更新日:2026年3月
※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。リンクを通じて購入された場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。
結論:現行S700V系の純正タイヤは145/80R12 80/78N LT
ダイハツ アトレーのタイヤサイズは世代ごとに異なります。現行のS700V/S710V系は145/80R12が全グレード共通の純正サイズです。先代S321G/S331G系は165/65R13、さらに旧型のS220G/S230G系は165/70R13が標準装備でした。
この記事では歴代アトレーの純正タイヤサイズとホイールスペックを一覧にまとめています。交換時に気をつけたいLTタイヤの仕様、インチアップの選択肢、タイヤ銘柄ごとの価格差まで数値ベースで解説します。
アトレーは世代によって4ナンバー(貨物車)と5ナンバー(乗用車)の登録区分が異なるため、タイヤ選びのルールも変わります。現行のS700V系は4ナンバーでLTタイヤが前提です。先代のS321G系は5ナンバーのため乗用車用タイヤを選択できます。まずご自身の型式を確認した上で該当セクションを読み進めてください。
歴代アトレー 純正タイヤサイズ一覧表
歴代モデルの純正タイヤサイズを型式別に整理しました。年式と型式で正確に照合してください。
| 世代 | 型式(2WD / 4WD) | 販売期間 | 純正タイヤサイズ | ホイールサイズ | インチ |
|---|---|---|---|---|---|
| 現行(7代目) | S700V / S710V | 2021年12月〜現行 | 145/80R12 80/78N LT | 12×4.00B | 12 |
| 6代目 | S321G / S331G | 2005年5月〜2021年9月 | 165/65R13 77S | 13×4.00B | 13 |
| 5代目 | S220G / S230G | 1999年1月〜2005年4月 | 165/70R13 79S | 13×4.50B | 13 |
数値上のポイントは、現行S700V系で12インチにダウンサイズされている点です。先代S321G系まで13インチが標準でしたが、S700V系はDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)プラットフォーム採用に伴い、12インチに変更されました。
タイヤ外径で比較すると、145/80R12は約536mm、165/65R13は約560mmです。24mmの差があるため、世代間でのタイヤ流用はできません。
さらに重要な違いとして、現行S700V系は4ナンバー(貨物車)登録に変更されました。先代までの5ナンバー(乗用車)登録とは異なり、LT規格のタイヤが前提となっています。この点は車検にも直結するため、後述のセクションで詳しく解説します。
現行S700V/S710V系のタイヤ・ホイール詳細スペック
現行モデルのスペックを数値で整理します。RSグレード・Xグレードともに共通の仕様です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤサイズ | 145/80R12 80/78N LT |
| タイヤ幅 | 145mm |
| 偏平率 | 80% |
| タイヤ外径 | 約536mm |
| ホイールリム | 12×4.00B |
| PCD | 100mm |
| 穴数 | 4穴 |
| インセット | ET40(許容範囲: 38〜42mm) |
| ハブ径 | 54mm |
| ナットサイズ | M12×P1.5 |
「80/78N」はロードインデックス(LI)を表しています。前輪側が80(450kg)、後輪側が78(425kg)に対応します。4本合計で1,750kgの荷重に耐えられる計算です。
末尾の「LT」はライトトラック規格を意味します。乗用車用タイヤ(STD規格)とはゴムの構造や耐荷重性能が異なります。この違いが車検時に問われるポイントです。
PCDは100mmの4穴で、ダイハツの軽自動車としては一般的な仕様です。先代S321G系も同じPCD 100mm・4穴のため、ホイール自体の互換性はあります。ただしリム径が12インチと13インチで異なるため、ホイールごと流用する場合はインチの違いに注意が必要です。
先代S321G/S331G系のタイヤ・ホイールスペック
