更新日:2026年4月
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結論:アトレーのナビは予算と画面サイズで選ぶ
アトレー S700系は標準で200mmワイドのオーディオスペースを備えています。7インチの2DINナビがそのまま収まり、9インチ以上はフローティングタイプで対応する構造です。
この記事では、Amazonで在庫ありの製品から6機種を厳選しました。予算28,000円台のディスプレイオーディオから156,000円台の11インチ大画面ナビまで、スペック比較表付きで解説します。
なお、アトレーは商用バンベースの車両です。ナビの取り付けスペースはハイゼットカーゴと共通のため、ハイゼット向けの取り付けキットも流用できます。ただし、型式(S700V/S710V等)の確認は欠かさないでください。
アトレー S700系のナビ取り付け基本情報
アトレー S700系(R3/12フルモデルチェンジ以降)のオーディオスペースは、200mmワイドの2DINサイズです。7インチまでのインダッシュナビはそのまま取り付けられます。
9インチ以上のナビを装着したい場合は、フローティングタイプを選んでください。ハザードスイッチやエアコン吹き出し口と干渉しない設計のモデルが適しています。
なお、旧型アトレー(S321G/S331G型、〜R3/12)とはカプラー形状が異なります。配線キットや金具に互換性がないため、S700系専用品を選んでください。
オーディオスペースの仕様
アトレー S700系のオーディオスペースには3つの仕様が存在します。
- オーディオレス車: ブランクパネルのみ装着。社外ナビの取り付けに最も適している
- ワイドナビ用200mm窓付き車: 200mmワイドモデルがジャストフィットする
- スピーカー付き車: スピーカーが装着済みのため配線が一部簡略化される
いずれの仕様でも、ダイハツ純正の固定金具(08606-K5008)と電源ハーネス(JP-CA4T)は共通で使用します。
200mmワイドと180mmの違い
アトレーのオーディオスペースは200mmワイドです。180mmモデルも取り付け自体はできますが、両サイドに約10mmずつ隙間が生じます。
200mmワイドモデルを選べば、パネルとの隙間なく美しく収まります。180mmモデルを使う場合は、ワイドパネル(ラジオパネル品番86221-B5010相当)を追加購入してください。
スペック比較で見ると、200mmワイドモデルは各メーカーとも型番末尾に「W」「WD」が付く傾向があります。例えばパナソニック ストラーダの場合、CN-HE02D(180mm)に対してCN-HE02WD(200mmワイド)という区分です。購入時に型番を間違えないよう注意してください。
取り付けに使うパーツ一覧
ナビ本体以外に、取り付けには以下のパーツが要ります。車両の仕様(バックカメラあり/なし、ステアリングリモコンあり/なし)によって追加パーツが変わります。
| パーツ | 品番・型番 | 参考価格(税込) | 用途 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ナビ固定金具 | 08606-K5008(ダイハツ純正) | 880円 | ナビ本体の固定 | 全車共通で必要 |
| 電源ハーネス | JP-CA4T(10P/6Pタイプ) | 1,650円 | 電源・スピーカー接続 | トヨタ・ダイハツ共通 |
| カメラ変換アダプター | AV-C48 | 6,028円 | 純正バックカメラ映像の変換 | カメラ付き車のみ |
| ステリモ変換ケーブル | JP-CA45STRT等 | 1,650〜2,200円 | ステアリングスイッチ連動 | ナビメーカー別に選択 |
| 車両信号取り出しハーネス | JP-CA114D | 1,980円 | 車速/リバース信号取得 | カメラ・ステリモなし車 |
純正バックカメラ付き車では、カメラ変換アダプター(AV-C48)を使って映像信号をRCAに変換します。アンテナ線は3本あり、ケンウッド製と同一形状のためそのまま接続が可能です。
ステリモ変換ケーブルはナビメーカーごとに異なります。パイオニア用はJP-CA45STRT、ケンウッド用はJP-CA71BCK、クラリオン用はJP-CA32BCCです。購入前にナビのメーカーを確定させてください。
車速信号線には抵抗が入っています。配線をカットした場合は、抵抗を忘れずに再接続してください。抵抗なしで接続すると、速度表示が正確に出ない場合があります。
取り付けパーツの総費用目安
パーツの組み合わせは車両の仕様によって異なります。代表的な3パターンの費用目安は以下の通りです。
- オーディオレス+カメラなし+ステリモなし: 固定金具880円+電源ハーネス1,650円+信号取り出し1,980円=合計4,510円
