更新日:2026年5月
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この記事はアルトワークス(HA36S・2015年12月〜現行)向けの内容です。前期型のHA21S/HA22Sや、ベース車のHA25S/HA35Sは別品番が適合するため、車検証の型式欄を確認してから読み進めてください。
結論:HA36Sアルトワークスの純正エアコンフィルター品番は95860-74P00
HA36Sアルトワークスのエアコンフィルターは品番を取り違えやすい部品です。純正・ディーラーオプション・社外互換品が混在しているためです。本記事では純正95860-74P00を起点に、DOP99000-79AJ3とDENSOやBOSCHなど社外互換型番を整理します。アルトラパンやワゴンRとの共通性も一覧でまとめます。装着してみると分かるとおり、向きと寸法さえ合えばコスパ重視の社外品でも問題なく機能します。選択肢の整理が購入判断の近道です。
純正品番と社外互換型番の対応表
まず基準となる純正品番と、HA36S対応の主要な社外互換品を一覧で整理します。型番のろ材タイプと脱臭機能の有無で性能差が出るため、比較軸を明示しました。
| ブランド・区分 | 型番 | ろ材タイプ | 脱臭機能 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| スズキ純正(標準) | 95860-74P00 | 不織布 | なし | 約1,800〜2,200円 |
| スズキ純正(DOP・高機能) | 99000-79AJ3 | 立体構造帯電不織布+活性炭 | あり | 約2,200〜2,500円 |
| DENSO クリーン | DCC7003 | 3層帯電不織布 | あり(PM2.5対応) | 約1,000〜2,200円 |
| BOSCH アエリストフレッシュ | AFS-S10 | 活性炭 | あり(抗ウイルス) | 約1,400〜2,000円 |
| PMC(パシフィック工業) | PC-916B | 不織布 | なし | 約900〜1,400円 |
| 東洋エレメント エアクリィーズ | C-908 | 不織布 | なし | 約900〜1,300円 |
| 汎用5層活性炭(互換品) | EA64/ON-EA64S系 | 不織布+活性炭 | あり | 約700〜1,200円 |
純正95860-74P00は標準的な不織布タイプです。花粉や粗塵をろ過する基本性能を備えた構成です。DOPの99000-79AJ3は170×168×29mmの立体構造帯電不織布に活性炭を組み合わせた仕様です。脱臭機能を求めるオーナー向けの上位選択肢になります。
社外品ではDENSO DCC7003が純正同等の標準仕様に、PM2.5対応と抗菌・防カビをプラスした構成です。価格も中庸なため、迷ったときの第一候補になりやすい型番に挙がります。BOSCH AFS-S10は抗ウイルス機能を強化したモデルです。ペット同乗や子育て世帯のオーナーから支持されています。PMC PC-916Bと東洋エレメントC-908は純正交換用の標準タイプです。コスパ重視のリピート交換に向きます。
汎用の5層活性炭品(EA64/ON-EA64S系)はAmazonや楽天で1,000円以下の価格帯まで存在します。ロットによっては厚みのばらつきがあるため、初回はDENSOやBOSCHなど流通量の多いブランドから選ぶと安全です。JB64ジムニーやスズキ車のうち同じ純正品番95860-74P00を共有する品番ファミリーは多岐にわたります。詳細はジムニーJB64のエアコンフィルター型番ガイドもあわせて参考になります。
選び方の判断基準:純正同等/脱臭強化/コスパ重視
エアコンフィルター選定の判断軸は3パターンに集約されます。「純正同等を狙う」「脱臭・抗菌を強化する」「コスパ重視で消耗品扱い」のいずれかです。オーナーの声では、花粉症や同乗者の体感差を理由に脱臭強化型を選ぶケースが目立ちます。装着してみると体感として違いが出るのは、活性炭タイプを選んだ直後のニオイ変化です。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で型番を比較しています。
- 適合検索で年式・型式が照合できる。メーカー公式または整備手帳でHA36S適合が裏付けられること。
- 税込900〜2,500円の価格帯。純正比で±30%以内を目安にします。
- ろ材タイプが明示されている。不織布/活性炭/3層帯電不織布など素材構造が判別できること。
- 国内流通が安定している。Amazonや楽天で継続的に在庫があり、発売から2年以上経過していると安心です。
- 交換サイクル1年/12,000kmを想定した耐久設計。メーカー仕様に交換目安が記載されていること。
純正同等を狙うならPMC PC-916Bまたは東洋エレメントC-908が候補です。脱臭・抗菌を強化するならDENSO DCC7003またはBOSCH AFS-S10が適しています。純正DOP相当の高機能を求めるなら99000-79AJ3という棲み分けです。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、本記事の対応表だけで判断せず追加確認をおすすめします。
- 脱臭機能を最優先する方 — 標準タイプ(95860-74P00、PC-916B、C-908)は活性炭を含みません。ニオイ対策が目的なら99000-79AJ3、DCC7003、AFS-S10など脱臭タイプを選びましょう。デメリットとして活性炭入りは500〜1,000円ほど価格が上がります。