先代アトレーワゴン(2005年5月〜2021年9月)のスペックも記録として残しておきます。中古車で乗っているオーナーも多い世代です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤサイズ | 165/65R13 77S |
| タイヤ幅 | 165mm |
| 偏平率 | 65% |
| タイヤ外径 | 約560mm |
| ホイールリム | 13×4.00B |
| PCD | 100mm |
| 穴数 | 4穴 |
| インセット | ET40前後 |
| ハブ径 | 54mm |
| ナットサイズ | M12×P1.5 |
S321G/S331G系は5ナンバー(乗用車)登録のため、LT規格のタイヤは不要です。末尾の「77S」は速度記号S(180km/h対応)を示しており、一般的な乗用車用タイヤから選べます。
タイヤ幅は165mmで、現行S700V系の145mmより20mm広くなっています。偏平率も65%と低いため、見た目は現行より扁平な印象です。タイヤの価格帯は1本3,500〜6,000円程度が相場です。
S321G/S331G系は5ナンバーの乗用車登録であるため、タイヤ選びの自由度は高い方です。ブリヂストン ECOPIA EP150やヨコハマ BluEarth-Esなど、低燃費タイヤのラインナップから選択できます。165/65R13は軽自動車向けタイヤとしてはやや特殊なサイズですが、主要メーカーからの供給は継続しています。
14インチへのインチアップを検討する場合、155/65R14または165/55R14が候補です。タイヤ外径で10mm以内の差に収めるのがスピードメーター誤差を抑えるコツです。ホイールは14×4.5J〜5.0J(インセット+40〜+45)が適合します。
2021年9月に生産終了したモデルですが、中古車として流通数が多い世代です。タイヤ交換の頻度も高いため、ネット通販での在庫は安定しています。
車内空間を快適にするなら、フロアマットの状態もチェックしてみてください。純正互換品の選び方はアトレー フロアマット おすすめで詳しく比較しています。
旧型S220G/S230G系のタイヤ・ホイールスペック
旧型アトレーワゴン(1999年1月〜2005年4月)のデータです。現在では部品供給が限られるモデルですが、参考値として掲載します。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイヤサイズ | 165/70R13 79S |
| タイヤ幅 | 165mm |
| 偏平率 | 70% |
| タイヤ外径 | 約570mm |
| ホイールリム | 13×4.50B |
| PCD | 100mm |
| 穴数 | 4穴 |
S220G系では一部の特別仕様車(エアロダウンビレットターボ等)に165/65R14が採用されていた記録もあります。14インチ装着車はホイールリム14×4.50Jが標準でした。
タイヤ外径は約570mmで、3世代の中では最も大きい数値です。現行S700V系(約536mm)と比較すると34mmの差があります。リム幅も13×4.50Bで、S321G系の13×4.00Bより0.5インチ太い仕様です。
S220G/S230G系のタイヤ選びではサイズの流通量に注意が必要です。165/70R13は現行の軽自動車ではほとんど使われていないサイズのため、店頭在庫がない場合があります。ネット通販であれば入手可能ですが、取り寄せに1〜2週間かかるケースも想定しておいてください。
タイヤの価格帯は1本3,000〜5,500円が目安です。ブリヂストン ECOPIA EP150やヨコハマ BluEarth-Es ES32の165/70R13が該当します。型落ちモデルのため、在庫処分セールで安く購入できる場合もあります。
LTタイヤが求められる理由と車検との関係
現行S700V系アトレーでタイヤを選ぶ際、最も注意すべきポイントがLT規格です。なぜLTタイヤが求められるのか、数値で確認します。
4ナンバー車のタイヤ規格要件
アトレー S700V/S710Vは貨物車登録(4ナンバー)です。道路運送車両の保安基準では、貨物車にはJATMA規格の「小型トラック用」またはISO規格の「LT」タイヤの装着が前提とされています。
車両総重量はS700V(2WD・RS)で約1,200kgです。145/80R12 80/78N LTタイヤの場合、4本合計のロードインデックスは1,750kgとなり、十分な余裕があります。
乗用車用タイヤを装着した場合のリスク
仮に155/65R14(LI 75)の乗用車用タイヤを装着した場合、4本合計で1,380kgです。数値上は車両総重量をカバーしています。
