更新日:2026年4月
※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。リンクを通じて購入された場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。
結論:コスパならSCHNEIDER StaG、軽バン専用ならGIBSON MAXが鉄板
ダイハツ アトレー(S700V/S710V)のホイール交換で最大のハードルは「バン登録ゆえのLTタイヤ縛り」です。乗用車と同じ感覚でホイールを選ぶと、車検に通らないケースがあります。適合サイズの正確な把握が欠かせません。この記事ではPCD100・4穴のマッチング条件を整理し、12インチ・14インチからおすすめ6製品を紹介します。
アトレー(S700V/S710V)の純正ホイールサイズと基本スペック
純正サイズ一覧
アトレーS700系(RS/X/デッキバン含む)の純正ホイールは全グレード共通です。RSとXでエンジンスペックに差がありますが、足回りの基本仕様は同じです。スペックを以下にまとめます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 12×4.00B |
| インセット(オフセット) | +40 |
| PCD | 100mm |
| 穴数 | 4穴 |
| ハブ径 | 54mm |
| 純正タイヤ | 145/80R12 80/78N LT |
| ナットサイズ | M12×P1.5 |
2WD(S700V)と4WD(S710V)で駆動方式は異なりますが、ホイールスペックは共通です。グレードによる違いもないため、上記の数値を基準にすれば問題ありません。
アトレーは2021年12月のフルモデルチェンジで、従来の「アトレーワゴン」から「アトレー」に名称が変更されました。旧型のS321G/S331Gとはホイールサイズが異なるため、中古ホイールを購入する場合は「S700V/S710V対応」の表記を確認してください。旧型は4.0J +40のスチールホイールが多く、互換性がない製品があります。
インチアップの選択肢
純正12インチからのインチアップは、14インチへの2段アップが定番です。
| インチ | 推奨サイズ | 車検対応 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 12インチ(純正) | 4.00B +40 | 問題なし | タイヤ選択肢は限定的 |
| 14インチ | 4.5J +43〜+45 | LTタイヤ必須 | カスタムの主流 |
| 15インチ | 4.5J +43前後 | LTタイヤ設定なし | 車検NGリスク大 |
15インチはLT規格タイヤの設定がないため、バン登録のアトレーでは車検に通らない可能性が高いです。見た目を変えたい場合も、14インチまでに留めるのが堅実な判断です。
13インチという選択肢も一部のショップで紹介されています。ただし13インチのLTタイヤは流通量が極端に少なく、外径計算でも注意が必要です。14インチのほうがタイヤの選択肢が広く、実用性とデザイン性を両立しやすいです。
なお、同じダイハツのハイゼットカーゴ(S700系)とアトレーはプラットフォームを共有しています。ハイゼットカーゴ用として販売されているホイールも、PCD100・4穴・ハブ径54mmであればアトレーに装着できます。商品検索の幅が広がるため、覚えておくと便利です。
アトレーのホイール選びで押さえるべきマッチング条件
PCD・穴数・ハブ径
アトレーのPCDは100mm、穴数は4穴です。軽自動車の標準的な規格で、対応ホイールの選択肢は豊富です。ハブ径は54mmで、社外ホイールの多くは67mm前後のユニバーサル設計です。13mmのサイズ差はハブリング(外径67mm/内径54mm)で吸収します。ハブリングは4個セットで800〜1,500円程度で購入できます。
リム幅とオフセットの適正範囲
14インチの場合、リム幅4.5Jが標準です。オフセットは+43〜+45mmの範囲に収まる製品がほとんどです。この2mmの差は実用上ほぼ影響しません。+43mmのほうがわずかに外側に出ます。ツライチ感を求めるオーナーは+43mmを選ぶ傾向があります。
アトレーはフェンダーとタイヤの隙間が大きい車種です。サイズ選びでの干渉リスクは低く、初心者でも安心して交換できます。タイヤとの組み合わせはアトレーのタイヤサイズ・適合情報を参考にしてください。
バン登録車とJWL-T規格の関係
アトレーは4ナンバーのバン登録車です。ホイール選びで見落としがちなのが「JWL-T」マークの有無です。
- JWL: 乗用車向け。軽自動車の多くで使用可能
- JWL-T: 商用車(トラック・バン)向け。アトレーはこちらが原則
