更新日:2026年2月
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結論:ワゴンR MH35Sで走行中にナビ操作・テレビ視聴するならカプラーオン式キットが最適
ワゴンR MH35S/MH55Sの純正ナビは、安全のため走行中にテレビ視聴やナビの目的地設定ができない仕様になっています。しかし、同乗者が長距離ドライブ中にテレビを楽しめないのは不便に感じる方も多いはずです。
そこで活躍するのがテレビキャンセラー(テレビキット・ナビキット)です。カプラーオン式の製品を選べば、配線を切ったり加工したりする必要がなく、DIY初心者でも20〜30分程度で取り付けが可能です。元に戻すのも簡単です。車検時やディーラー入庫時にも安心して対応できます。
この記事では、ワゴンR MH35S/MH55Sオーナー向けに、テレビキャンセラーの仕組みからおすすめ製品、取り付け手順、法律面の注意点まで徹底的に解説します。
そもそもテレビキャンセラー(ナビキット)とは?仕組みをわかりやすく解説
テレビキャンセラーとは、走行中でもカーナビのテレビ視聴やナビ操作を可能にするための後付けパーツです。まずはその仕組みを理解しておきましょう。
純正ナビの走行中制限の仕組み
ワゴンR MH35S/MH55Sの純正ナビには、走行中に画面を操作できないよう安全制限がかけられています。主に以下の2つの信号で制御されています。
- パーキングブレーキ信号: パーキングブレーキが引かれているかどうかを検知する信号です。ブレーキが解除されると「走行中」と判断し、テレビ映像がオフになります。
- 車速信号: 車が動いているかどうかを速度で検知する信号です。速度がゼロでないとき、ナビの目的地設定などの操作がロックされます。
テレビキャンセラーが制限を解除する原理
テレビキャンセラーは、ナビ本体に届く信号を制御することで走行中制限を解除します。具体的には、パーキングブレーキ信号を常に「ブレーキON」の状態としてナビに伝えます。これにより、ナビが「停車中」と認識するようになります。
これにより走行中でもテレビの映像が表示され、ナビの操作も可能になります。なお、ナビのGPS測位(自車位置の表示)には影響しません。ルート案内は正常に機能します。
テレビキットとテレビナビキットの違い
市販のキャンセラー製品には大きく2種類あります。
| 種類 | テレビ視聴 | ナビ操作 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| テレビキット(TVキット) | 可能 | 不可 | 2,000〜5,000円程度 |
| テレビナビキット(TV-NAVIキット) | 可能 | 可能 | 5,000〜30,000円程度 |
走行中にナビの目的地変更やルート検索も行いたい場合は「テレビナビキット」を選ぶ必要があります。テレビ視聴だけで十分なら「テレビキット」でコストを抑えられます。
ワゴンR MH35S/MH55S対応のおすすめテレビキャンセラー3選
ここからは、ワゴンR MH35S/MH55Sに適合するおすすめのテレビキャンセラーを3つ紹介します。いずれもカプラーオン設計で、DIY取り付けに対応しています。
1. ケーズシステム TVS-010(ディーラーオプションナビ対応)
ケーズシステム(K’s System)は、テレビキットの老舗メーカーです。TVS-010はスズキの純正ディーラーオプションナビに対応するモデルです。走行中のテレビ・DVD視聴に加えてナビ操作も可能になります。
主な特徴:
- カプラーオン設計で配線加工が不要
- 車種別の図解入り取付説明書が付属
- 3年間の品質保証
- ナビのGPS測位に影響なし
取り付けはナビ裏のカプラーに割り込ませるだけです。作業時間は15〜30分程度で完了します。純正ディーラーオプションナビ(パナソニック製など)を搭載している方におすすめです。
2. ポチッとネット テレビキット TVZ1-24(全方位モニター付メモリーナビ対応)
ポチッとネットのTVZ1-24は、ワゴンR MH35S/MH55Sの全方位モニター付メモリーナビに対応したテレビキットです。走行中のテレビ・DVD視聴とナビ操作の両方を実現します。
主な特徴:
- MH35S/MH55S、ワゴンRスティングレー MH35S/MH55S対応
- 全方位モニター付メモリーナビに適合
- 図解説明書付属でDIY取り付け対応
- テレビ視聴+ナビ操作の両方に対応
全方位モニター付メモリーナビ(メーカーオプション)を搭載している方は、こちらの製品が適合します。
3. データシステム TV-NAVIキット KTN-88(切替タイプ・OBD検査対応)
データシステムは車載電装品の大手メーカーです。KTN-88は切替スイッチ付きのテレビナビキットです。スイッチひとつで「通常モード」と「テレビ・ナビモード」を切り替えられます。車検時にもスムーズに対応できます。
主な特徴:
- 参考価格: 27,280円(税込)
- 切替スイッチ付きで車検対応が容易
