更新日:2026年2月
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結論:ジムニーJB64の小キズはタッチペンで手軽にDIY補修できる
ジムニーJB64はオフロード走行や林道ツーリングを楽しむオーナーが多い車種です。その分、飛び石や枝による小キズのリスクは他の乗用車と比較して高く、ボンネットやフェンダーに塗装の剥がれを見つけてショックを受けた経験がある方も多いのではないでしょうか。
放置すると水分が浸入してサビの原因になりますが、5mm以下の小さなキズであればタッチペン(タッチアップペイント)を使ったDIY補修で十分に対応できます。費用は数百円から、作業時間も塗布だけなら30分程度と手軽です。この記事では、ジムニーJB64のカラーコードの調べ方からタッチペンの選び方、塗り方のコツまで、初めての方にも分かりやすく解説します。
ジムニーJB64のカラーコード一覧と確認方法
タッチペン選びで最も重要なのは、愛車のボディカラーに合った色番号(カラーコード)を正確に把握することです。似た色を適当に選んでしまうと、補修箇所だけ微妙に色味が異なり、かえって目立つ結果になりかねません。
カラーコードの確認場所
ジムニーJB64のカラーコードは、エンジンルーム内の助手席側にあるコーションプレート(銘板)に記載されています。「COLOR」や「C/TR」の欄にアルファベットと数字の組み合わせで表記されているので、メモしてからタッチペンを購入しましょう。
JB64の主要ボディカラーとカラーコード
ジムニーJB64には複数のボディカラーが設定されています。以下が主な色とカラーコードの対応表です。
- ジャングルグリーン(ZZC): ジムニーらしいアウトドア感のある人気カラー
- ブルーイッシュブラックパール3(ZJ3): 落ち着いた黒系パール。パール系のためクリア仕上げが必要
- シフォンアイボリーメタリック(ZVG): 女性オーナーにも人気のメタリック色
- キネティックイエロー(ZZB): ジムニーを象徴する鮮やかなイエロー
- シルキーシルバーメタリック(Z2S): 定番のシルバー系メタリック
- ミディアムグレー(ZVL): シンプルで汚れが目立ちにくいグレー
- ピュアホワイトパール(ZVR): 上品なパール系ホワイト。トップコート付きタッチペン推奨
- ブリスクブルーメタリック(ZWY): 鮮やかなブルー系メタリック
カラーコードが分からない場合や、特別仕様車の限定カラーについては、スズキディーラーに車検証を持参すれば正確な情報を教えてもらえます。
小キズ補修と同時に外装のドレスアップを検討するオーナーが多いのがLEDテールランプへの交換です。タッチペンで塗装を整えた後にテールランプを最新のLEDに変えることで、リアビュー全体の印象が一気に引き締まります。
おすすめタッチペン3選|純正・ソフト99・兵庫ペイント
タッチペンは大きく分けて「メーカー純正品」「カー用品メーカー品」「塗料専門メーカー品」の3種類があります。それぞれの特徴を把握して、用途に合った製品を選びましょう。
スズキ純正タッチアップペイント
スズキがジムニー用に調色した純正品です。品番は「99000-79380」にカラーコードを組み合わせた体系で、容量は15mlです。
- 価格: ソリッドカラー 1,100円(税込)、パール系 2,200円(税込・トップコート付き)
- メリット: 純正だけに色の一致度が最も高い。パール系にはクリア(トップコート)が同梱されている
- デメリット: ディーラーでの取り寄せが基本で、入手に数日かかることがある
- 購入先: スズキディーラー、Amazon、楽天市場
純正品はやはり色味の精度が高く、特にメタリックやパール系の色は微妙なラメの粒度まで合わせてあるため、仕上がりの自然さでは他を上回ります。
ソフト99 タッチアップペン
カー用品の定番ブランド「ソフト99」が販売するタッチアップペンです。ホームセンターやカー用品店で手軽に購入でき、価格も手頃です。
- 価格: 400〜700円程度
- 容量: 12ml
- メリット: 入手しやすく価格が安い。補修キットやこだわりセットなど関連商品が充実
- デメリット: 一部カラーで純正と微妙に色味が異なる場合がある
ソフト99はスズキ車向けに多くのカラーをラインナップしており、型番「S-93E」(ZJ3ブルーイッシュブラックP3)など、ジムニーの主要カラーはほぼカバーされています。
兵庫ペイント(HYOGO PAINT)高級ウレタンタッチアップ
