更新日:2026年3月
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結論:ZR-Vのドラレコ取り付けはDIYで1〜2時間で完了する
ZR-V(RZ3/RZ4/RZ5/RZ6型)のドラレコ取り付けは、基本工具があればDIYで対応できます。電源はオプションカプラーから取り出す方法が手間を最も抑えられます。フロントカメラはホンダセンシングのカバーとの干渉に注意が必要です。
この記事では、必要な工具・手順・電源の取り出し方法を解説します。実際の取り付け事例をもとにまとめています。
ZR-Vのドラレコ取り付けに必要な工具・パーツ
作業前に以下の工具とパーツを準備してください。
| 工具・パーツ | 用途 | 目安価格(税込) |
|---|---|---|
| 内張り剥がし(樹脂製) | Aピラー・天井トリムの取り外し | 500〜1,500円 |
| ヒューズ電源取り出し(低背ヒューズ対応) | ACC電源・常時電源の取得 | 300〜800円 |
| 配線通し(エーモン等) | 天井裏・Aピラー内の配線引き回し | 500〜1,000円 |
| マスキングテープ | ボディの傷防止 | 200〜400円 |
| 結束バンド | 配線の固定 | 200〜500円 |
| 検電テスター | ヒューズの極性確認 | 800〜2,000円 |
電源取り出しの選択肢
ZR-Vでは3つの方法で電源を確保できます。
方法1:オプションカプラー(推奨)
ヒューズボックス上部左端のオプションカプラーから、ACC電源(10A)を取り出せます。カプラーに差し込むだけで完了し、ヒューズの抜き差しが不要です。ZR-V専用ハーネス(AXIS PARTS等)を使うと作業がさらに簡単です。
方法2:ヒューズボックスから直接取り出し
常時電源は9番ヒューズ(20A)から取得できます。ACC電源は45番ヒューズ(10A)です。低背ヒューズ対応の電源取り出しケーブルを用意してください。検電テスターで極性を確認してから接続します。
方法3:シガーソケット接続(最も簡単)
駐車監視が不要ならシガーソケット給電で十分です。配線は不要ですがケーブルが露出します。
LED交換を検討中の方はAピラーの取り外し手順が共通します。ZR-VのLED交換方法もあわせて確認しておくとスムーズです。
ZR-Vドラレコの取り付け手順(フロント・リア・配線)
フロントカメラの取り付け位置
フロントカメラは以下の条件を満たす位置に設置します。
- フロントガラス上端から20%以内(道路運送車両法の保安基準)
- ワイパーの拭き取り範囲内(雨天時の視認性確保)
- ホンダセンシングのカメラカバーに干渉しない位置
ZR-Vはセンシングカメラがルームミラー裏に装備されています。カバーの直下に設置すると映り込みが発生します。カメラカバー下端から30mm以上離した位置が目安です。助手席側に寄せるオーナーが多い傾向があります。
リアカメラの取り付け位置
リアカメラはリアガラスの上部中央に設置します。
- リアワイパーの拭き取り範囲内に収める
- 熱線(デフォッガー)に干渉しない位置を選ぶ
- ハイマウントストップランプの直下は避ける(映り込み防止)
配線ルート(フロント→リア)
前後2カメラタイプの配線は、以下のルートで取り回します。
ステップ1:フロントカメラからAピラーへ
フロントカメラの配線を天井の隙間に押し込みます。助手席側Aピラーに沿って下ろしてください。Aピラーカバーは樹脂クリップ固定です。内張り剥がしで手前に引くと外れます。
ステップ2:Aピラーからダッシュボードへ
配線をAピラー内に通し、グローブボックス裏まで導きます。ここで電源ケーブルと合流させます。
ステップ3:フロントからリアへの配線
天井内張りとルーフの隙間に配線を押し込みます。車両の右側を通してリアまで導いてください。
ステップ4:リアゲートへの通線
リアゲート上部のパネルを外します。右側のゴム蛇腹(配線ブーツ)の中を通してリアゲート側へ配線します。配線通しを使うと作業時間を大幅に短縮できます。
電源の取り出し方法
ヒューズボックスは運転席のアクセルペダル上付近にあります。
- 運転席足元のカバーを外す
- ヒューズボックスの蓋を開ける
- オプションカプラー(上部左端)にACC電源ケーブルを接続
- 常時電源が必要な場合は9番ヒューズ(20A)から取り出し