- JAWA認証: 日本自動車用ホイール協会の品質認証。JWLまたはJWL-Tの上位証明
検査官によってはJWLマークのみでも通すケースがあります。ただし、JWL-T表記がある製品を選ぶのが堅実です。14インチの軽バン向けホイールではJWL-T対応品が増えています。選択肢は年々広がっている状況です。
ホイール側面に刻印された「JWL」「JWL-T」のマークは、国土交通省が定める技術基準に適合していることを示します。この刻印がないホイールは保安基準不適合として車検で指摘される場合があるため、購入前にメーカーの適合表を確認してください。
おすすめホイール6選|スペック比較表
| 製品名 | インチ | リム幅 | オフセット | PCD/穴数 | カラー | 価格(税込・4本) | 安全規格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SCHNEIDER StaG | 14 | 4.5J | +43 | 100/4H | ストロングガンメタ | ¥24,600 | JWL |
| MAD CROSS AEVER | 14 | 4.5J | +45 | 100/4H | マットブラック | ¥37,400 | JWL |
| GIBSON MAX | 14 | 4.5J | +43 | 100/4H | ブラック | ¥39,200 | 軽バン専用 |
| MLJ XTREME-J XJ04 | 14 | 4.5J | +43 | 100/4H | サテンブラック | ¥85,800 | JWL |
| MUD BAHN XR-800M | 12 | 4.0 | +42 | 100/4H | ブラック/ポリッシュ | ¥36,000 | JWL-T |
| インフィニティ F12 | 12 | 4B | +42 | 100/4H | マットブラック | ¥34,680 | JAWA認証 |
価格差は最大で約61,000円です。14インチの最安はSCHNEIDER StaG(¥24,600)、12インチは両製品とも35,000円前後に収まります。
全製品がPCD100・4穴で、アトレーS700V/S710Vに適合します。オフセットは+42〜+45mmの範囲で、いずれもフェンダーからのはみ出しが起きにくい設定です。カラーは全製品がブラック系またはガンメタ系で、商用車のボディカラー(シルバー/ホワイト/ブラック)との相性が良いラインナップです。
各ホイール詳細レビュー
1. SCHNEIDER StaG — 14インチ最安級の堅実な選択
14インチホイールで4本24,600円(税込)は業界最安クラスです。マルカサービスが展開するSCHNEIDERブランドのスポークデザインで、ストロングガンメタのカラーリングが特長です。アトレーのボディカラー(アイスグリーン、レイクブルーメタリック、ブライトシルバーメタリックなど)を選ばず合わせやすいです。シルバー系やホワイト系のボディには特に映えるカラーです。
サイズは14×4.5J +43 4H-100です。オフセット+43mmは純正+40mmに近く、ツライチ感と干渉回避のバランスがとれた数値です。マルカサービスはSCHNEIDER以外にもEuroSpeed等のブランドを展開しており、軽自動車向けホイールの製造実績が豊富です。
スポーク形状はブレーキの放熱性が高く、商用車のヘビーユースにも適した設計です。1本あたり約4.5kgと、14インチとしては標準的な重量に収まっています。
2. MAD CROSS AEVER — マットブラックのオフロードスタイル
ホットスタッフのMAD CROSSシリーズから、メッシュデザインのAEVERです。マットブラック仕上げで、アウトドア仕様のアトレーと相性が良い製品です。
サイズは14×4.5J +45 4H-100で、4本37,400円(税込)です。オフセットは+45mmとやや内寄りですが、フェンダー内には十分に収まります。MAD CROSSブランドはオフ系カスタムで実績があります。SNSでの装着事例も多い製品です。
メッシュデザインの隙間からブレーキが見えるため、ブレーキキャリパーの塗装と組み合わせるカスタムも人気です。同シリーズにはMAD CROSS RANGER(メッシュの別パターン)やMAD CROSS RECON(ワイルドな太スポーク)もラインナップされています。AEVERは3製品の中で最もスタンダードなデザインです。
車中泊カスタムと組み合わせるオーナーも多いです。アトレーの荷室活用についてはアトレー 車中泊レイアウトとおすすめグッズで詳しく紹介しています。
3. GIBSON MAX — 軽バン専用設計の14インチ
GIBSON(ギブソン)は軽バン・軽トラのカスタムパーツで知られるブランドです。MAXは軽商用車向けに設計された6スポークホイールで、エブリイやハイゼットカーゴとの共用設計になっています。
