更新日:2026年3月
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結論:コペン LA400K のマフラー選びは音質と車検対応がカギ
コペン LA400K の純正マフラーは、静粛性を重視した設計です。装着してみると音質の物足りなさを感じるオーナーは少なくありません。マフラー交換は体感の変化が大きく、アクセルを踏んだ瞬間の排気音がまったく別物になります。
今回は、LA400K専用設計で車検対応を謳っている製品を中心に6本を厳選しました。価格帯は44,921〜72,726円(税込)で、すべてリアピース交換タイプです。コペンのKFターボエンジンは660ccながらパンチのある出力特性を持っており、マフラーを換えることで排気系のポテンシャルを引き出せます。
コペン LA400K の純正マフラーはなぜ物足りないのか
LA400Kの純正マフラーは、近接排気騒音約79dBに設定されています。これは2010年騒音規制の上限96dBに対してかなり余裕を持った設計で、消音性を最優先にした結果です。
体感として、アイドリング時も走行時もエンジン音がこもった印象を受けるオーナーが多いです。特にオープン走行時は風切り音のほうが大きく、エキゾーストノートを楽しめない場面が出てきます。コペンはスポーツカーとしてのキャラクターを持つ車なので、排気音の存在感は走る楽しさに直結します。
純正マフラーの重量は約6〜7kgです。社外マフラーに交換すると、製品によっては3.6kg程度まで軽量化できます。リアの軽量化はコーナリング時の回頭性に好影響を与えるため、走行性能の面でもメリットがあります。マフラー交換はコペンカスタムの入門として、多くのオーナーが最初に手をつける定番メニューの一つです。
コペンオーナーがマフラー交換で感じるよくある悩み
マフラー選びで迷うポイントは、音量と車検の兼ね合いです。
「スポーティな音が欲しいけれど、車検に通らなかったら困る」という声がオーナーの間でよく聞かれます。LA400Kはターボ車のため、近接排気騒音規制値(2010年規制:96dB)を超えないかが気になるところです。
もう一つの悩みが、取り付けの手間とコストです。LA400Kのマフラー交換はリアピース交換が基本で、フロントパイプを外す手間はありません。DIYでの作業時間は約60〜90分が目安です。ただし、純正マフラーのボルトが固着しているケースも多く、浸透潤滑剤の事前準備が欠かせません。
音質の方向性も悩みの種です。「低音で響かせたい」「純正に近い静かさがいい」「アイドリング時は静かで、踏んだときだけ音を出したい」など、好みは人によって大きく異なります。試聴する機会が限られるため、近接排気騒音値(dB)を製品選びの目安にすると判断がつきやすくなります。
加えて、コペンはRobe・XPLAY・Cero・GR SPORTとボディスタイルが4種類あり、リアバンパーの形状が微妙に異なります。マフラーの適合自体は全グレード共通ですが、テールの見え方やバンパーとの隙間はグレードによって印象が変わります。購入前にSNSや口コミサイトで自分と同じグレードの装着画像を探しておくと、イメージ違いを防げます。
同じ軽スポーツカーのオーナーであれば、S660向けのマフラー選びも参考になります。排気量と規制値が近いため、音量のイメージをつかみやすいです。
コペン LA400K おすすめマフラー6選:スペック一覧
まず6製品の全体像を比較表で把握してください。
| 製品名 | メーカー | 価格(税込) | テール径 | 出口タイプ | 近接排気騒音 | 認定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GT box 06&S | 柿本改 | 44,921円 | 80φ | 右シングル | JQR認定内 | JQR |
| COLBASSO Ti-R | ロッソモデロ | 48,950円 | — | 片側右出し | 92dB | JQR |
| リーガマックス プレミアム | HKS | 61,216円 | 102φ | 左右出し | 81dB | 加速騒音規制対応 |
| Attack-ST Ti | Z.S.S. | 66,220円 | 90φ | 左右出し | JQR認定内 | JQR |
| COLBASSO Ti-C | ロッソモデロ | 67,320円 | — | 左右出し | 93dB | 保安基準適合 |
| オーソライズK | FUJITSUBO | 72,726円 | 90φ | 左右出し | 82dB | 保安基準適合 |
1位:柿本改 GT box 06&S(コスパ重視の定番モデル)