- OBD検査(2024年10月〜導入)への対応を考慮した設計
- ワゴンR MH35S/MH55S(H29.2〜H29.8)の全方位モニター付メモリーナビに適合
- ビルトインタイプ(KTN-88B-A)も選択可能
価格は他の2製品より高めですが、大手メーカーの信頼性と切替スイッチの利便性を重視する方におすすめです。ビルトインタイプを選べば、純正のスイッチホール(空きスペース)にスイッチを取り付けられます。見た目もスマートに仕上がります。
メーカーオプションナビとディーラーオプションナビの見分け方
テレビキャンセラーを購入する際に最も重要なのが、自分の車に搭載されているナビの種類を正確に把握することです。適合を間違えると製品が使えません。ここでしっかり確認しておきましょう。
ワゴンR MH35S/MH55Sのナビの種類
MH35S/MH55S(2017年2月〜)に搭載されるナビは、大きく2種類に分かれます。
1. メーカーオプションナビ(全方位モニター付メモリーナビ)
- 新車注文時にのみ選択可能なナビ
- 全方位モニター(車両の上から見下ろすような映像)に対応
- 車両のハーネスに深く統合されている
- 対応製品: ポチッとネット TVZ1-24、データシステム KTN-88 など
2. ディーラーオプションナビ
- 納車後でも装着できるナビ
- パナソニック製のナビが多い(例: CN-RZ853など)
- ナビ裏のカプラーで接続されている
- 対応製品: ケーズシステム TVS-010 など
自分のナビを確認する方法
以下の手順で確認できます。
- 注文書・見積書を確認する: 新車購入時の書類に「全方位モニター付メモリーナビ」と記載があればメーカーオプションです
- ナビの型番を調べる: ナビの「設定」メニューから型番を確認します。ナビメーカーの公式サイトで種類を特定できます
- ディーラーに問い合わせる: 車検証の情報を伝えれば、搭載ナビの種類を教えてもらえます
適合を間違えると製品が動作しないだけでなく、ナビに不具合が出る可能性もあります。購入前に適合を確認してください。
テレビキャンセラーの取り付け手順(DIY初心者向け)
カプラーオン式のテレビキャンセラーは、特別な技術がなくてもDIYで取り付け可能です。ここでは一般的な手順を紹介します。
ナビ操作と同時に、オーディオ環境の強化を検討するならワゴンR純正オーディオでもAUXならiPhoneの音楽が高音質!の記事が参考になります。AUX端子を追加すればスマホの音楽を手軽に楽しめます。
用意するもの
| 工具 | 用途 |
|---|---|
| 内張り剥がし | ナビ周辺パネルの取り外し |
| プラスドライバー | ナビ固定ネジの取り外し |
| 養生テープ | パネル取り外し時のキズ防止 |
| テレビキャンセラー本体 | 車種適合品 |
取り付け手順
Step 1: ナビ周辺パネルの取り外し
エアコンの吹き出し口やオーディオ周辺のパネルを取り外します。パネルはクリップで固定されている場合が多いです。内張り剥がしを隙間に差し込んで手前に引くと外れます。パネルにキズが付かないよう、あらかじめ養生テープを貼っておくと安心です。
Step 2: ナビ本体の引き出し
パネルを外すとナビ本体が見えます。上下または左右のネジ(通常2〜4本)を外します。ナビ本体を手前に引き出します。背面のカプラー(コネクター)が見える程度まで引き出せればOKです。
Step 3: カプラーオン接続
ナビ背面のカプラーを一度抜きます。キャンセラーのハーネスを間に割り込ませて接続します。カプラーオン式なので、差し込むだけで配線完了です。向きを間違えないよう、カプラーの形状をよく確認してください。
Step 4: アース接続
多くの製品にはアース線が付属しています。クワガタ端子をナビ固定ブラケットのネジ部分に共締めしてアースを確保します。
Step 5: 動作確認と復元
すべての接続が完了したら、エンジンをかけてナビを起動します。走行中(またはパーキングブレーキを解除した状態)でテレビが映るか確認します。問題なければナビとパネルを元に戻して完了です。
作業時間の目安は20〜30分程度で、難易度は初級レベルです。
ナビキットと合わせて内装の雰囲気をガラッと変えたい方には、ワゴンR用シートカバーをコスパで選ぶならこれがベスト!の記事がおすすめです。手頃な価格でカスタム感を高められます。
自分で取り付ける自信がない場合
カー用品店(オートバックス・イエローハットなど)やディーラーに依頼すれば、工賃5,000〜10,000円程度で取り付けてもらえます。製品を持ち込んで取り付けのみを依頼することも可能な店舗が多いです。事前に問い合わせてみてください。
テレビキャンセラーの法律・車検への影響
テレビキャンセラーを取り付ける前に、法律面と車検への影響を正しく理解しておくことが大切です。
道路交通法との関係
テレビキャンセラーの取り付け自体は違法ではありません。しかし、道路交通法第71条では運転者の画面注視を禁じています。「自動車の運転者は、走行中に画像表示用装置の画面を注視してはならない」と定められています。