サイズは14×4.5J +43 4H-100で、4本39,200円(税込)です。軽バン専用設計のため、適合に関する不安が少ない点が強みです。ブラックカラーのシンプルなデザインはカスタム初心者にも合わせやすい仕上がりです。
GIBSONはグラファムやマッドスターとのコラボタイヤセットでも知られています。MAXホイール+マッドスタータイヤの組み合わせはSNSでの装着報告が多く、仕上がりのイメージをつかみやすいです。オフセット+43mmは純正に近い数値で、フェンダーからの出幅も自然です。
4. MLJ XTREME-J XJ04 — 本格派オフロードデザイン
MLJのXTREME-Jシリーズは、ジムニーやハイラックスなどオフ系カスタムで人気の高いブランドです。XJ04は14インチ4穴設定があり、アトレーにも装着できます。リムガード付きのデザインで、タイヤ交換時の傷つきリスクを軽減する設計です。
サイズは14×4.5J +43 4H-100で、4本セット85,800円(税込)です。今回紹介する6製品の中では最も高価です。ただしサテンブラックの質感とリムのディテールは他製品と一線を画します。ジムニーJB64オーナーにも支持されているブランドだけに、デザインの完成度は折り紙付きです。
ホイール単体の予算を抑えたい場合は、同シリーズの無印XTREME-J(4本68,200円)も選択肢に入ります。XJ04との差額は約17,600円で、デザインの方向性は共通しています。足元のカスタムと合わせて室内も整えるなら、アトレー フロアマット おすすめもチェックしてみてください。
5. MUD BAHN XR-800M — 12インチで車検リスクなし
インターミラノのMUD BAHNシリーズは、軽トラ・軽バン向けの12インチアルミで根強い人気があります。XR-800Mはクラシカルなデザインが特徴で、ブラック/ピアスポリッシュの2トーンカラーがアトレーの商用車フォルムに映えます。
サイズは12×4.0 +42 4H-100です。純正の+40mmから2mmだけ内寄りになりますが、体感できる差はありません。12インチのまま純正鉄ホイールからアルミに替えるだけで、見た目の印象は大きく変わります。4本36,000円(税込)で、JWL-T規格に対応している点が安心材料です。
カラーバリエーションはブラック/ピアスポリッシュのほか、グランブロンズ/ピアスポリッシュ、ブラック/リムポリッシュの3色展開です。ボディカラーとの相性で選び分けできます。インチアップの必要がなく、車検を気にせず気軽にドレスアップしたいオーナーに向いた製品です。
6. インフィニティ F12 — 軽量12インチで手堅くカスタム
インフィニティ F12は軽トラ・軽バン向けに設計された12インチアルミです。JAWA(日本自動車用ホイール協会)認証を取得しており、品質面での安心感があります。
サイズは12×4B +42 4H-100で、4本34,680円(税込)です。マットブラックのシンプルなデザインは、足元を引き締めながらも実用的な印象を維持します。
12インチ同士で比較すると、MUD BAHN XR-800Mよりも約1,300円安いです。コスト差はわずかなので、デザインの好みで選んで問題ありません。F12はJAWA(日本自動車用ホイール協会)の認証を取得しており、品質基準を満たしている証明になります。軽量設計のため、純正スチールからの交換でバネ下重量の軽減が期待できます。
純正ホイール vs 社外アルミホイールの違い
アトレーの純正ホイールはスチール(鉄)製で、樹脂製のホイールキャップが装着されています。社外アルミホイールへの交換で得られる変化を数値で整理します。
| 比較項目 | 純正スチール(12インチ) | 社外アルミ(12インチ) | 社外アルミ(14インチ) |
|---|---|---|---|
| 重量(1本あたり目安) | 約5.5kg | 約3.5〜4.5kg | 約4.5〜5.5kg |
| デザイン性 | 鉄ホイール+キャップ | メッシュ/スポーク各種 | 選択肢が豊富 |
| 価格(4本) | 純正品約15,000円 | 34,000〜36,000円 | 24,600〜85,800円 |
| 車検リスク | なし | なし | LTタイヤ選定に注意 |
| 放熱性 | 低い | 高い | 高い |
12インチアルミに替えた場合、1本あたり約1〜2kgの軽量化になります。バネ下重量が減ることで、路面追従性がわずかに改善します。アルミはスチールよりも放熱性が高く、ブレーキの熱ダレ抑制にもわずかに寄与します。
14インチの場合はタイヤ外径が変わるため、速度計の誤差にも注意してください。純正145/80R12(外径約566mm)から165/55R14(外径約548mm)に変えると、外径差は約18mmです。速度計の表示はやや速めにずれますが、許容範囲内に収まるケースがほとんどです。