しかし、4ナンバー車にSTD規格(乗用車用)タイヤを装着すると、車検時に検査官から指摘を受ける可能性があります。「車検に通るかどうか」は検査官の判断に依存する部分があるため、LT規格品を選ぶのが確実な判断です。
145R12 6PRとの違い
タイヤ販売店で「145R12 6PR」と表記された製品を見かけることがあります。これは旧JIS表記で、現行のISO表記「145/80R12 80/78N LT」とほぼ同じ規格です。どちらの表記でもS700V系アトレーに装着できます。
6PRの「PR」はプライレーティング(耐荷重の目安)を表します。6PRはLI 80/78N相当の荷重に対応しており、実質的に同等品と考えて問題ありません。
14インチへのインチアップ対応サイズ
現行S700V系は12インチが純正ですが、14インチへのインチアップも選択肢として存在します。外径の差と注意点を数値で比較します。
| サイズ | タイヤ外径 | 純正比 | LT規格の有無 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 145/80R12 80/78N LT(純正) | 約536mm | 基準 | あり | 車検に問題なし |
| 155/65R14 75T | 約558mm | +22mm(+4.1%) | 乗用車用のみ | 車検リスクあり |
| 165/55R15 75T | 約563mm | +27mm(+5.0%) | 乗用車用のみ | 車検リスク高 |
外径差が3%を超えるとスピードメーター誤差が顕著になります。155/65R14は+4.1%で、メーターの表示速度と実速度に約4km/hの差が生じる計算です(時速100km/h走行時)。
14インチにインチアップする場合のホイール適合サイズは14×4.5Jまたは14×5.0J(インセット+40〜+45)です。PCD 100mm・4穴は純正と共通のため、ホイール選びの幅は広い方です。
ただし、14インチ用のLT規格タイヤは市場にほとんど流通していません。インチアップすると事実上、乗用車用タイヤしか選択肢がなくなります。車検の継続検査でLT規格の有無を指摘されるリスクを踏まえた上で判断してください。
ドライブ中の安全面では、ドライブレコーダーの装着もセットで検討したいところです。アトレー向けの製品はアトレー ドライブレコーダー おすすめでまとめています。
タイヤサイズの読み方と各数値の意味
タイヤサイズ表記に含まれる数値の意味を把握しておくと、サイズ選びの判断がしやすくなります。「145/80R12 80/78N LT」を例に分解します。
タイヤ幅・偏平率・リム径
先頭の「145」はタイヤ幅(mm)です。接地面の幅に近い数値で、145mmは軽商用車としては標準的な幅です。先代S321G系の165mmより20mm狭くなっています。
「80」は偏平率(%)を表します。タイヤの断面高さ÷タイヤ幅×100で算出される値です。80%はサイドウォールが比較的厚いことを意味し、路面の凹凸を吸収しやすい反面、コーナリング時の腰砕け感が出やすい傾向があります。
「R12」のRはラジアル構造、12はリム径(インチ)です。12インチは軽トラック・軽バンで広く使われているサイズで、タイヤの選択肢は豊富にあります。
ロードインデックスと速度記号
「80/78N」の80と78はロードインデックス(LI)です。前輪(80)は1本あたり450kg、後輪(78)は425kgの荷重に対応します。前後で異なるのは、貨物車特有の指定です。荷物を積んだ状態で後輪への負荷が高くなることを考慮しています。
「N」は速度記号で、最高速度140km/hまで対応することを示します。高速道路の制限速度(100km/h)を十分にカバーする仕様です。
LT規格の定義
末尾の「LT」はLight Truck(ライトトラック)の略称です。ISO規格において小型トラック・小型バン用に設計されたタイヤであることを示します。乗用車用タイヤ(P規格またはSTD規格)とはカーカスの強度や最大充填空気圧が異なり、より高い荷重に耐える構造になっています。
具体的には、LTタイヤはサイドウォールのプライ数が多く、高い空気圧での使用に耐えられる設計です。乗用車用タイヤの最大空気圧が280kPa程度であるのに対し、LTタイヤは350kPa以上の充填にも対応します。
タイヤ交換の費用目安
タイヤ交換にかかる費用の内訳を整理します。自分で交換する場合とショップに依頼する場合で、トータルコストが変わります。
DIYの場合
タイヤ本体(ホイール付きの組み替え済みセット)を購入してDIYで交換する場合、ジャッキとクロスレンチがあれば作業に対応できます。