- オーディオレス+純正カメラあり+ステリモあり: 固定金具880円+電源ハーネス1,650円+カメラ変換6,028円+ステリモ変換1,980円=合計10,538円
- 純正DA付き+カメラあり+ステリモあり: 上記に加え、純正DA取り外し作業が発生。パーツ費用は同等
プロに依頼する場合の工賃(15,000〜25,000円)を加えると、最小構成で約2万円、フル構成で約3.5万円が取り付け費用の目安です。
アトレー ナビの選び方ガイド
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- Amazonで在庫あり・新品で購入できる製品(2026年4月時点で在庫確認済み)
- アトレー S700系の200mmワイドスペースに取り付けられる製品(180mmモデルはワイドパネル併用)
- Apple CarPlayまたはAndroid Auto対応(2026年のスマホ連携標準機能)
- 税込25,000〜160,000円の価格帯(エントリーからハイエンドまで網羅)
- 国内主要メーカー品を優先(パナソニック・ケンウッド・カロッツェリア・アルパイン)
ナビ選びの3つの軸
アトレーのナビ選びは「画面サイズ」「機能」「予算」の3軸で整理すると迷いにくくなります。
画面サイズの選択肢は3パターンです。7インチ(2DINインダッシュ)は取り付けが簡単で種類も豊富です。8インチ(フローティング)は視認性と収まりのバランスが良好です。11インチ(フローティング)は圧倒的な見やすさがある反面、価格は15万円を超えます。
機能面では、CarPlay/Android Auto対応が2026年の標準です。スマホのナビアプリ(Google Maps、Yahoo!カーナビ等)をそのまま大画面に映せるため、地図更新の手間が省けます。フルセグ地デジは地デジ放送を視聴したい方のみ必要な機能です。
予算の目安としては、DA(ディスプレイオーディオ)なら3万円前後、本格ナビなら6〜7万円、大画面モデルなら10〜16万円が相場です。取り付けパーツ代(5,000〜10,000円)とプロ依頼の場合の工賃(15,000〜25,000円)も加算して検討してください。
ディスプレイオーディオ(DA)とカーナビの違い
ナビ選びで最初に迷うのが「DA(ディスプレイオーディオ)にするか、本格カーナビにするか」の選択です。両者の違いを整理しておきます。
DAは地図データを内蔵していません。スマホのCarPlayやAndroid Autoを使い、スマホのナビアプリを大画面に映す仕組みです。価格は3万円前後と手頃ですが、スマホがないとナビ機能が使えません。
一方、カーナビは本体に地図データを内蔵しています。スマホなしでも案内が受けられるため、電波の弱い山間部やスマホのバッテリー切れ時にも機能します。価格は6〜16万円と高めですが、独立した案内が得られる安心感があります。
アトレーを配送業務で使う場合は、カーナビの独立した地図が役立ちます。プライベート利用がメインで、常にスマホを持ち歩いているならDAで十分対応できます。
地図の鮮度という観点では、DAのほうが有利です。スマホのナビアプリ(Google Maps等)は常に最新データに更新されるため、新しい道路や施設がすぐに反映されます。カーナビの内蔵地図は有料更新(1回15,000〜20,000円程度)が不要なモデルを除き、定期的な費用がかかります。
おすすめナビ6選 スペック比較表
| 製品名 | 画面サイズ | 価格(税込) | CarPlay対応 | 地図更新 | フルセグ | タイプ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ケンウッド DDX5020SR | 7インチ | 28,105円 | 対応 | なし(DA) | 非対応 | ディスプレイオーディオ |
| パナソニック ストラーダ CN-HE02WD | 7インチ | 57,800円 | 非対応 | 有料 | 対応 | 2DINナビ(200mmワイド) |
| カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RW522 | 7インチ | 64,200円 | 対応 | 無料 | 対応 | 2DINナビ(200mmワイド) |
| ケンウッド 彩速ナビ MDV-D612W | 7インチ | 69,182円 | 対応 | 有料 | 対応 | 2DINナビ(200mmワイド) |
| ケンウッド 彩速ナビ MDV-M812L | 8インチ | 97,000円 | 対応 | 有料 | 対応 | フローティングナビ |
| アルパイン BIG X 11 XF11NX2S | 11インチ | 156,780円 | 対応(ワイヤレス) | 有料 | 対応 | フローティングナビ |
