更新日:2026年3月
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結論:アトレーの車中泊レイアウトは予算別3パターンで決まる
アトレー S700V/S710Vは、リアシート格納時に荷室長1,915mm×幅1,410mmのフラットスペースを確保できます。軽バンのなかでも車中泊との相性がよい車種です。水平格納式リヤシートでフルフラット化できるため、特別な加工なしで就寝スペースが確保できる点が強みになっています。
比較した結果、レイアウトは予算と快適性のバランスで3パターンに分かれます。パターンAはマットのみで1万円以下、パターンBは簡易ベッドキットで2.5〜5万円、パターンCは本格ベッドキットで7〜10万円です。この記事では3パターンの違いを論理的に整理し、それぞれに合う製品を紹介します。
アトレー S700V の荷室スペックと車中泊適性
荷室寸法(リアシート格納時)
アトレー S700V/S710Vの荷室スペックを整理します。車中泊の可否を判断するうえで、この数値が出発点になります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 荷室長(リアシート格納時) | 1,915mm |
| 荷室幅(最大部) | 1,410mm |
| 荷室幅(ホイールハウス間) | 1,265mm |
| 荷室高 | 1,215mm |
| 4名乗車時の荷室長 | 1,005mm |
| 全高 | 1,890mm |
| 最低地上高 | 160mm |
荷室長1,915mmは身長180cm以下の方が足を伸ばして横になれるサイズです。幅はホイールハウス間で1,265mmとなり、大人2人が並ぶにはやや窮屈ですが、1人利用なら余裕があります。荷室高1,215mmはあぐらを組んで座れる程度の頭上空間です。
軽バン全体のなかでも荷室長が1,900mmを超える車種は限られており、アトレーはその数少ない選択肢のひとつです。同じダイハツのハイゼットカーゴとは兄弟車で、荷室寸法はほぼ同一ですが、アトレーは内装の質感がやや高く、乗用車としての使い勝手を意識した設計になっています。
フルフラット化の手順と所要時間
アトレーは水平格納式リヤシートを採用しています。リアシートの座面を跳ね上げ、背もたれを前方に倒すと、荷室フロアとほぼ同じ高さのフラット面が出現します。段差はほとんど発生しません。
具体的な手順は以下の3ステップです。
- リアシートのヘッドレストを取り外す
- 座面を前方に跳ね上げる
- 背もたれを前方に折りたたむ
所要時間は1〜2分程度で、特別な工具は不要です。この作業を左右両側で行えば、荷室全体がフラットになります。格納後の荷室床面は樹脂製のフラットフロアで、汚れに強く掃除しやすいのが利点です。
ただし、リアシート格納部と荷室の境目にわずかな段差(約10mm)が残る場合があります。就寝時にこの段差が気になる方はマットで吸収する対応が必要です。
1人と2人の就寝スペース比較
車中泊の人数によって必要なスペースと揃えるアイテムが変わります。以下で具体的な数値を比較します。
| 項目 | 1人利用 | 2人利用 |
|---|---|---|
| 必要幅の目安 | 600〜700mm | 1,200〜1,400mm |
| アトレーでの余裕 | 幅1,265mmで十分。横に荷物スペースも確保できる | 幅1,265mmでギリギリ。肩が触れ合う距離 |
| 推奨マットタイプ | 片側用(600mm前後) | 全面用(1,200mm前後) |
| 荷物の置き場 | マット横のスペース | ベッドキット下の収納が必要 |
| 推奨レイアウト | パターンA or B | パターンB or C |
2人で寝る場合、横幅の余裕がないため荷物の置き場を確保する工夫がカギになります。ベッドキットを導入してベッド下に収納スペースを作るのがコスパの観点では合理的な解決策です。
車中泊レイアウト3パターンの比較
予算・快適性・収納力のバランスが利用者によって異なるため、レイアウトは以下の3パターンに大別できます。
パターンA:マットのみ(予算1万円以下)
フルフラットにした荷室にマットを敷くだけの最もシンプルな構成です。初期投資を抑えたい方や、車中泊の頻度が低い方に向いています。
- 費用: 8,000〜10,000円程度(折りたたみ式マット1枚)
- メリット: 初期投資が少ない、設置が5分で終わる、不要時は折りたたんで収納できる