今回の6選で最も手頃な価格帯で、コペンオーナーに人気の高いモデルです。JQR(性能等確認済表示)を取得しており、メーカーが車検対応を謳っています。
オーナーの声では、低回転域は純正とさほど変わらない静かさで、3,000回転を超えたあたりから心地よい排気音が立ち上がるとの評価が多いです。80φテールは控えめなサイズ感ですが、その分リアバンパーとの一体感があります。
オールステンレス(SUS304)製で錆びにくく、長期使用でも見た目の劣化が少ない点が実用面での強みです。別売のバンパーキャップ(FRP未塗装・税別8,000円)を装着すると、リア周りの印象が一段とスポーティに変わります。梱包サイズは350×300×1200mmで、到着時のサイズ感は予想より大きい場合があるため、保管場所を確保しておくと安心です。
柿本改は1959年創業の老舗マフラーメーカーで、GT boxシリーズは軽自動車からスポーツカーまで幅広い車種をカバーしています。コペン用のGT box 06&Sは、音質にこだわるオーナーから「軽自動車らしくない落ち着いた排気音」と評されることが多いです。取り付け後の第一印象で「思ったより静かだった」という声もあるため、派手な音を求める方にはロッソモデロ Ti-Cのほうが向いています。
スペック: 型式DBA-LA400K / KF(ターボ)/ 2014年6月〜 / パイプ径50φ / テール径80φ / タイコ径115φ / 右シングル出し / オールステンレス / JQR認定 / 日本製
2位:ロッソモデロ COLBASSO Ti-R(軽量化重視の片側出し)
軽量化を重視するオーナーに評判がよいモデルです。純正マフラーの約6.4kgに対し、Ti-Rは約3.6kgまで軽量化されています。体感として、リアの軽快感が増したという声が目立ちます。コペンは車両重量が約850kgと軽い車なので、2.8kgの差でも操縦性に変化が出やすいです。
片側右出しのレイアウトで、GR SPORTを含む全グレードに適合します。JQR認定を取得しており、近接排気騒音値92dBで車検対応品として販売されています。音の特性は中域が豊かなタイプで、3,500回転あたりから排気音に厚みが出てきます。
取り付けの際に注意したいのは、ガスケットの再使用です。純正ガスケットは一度外すと潰れてしまうため、新品を用意しておくと排気漏れを防げます。ロッソモデロの公式通販でも取り扱いがあるため、本体と同時購入しておくのが無難です。
スペック: 型式DBA-LA400K / 3BA-LA400A / 片側右出し / 約3.6kg / JQR認定 / 近接92dB / Robe・XPLAY・Cero・GR SPORT対応
3位:HKS リーガマックス プレミアム(静音と迫力の両立)
「見た目のインパクトは欲しいけれど、音は控えめにしたい」というオーナーに向いています。テール径102φの左右出しで、リアビューの存在感は抜群です。
近接排気騒音は81dB(純正79dB比+2dB)と、今回紹介する6選の中で最も静かな部類に入ります。アイドリング時はほぼ純正と区別がつかず、高回転域で低く太いサウンドが顔を出す特性です。住宅街での始動を気にするオーナーにとって、この静粛性は大きな安心材料になります。
SUS304製で、パイプ径は45-50φのテーパー構造を採用しています。テーパー構造により、低回転域から高回転域まで排気の流速を最適化し、ターボのレスポンスを損なわない設計です。加速騒音規制にも対応済みです。同梱品は本体一式・ステッカー・取扱説明書・保証書です。テール径102φは6選中最大で、リアバンパーからの存在感が際立ちます。HKSは1973年創業のチューニングパーツメーカーで、マフラー以外にもブーストコントローラーやタービンキットなど幅広い製品を展開しています。
軽スポーツカーのマフラー選びで音量を抑えたい方は、アルトワークス向けマフラーの記事も併せて読んでみてください。静音モデルの選択肢が広がります。
スペック: コペン LA400K / KF(TURBO) / 2014年6月〜 / パイプ径45-50φ / テール径102φ L&R / 近接81dB(純正79dB)/ SUS304 / 加速騒音規制対応 / 日本製
4位:Z.S.S. Attack-ST Ti(左右チタンテールの迫力モデル)
チタンテールの焼き色と砲弾型デザインで、リアビューの印象がガラリと変わるモデルです。90φの左右出しで、コンパクトなコペンのリア周りに迫力を加えたい場面で選ばれています。
JQR認定を取得しており、車検対応品として販売されています。リアピース交換タイプのため、取り付け自体は他のモデルと大きく変わりません。作業時間は約60〜90分です。