数値上は、楽ナビ AVIC-RW522が地図更新無料で64,200円とコスパ面で頭一つ抜けています。一方、DA入門のDDX5020SRは28,105円で導入コストが最も低い選択肢です。
6製品中5製品がCarPlayに対応しています。唯一非対応のストラーダ CN-HE02WDは、その分38%OFFの57,800円という価格面で優位です。
各メーカーの特徴を簡潔にまとめると、パナソニックは地図精度とドラレコ連携、カロッツェリアは地図更新無料とHDMI対応、ケンウッドは音質と起動速度、アルパインは大画面と車種専用設計に強みがあります。同じ価格帯でも、メーカーごとの設計思想が異なるため、自分の優先項目に合ったメーカーを選ぶのがカギです。
画面解像度に関しては、全モデルがHD(1280×720)以上の解像度を確保しています。7インチと8インチではピクセル密度の差はわずかですが、11インチになると同じHD解像度でも1ピクセルあたりの面積が大きくなり、近くで見ると粗さを感じる場合があります。ただし運転中のナビ表示距離(約60cm)では問題ないレベルです。夜間走行時の画面の明るさは、いずれのモデルも自動調光に対応しています。
エントリークラス(3万円以下)の詳細
ケンウッド DDX5020SR|DA入門に最適な28,105円
ディスプレイオーディオ(DA)タイプで、地図データを内蔵しないスマホ連携専用モデルです。Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しており、スマホのナビアプリをそのまま7インチ画面に表示できます。
DVD/CD/USB/Bluetooth搭載で、オーディオ機能も充実しています。ステアリングリモコン対応のため、アトレーのステリモ変換ケーブル(ケンウッド用JP-CA71BCK)を追加すればハンドルから操作できます。
スペック比較で見ると、28,105円という価格帯でCarPlay対応は他メーカーのDA製品と比較しても割安です。地図アプリの更新はスマホ側で自動的に行われるため、ナビ本体の地図更新費用がかかりません。
デメリットとして、スマホがないとナビ機能が使えない点が挙げられます。スマホのバッテリー切れ時や圏外エリアでは、地図表示ができなくなります。山間部や電波が弱いエリアでの使用が多い場合は、オフライン地図対応のナビアプリを事前にダウンロードしておくと安心です。
液晶パネルはWSVGA解像度で、7インチとしては標準的な画質です。直射日光が当たると見づらくなることがあるため、サンシェードの併用も検討してみてください。
DDX5020SRの重量は約1.3kgで、アトレーのオーディオスペースにしっかり収まるサイズ感です。奥行きも一般的な2DINサイズに準拠しており、取り付け時に干渉が起きにくい設計になっています。
ミドルクラス(5〜7万円)の詳細
パナソニック ストラーダ CN-HE02WD|200mmワイド・フルセグ対応
パナソニックのストラーダシリーズで、200mmワイドモデルです。アトレーの200mmワイドスペースにぴったり収まるため、隙間なく装着できます。
HD液晶搭載でフルセグ地デジ対応です。ドライブレコーダー連携機能があり、パナソニック製ドラレコと組み合わせるとナビ画面で録画映像を確認できます。Bluetooth接続にも対応しています。
57,800円という価格は、定価92,800円から38%OFFの水準です。フルセグ対応の7インチナビとしては、この価格帯で最も割安な選択肢といえます。
ただし、CarPlay/Android Autoには非対応です。内蔵地図のみでの運用となるため、地図更新が有料で発生する点は事前に把握しておいてください。スマホナビとの連携を重視する場合は、楽ナビや彩速ナビを検討してください。
ストラーダの強みは、安定した地図精度と操作性にあります。パナソニック独自のゼンリン地図データは交差点拡大図や高速道路の案内表示が見やすく、長年のカーナビ開発で培ったUIが使いやすいと定評があります。CarPlayに頼らず、ナビ単体で完結させたいオーナーに向いています。
ETC2.0車載器との連携にも対応しています。パナソニック製ETC2.0車載器と組み合わせると、渋滞回避ルートの自動提案や料金表示がナビ画面に統合されます。
カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RW522|地図更新無料が強み
カロッツェリア(パイオニア)の楽ナビシリーズで、200mmワイドモデルです。最大の特徴は地図更新が無料で提供される点にあります。
7インチHD IPS液晶を搭載し、フルセグ・Bluetooth・HDMI入力に対応しています。CarPlayとAndroid Autoにも対応しているため、スマホナビとの併用も選べます。IPS液晶は視野角が広く、助手席からも画面が見やすい特徴があります。