- 改造やエアコンユニット交換歴のある車両 — ブロワーの社外品交換歴がある場合、純正寸法の170×168×29mmが収まらないことがあります。現物のフィルター寸法を実測してから購入してください。
- DIY未経験で自信がない方 — 工具不要の作業ですが、グローブボックスの脱着に不安が残ることもあります。ディーラーやカー用品店への依頼(工賃1,500〜2,500円前後)も選択肢に入れましょう。
個別製品のレビューや価格動向は別記事で整理しています。詳しくはアルトワークスのキャビンフィルターおすすめ比較を購入候補の絞り込みに活用してください。
適合型式とOEM共通車種一覧
HA36Sアルトワークスのエアコンフィルターは、ベース車のアルトHA36SやアルトラパンHE33Sと部品を共有します。同じスズキ軽自動車プラットフォームを採用しているためです。コスパの観点では、家族で別車種を所有しているオーナーは予備フィルターを共通化できる点が優位な構成です。
| 型式 | 年式 | 適合品番 | グレード差 |
|---|---|---|---|
| HA36S アルト | 2014年12月〜現行 | 95860-74P00 | F/L/X/S 共通 |
| HA36S アルトワークス | 2015年12月〜現行 | 95860-74P00 | 5MT/AGS 共通 |
| HA36V アルトバン | 2014年12月〜現行 | 95860-74P00 | グレード差なし |
| HE33S アルトラパン | 2015年6月〜現行 | 95860-74P00 | G/L/X 共通 |
| MH35S/MH55S ワゴンR | 2017年2月〜現行 | 95860-74P00 | グレード差なし |
| MR31S/MR41S ハスラー | 2014年1月〜2019年12月 | 95860-74P00 | グレード差なし |
| MK53S スペーシア | 2017年12月〜現行 | 95860-74P00 | グレード差なし |
| HB36S マツダ キャロル(OEM) | 2015年1月〜現行 | 1A05-61-148 | OEM品番、中身は共通 |
グレードによる空調ユニットの差はなく、HA36SアルトワークスのMT車・AGS車ともに同一品番が適合します。アルトラパンやワゴンRと共通である点も大きな利点です。家族複数台保有のオーナーにとって部品ストックの効率化にもつながります。
ただし、旧型のHA25S/HA35S(2009年12月〜2014年12月)は95860-72M00という別品番です。HA36S用との混同に注意が必要になります。年式判別が曖昧な場合は車検証の型式欄を確認してください。
取り付け位置とDIY交換手順
HA36Sアルトワークスのエアコンフィルターは助手席のグローブボックス奥に格納されています。工具なしで交換できる構造です。作業時間は約3〜5分、整備未経験のオーナーでも対応できる難易度です。取り付けの際に注意したいのは、フィルター側面の「AIR FLOW」矢印の向きを下向きに揃える点です。
具体的な手順は以下の流れになります。
- グローブボックスの中身を空にして、両側面のストッパー(ダンパー)を内側に押しながら下方向へ引き抜く
- グローブボックスを完全に外すと、奥に黒いフィルターケースのフタ(上側ツメで固定)が見える
- フタの上部ツメを内側に押し下げながらフタをスライドさせて外す
- 中の旧フィルターを手前に引き抜く(汚れがひどい場合は新聞紙を下に敷く)
- 新しいフィルターを「AIR FLOW」矢印が下向きになる方向で挿入し、フタとグローブボックスを元に戻す
オーナーの声では、初回でも10分以内に終わるという報告が大半です。みんカラの整備手帳でもHA36Sでの交換例が多数共有されており、写真付きで手順が把握できます。
体感として違いが出るのは、夏場の冷房時にカビ臭が消えることです。花粉シーズンに目のかゆみが軽減することも挙げられます。装着してみると風量の回復も体感できるため、3年以上未交換のオーナーは早めの交換が推奨されます。なお、グローブボックスのストッパー破損には注意が必要です。無理にこじ開けるとプラスチック製のダンパーが折れる事例があります。
交換サイクルと劣化サインの目安
スズキ取扱説明書では交換目安が1年または12,000kmのいずれか早い方と明記されています。DENSOの推奨は1年または10,000kmと若干短めの設定です。走行距離が短いオーナーは1年経過時点での交換を基準にすると分かりやすい運用です。
劣化サインは主に3つあります。1つ目は風量低下です。フィルターが粉塵で目詰まりすると、ブロワーから出る風が弱くなります。2つ目は異臭です。活性炭の吸着能力が飽和すると、カビ臭やタバコ臭が車内に出やすくなります。3つ目は花粉症や鼻炎の悪化です。ろ過効率が落ちるとアレルゲンが車内に侵入しやすくなります。
喫煙者や花粉症のオーナー、砂埃の多い地域に住むオーナーは、半年〜8,000kmへ交換サイクルを早めるのも選択肢です。デメリットとして年間2回交換するとコストは2倍になります。とはいえ、社外品なら年間2,000円程度の追加で快適性が確保できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. アルトラパンHE33Sやワゴンrと部品は共通ですか?