体感として、中回転域からの排気音に厚みがあり、オープン走行時にエキゾーストノートを楽しめるとの声があります。チタンテールは使い込むほど焼き色が深まり、経年変化を楽しめます。ゴールドやブルーのグラデーションが現れるのはチタン素材ならではの魅力です。
LA400AのGR SPORTにも対応しているため、モデルを問わず装着できるのも利点です。砲弾型のテール形状はレーシーな印象を与え、コペンのコンパクトなリアまわりにスポーツカーとしての存在感を加えてくれます。
Z.S.S.は足回りパーツでも知名度のあるブランドで、マフラー以外にもタワーバーやスタビリンクなどの製品を展開しています。コペンの足回り強化と合わせて検討するオーナーも見られます。
スペック: LA400K / LA400A / テール径90φ L&R / チタンテール / 砲弾型 / JQR認定 / リアピース交換
5位:ロッソモデロ COLBASSO Ti-C(重低音サウンドを楽しむ)
ロッソモデロのCOLBASSO Ti-Cは、近接排気騒音93dBの重低音サウンドが特徴です。今回の6選の中では最も「音を楽しむ」方向のモデルになります。
オーナーの声では、アイドリング時から低音の存在感があり、回転を上げるとワイドに響くサウンドが広がるとの評価です。インナーサイレンサーの装着に対応しているため、音量が気になる場合は後から音を絞れます。車検前に一時的に静かにしたい場面でも対応しやすいです。
チタン製テールの仕上がりがよく、Robe・XPLAY・Ceroの全グレードに適合します。保安基準適合品として販売されている製品です。ロッソモデロ公式通販からの直販で、メーカーサポートを受けやすいのも安心材料の一つです。
スポーツカーのマフラー選びでは、音質の方向性が車種ごとに異なります。スイフトスポーツのマフラー比較では1.4Lターボの排気音特性を解説しているため、コペンとの違いが分かります。
スペック: DBA-LA400K / チタンテール / 近接93dB / インナーサイレンサー対応 / 保安基準適合品 / Robe・XPLAY・Cero対応
6位:FUJITSUBO オーソライズK(超静音派の定番)
「マフラーを換えたいけれど、音は純正並みに静かでいい」という方に候補に入れて損はない製品です。近接排気騒音82dBは今回の6選で最も静かな数値で、純正(約79dB)との差はわずか3dBです。
FUJITSUBOの軽自動車専用ラインで、45-50.8φのテーパーパイプが排気効率を高めながらも音量を抑えています。ポリッシュ仕上げの90φテールは上品な光沢で、コペンのリアデザインと調和します。
装着してみると、高回転域で初めて「社外マフラーに換えたんだ」と気づく程度の音量です。深夜の住宅街でもエンジン始動を躊躇しなくて済むのは、日常使いとして大きな利点です。
付属品としてガスケットパッキン・リングガスケット・M8ボルトセット・M10フランジボルトナットセット・断熱マット・ステンレスワイヤーが含まれます。追加でパーツを購入する手間がありません。
FUJITSUBOは1957年創業のマフラー専業メーカーで、純正品並みの品質管理で知られています。オーソライズKシリーズは軽自動車専用に開発されたラインで、排気効率と消音性能のバランスに定評があります。コペンのほか、S660やアルトワークスなど軽スポーツ車種向けの製品も展開しています。初めてのマフラー交換で「失敗したくない」という方に選ばれやすい製品です。
スペック: DBA-LA400K / KF / H26.06〜 / パイプ径45-50.8φ / テール径90φ L&R / ポリッシュOストレート / 近接82dB / 保安基準適合品
上位価格帯:予算に余裕があるなら検討したい2モデル
今回の6選は44,921〜72,726円の主流価格帯に絞りましたが、予算に余裕がある場合は以下の2モデルも選択肢に入ります。
柿本改 Class KR(111,111円・税込) — JQR認定のオールステンレス製で、96φの左右出しです。GT box 06&Sよりテール径が大きく、音質もワンランク上の重厚さがあります。パイプ径50φのリアピース交換タイプで、取り付け難易度は6選と同等です。
HKS サイレントハイパワー(144,222円・税込) — SUS304製の左右出し75φテールで、近接排気騒音85dB(左右とも)です。リーガマックス プレミアムよりは音量がありつつも、「サイレント」の名にふさわしい上質なサウンドが持ち味です。加速騒音規制対応品で、同梱品にラバーステー・サーモシール・保証書が含まれます。Robe・XPLAY・Ceroに適合します。