必要な工具と参考価格は以下の通りです。
- フロアジャッキ: 3,000〜8,000円(油圧式)
- クロスレンチ: 1,500〜3,000円
- トルクレンチ: 3,000〜6,000円
- ジャッキスタンド: 2,000〜4,000円(2台組)
工具をすでに持っている場合、交換費用はタイヤ代のみです。4本セットで15,000〜34,000円が価格帯の中心になります。
ショップ依頼の場合
タイヤ持ち込みでの交換工賃は、1本あたり1,500〜3,000円が相場です。12インチは小径で作業がしやすいため、工賃は低めに設定されていることが多い傾向です。
ショップで購入した場合は工賃サービスや割引が適用されるケースもあります。4本の組み替え・バランス調整・古タイヤ処分を含めると、工賃の合計は6,000〜12,000円程度です。
エアバルブ交換も同時に依頼すると、追加費用は1本200〜500円程度で済みます。バルブのゴムが硬化していると空気漏れの原因になるため、タイヤ交換と同時に対処するのが合理的です。
タイヤとホイールのセット購入
ホイール付きの4本セットは、タイヤ交換時の組み替え工賃を省けるメリットがあります。Amazonではダンロップ ENASAVE VAN01 + アルミホイールの4本セットが約68,100円で販売されています。
ただし、セット品はホイールの種類が限定されるため、デザインの好みとの兼ね合いになります。ホイール単体とタイヤ単体を別々に購入し、ショップで組み替える方がデザインの選択肢は広がります。
純正タイヤの選び方ガイド
145/80R12 LTタイヤの交換時期の判断基準と選定ポイントを整理します。
スリップサインと残溝の目安
新品タイヤの溝深さは約6.5mm前後です。スリップサインが露出する1.6mmが法定の使用限度ですが、残溝3mm以下になると制動距離が伸び始めます。雨天走行が多い場合、残溝4mmを交換の目安にしてください。
溝の深さはデプスゲージ(500円前後)で計測できます。溝の中央・内側・外側の3点を測定し、最も浅い箇所を基準にします。
製造年の確認方法
ゴムは使用しなくても経年劣化します。溝が残っていても製造から5年を超えたタイヤは交換を検討してください。
製造年はタイヤ側面の4桁数字で確認できます。例えば「2524」と刻印されていれば、2024年第25週の製造です。この数字は片側にしか記載されていない場合があるため、両面を確認します。
本記事のおすすめ選定基準
タイヤを選ぶ際の判断軸を整理しました。
- 145/80R12 80/78N LTの規格適合品(車検を考慮しLT規格を優先)
- Amazonでの販売価格が1本4,000〜7,000円の価格帯
- 国内主要メーカー品を優先(ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ等)
- レビュー評価3.5以上かつレビュー件数10件以上
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、タイヤ選びの方針が変わります。
- すでに14インチにインチアップ済みの方 — 145/80R12は装着できません。現在のホイールサイズを測定した上でタイヤサイズを確認してください。
- 車検まで半年以内の方 — LT規格でないタイヤが装着されていると指摘を受ける可能性があります。タイヤ側面の「LT」表記を確認してから購入してください。
- 先代S321G/S331Gオーナー — 純正サイズは165/65R13です。現行S700V用の145/80R12とは互換性がないため、型式を確認の上で選んでください。
- 冬用タイヤへの交換を検討中の方 — スタッドレスも同じ145/80R12 80/78N LT規格品を選んでください。LT規格のスタッドレスは選択肢が限られるため、早めの在庫確認を推奨します。
145/80R12 LTタイヤ 主要銘柄と価格比較
Amazonで入手可能な145/80R12 80/78N LTタイヤの主要銘柄を比較します。2026年3月時点の価格です。
| メーカー | 銘柄 | 1本あたり価格 | 4本セット価格 | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヨコハマ | SUPER VAN Y356 | 約4,200円 | 約15,300円 | バン・商用 | コスパ最優先の定番 |
| ブリヂストン | K370 | 約5,080円 | 約18,200円 | バン・商用 | 耐摩耗性に定評あり |