- アース線はボディの金属ボルトに接続
電源を取ってはいけないヒューズ: エアバッグ・ABS・EPS関連は使用禁止です。これらから取ると安全装備の動作不良につながります。
ホイール交換やカスタムを検討中の方はZR-VのPCD・オフセット情報も参考になります。
よくある失敗と対処法
ホンダセンシングカメラとの干渉
ZR-Vで最も多い失敗がセンシングとの干渉です。視野角に重なる位置に設置すると衝突軽減ブレーキに影響します。車線維持支援にも支障が出る場合があります。スペック比較で見ると、センシングカメラの視野角は約50度です。ドラレコはこの範囲外に設置してください。
配線が見えてしまう場合
天井内張りの隙間に配線が収まらない場合は、配線クリップで固定します。エーモン製なら10個セットで500円程度です。ゴム蛇腹内の通線が難しい場合はシリコンスプレーを使ってください。滑りが改善します。
駐車監視モードの電源接続ミス
駐車監視機能を使うには、常時電源とACC電源の2系統が必要です。常時電源とACCを逆に接続するとエンジンOFF時に起動しません。検電テスターでの確認を省略しないようにします。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、取り付け方法を再検討してください。
- DIY経験がない方 — 内張りやヒューズの扱いに不慣れならプロに依頼が安全です。工賃は8,000〜15,000円(税込)が目安です。
- 駐車監視が不要な方 — シガーソケット接続で十分です。配線隠蔽が不要で、作業は15分程度です。
- e:HEV車のオーナー — RZ3/RZ4とRZ5/RZ6でヒューズ配列が異なる場合があります。取扱説明書で確認してください。
純正ドラレコと社外品の比較
Honda純正ドラレコと社外品の主な違いを数値で比較します。
| 項目 | 純正 DRH-224SD+リアカメラ | 社外品(前後2カメラ相場) |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 57,200円 | 15,000〜35,000円 |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) | 2560×1440〜3840×2160(WQHD〜4K) |
| 駐車監視 | 対応(別売オプション) | 標準搭載モデルが多い |
| ナビ連携 | Honda純正ナビと連動 | 非対応 |
| 取り付け工賃 | ディーラーで15,000〜25,000円 | カー用品店で8,000〜15,000円 |
| 合計コスト | 72,200〜82,200円 | 23,000〜50,000円 |
純正の最大のメリットはナビ連携です。社外品は解像度と価格の両面で優位性があります。コスト差は約22,200〜59,200円です。DIY取り付けなら工賃分をさらに節約できます。
Q1. ZR-Vにドラレコを取り付ける費用はいくらですか?
DIYなら本体15,000〜35,000円+部材2,000〜5,000円です。合計17,000〜40,000円が目安です。プロ依頼は工賃8,000〜15,000円が加算されます。
Q2. ドラレコの取り付けでホンダセンシングに影響は出ますか?
視野角(約50度)を避けた位置なら影響はありません。カバー下端から30mm以上離すのが目安です。取扱説明書に制限位置が記載されています。
Q3. 駐車監視モードを使うにはどうすればよいですか?
常時電源(9番・20A)とACC電源(45番・10A)の2系統を接続します。ケンウッド CA-DR100など駐車監視対応キットが確実です。電圧カットオフ機能付きならバッテリー上がりを防げます。
まとめ
ZR-Vへのドラレコ取り付けは、以下の3点を押さえれば安全に作業できます。
- 電源: オプションカプラー(ヒューズボックス上部左端・10A)からの取り出しが最もシンプル
- フロントカメラ: ホンダセンシングのカメラカバーから30mm以上離して設置
- 配線ルート: 右側を通し、リアゲートのゴム蛇腹内を経由してリアカメラへ接続
社外品なら純正比で22,200〜59,200円のコスト削減が見込めます。DIY取り付けなら工賃分も節約でき、トータルコストを抑えられます。

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