塗料専門メーカーの兵庫ペイントが製造する高品質タッチアップペイントです。ウレタン系塗料を採用しており、一般的なラッカー系タッチペンより耐久性に優れます。
- 価格: 1,500〜2,000円程度
- 容量: 20ml
- メリット: ウレタン系で塗膜が丈夫。20mlと容量が多め。色の精度も高い
- デメリット: 一般店舗での取り扱いが少なく、主にネット通販での購入
ジムニーの人気カラーであるジャングルグリーン(ZZC)やキネティックイエロー(ZZB)もラインナップされています。
合わせて検討したいのが純正スピーカーからの交換です。タッチペンとスピーカー交換は同じDIY作業の範疇で、どちらも工具と少しの時間があれば愛車を自分の手でグレードアップできる人気のメニューです。
タッチペン塗装の手順|下準備から仕上げまで
タッチペン補修は「下準備→塗布→乾燥→仕上げ」の4段階で進めます。特に下準備と乾燥を丁寧に行うかどうかで、仕上がりに大きな差が出ます。
Step 1: 洗浄と脱脂
まず補修箇所の周辺を水洗いし、砂やホコリを完全に除去します。その後、シリコンオフ(脱脂剤)やパーツクリーナーで油分を拭き取ります。脱脂が不十分だと塗料の密着性が悪くなり、短期間で剥がれてしまう原因になります。
Step 2: サビの除去とマスキング
傷口にサビが発生している場合は、耐水サンドペーパー(#800〜#1000)で軽く研磨してサビを除去します。削りすぎると傷が広がるため、サビの部分だけをピンポイントで処理しましょう。
次に、補修箇所の周囲にマスキングテープを貼って保護します。傷口を上下から挟むように貼ると、はみ出しを防げます。
Step 3: タッチペンの塗布
ここが最も重要な工程です。タッチペンのフタに付いた筆をそのまま使うと、塗料が多すぎて仕上がりが悪くなりがちです。
小さな点キズ(飛び石など): 爪楊枝や細筆の先端に少量の塗料を取り、傷口に「点を置く」ように塗布します。一度に埋めようとせず、少量ずつ重ねていくのがコツです。
線キズ(枝擦りなど): 筆先を傷に対して垂直に立て、傷口に沿って薄く塗ります。傷の幅より広く塗らないよう注意しましょう。
Step 4: 重ね塗り
1回の塗布では塗膜が薄すぎるため、乾燥と塗布を繰り返します。目安は3〜5回で、各回の間に30分〜1時間の乾燥時間を設けましょう。周囲のボディ面よりわずかに盛り上がる程度まで塗料を重ねます。
Step 5: 完全乾燥
重ね塗りが終わったら、最低でも1週間は自然乾燥させます。ウレタン系の場合は2週間程度が理想です。乾燥が不十分な状態で研磨すると、塗膜がめくれたり凹んだりする原因になります。
Step 6: 研磨で平滑化
盛り上がった塗膜を耐水サンドペーパー(#1500〜#2000)で水研ぎして、周囲のボディ面と同じ高さに揃えます。一方向に優しく研磨するのがポイントで、力を入れすぎると周囲の塗装まで削ってしまいます。
Step 7: コンパウンドで仕上げ
最後にコンパウンド(極細)で磨き、さらに液体コンパウンドで艶を出せば完成です。メタリックやパール系のボディカラーの場合は、タッチペン塗布後にクリア(タッチアップペン X-2 など)を重ねてから研磨するとより自然な仕上がりになります。
オフロード走行を楽しむ方には、ブローオフバルブの装着も人気のメニューです。ブローオフバルブの選び方とおすすめ製品も合わせて検討してみてください。
失敗しないための5つのコツ
タッチペン補修は手軽ですが、ちょっとしたポイントを押さえるだけで仕上がりが大きく変わります。
コツ1: 塗料を使う前によく振る
タッチペンの中で顔料が沈殿していることが多いため、使用前に1〜2分しっかり振って撹拌します。特にメタリック系は金属粒子が底に溜まりやすいので、振りが足りないと色味が変わってしまいます。
コツ2: 一度に厚塗りしない
最もよくある失敗が「一回で傷を埋めようとして厚塗りする」ことです。厚塗りすると乾燥時に収縮してヒビが入ったり、液垂れを起こしたりします。薄く何度も重ねることで、均一で丈夫な塗膜が形成されます。
コツ3: パール・メタリック系はクリア仕上げが必須
パール塗装やメタリック塗装の車は、ベースカラーの上にクリア層が重なっている2層構造です。タッチペンで補修した部分にもクリアを塗らないと、光の反射が変わって補修箇所が目立ちます。スズキ純正のパール系タッチアップペイントにはクリアが同梱されていますが、社外品の場合は別途クリア用タッチペンを用意しましょう。
コツ4: 気温15〜25度の日に作業する