アルミホイールは見た目の変化だけでなく、実用面でもメリットがあります。放熱性の高さはブレーキの効きに好影響を与えます。また、スチールホイール+樹脂キャップの組み合わせでは経年でキャップが外れることがありますが、アルミホイールにはその心配がありません。
ホイール交換に必要な工具と作業手順
ホイール交換は基本的なDIY作業で、初めてでも60分程度で完了します。
必要な工具
| 工具 | 用途 | 目安価格 |
|---|---|---|
| フロアジャッキ(2t以上) | 車体の持ち上げ | 3,000〜5,000円 |
| クロスレンチ(21mm) | ナットの着脱 | 1,000〜2,000円 |
| トルクレンチ(103N・m設定) | 規定トルクでの締め付け | 3,000〜5,000円 |
| ジャッキスタンド | 安全確保 | 2,000〜3,000円 |
| ハブリング(54mm用) | 社外ホイールのセンター出し | 800〜1,500円 |
作業手順の概要
- 平坦な場所に駐車し、サイドブレーキを引く
- 交換する側のナットを45度程度仮緩めする
- ジャッキアップしてジャッキスタンドを設置する
- ナットを外してホイールを取り外す
- ハブリングを装着し、新しいホイールを取り付ける
- ナットを対角順に仮締めし、ジャッキを降ろす
- トルクレンチで103N・mに本締めする
- 走行100km後に増し締めを行う
トルクレンチでの本締めは省略されがちですが、ナットの緩みによる脱輪事故を防ぐ重要な工程です。ダイハツ車の規定トルクは103N・m(10.5kgf・m)です。
ホイール交換の作業時間と費用の目安
DIYの場合、4本すべてを交換して約30〜60分が目安です。初回は工具の扱いに慣れる時間が必要なため、余裕をもって90分程度を見込んでください。
カー用品店やタイヤショップに依頼する場合の工賃は以下のとおりです。
| 作業内容 | 工賃目安 |
|---|---|
| ホイール組み替え(持ち込み・4本) | 4,000〜8,000円 |
| タイヤ組み替え+バランス調整(4本) | 8,000〜12,000円 |
| ホイール脱着のみ(4本) | 2,000〜4,000円 |
ネット通販でホイールを購入し、カー用品店やタイヤ専門店に持ち込んで組み替えを依頼するパターンが費用を抑えやすいです。ただし持ち込み工賃が割増になる店舗もあるため、事前に確認してください。
ドライブレコーダーの取り付けも同時に依頼するオーナーが多いです。アトレーのドライブレコーダー選びと取り付け方法も参考にしてみてください。
14インチにインチアップする場合のLTタイヤ選び
14インチへのインチアップでは、ホイールだけでなくタイヤの選定も重要です。バン登録車のアトレーには、LT規格(ライトトラック用)のタイヤが必須となります。
14インチ対応の主なLTタイヤ
| タイヤ名 | サイズ | 荷重指数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| YOKOHAMA PARADA PA03 | 165/55R14C | 95/93N | ホワイトレター対応。SNSで人気 |
| MUDSTAR RADIAL M/T | 165/65R14 | — | オフ系の定番。ブロックパターン |
| DUNLOP ENASAVE VAN01 | 165/55R14C | 95/93N | 省燃費性能に優れた商用車タイヤ |
PARADA PA03はホワイトレター仕様が選べるため、オフ系カスタムとの組み合わせで人気があります。街乗りメインならDUNLOP VAN01の転がり抵抗の低さがメリットです。MUDSTAR RADIAL M/Tはブロックパターンが特徴で、未舗装路を走る機会があるオーナーに向いています。タイヤの選定はホイールと同じくらい見た目に影響するため、慎重に検討してください。
LTタイヤかどうかの見分け方
タイヤサイドウォールに「LT」または「C」の表記があればLTタイヤです。「165/55R14C」の末尾「C」はCommercial(商用)の略で、LT規格に相当します。乗用車用タイヤにはこの表記がありません。タイヤ購入時に忘れず確認してください。
タイヤ外径の変化と速度計への影響
純正145/80R12の外径は約566mmです。14インチの165/55R14Cの外径は約548mmで、約18mm小さくなります。この差により速度計はやや速め(実速度より約3%高い値)を表示します。車検の許容範囲(+6%〜-22.5%)には十分収まります。