- デメリット: ベッド下の収納スペースがない、地面からの冷気が伝わりやすい、厚みが薄いと翌朝に背中や腰が痛くなる
実際のレイアウトとしては、リアシートを格納したあと荷室全面にマットを敷き、枕元(運転席側)にサンシェードを取り付けます。荷物はフロントシートの足元に置くか、助手席に積み上げるかたちになります。
車中泊の頻度が月1〜2回程度のソロ利用者であれば、このパターンで十分に対応できます。まずはパターンAで試してみて、不満が出たらパターンBへ移行する段階的なアプローチも合理的です。
パターンB:簡易ベッドキット(予算2.5〜5万円)
片側タイプや木製ベッドキットを導入し、ベッド面を一段高くする構成です。ベッド下に荷物を収納できるため、釣りやキャンプの道具を積んだまま就寝できます。
- 費用: 25,000〜46,000円程度(片側ベッドキットまたは木製ベッドキット)
- メリット: ベッド下に荷物を収納できる、マットより寝心地が安定する、日本製の製品が選べる
- デメリット: 取り寄せ品が多く納期が4〜9日ほどかかる、パターンAより設置に手間がかかる(30分程度)
レイアウトの特徴として、片側ベッドキットなら運転席側にベッドを設置し、助手席側を荷物置き場やちょっとした作業スペースに使えます。TABIKI製の木製ベッドキットはアカシア無垢材を使用しており、質感が高いのが強みです。面取り加工済みで安全性にも配慮されています。
月2〜3回の車中泊で、釣りやキャンプの道具を積みながら寝たい方に適しています。ベッド下の収納高は製品によって異なりますが、おおむね200〜350mm程度です。クーラーボックスやバッグを収納するには十分な高さになります。
パターンC:本格ベッドキット+収納(予算7〜10万円)
MGR Customsなどの本格ベッドキットを導入し、高さ調整・両面展開・大容量収納を実現する構成です。週末ごとに車中泊する方や、2人利用がメインの方に向いた選択肢になります。
- 費用: 67,000〜100,000円程度(MGR Customs m.flatシリーズなど)
- メリット: 4〜5段階の高さ調整で最適なポジションを選べる、収納高最大39cmで大型荷物も入る、レザー素材で見た目の高級感がある
- デメリット: 初期投資が高い、常設するため普段の荷室利用に制約が出る、取り寄せ品で納期がかかる
MGR Customs m.flatシリーズはスタンダード・EX・HIGHの3モデルがあり、それぞれ高さ調整の段階数やサイドテーブルの有無が異なります。スタンダードは4段階調整、HIGHは5段階調整に対応しています。EXモデルにはサイドに小型テーブルが付属し、スマートフォンやランタンを置けるスペースが確保されています。日本製で品質管理が行き届いている点も安心材料です。
| 項目 | A: マットのみ | B: 簡易ベッドキット | C: 本格ベッドキット |
|---|---|---|---|
| 予算(税込) | 8,000〜10,000円 | 25,000〜46,000円 | 67,000〜100,000円 |
| 快適性 | ★★☆ | ★★★ | ★★★★ |
| 収納力 | ★☆☆ | ★★★ | ★★★★ |
| 設置難易度 | 初級(5分) | 初級〜中級(30分) | 中級(60分) |
| 普段使いへの影響 | なし | 小さい | やや大きい |
| 推奨人数 | 1人 | 1〜2人 | 1〜2人 |
| 推奨頻度 | 月1〜2回 | 月2〜3回 | 週1回以上 |
同じ軽バンで車中泊を検討しているなら、エブリイワゴンの車中泊レイアウトも参考になります。エブリイワゴンは荷室長1,910mmとアトレーに近い数値ですが、荷室幅や天井高に若干の違いがあり、レイアウトの自由度に差が出ます。
車中泊マット・ベッドキットの選び方ガイド
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- アトレー S700V/S710V型に適合確認済み(メーカー適合表または商品名に型式記載あり)
- Amazonで購入可能かつ在庫が安定(Amazon Prime対応を優先)
- 税込価格 2,000〜85,000円の価格帯(マットからベッドキットまで幅広くカバー)
- 折りたたみ・収納が可能な設計(普段使いとの両立を考慮)
- 防水・耐久素材を使用(PVC、高密度ウレタン、EPEなど)
マットの素材を比較する3つの軸
車中泊マットの素材は大きく3タイプに分かれます。選ぶ際の比較軸は「防水性」「クッション性」「耐久年数」の3つです。