選び方ガイド:コペンのマフラー選びで失敗しないために
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- LA400K(DBA-LA400K)の型式に適合確認済み(メーカー適合表または品番で確認)
- JQRまたは保安基準適合品として販売(メーカーが車検対応を謳っている製品のみ)
- 税込44,000〜73,000円の価格帯(コペン用マフラーの売れ筋帯)
- Amazonで購入可能かつ在庫あり(入荷予定を含む)
- リアピース交換タイプ(DIY中級者が対応できる作業性を考慮)
音量レベルで選ぶ
音量は製品選びで最も好みが分かれるポイントです。LA400Kの2010年騒音規制値は96dBで、今回の6製品はいずれもこの規制値を下回っています。
静かさを重視するなら81〜82dBのHKSまたはFUJITSUBOが候補です。スポーティな音を楽しみたいなら92〜93dBのロッソモデロが向いています。柿本改とZ.S.S.は具体的なdB値が非公開ですが、JQR認定の範囲内に収まっています。
オープンで走る機会が多い方は、風切り音にかき消されない程度の音量(90dB前後)があると走行中もエキゾーストノートを感じられます。逆にクローズ状態がメインの方は、81〜82dBクラスでも車内では十分に排気音の変化が分かります。
なお、dB値は対数スケールのため、数字の差が小さくても体感では差が大きくなります。81dBと93dBの差は12dBですが、体感上は2倍以上の音量差に聞こえます。数値だけで判断せず、可能であればイベントやショップの試聴コーナーで実際の音を確認するのが理想です。
テール形状で選ぶ
テール形状はリアビューの印象を左右する要素です。
- シングル出し: 柿本改 GT box 06&S(80φ右出し)。控えめでノーマルに近い外観を好む方向け
- 片側出し: ロッソモデロ Ti-R(右出し)。左右非対称のアクセントで個性を出せる
- 左右出し: HKS・Z.S.S.・ロッソモデロ Ti-C・FUJITSUBO。迫力あるリアビューを演出できる
左右出しの場合、テール径のサイズによってリアの印象が大きく変わります。HKSの102φは6選中最大で、リアバンパーからの突き出し感が強いです。FUJITSUBOの90φポリッシュは上品な光沢感が特徴で、純正の延長線上にある仕上がりです。
認定基準の違い(JQR・JASMA・保安基準適合)
マフラーの車検対応表示には複数の基準があります。
- JQR(性能等確認済表示): 国土交通省の指定する試験機関が審査。2010年以降の加速騒音規制に対応していることを意味する
- JASMA: 日本自動車スポーツマフラー協会の認定。近接排気騒音基準を満たす製品に交付される
- 保安基準適合品: メーカーが自社で保安基準への適合を確認したもの。第三者認証は含まれない
いずれの認定があっても、車検適合の可否は最終的に検査官の判断によります。経年劣化で消音材が痩せている場合は、認定品でも規制値を超える可能性があるため注意してください。
JQR認定品はプレートに認定番号が刻印されているため、車検時に検査官へ提示できます。プレートが見えにくい位置に取り付けられている場合は、認定番号を控えておくとスムーズに車検を通過しやすくなります。保安基準適合品の場合は第三者認証がないため、メーカーの適合証明書を保管しておくと安心です。
失敗しやすいポイント:マフラー交換で後悔しないために
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事の製品が適さないことがあります。
- L880K(初代コペン)のオーナー — 本記事はLA400K(2代目・2014年〜)専用です。L880K用は品番が異なるため、型式を確認してから購入してください。
- DIY経験がない方で工具を持っていない場合 — 固着したボルトの取り外しに苦戦するケースがあります。カー用品店への依頼(工賃10,000〜15,000円前後)も検討してください。
- マンション地下駐車場を日常的に使う方 — 地下空間では排気音が反響して実際より大きく聞こえます。近接93dBクラスだと苦情につながる恐れがあるため、81〜82dBの静音モデルを選ぶのが無難です。
- 車高を下げている場合 — マフラーの位置が下がり、最低地上高9cm未満になると車検に通りません。車高調やダウンサスを組んでいるオーナーは、装着後の地上高を測定してください。
マフラー交換で起こりがちなトラブル
実際の交換作業で起こりやすいトラブルと、その対処法を整理します。