| ダンロップ | ENASAVE VAN01 | 約5,500円 | — | バン・低燃費 | 転がり抵抗を低減 |
| ヨコハマ | GEOLANDAR M/T G003 | 約6,780円 | — | オフロード | ホワイトレター仕様 |
| MUDSTAR | RADIAL M/T | 約8,500円 | 約34,000円 | オフロード | ホワイトレター・M/T |
スペック比較で見ると、ヨコハマ SUPER VAN Y356が1本あたり約4,200円と最も手頃です。バン用タイヤとして長年の実績があり、静粛性よりも耐荷重性と耐久性を重視した設計です。
ブリヂストン K370は1本あたり約5,080円で、Y356より約880円高い水準です。6PRタイヤ(145R12 6PR)の後継モデルとしてバン・商用車に広く使われています。トレッドの耐摩耗性に定評があり、年間走行距離が多いオーナーに向いています。
オフロード志向のオーナーには、ヨコハマ GEOLANDAR M/T G003(約6,780円/本)やMUDSTAR RADIAL M/T(約8,500円/本)が候補に入ります。どちらも145/80R12 80/78N LT規格に適合しており、ホワイトレターのサイドウォールが特徴です。ただし、M/Tタイヤは舗装路でのロードノイズが大きくなる傾向があります。日常使いがメインの場合はバン用タイヤの方が快適です。
スタッドレスタイヤの選択肢
冬用タイヤもLT規格品が必要です。145/80R12 80/78N LTのスタッドレスはブリヂストン W300が代表的な銘柄です。4本セットで約18,180円(定価23,628円から約23%OFF)で販売されています。
スタッドレスは夏タイヤより選択肢が少ないため、秋口に在庫を確認しておくのが得策です。シーズン中は品薄になりやすく、価格も上昇する傾向があります。
タイヤ交換時にあわせて確認したいポイント
タイヤ交換のタイミングで確認しておきたい周辺パーツの状態を整理します。
ホイールナットの締め付けトルク
S700V系アトレーの規定トルクは103N・m(10.5kgf・m)です。トルクレンチを使わずに締めすぎると、ハブボルトの破損やホイールの歪みにつながります。逆に締め付け不足はホイール脱落の原因です。
交換後の50〜100km走行時に増し締めを行うのが一般的な手順です。ナットの緩みがないか、トルクレンチで再確認してください。
エアバルブの劣化
ゴム製エアバルブは3〜5年で劣化します。タイヤ交換と同時に新品に交換するのが合理的です。1個あたり200〜500円程度で、工賃込みでも大きな費用にはなりません。
バルブからのスローパンク(微量の空気漏れ)は目視で発見しにくいため、タイヤ交換時にまとめて対処しておくと安心です。
空気圧の管理
S700V系アトレーの指定空気圧は運転席ドア開口部のラベルに記載されています。一般的にはフロント240kPa・リア350kPa前後です(積載状態による)。LTタイヤは乗用車用より高い空気圧で使用するケースが多いため、指定値を確認した上で調整してください。
バッテリーの状態確認もタイヤ交換時に行うと効率的です。適合バッテリーの選び方はアトレー バッテリー交換ガイドにまとめています。
ホイールキャップ・センターキャップの確認
S700V系の純正12インチスチールホイールにはホイールキャップが装着されています。タイヤ交換時にキャップを外した際、ツメの破損や変形がないか確認しておくと後のトラブルを防げます。
ホイールキャップの固定ツメは樹脂製で、脱着を繰り返すと劣化します。ツメが折れると走行中にキャップが脱落する場合があるため、状態が悪い場合は交換を検討してください。純正品の価格は1枚1,500〜2,500円程度です。
アルミホイールに交換済みの場合はホイールキャップ不要ですが、センターキャップの脱落がないかは確認しておきましょう。
アライメントのズレ
タイヤ交換だけではアライメント(ホイールの角度調整)は変化しません。ただし、縁石へのヒットやサスペンション部品の経年劣化があると、トーイン・キャンバーのズレが生じていることがあります。
タイヤの偏摩耗(内側だけ・外側だけが減る)が見られる場合は、アライメント測定を受けることを推奨します。測定費用は3,000〜5,000円、調整を含めると8,000〜15,000円が相場です。
夏場の車中泊や長距離移動ではサンシェードの出番も増えます。アトレー サンシェード おすすめで遮光性の高い製品を確認できます。
よくある質問
Q1. アトレー S700V系のタイヤは乗用車用(155/65R14)でも装着できますか?