| 素材 | 防水性 | クッション性 | 耐久年数の目安 | 価格帯(税込) |
|---|---|---|---|---|
| PVC+高密度EPE | ★★★★(拭き取り清掃OK) | ★★☆(やや硬め) | 2〜3年 | 8,000〜10,000円 |
| 高密度ウレタン | ★★★(水洗い対応品あり) | ★★★★(体圧分散がよい) | 3〜5年 | 8,000〜12,000円 |
| 専用レザー+クッション材 | ★★★★(レザーで撥水) | ★★★★(25mm厚クッション) | 5年以上 | 25,000〜85,000円 |
コスパの観点では、PVC+高密度EPEタイプが初期投資を抑えられます。一方、年間10泊以上するヘビーユーザーには高密度ウレタンか専用レザータイプが向いています。1泊あたりのコストで計算すると、3年使えば高密度ウレタンのほうが割安になるケースが多いためです。
サイズと厚みの選び方
アトレーの荷室に合うマットを選ぶ際のポイントは以下の3点です。
- 長さ: 荷室長1,915mmに対応する製品を選びます。1,800mm以上あれば足元に余裕が生まれます。それ以下だとかかとが荷室の壁に当たりやすくなります
- 幅: 片側用(600mm前後)と全面用(1,200mm前後)の2種類があります。1人なら片側用でも十分ですが、2人なら全面用を選んでください。片側用を2枚購入して左右に敷く方法もあります
- 厚み: 最低でも30mm以上が目安です。50mm以上あると背中への負担が減り、翌朝の体の軽さに差が出ます。ただし厚みが増すぶん収納時のかさばりも増える点はトレードオフです
同じダイハツの軽自動車で車中泊レイアウトを組んでいる事例として、タフトの車中泊レイアウトがあります。タフトは荷室がコンパクトなぶん、マットの厚みやサイズの工夫が参考になります。
アトレー車中泊に必要なアイテム3選
ここでは、Amazonで購入できるアトレー S700V/S710V対応の車中泊アイテムを3つ紹介します。いずれもパターンA〜Cの全レイアウトで活用できる汎用性の高い製品です。
車中泊マット:趣味職人 くるマット S700V対応
趣味職人の「くるマット」は、アトレー S700V/S710V専用に設計された車中泊マットです。荷室の形状に合わせたカット済みで、段差を解消しながらフラットな寝面を確保します。
比較した結果、専用設計品は汎用マットとフィット感に明確な差が出ます。隙間なく敷き詰められるため、寝返りを打った際のずれが発生しにくい構造です。ハイゼットカーゴ・ピクシスバン・サンバーバンとも共通で使える点は、将来的に乗り換えた場合にも無駄にならないメリットです。
価格は20,997円(税込)で、パターンAとパターンBの中間に位置します。汎用マットより高価ですが、専用設計のフィット感とクッション性を考えると、長期的なコスパは悪くありません。
プライバシーサンシェード:趣味職人 フロント用 S700V専用
車中泊ではプライバシー確保が欠かせません。趣味職人のプライバシーサンシェードは、アトレー S700V/S710V型のフロントガラス・サイドガラスにぴったり合う専用設計です。吸盤ではなくマグネット方式で固定するため、取り付け・取り外しが手早くできます。
カーテンと比較すると、サンシェードは遮光性・断熱性の両方で優位です。「10年使える品質」をメーカーが謳っており、素材の厚みと縫製の丁寧さに定評があります。デメリットとして、取り外した際の収納スペースが必要になる点が挙げられます。
フロント用とリア用が別売りになっています。リアはもともとプライバシーガラスが入っているアトレーでは、まずフロント用だけ購入して様子を見る方法もあります。
フロントサンシェード:Cartist S700系専用
Cartistのフロントサンシェードは、予算を抑えたい方に向いた製品です。2,480円(税込)で購入でき、UVカット機能と遮光性を備えています。収納袋が付属しており、使わないときはコンパクトにまとめられます。
趣味職人の全面セットと比べると、カバー範囲はフロントガラスのみに限られます。ただし、リアにプライバシーガラスが標準装備のアトレーでは、フロントのみの対策でも就寝時の目隠し効果は十分に感じられます。
コスパの観点では、まずCartistで試してみて不足を感じたら趣味職人のフルセットに買い替える段階的なアプローチが無駄になりにくい方法です。
失敗しやすいポイントと対策