気温が低すぎると塗料の乾燥が遅く、高すぎると急速に乾燥して塗膜にムラが出やすくなります。直射日光の当たらない日陰で、気温15〜25度の環境が理想的です。風の強い日はホコリが付着するため避けましょう。
コツ5: 完全乾燥前に研磨しない
乾燥が不完全な状態で耐水ペーパーをかけると、塗膜がめくれたり、研磨面がベタついたりします。最低1週間、余裕があれば2週間以上しっかり乾燥させてから仕上げの研磨に入りましょう。
あると便利な補修グッズ
タッチペン本体だけでも補修はできますが、以下のアイテムを揃えておくと仕上がりが格段に向上します。
ソフト99 飛び石キズ補修キット
タッチペン補修に必要な副資材をまとめたキットです。マスキングシール、耐水サンドペーパー(#800)、仕上げ用パッド、シリコンオフシートが含まれています。タッチペン本体は別売りですが、これひとつで下準備から仕上げまで一通りカバーできます。
ソフト99 タッチアップペンこだわりセット
細筆やうすめ液など、タッチペンをより精密に使うためのサポートキットです。付属の細筆は極細で、小さな飛び石キズのピンポイント補修に重宝します。うすめ液は塗料が濃くなったときの調整や、はみ出した塗料の除去にも使えます。
コンパウンドセット
仕上げ研磨用のコンパウンドは、粗さの異なる数種類をセットで揃えておくと段階的に磨けて効率的です。極細(#3000相当)から超極細(#7500相当)、液体コンパウンドまで3段階あれば十分です。
耐水サンドペーパー
#800(サビ除去用)、#1500(研磨用)、#2000(仕上げ用)の3種類があると、あらゆる場面に対応できます。水をつけながら使うことで目詰まりを防ぎ、均一に研磨できます。
タッチペンとプロ修理の使い分け
すべてのキズがタッチペンで対応できるわけではありません。傷の大きさや深さによって、DIY補修とプロの板金塗装を使い分けることが大切です。
タッチペンが向いているケース
- 直径5mm以下の飛び石による点キズ
- 浅い線キズ(爪が引っかからない程度の深さ)
- 塗装表面だけが剥がれた小さな剥離
- サビが発生する前の予防的な補修
プロの板金塗装が向いているケース
- 直径1cm以上の大きな塗装剥がれ
- 下地の金属が見えるほど深い傷
- 凹みを伴う損傷
- 広範囲にわたる線キズや面キズ
- サビが深く進行している箇所
費用の目安
タッチペンでのDIY補修はタッチペン本体と補修キットを合わせても3,000円以内で収まります。一方、プロの板金塗装は飛び石1箇所あたり3,300〜15,000円程度、パネル1面の塗装となると30,000〜80,000円が相場です。小キズの早期対応にタッチペンを活用し、大きな損傷はプロに任せるという判断が合理的です。
車検への影響
タッチペンによるDIY補修が車検に悪影響を与えることは基本的にありません。車検の検査項目は安全性能(ブレーキ、灯火類、排ガスなど)が中心であり、ボディの外観補修は検査対象外です。
ただし、大きな塗装剥がれやサビ穴を放置していると「車体の腐食」として指摘を受ける可能性があります。むしろ早期にタッチペンで補修しておくことが、サビの進行を防ぎ、将来の車検対策にもつながります。
なお、飛び石による塗装ダメージを根本的に減らしたい方には、ボンネットバグガードの装着もおすすめです。バグガードがボンネット前方の飛び石を受け止めてくれるため、タッチペン補修の頻度を大幅に減らすことができます。
よくある質問
タッチペンは何色を買えばいいですか?
タッチペンの補修はどのくらいもちますか?
雨の日や湿度が高い日にタッチペンを塗っても大丈夫ですか?
タッチペン以外にDIYで傷を消す方法はありますか?
まとめ:ジムニーJB64のタッチペン補修で愛車を長く守ろう
ジムニーJB64はオフロード走行や林道ツーリングが楽しめる一方で、飛び石や枝擦りによる小キズのリスクがつきものです。小さなキズを放置するとサビが進行し、最終的に高額な板金修理が必要になることもあります。
タッチペンを使ったDIY補修は、費用も数百円から始められ、特別な工具も不要です。愛車のカラーコードを確認し、色番号に合ったタッチペンを1本手元に置いておくだけで、キズを見つけたときにすぐ対応できます。
最も大切なのは「早期発見・早期補修」です。ジムニーで出かけた後は、ボンネットやフェンダー周りをさっとチェックする習慣をつけておくと安心です。この記事で紹介した手順とコツを参考に、タッチペン補修にぜひ挑戦してみてください。
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