物理的には装着可能ですが、4ナンバー車はLT規格のタイヤが前提です。乗用車用の155/65R14を装着した場合、車検時に検査官から不適合と判断される可能性があります。継続車検を考慮するなら、145/80R12 80/78N LT規格品が確実です。
Q2. 先代アトレーワゴン(S321G/S331G)のタイヤサイズを教えてください。
先代アトレーワゴン(S321G/S331G)の純正タイヤサイズは165/65R13 77Sです。ホイールは13×4.00Bで、PCDは100mm(4穴)です。現行S700V系とはタイヤサイズもホイール径も異なるため、互換性はありません。
Q3. 145R12 6PRと145/80R12 80/78N LTは同じものですか?
表記方法が異なるだけで、実質的にほぼ同じ規格です。145R12 6PRは旧JIS表記、145/80R12 80/78N LTが現行のISO表記にあたります。店頭でどちらの表記で販売されていても、S700V系アトレーに使用できます。
Q4. スタッドレスタイヤも同じサイズで問題ありませんか?
スタッドレスも145/80R12 80/78N LT規格品を選んでください。ブリヂストン W300がLT規格対応のスタッドレスとして代表的です。4本セットで約18,000円前後の価格帯です。夏タイヤに比べてLT規格のスタッドレスは種類が少ないため、早めの確認を推奨します。
Q5. タイヤのローテーション間隔はどのくらいが目安ですか?
一般的には5,000km走行ごとのローテーションが推奨されています。アトレーはFR(後輪駆動)ベースのため、リアタイヤの方が摩耗しやすい傾向です。前後を入れ替えることで4本の摩耗を均一化し、タイヤの寿命を延ばせます。4WD車(S710V)の場合も同様の間隔で対応してください。
まとめ
アトレーの純正タイヤサイズは世代ごとに以下の通りです。
- 現行S700V/S710V系: 145/80R12 80/78N LT(12インチ・LT規格が前提)
- 先代S321G/S331G系: 165/65R13 77S(13インチ・乗用車用)
- 旧型S220G/S230G系: 165/70R13 79S(13インチ・乗用車用)
現行モデルで最も注意すべきはLTタイヤの規格です。4ナンバー貨物車であるアトレーにはLTまたは小型トラック用タイヤの装着が前提となります。価格帯は1本4,200〜6,800円で、ヨコハマ SUPER VAN Y356がコスパ面では有力な選択肢です。
交換時にはタイヤ側面の「LT」表記と4桁の製造年コードを確認してください。型式に合った正しいサイズを選ぶことが、安全な走行と車検クリアの両方に直結します。
タイヤの購入先としては、Amazon・タイヤ専門通販・カー用品店が主な選択肢です。通販で購入しショップに持ち込む場合は、組み替え工賃と廃タイヤ処分費が別途発生する点に注意してください。ショップで購入すれば工賃込みの価格が提示されるため、トータルコストの比較が容易です。
関連記事
アトレーの車内環境やメンテナンスに役立つ記事もあわせてご覧ください。

コメント