ボルトの固着: 経年車ではフランジ部のボルトが錆で固着しているケースが頻発します。浸透潤滑剤(CRC 5-56など)を30分以上浸透させてから作業するのが鉄則です。それでも回らない場合は、バーナーで加熱する方法もありますが、火災リスクがあるためDIY初心者にはカー用品店への依頼を推奨します。
排気漏れ: 取り付け後にフランジ部から「パスパス」という音が出る場合は、ガスケットの密着不良が原因です。純正ガスケットの再使用は避け、新品に交換してください。
吊りゴム(ゴムブッシュ)の劣化: 純正マフラーを外す際にゴムブッシュがちぎれることがあります。劣化が見られる場合は、マフラー交換と同時に新品への交換を済ませておくと二度手間を防げます。
テール位置のズレ: 左右出しマフラーで多い事例です。仮締めの段階で左右の突き出し量を揃えないまま本締めすると、片方だけバンパーに近くなりアンバランスな見た目になります。メジャーで計測しながら調整してください。
異音(ビビリ): 遮熱板とマフラー本体が接触して「カラカラ」「ジリジリ」と鳴る場合があります。遮熱板の固定ボルトの増し締めで解消するケースが多いです。断熱マットを挟むのも有効な対策です。
マフラー交換にかかる費用の全体像
マフラー交換にかかる費用は、製品代だけではありません。周辺コストも含めた全体像を把握しておくと、予算計画を立てやすくなります。
製品代: 今回の6選では44,921〜72,726円(税込)です。上位モデルでは10万円台を超える製品もあります。
工賃(プロに依頼する場合): カー用品店では8,000〜15,000円、ディーラーでは5,000〜10,000円が目安です。持ち込み取り付けの場合、工賃が割増になることもあるため事前に確認してください。
消耗品・追加パーツ: 新品ガスケット(1,000〜2,000円)、浸透潤滑剤(500〜1,000円)が追加で必要になる場合があります。FUJITSUBOはガスケット・ボルト類が同梱されているため、追加費用がかかりにくいです。
DIYの場合の工具: 14mmメガネレンチ・ジャッキ・リジッドラック(ウマ)が最低限必要です。工具を一から揃える場合は5,000〜10,000円程度の出費を見込んでおいてください。既に車いじり用の工具を持っている方であれば追加コストはほぼかかりません。
総額の目安: 製品代+工賃+消耗品を合計すると、最も手頃な組み合わせで柿本改 GT box 06&S(44,921円)+DIY(ガスケット代1,500円前後)の約46,000円です。プロ依頼の場合は工賃10,000〜15,000円が加わり約55,000〜60,000円となります。上位モデルのFUJITSUBO オーソライズK(72,726円)+プロ依頼だと約83,000〜88,000円が総額の目安です。
取り付け手順と作業のコツ
取り付け作業の流れと、各工程で意識しておきたいコツを解説します。作業時間は約60〜90分が目安です。
準備するもの: ジャッキ・リジッドラック(ウマ)・14mmレンチ(メガネ推奨)・浸透潤滑剤・新品ガスケット・軍手
手順:
- ジャッキアップしてリジッドラック(ウマ)に載せる。安全のために2点以上で支える
- 浸透潤滑剤をフランジ部のボルト・ナットに吹きかけ、30分以上浸透させる
- 純正マフラーのゴムブッシュ(吊りゴム)を外す。潤滑剤を塗ると滑りやすくなる
- フランジ部のボルト・ナットを14mmメガネレンチで外す
- 純正マフラーを後方へ引き抜く。重量は約6〜7kgあるため、落下に注意する
- 新品ガスケットをフランジ面にセットし、社外マフラーを差し込む
- ボルト・ナットを仮締めし、テール位置をバンパー開口部と合わせる
- 左右の出口位置を確認してから本締めする。5mm単位のズレが見た目に直結する
- ゴムブッシュを戻して作業完了。エンジンをかけて排気漏れがないか確認する
取り付けの際に注意したいのは、仮締め段階でテール位置を念入りに調整する工程です。コペンはリアバンパーとマフラーテールの隙間が狭く、傾きや突き出し量がわずかにズレるだけで見栄えが変わります。
左右出しマフラーの場合、左右で突き出し量が均等になるようにメジャーで測りながら合わせてください。純正バンパーのマフラー開口部は左右対称の設計なので、ズレがあると一目で分かります。
作業後はエンジンをかけた状態で5分ほどアイドリングさせ、フランジ部からの排気漏れがないかを確認します。白煙が出ている場合はガスケットの噛み込みが考えられるため、一度取り外して再組み付けしてください。初回走行後にボルトの増し締めをしておくと、熱膨張による緩みを予防できます。
よくある質問
Q1. LA400Kのマフラー交換で馬力は上がりますか?