つまり、走行中にテレビが映ること自体は問題ありませんが、運転者がその画面を注視する行為が違法となります。テレビ視聴やナビ操作は、同乗者が行うようにしてください。
ながら運転の罰則
2019年12月の法改正により、ながら運転の罰則は大幅に強化されました。
| 違反内容 | 罰則 |
|---|---|
| 画面の注視(保持) | 6か月以下の懲役または10万円以下の罰金 |
| 事故を起こした場合 | 1年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
| 反則金(普通車・保持) | 18,000円 |
| 違反点数(保持) | 3点 |
運転者は走行中の画面注視を避けてください。
車検への影響
テレビキャンセラーを取り付けたまま車検を受けても、基本的に問題はありません。車検でテレビキャンセラーの有無は検査対象外だからです。
ただし、2024年10月から導入されたOBD検査(車載コンピューターを使った検査)では、一部の製品で故障コード(DTC)が検出される可能性が指摘されています。心配な方は、切替スイッチ付きの製品(データシステム KTN-88など)を選びましょう。車検時に「通常モード」に戻せば安心です。
ワゴンR MH35Sオーナーが知っておくべき注意点
テレビキャンセラーを購入・取り付けする前に、以下の点を確認しておきましょう。
適合確認を忘れずに
同じワゴンRでも年式やグレード、搭載ナビの型番によって適合する製品が異なります。購入前に以下の項目を確認してください。
- 車両の型式: MH35SまたはMH55S
- 年式: 2017年2月以降
- ナビの種類: メーカーオプション or ディーラーオプション
- ナビの型番: 設定画面やナビ本体のラベルで確認
ディーラー保証への影響
テレビキャンセラーの取り付けにより、ナビ本体のメーカー保証が受けられなくなる可能性があります。カプラーオン式であれば取り外して復元できます。ディーラー入庫時は事前に外しておくのが無難です。
切替スイッチの活用
切替スイッチ付きの製品なら、ボタンひとつで「通常モード」に戻せます。車検やディーラー入庫、ナビのアップデート時に便利です。配線加工で取り付けた場合は復元が難しくなります。できるだけカプラーオン式や切替スイッチ付きの製品を選びましょう。
ナビの更新・リセット時の注意
ナビのソフトウェアアップデートや初期化を行うと、テレビキャンセラーの設定がリセットされることがあります。一時的に動作しなくなる場合もあります。アップデート後に正常動作しない場合は、キャンセラーのカプラーを一度抜き差しして再接続すれば解決することが多いです。
よくある質問(FAQ)
Q1. テレビキャンセラーを付けると車検に通らなくなりますか?
いいえ、テレビキャンセラーを付けたまま車検を受けても基本的に問題ありません。車検の検査項目にテレビキャンセラーの有無は含まれていません。ただし、OBD検査の関係で心配な場合は、切替スイッチ付きの製品を選びましょう。車検時に「通常モード」へ戻しておけば安心です。
Q2. DIYで取り付けられますか?専門知識は必要ですか?
カプラーオン式のテレビキャンセラーであれば、専門知識がなくてもDIYで取り付けが可能です。ナビ周辺のパネルを外してカプラーを差し替えるだけです。作業時間は20〜30分程度で完了します。内張り剥がしとプラスドライバーがあれば作業できます。
Q3. ナビの保証は無効になりますか?
テレビキャンセラーを取り付けた状態でナビの故障が発生した場合、メーカー保証の対象外となる可能性があります。ただし、カプラーオン式であれば取り外すだけで元の状態に復元できます。ディーラーへの入庫時は事前に外しておくことをおすすめします。
Q4. 走行中にテレビを見ることは違法ですか?
走行中にテレビが映ること自体は違法ではありません。ただし、道路交通法により「運転者が走行中にカーナビなどの画面を注視すること」は禁止されています。テレビ視聴やナビ操作は同乗者が行ってください。運転者は安全運転に集中する必要があります。
まとめ:ワゴンR MH35Sの走行中ナビ操作は安全に、正しいキットで
ワゴンR MH35S/MH55Sで走行中にテレビ視聴やナビ操作を可能にするなら、以下のポイントを押さえましょう。
- カプラーオン式のキットを選ぶ: 配線加工が不要で、復元も簡単
- ナビの種類に合った製品を選ぶ: メーカーオプションとディーラーオプションで適合製品が異なる
- 法律を守って安全に使用する: テレビ視聴・ナビ操作は同乗者が行い、運転者は画面を注視しない
- 車検が心配なら切替スイッチ付きを選ぶ: ボタンひとつで通常モードに戻せる
テレビキャンセラーは正しく使えば、長距離ドライブをより快適にしてくれる便利なアイテムです。適合をしっかり確認したうえで、安全に楽しんでください。
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