64,200円で地図更新無料という条件は、ランニングコストまで含めた実質的なコストパフォーマンスが高い製品です。定価88,671円からの28%OFFで購入できます。
3年間使用した場合の地図更新費用(通常1回あたり15,000〜20,000円程度)が不要になるため、長期的には他モデルとの価格差を十分に吸収します。
HDMI入力に対応しているため、Fire TV StickやChromecastを接続して動画サービス(Netflix、YouTube等)をナビ画面で視聴することもできます。もちろん走行中の視聴は制限されますが、停車中や車中泊時には便利な機能です。
楽ナビのIPS液晶は視野角が広く、運転席だけでなく助手席や後部座席からも画面が見やすい仕様です。アトレーはフロントシートの間隔が近いため、同乗者と画面を共有する場面で恩恵を感じられます。
ナビと同時に検討するオーナーが多いのがドライブレコーダーです。楽ナビはドラレコ連携にも対応しており、同時導入のメリットがあります。
ケンウッド 彩速ナビ MDV-D612W|高音質を求めるなら
ケンウッドの彩速ナビ最新エントリーモデルで、200mmワイド仕様です。ケンウッドはオーディオメーカーとしての歴史が長く、音質面での口コミ評価が安定しています。
CarPlay・Android Auto対応、フルセグ搭載と基本性能は楽ナビと同等水準です。69,182円と楽ナビより約5,000円高いものの、音質を重視するオーナーには候補に入れて損はない製品です。
アトレーのアンテナ線はケンウッドと同一形状のため、変換なしでそのまま接続できます。取り付けの手間が1ステップ少なくなる点は、実用上のメリットです。
アトレーでの通勤時間を音楽で快適に過ごしたい方には、彩速ナビの音質設計が響くはずです。イコライザー設定の細かさも、オーディオ専門メーカーならではの特徴です。
彩速ナビの「彩速」は起動の速さを指しています。電源ONから地図表示まで数秒で完了するため、エンジンスタート直後からナビが使える利点があります。忙しい朝の出勤時や、配送業務で頻繁にエンジンを切る使い方には実用的な差が出ます。
また、夜間の車内を快適にしたい場合はLEDルームランプへの交換も作業ついでに検討してみてください。
ハイエンドクラス(9万円以上)の詳細
ケンウッド 彩速ナビ MDV-M812L|8インチHD大画面
8インチHD液晶のインダッシュモデルです。7インチからの約1インチの差は、対角で25mm以上の表示領域拡大につながります。地図やCarPlay画面の視認性が格段に向上します。
CarPlayとAndroid Autoに対応し、安心の日本製です。97,000円と7インチモデルより3万円ほど高くなりますが、画面の大きさと見やすさを優先するなら検討する価値があります。
定価102,300円から5%OFFの97,000円で販売されています。8インチクラスでCarPlay対応・日本製という条件では、選択肢が限られるためこのモデルが有力です。
アトレーを仕事用のバンとして使う場合、細かい住所検索や地図の拡大表示で8インチの恩恵を感じる場面が多くなります。配送業務や営業回りで頻繁にナビを使うオーナーに向いています。
MDV-M812Lはインダッシュ型のフローティング構造です。画面が本体から前方にせり出す形で取り付けられるため、ダッシュボードから浮いたように見えます。このフローティング機構によって、7インチの本体奥行きはそのままに、画面サイズだけを8インチに拡大しています。
画面の角度は上下に調整が利くため、運転姿勢に合わせて最適な視認角度に設定できます。アトレーはシートポジションがやや高めのため、画面をやや下向きに傾けると見やすくなります。
アルパイン BIG X 11 XF11NX2S|11インチの圧倒的大画面
11インチのフローティングタイプで、車内ナビとしては最大級の画面サイズです。1DINスペースから画面がせり出す構造で、アトレーのダッシュボードに装着できます。
ワイヤレスCarPlay、Android Auto、HDMI入力、Bluetooth、USBメモリに対応しています。DVD/CDメカレスモデルのため、光学ドライブを省いた分だけ奥行きがコンパクトです。
156,780円と本記事で最も高額ですが、11インチの表示領域は7インチの約2.5倍です。ナビ画面の文字サイズや地図の情報量に明確な差が出ます。予算に余裕があり、大画面にこだわるなら選択肢に入ります。
ワイヤレスCarPlayに対応しているため、iPhoneをポケットに入れたまま接続できます。有線接続が不要になる快適さは、一度体験すると戻れないという声もあります。
11インチの大画面はナビ用途だけでなく、HDMI入力でミラーリングした動画視聴にも最適です。アトレーを車中泊仕様にしているオーナーであれば、停車中にタブレット感覚で使える点が実用的です。