165/65R14を選んだ場合の外径は約571mmで、純正とほぼ同じです。外径変化を抑えたいオーナーは165/65R14サイズのLTタイヤを探してみてください。ただしLT規格の165/65R14は選択肢が限られるため、タイヤ在庫の確認が重要です。
選び方ガイド|用途別の最適ホイール
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- PCD100・4穴・14インチ4.5Jまたは12インチ4.0Bの適合サイズ(S700V/S710V共通)
- Amazonで購入可能かつ在庫が確認できる製品(2026年4月時点)
- 税込価格25,000〜90,000円の4本セット(個別販売は除外)
- JWLまたはJWL-T認証取得済み(安全規格を満たす製品のみ)
- 軽バン・軽トラへの装着実績がある製品(みんカラ・SNS等で装着報告あり)
街乗り・通勤メインの場合
毎日の通勤や街乗りが中心なら、SCHNEIDER StaG(14インチ・¥24,600)が費用対効果で優れています。ガンメタカラーは汚れが目立ちにくく、仕事使いにも違和感がありません。スポーク形状は洗車時のブレーキダストの清掃もしやすいです。12インチで十分というオーナーには、インフィニティ F12(¥34,680)が手頃です。
アウトドア・車中泊仕様の場合
アトレーで車中泊やキャンプを楽しむなら、マットブラック系のホイールが人気です。MAD CROSS AEVER(¥37,400)はメッシュデザインでアウトドア感が強く出ます。GIBSON MAX(¥39,200)は軽バン専用設計の安心感があります。どちらもオフロードタイヤとの組み合わせで存在感が増します。
予算に余裕があれば、MLJ XTREME-J XJ04(¥85,800)の質感は別格です。サテンブラックの仕上げは安価なホイールでは出せない高級感があります。
夜間の照明を強化するなら、アトレー LEDルームランプの交換も合わせて検討する価値があります。
コスパ最優先の場合
4本セットの予算を3万円以内に収めたいなら、SCHNEIDER StaG(¥24,600)が第一候補です。14インチアルミとしては業界最安級で、デザインも万人受けするスポーク形状です。12インチでよければ、インフィニティ F12(¥34,680)とMUD BAHN XR-800M(¥36,000)も3万円台に収まります。
タイヤセットで考えると、12インチのアルミ+純正サイズタイヤ(約2万円/4本)で約5.5万円。14インチのアルミ+LTタイヤ(約4万円/4本)で約6.5万円が目安です。
失敗しやすいポイント
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事のおすすめ製品が最適ではない可能性があります。
- 乗用車用タイヤしか持っていない場合 — アトレーはバン登録のため、LTタイヤが必須です。乗用車用タイヤで14インチにインチアップすると、荷重指数不足で車検に通りません。タイヤも同時購入する前提で予算を組んでください。
- 15インチを検討している場合 — 15インチにはLT規格のタイヤ設定がありません。装着自体はできますが、車検NGリスクが高いです。車検のたびに12インチに戻す運用になりかねません。
- 4WD(S710V)でリフトアップ済みの場合 — リフトアップキット装着車は、タイヤ外径変化でスピードメーター誤差が拡大します。交換前にショップへの相談を推奨します。
- ハブリングを用意していない場合 — 社外ホイールのハブ穴径(67mm前後)と純正ハブ径(54mm)には13mmの差があります。ハブリングなしでも走行はできます。ただし振動の原因になるため、同時に購入しておくと安心です。
バッテリーの消耗が気になるオーナーは、ホイール交換と同時にアトレーのバッテリー交換方法とおすすめもチェックしておくと安心です。
また、エンジンオイルの交換時期が近い場合は、アトレーのオイル交換方法と推奨オイルも参考になります。足回りと合わせてメンテナンスを済ませておくと、出費を一度にまとめられます。
Q1. アトレーに15インチのホイールは装着できますか?
物理的には装着できます。ただし15インチにはLT規格のタイヤ設定がありません。アトレーは4ナンバーのバン登録車のため、車検時にLTタイヤが求められます。15インチでの車検合格は困難です。14インチまでのインチアップを推奨します。
Q2. 14インチにインチアップすると乗り心地は変わりますか?
タイヤの扁平率が下がる(80→55程度)ため、路面の段差をやや拾いやすくなります。ただし空気圧を適正に管理すれば、日常使いで不満が出るほどの差にはなりません。ステアリングの応答性は向上します。ワインディングではメリットを感じるオーナーもいます。
Q3. ホイールナットは純正のものを流用できますか?