車中泊の準備で見落としやすいポイントを整理します。事前に知っておくことで、現地での不快な体験を避けられます。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介する製品が最適ではない可能性があります。
- S700V/S710V以外のアトレー(旧型S321G/S331G)のオーナー — 荷室寸法と取り付け穴の位置が異なります。旧型対応品を別途選んでください。購入前にメーカーの適合表で型式を照合することを強く推奨します
- 身長185cm以上の方 — 荷室長1,915mmでは足を完全に伸ばせない場合があります。対策として斜め寝のレイアウトか、運転席を前にスライドして足元スペースを拡張する方法があります
- 3人以上での車中泊を想定している方 — 幅1,265mmでは大人3人の横並びは物理的に困難です。ステップワゴンやハイエースなど、より大きな車種を検討したほうが現実的です
- マットだけで冬季に使いたい方 — 冬季の車中泊には断熱シートの追加が不可欠です。マット単体では床面からの冷気を十分に防げず、外気温が5度以下になると体感温度が大きく下がります
段差解消を怠ると腰痛に直結する
アトレーの荷室はフルフラットに近い設計ですが、リアシート格納部との境目にわずかな段差(約10mm)が残ります。この段差を放置すると、腰や背中の特定部位に荷重が集中して翌朝の痛みにつながります。
段差解消の方法は以下の2つです。
- 専用マットの導入: 趣味職人のくるマットなど、車種専用設計品はこの段差を吸収する厚みを持っています。汎用マットでは段差部分だけクッションが足りないケースがある点が分かれ目になります
- タオルやクッションの活用: 段差部分にバスタオルを折り畳んで詰める方法です。費用ゼロですが、ずれやすいため毎回のセットが手間になります
換気不足は結露とカビの原因になる
車中泊では体温と呼気によって車内の湿度が上がり、窓ガラスに結露が発生します。結露を放置するとカビの原因になるため、換気対策を事前に準備してください。
具体的な対策は以下の3つです。
- 窓を数mm開けて常時換気する: 防犯のため網戸タイプの換気グッズ(ウインドーネット)を併用します。虫の侵入も防げるため、夏場は特に有効です
- 除湿シートの設置: 窓下やダッシュボード上に除湿シートを置くと結露量が減ります。繰り返し使えるシリカゲルタイプが経済的です
- 就寝前のエアコン除湿: エンジンをかけた状態でエアコンの除湿機能を10分ほど稼働させ、車内の湿度を下げてから就寝します。エンジンは就寝時に停止してください(一酸化炭素中毒のリスクがあるため)
夏場の暑さ対策も事前に準備する
アトレーで夏場に車中泊する場合、車内温度が40度を超えることも珍しくありません。エンジンを切った状態ではエアコンが使えないため、別の方法で対処する必要があります。
主な対策は以下の4つです。
- サンシェードの全面装着: 直射日光を遮断するだけで車内温度が5〜10度下がるデータがあります。フロント・サイド・リアの全面にサンシェードを装着するのが理想的です
- ポータブルファン(USB扇風機)の使用: 車内の空気を循環させるだけでも体感温度は下がります。クリップタイプならベッドキットのフレームに固定できます
- 標高の高い場所を選ぶ: 標高が100m上がるごとに気温は約0.6度下がります。標高500〜1,000mの道の駅やキャンプ場を選ぶと、平地より3〜6度涼しい環境で寝られます
- ポータブルエアコンの導入: ポータブル電源(500Wh以上)と組み合わせれば、エンジン停止中でも冷房が使えます。ただし費用は電源とエアコンで合計10万円以上になるため、利用頻度との見合いで判断してください
アトレーでの防犯対策
車中泊中の防犯対策も見落とせないポイントです。人気のない駐車場で就寝する場合、以下の対策を講じてください。
- サンシェードで車内を完全に隠す: 外から就寝中の姿が見えない状態を作ることが基本です。フロントとサイドを覆うだけで、車中泊をしていること自体が外部から判別しにくくなります
- 貴重品の管理: 財布やスマートフォンは就寝中に見えない場所(グローブボックスやシート下)に収納します
- 駐車場所の選定: 道の駅・SA/PA・有料のRVパークなど、ほかの車中泊利用者がいる場所を選ぶと安心感が高まります。人通りがなく照明もない場所は避けてください
- ドアロックの確認: 就寝前に全ドアのロックを確認します。アトレーの集中ドアロックはリモコンキーで一括操作できます
よくある質問
Q1. アトレーで大人2人が車中泊できますか?