リアピース交換だけで体感できるパワーアップは限定的です。メーカー公称で1〜2馬力程度の向上が見込めますが、排気効率の改善によるレスポンス向上のほうが体感しやすいです。本格的なパワーアップにはフロントパイプやECUチューニングとの組み合わせが求められます。
Q2. コペンのマフラー交換はディーラーでもやってもらえますか?
社外マフラーの取り付けは、多くのディーラーで対応しています。ただし、競技用マフラーなど保安基準に適合しない製品は断られる場合があります。JQRまたは保安基準適合品であれば受け付けてもらえるケースが多いです。工賃は5,000〜10,000円が相場です。
Q3. マフラー交換後に異音がする場合はどう対処すればよいですか?
排気漏れによる「ビビリ音」が最も多い原因です。ガスケットの密着不良やボルトの締め付け不足が考えられます。エンジンをかけた状態でフランジ部に手をかざし、排気の吹き出しがないか確認してください。吹き出しがあればガスケットの交換と増し締めで解消します。
Q4. 車検の時だけ純正マフラーに戻す手間はありますか?
JQRや保安基準適合品として販売されているマフラーであれば、通常は装着したまま車検を受けられます。ただし、インナーサイレンサーを外した状態や、消音材が経年劣化で痩せている場合は騒音値が上がっている可能性があります。車検前に近接排気騒音の簡易チェック(スマホアプリなど)をしておくと安心です。
Q5. マフラー交換と同時に行うと効率的な作業はありますか?
リアをジャッキアップする作業のため、ゴムブッシュ(吊りゴム)の交換やリアバンパーの脱着を同時に行うと工数を節約できます。バンパーを外した状態のほうがマフラー位置の微調整がしやすく、仕上がりの精度も上がります。また、触媒後方のOリングやフランジガスケットの状態も同時にチェックしておくと、将来的な排気漏れの予防になります。
まとめ:用途別に選ぶコペン LA400K のマフラー
コペン LA400K のマフラー選びは、音量の好みと使用環境で判断が分かれます。
- コスパ重視: 柿本改 GT box 06&S(44,921円)が6選中最安。JQR認定で安心感がある
- 軽量化重視: ロッソモデロ COLBASSO Ti-R(48,950円・約3.6kg)で操縦性の変化を体感できる
- 静音重視: HKS リーガマックス プレミアム(61,216円・81dB)またはFUJITSUBO オーソライズK(72,726円・82dB)
- 迫力重視: Z.S.S. Attack-ST Ti(66,220円)のチタン左右出し砲弾型
- 音を楽しみたい: ロッソモデロ COLBASSO Ti-C(67,320円・93dB)。インナーサイレンサーで調整も対応
いずれもリアピース交換タイプで、DIY中級者であれば60〜90分で作業を完了できます。工具や作業スペースに不安がある方は、カー用品店への取り付け依頼(10,000〜15,000円前後)も検討してみてください。
マフラー交換はコペンのカスタムの中でも、見た目と音の変化が同時に得られる満足度の高いメニューです。純正の静かさに物足りなさを感じている方は、この記事を参考に自分の使い方に合った1本を見つけてください。
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