BIG X 11はメカレスモデル(DVD/CDドライブなし)のため、光学ドライブ分のスペースと重量が節約されています。その分、本体の奥行きが短く、アトレーのダッシュボード裏のスペースに余裕が生まれます。CD再生が不要な方には合理的な設計です。
取り付け時の注意点として、BIG X 11は1DINスペースに本体を設置する構造です。2DINスペースの上半分のみを使用するため、下段に1DINの小物入れやETC車載器を設置することもできます。
DIY取り付けとプロ依頼の比較
アトレーへのナビ取り付けをDIYで行うか、プロに依頼するかは予算と経験値で判断してください。
DIY取り付けのメリット・デメリット
DIYのメリットは工賃が不要になる点です。パーツ代のみ(4,510〜10,538円)で済むため、総費用を抑えられます。作業時間は慣れている方で1〜1.5時間、初めての方で2〜3時間程度が目安です。
デメリットとして、内張り外しの際にクリップを破損するリスクがあります。また、配線の接続ミスでナビが動作しない、バックカメラ映像が映らないといったトラブルが起きる場合もあります。電装系の知識がない方にはハードルが高い作業です。
プロ依頼の費用目安
カー用品店(オートバックス、イエローハット等)での取り付け工賃は以下の通りです。
- 7インチ2DINナビ: 15,000〜20,000円
- フローティングナビ(8〜11インチ): 20,000〜30,000円
- バックカメラ接続追加: 5,000〜8,000円
- ETC連動追加: 3,000〜5,000円
ディーラーでの作業はカー用品店より1.5〜2倍の工賃になる傾向があります。ただし、ダイハツディーラーであればアトレーの構造を熟知しているため、仕上がりの安心感は高めです。
ナビ購入時にカー用品店で同時購入すると、取り付け工賃が割引になるキャンペーンを行っていることもあります。Amazonで本体を購入して持ち込み取り付けを依頼する場合は、持ち込み工賃が上乗せされるケースがある点にも注意してください。
失敗しやすいポイントと取り付け時の注意
ナビ取り付けで最も多いミスは、パネルサイズの選び間違いです。アトレー S700系のオーディオスペースは200mmワイドですが、一般的な180mmモデルも取り付け自体は可能です。ただし180mmモデルの場合は両サイドに隙間ができるため、ワイドパネルが別途必要になります。
車速信号線の処理にも注意してください。アトレーの車速信号線には抵抗がかましてあるため、配線をカットした際は抵抗を忘れずに再接続してください。抵抗なしで接続すると、速度表示が正確に出ない場合があります。
フルモデルチェンジ前後(R3/12が境目)でカプラー形状が変わっています。旧型用のハーネスや金具はS700系には使えません。中古パーツを流用する場合は型式の確認が不可欠です。
フローティングタイプ(8インチ以上)を選ぶ場合は、ダッシュボード上のスペースとの干渉を確認してください。スマホホルダーやレーダー探知機を同じ位置に設置していると、画面と重なる場合があります。
もう一つ見落としやすいのが、GPS受信精度の問題です。アトレーは金属製のルーフを持つバンタイプのため、GPSアンテナの設置位置によって受信感度が変わります。ナビ付属のGPSアンテナはダッシュボード上に設置するのが基本ですが、フロントガラス上部のほうが感度が良いケースもあります。
配線の取り回しについても注意が要ります。アトレーのダッシュボード裏は配線スペースがやや狭めです。USB延長ケーブルやHDMIケーブルを追加する場合は、グローブボックス裏を経由させると見た目がすっきりします。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介した製品が最適ではない場合があります。
- 純正ディスプレイオーディオで十分な方 — アトレーには純正で6.8インチ/9インチのDAが設定されています。CarPlayやAndroid Autoを使うだけなら純正DAでも対応できるため、後付けナビが不要な場合があります。
- DIY未経験で電装系の作業に不安がある方 — ナビ取り付けには内張り外しや配線接続が伴います。カー用品店への取り付け依頼(工賃15,000〜25,000円前後)も検討してください。オートバックスやイエローハットで対応しています。
- 旧型アトレー(S321G/S331G型)のオーナー — R3/12以前のモデルはカプラー形状・金具が異なります。本記事の取り付けパーツ情報はS700系専用です。購入前に車検証で型式を確認してください。
- ポータブルナビを検討中の方 — 本記事はインダッシュ/フローティングタイプのナビを扱っています。ダッシュボードに置くだけのポータブルナビ(7,000〜13,000円程度)は別カテゴリのため、用途に合わせて選んでください。
よくある質問
Q1. アトレーに9インチ以上のナビは付きますか?