荷室幅1,265mmで大人2人が横に並んで寝ることは可能です。ただし肩が触れ合う程度の距離になるため、全面マットの敷設が必須です。快適に過ごすなら1人利用のほうがゆとりがあります。2人利用の場合はベッドキット(パターンB以上)を導入し、ベッド下に荷物を収納するレイアウトを選んでください。
Q2. ベッドキットなしでも車中泊できますか?
できます。リアシートを格納すればフラットな荷室が出現するため、マットと寝袋があれば車中泊は成立します。ただしベッド下の収納がないぶん、荷物の置き場に工夫が要ります。フロントシートの足元や助手席に荷物を移す必要があるため、荷物が多い方はベッドキットの導入を検討してください。
Q3. アトレーの車中泊で冬場の寒さ対策はどうすればよいですか?
断熱シート(銀マット)を荷室の床面に敷き、その上に車中泊マットを載せる方法が基本です。サンシェードで窓からの冷気を遮断し、冬用の寝袋(快適温度-5度以下)を組み合わせるとエンジンを切っても朝まで過ごせます。ポータブル電源と電気毛布の組み合わせも有効な選択肢です。
Q4. S700VとS710Vで車中泊レイアウトに違いはありますか?
S700Vは2WD、S710Vは4WDモデルですが、荷室寸法は同一です。車中泊レイアウトやマット・ベッドキットの選び方に違いはなく、どちらも同じ製品が使えます。4WDのS710Vは車両重量がやや重くなりますが、車中泊のレイアウトには影響しません。
Q5. ハイゼットカーゴのベッドキットはアトレーにも使えますか?
基本的に使えます。アトレー S700V/S710Vとハイゼットカーゴ S700V/S710Vは兄弟車で、荷室の寸法と取り付け穴の位置がほぼ共通です。ただし内装パネルの形状に微細な違いがある場合もあるため、購入前にメーカーの適合表で「アトレー対応」が明記されている製品を選ぶことを推奨します。
まとめ
アトレー S700V/S710Vの車中泊レイアウトは、予算と利用頻度に応じて3パターンから選べます。
| パターン | 予算目安(税込) | こんな方に |
|---|---|---|
| A: マットのみ | 〜10,000円 | 月1〜2回のソロ車中泊。初期投資を抑えたい |
| B: 簡易ベッドキット | 25,000〜46,000円 | 荷物を積みながら寝たい方。釣りやキャンプとの併用 |
| C: 本格ベッドキット | 67,000〜100,000円 | 週末ごとの車中泊や2人利用。快適性を優先したい |
マットとサンシェードは全パターン共通で必要になるため、まずこの2点から揃えるのが合理的です。ベッドキットは利用頻度が上がってから追加しても遅くはありません。段階的に投資することで、自分に合ったレイアウトを見つけやすくなります。
アトレーの車中泊で押さえておきたい要点を最後にまとめます。荷室長1,915mmはソロ車中泊なら十分なサイズです。2人利用の場合は幅1,265mmがネックになるため、ベッドキット導入でベッド下収納を確保するレイアウトが現実的な解決策です。夏場の暑さ対策・冬場の防寒対策・換気と結露対策の3点は季節を問わず準備してください。

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