はい、HA36SアルトワークスとアルトラパンHE33Sは部品を共有します。ワゴンR MH35S/MH55SやハスラーMR31S/MR41Sも、スズキ軽自動車プラットフォームを共有する車種です。エアコンフィルターは純正品番95860-74P00で共通です。マツダキャロルHB36SもOEM車のため同一仕様で、品番は1A05-61-148として流通しています。
Q2. ディーラーオプションの99000-79AJ3は標準品と何が違いますか?
99000-79AJ3はスズキ純正のクリーンフィルター高機能タイプです。立体構造帯電不織布に活性炭を組み合わせた構成になります。脱臭・除塵性能は標準タイプ95860-74P00より高めです。寸法は170×168×29mmで同一のため装着互換性があります。価格は約2,200〜2,500円で、標準品より約500円高い設定です。
Q3. 社外品でも車検に通りますか?
エアコンフィルターは車検の検査項目に含まれていません。装着の有無や社外品の使用は車検結果に影響しません。コスパ重視で社外互換品を選んでも問題ありません。ただしフィルターを外した状態で長期間運用すると、ブロワーモーターの寿命を縮める可能性があります。装着自体は維持したほうが安全です。
Q4. 交換時に向きはありますか?
あります。フィルター側面に「AIR FLOW」または「↑UP」の矢印が刻印されています。HA36Sでは矢印が下向きになる方向で挿入します。逆向きに装着するとろ過効率が低下し、目詰まりも早くなります。装着前に矢印の向きを確認しておきましょう。社外品の中には矢印表示がないロットもあります。その場合はメーカー推奨の向き(不織布の編み目が粗い面を空気入口側)を確認します。
Q5. ディーラーで交換する場合の工賃はいくらですか?
スズキ系列ディーラーの一般的な工賃目安は1,500〜2,500円(部品代別)です。車検や法定点検のついでなら無料サービスとしてくれる店舗もあります。点検パック契約者は無料交換の対象になるケースもあるため、契約内容の確認がコスパの観点でも有利です。
まとめ:型番選定は適合表と脱臭機能の有無で整理する
HA36Sアルトワークスのエアコンフィルターは、純正95860-74P00(標準)と99000-79AJ3(DOP高機能)が基準です。社外のDENSO DCC7003、BOSCH AFS-S10、PMC PC-916B、東洋エレメントC-908といった互換型番も揃います。選定の軸は「純正同等」「脱臭・抗菌強化」「コスパ重視」の3択です。適合表の年式照合と向き(AIR FLOW)の確認を怠らなければ、DIYでも失敗しにくい部品といえます。
オーナーの声を踏まえると、3年以上未交換の車両は風量と臭いの両面で体感差が大きく出ます。年1回・1年または12,000kmのサイクルでの定期交換が、満足度の高い運用に近い形です。装着してみると分かる違いを実感したいオーナーは、純正DOPの99000-79AJ3またはDENSO DCC7003から試すのが分かりやすい選択です。
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HA36S対応のDENSO DCC7003は活性炭・抗菌・抗ウイルス対応です。純正同等から脱臭強化までカバーする使い勝手のよい型番です。

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