取り付け自体はできます。ただし9インチ以上はフローティングタイプを選んでください。ケンウッド MDV-M812L(8インチ)やアルパイン BIG X 11 XF11NX2S(11インチ)のようなフローティングモデルなら、ハザードスイッチやエアコン吹き出し口と干渉せずに装着できます。
Q2. 純正バックカメラはそのまま使えますか?
カメラ変換アダプター(AV-C48、税込6,028円)を使えば、純正バックカメラの映像を社外ナビに入力できます。ケンウッド製ナビの場合は別途RCA変換ケーブル(CA-C100)も要ります。購入前にナビメーカーの適合情報を確認してください。
Q3. ナビの取り付け工賃はいくらぐらいですか?
カー用品店での取り付け工賃は、一般的なナビで15,000〜25,000円前後です。フローティングタイプやバックカメラ接続を含む場合は25,000〜35,000円程度になります。ディーラーでの作業はさらに割高になる傾向があります。
Q4. CarPlayとAndroid Autoの違いは何ですか?
CarPlayはiPhone向け、Android AutoはAndroidスマホ向けの車載連携規格です。どちらもスマホのナビアプリ(Google Maps等)や音楽アプリをナビ画面に表示できます。使用するスマホのOSに合った対応ナビを選んでください。本記事で紹介した6製品中、DDX5020SR・楽ナビ・彩速ナビ・MDV-M812L・BIG Xの5製品は両方に対応しています。
Q5. ディスプレイオーディオとカーナビの違いは何ですか?
ディスプレイオーディオ(DA)は地図データを内蔵しておらず、スマホのナビアプリを画面に映す仕組みです。カーナビは本体に地図データを内蔵しており、スマホなしでもナビ機能が使えます。DAは価格が安い(3万円前後)反面、スマホが手元にないとナビとして機能しません。カーナビは高価(6〜16万円)ですが、スマホに依存しない独立した案内が得られます。
まとめ
アトレー S700系のナビ選びは、予算と画面サイズで決まります。
- 3万円以下で導入したい → ケンウッド DDX5020SR(28,105円)のDA
- コスパ重視で本格ナビが欲しい → パナソニック ストラーダ CN-HE02WD(57,800円)
- 地図更新コストを抑えたい → カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RW522(64,200円)
- 音質にこだわりたい → ケンウッド 彩速ナビ MDV-D612W(69,182円)
- 大画面で見やすさ優先 → ケンウッド 彩速ナビ MDV-M812L(97,000円)
- 最大画面にこだわる → アルパイン BIG X 11 XF11NX2S(156,780円)
取り付けパーツ(金具・ハーネス・カメラ変換等)の費用は合計5,000〜10,000円程度です。ナビ本体価格に上乗せして予算を組んでください。DIYでの取り付けに不安がある場合は、カー用品店への依頼(工賃15,000〜25,000円)も視野に入れておくと安心です。
6製品のうち5製品がCarPlayに対応しているため、スマホとの連携は問題ありません。唯一CarPlay非対応のストラーダ CN-HE02WDは、その分の価格差で他モデルとの差別化を図っています。
アトレーを車中泊やキャンプに使うオーナーも増えています。停車中の動画視聴や音楽再生を考えると、HDMI入力に対応した楽ナビやBIG X 11の利便性が光ります。走行中の視聴は法律で制限されていますが、停車中のエンタメ用途としてナビの大画面は活躍します。

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