アトレーの純正ナットはM12×P1.5です。社外アルミの座面形状(テーパー/球面/平面)が純正と異なる場合があります。ホイール付属のナットがあればそちらを使います。付属しない場合はテーパー座M12×P1.5を別途購入してください。
Q4. 2WD(S700V)と4WD(S710V)でホイールサイズは同じですか?
同じです。2WDも4WDもPCD100・4穴・ハブ径54mmで共通です。駆動方式による違いはないため、同一のホイールを装着できます。RS・Xの全グレードで共通仕様となっています。
Q5. JWL-TとJWLの違いは何ですか?
JWLは乗用車向けの安全基準、JWL-Tはトラック・バン向けの安全基準です。アトレーは4ナンバーのバン登録車のため、JWL-T対応品が望ましいです。ただし検査場によってはJWLのみでも合格する場合があります。統一的な運用にはなっていないのが実情です。
Q6. ホイールとタイヤはセットで買うべきですか?
14インチにインチアップする場合は、タイヤも同時に購入するのが合理的です。12インチのままアルミに交換する場合は、純正タイヤをそのまま組み替えられます。ホイール単体での購入で問題ありません。14インチのタイヤセット価格は4本で7〜9万円程度が目安です。
ホイール交換後のメンテナンスと注意点
ホイールを交換した後も、定期的な点検が必要です。以下のポイントを押さえておいてください。
走行100km後の増し締め
新しいホイールを装着した直後は、ナットが馴染んでいない状態です。走行100km前後で一度トルクレンチを使い、規定トルク(103N・m)での増し締めを行ってください。これを怠ると走行中の振動でナットが緩む場合があります。
空気圧の管理
14インチにインチアップした場合、空気圧の設定値が純正と異なります。LTタイヤの推奨空気圧はタイヤ側面に記載されています。一般的に165/55R14CのLTタイヤはフロント350kPa・リア350kPa前後が目安です。ただしタイヤメーカーの指定値を優先してください。
空気圧が低いまま走行すると、タイヤの偏摩耗やバーストのリスクが高まります。月に1回はガソリンスタンドで空気圧チェックを行うのが望ましいです。
ホイールの洗浄
ブレーキダストが付着したまま放置すると、アルミホイールの表面が腐食します。洗車時にはホイール専用クリーナーを使い、スポークの裏側まで汚れを落としてください。マットブラック仕上げの製品は研磨剤入りクリーナーでコーティングが剥がれる場合があるため、中性洗剤での手洗いが安全です。
タイヤのローテーション
5,000〜8,000km走行ごとにタイヤのローテーション(前後入れ替え)を行うと、偏摩耗を防げます。アトレーはFRベースのため、フロントタイヤが先に減る傾向があります。定期的なローテーションでタイヤの寿命を延ばせます。
冬タイヤへの交換
降雪地域のオーナーは、冬用にスタッドレスタイヤ+ホイールのセットを用意しておくと便利です。12インチの純正サイズで冬タイヤセットを組み、14インチを夏用にする運用パターンが一般的です。シーズンごとの交換を自分で行えば、年間4,000〜8,000円程度の工賃を節約できます。冬タイヤ用のホイールはデザインよりも耐久性とコストで選ぶのが合理的です。鉄ホイール(スチール製)も冬用の選択肢に入ります。
暑い時期の走行が増えるオーナーは、日差しの影響も考慮してアトレー サンシェードの装着も検討してみてください。
まとめ|アトレーのホイール選びは「LTタイヤ対応」と「サイズ適合」が最重要
アトレー(S700V/S710V)のホイール交換で最も注意すべきは、バン登録車ゆえのLTタイヤ縛りです。14インチにインチアップする場合は、165/55R14C等のLT規格タイヤとの組み合わせが前提になります。
コスパ重視ならSCHNEIDER StaG(4本¥24,600)が有力です。軽バン専用設計ならGIBSON MAX(4本¥39,200)が安定しています。車検リスクを避けるなら12インチのMUD BAHN XR-800M(4本¥36,000)が手堅い選択です。予算と用途に応じて、この3つから選べば大きな失敗はありません。
ホイール交換はアトレーのカスタムの中でも見た目の変化が大きい項目です。純正の鉄ホイール+キャップから社外アルミに交換するだけで、車全体の印象が変わります。14インチへのインチアップならさらに足元の存在感が増します。ただし、繰り返しになりますが「LTタイヤの装着」と「適合サイズの確認」は見落とせないポイントです。購入前にPCD・穴数・オフセット・ハブ径の4点を確認し、タイヤのLT規格もセットで検討してください。

コメント