製造していません。そのため、ベースキャリアはINNOまたはTERZOを選ぶことになります。ただし、ルーフボックスやルーフラックなどのアタッチメントはTHULE製品を使用可能です。INNOベースキャリア+THULE Canyon XTの組み合わせは、実際に多くのユーザーが採用しています。
Q2. ルーフキャリアを付けると燃費はどのくらい悪くなりますか?
一般的に、ベースキャリアのみで約3~5%、ルーフボックスを装着すると約5~10%の燃費悪化が報告されています。シエンタのハイブリッドモデル(NHP170G)の場合、カタログ燃費が27.2km/Lなので、ルーフボックス装着時は約24~26km/L程度になる計算です。使用しないときは取り外しておくのが燃費対策としておすすめです。
Q3. ルーフキャリアの取り付けは自分でできますか?
可能です。INNO・TERZOどちらのベースキャリアも、付属工具のみで取り付けできます。作業時間は初心者でも約30分が目安です。ただし、取付位置のズレや締め付け不足は走行中の脱落事故につながるため、説明書をよく読み、取り付け後はしっかり確認を行ってください。不安な場合はオートバックスなどのカー用品店で取り付けを依頼できます(工賃は3,000~5,000円程度)。
Q4. ルーフボックスを付けたまま洗車機に入れますか?
ルーフボックスを装着したままの自動洗車機利用は避けてください。洗車機のブラシやアームがボックスに接触し、破損や脱落の原因になります。手洗い洗車か、ルーフボックスを外してから洗車機を利用しましょう。ベースキャリアのみであれば、多くの洗車機で問題なく利用できますが、事前に洗車機の高さ制限を確認するのが安心です。
まとめ
シエンタ170系にルーフキャリアを取り付けることで、限られた室内スペースの問題を解決できます。特にファミリーキャンプやスキー旅行では、ルーフ上の積載スペースが大きな助けになります。
選び方の基本は以下の3ステップです。
- ベースキャリアを選ぶ:INNO(XS201+K470+XB108)またはTERZO(EF100A+EB92AB+EH418)
- 用途でアタッチメントを決める:スキー・スノボならルーフボックス、キャンプならルーフラック
- 高さ制限を確認する:普段使う駐車場の高さ制限と、装着後の全高を比較
ベースキャリアからルーフボックスまでINNOで統一するのがシンプルでおすすめですが、予算やデザインの好みに応じてTERZOやTHULEの製品を組み合わせることも可能です。
ぜひ自分のスタイルに合ったルーフキャリアシステムを見つけて、シエンタでのレジャーをもっと楽しんでください。
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