更新日:2026年2月
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結論:ポン付けで手軽に装着するならSUXONブルバーがおすすめ
ジムニーJB64の定番カスタムといえば、フロント周りの印象を大きく変えるブルバー(フロントバンパーガード)です。オフロード走行時の保護機能はもちろん、見た目のタフさを一気に引き上げるパーツとして根強い人気があります。
ただし、ブルバーは車検対応の可否や取り付け難易度が製品ごとに異なるため、選び方を間違えると「車検に通らない」「取り付けが難しすぎる」といったトラブルに発展しかねません。この記事では、JB64オーナーが安心して選べるよう、車検のポイントから主要製品の比較、取り付け難易度まで網羅的に解説します。
ブルバーとは?グリルガード・カンガルーバーとの違い
ブルバー(Bull Bar)は、車両のフロント部分に取り付ける金属製の保護パーツです。もともとはオーストラリアで野生動物(特に牛やカンガルー)との衝突から車体を守るために開発されました。
日本では以下のように複数の呼び名がありますが、基本的な機能は同じです。
- ブルバー(Bull Bar): 最も一般的な名称。「牛よけバー」が語源
- グリルガード: グリル周辺を守る目的を強調した呼び方
- カンガルーバー(Roo Bar): オーストラリアでの呼称。日本でも使われる
- プッシュバンパー: 押し出し機能を強調した名称
- しし狩りバンパー: 国産車カスタム界での俗称
JB64ジムニーでの主な役割は3つあります。第一に、オフロード走行時のフロント保護です。林道走行では枝や岩がバンパーに接触することがあり、ブルバーが身代わりになります。第二に、ライト類のマウントベースとしての機能です。SUXONなどのランプステー付き製品は、フォグランプやLED作業灯の取り付けに対応しています。第三に、外観のカスタム効果です。ノーマルのJB64に装着するだけで、本格クロカン仕様のような重厚感を演出できます。
素材はスチール製が主流です。強度が高く、オフロードでの実用性に優れる一方、重量が10〜22kg程度ある点には注意が必要です。アルミ製は軽量ですが強度面で劣り、オフロード用途にはやや不安が残ります。FRP(繊維強化プラスチック)製のフロントバンパーもありますが、これらはバンパー自体を丸ごと交換するタイプが多く、ブルバー単体の追加装着とは性格が異なります。
なお、ブルバーはリフトアップやマフラー交換と並ぶジムニーの人気カスタムメニューです。JB64の外装カスタム全体を検討している方は、マフラーカスタムやリフトアップ特集もあわせて参考にしてください。
ブルバーは車検に通る?外部突起規制と保安基準のポイント
ブルバーの装着で最も気になるのが「車検に通るかどうか」です。結論から言えば、保安基準適合品であれば問題なく車検に通ります。ただし、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。JB64は2018年登録開始のため外部突起規制の対象となっており、JB23以前の旧型ジムニーとは基準が異なります。以下で具体的に確認していきましょう。
外部突起規制(2009年1月1日以降登録車に適用)
JB64ジムニーは2018年登録開始のため、外部突起規制の対象車です。この規制では、車体外部の突起物が歩行者にとって危険でないかが審査されます。
具体的には、直径100mmの球体を車体外装に沿わせたとき、球体が接触する突起はNGとされています。ブルバーのパイプ自体は丸断面で曲率半径が大きいため問題になりにくいですが、以下の点に注意が必要です。
- 溶接痕の処理: パイプの接合部にラフな溶接痕が残っていると不適合と判断される可能性がある
- ボルト突出: 固定ボルトが外側に大きく飛び出している場合はNG
- 角部の処理: パイプ端部がきちんと丸められているか
車体寸法の変更
ブルバー装着後の車両寸法が車検証記載値と大きく異なる場合、構造変更の手続きが必要になることがあります。目安として、全長±3cm・全幅±2cmの範囲内であれば手続きは不要とされています。大型のブルバーを検討している場合は、事前に装着後の全長を確認しておくと安心です。
純正バンパー取り外し時の注意
JB64の純正バンパーを完全に取り外してスチール製バンパーに交換する場合、フレーム先端が露出することがあります。フレームが剥き出しのままでは車検に通らないため、スキッドプレートと呼ばれるカバーで覆う必要があります。グーニーズワンのGBバンパーガードなど、スキッドプレートが付属する製品を選ぶと手間が省けます。
3型以降(2024年マイナーチェンジ後)の注意
2024年のマイナーチェンジ以降のJB64では、フロントバンパー下部に追加されたガードパーツとブルバーが干渉するケースがあります。製品によってはガード部の取り外しや加工が必要になるため、購入前にメーカーの適合情報を確認してください。
JB64向けおすすめブルバー・グリルガード製品
ここからは、JB64オーナーに人気の高いブルバー製品を個別に紹介します。
SUXON(サクソン)ランプステー付きブルバー JIM-564
SUXON(セキハラ)は四輪駆動車向けパーツの老舗メーカーです。JB64用のランプステー付きブルバー(品番:JIM-564)は、純正穴を使用してポン付けできる設計が最大の特徴です。加工不要で装着できるため、DIYのハードルが低いといえます。
- 価格: 45,738円(税込)※サフェーサー仕上げ
- 素材: スチール φ60mm t1.6mm
- 塗装オプション: チッピングブラック +15,000円 / 半艶ブラック +11,000円 / LINE-X +46,000円
- 特徴: ランプステー付き(15×20mm長穴)、フォグランプやLED作業灯をマウント可能
- 送料: 7,600円〜(地域別)
- 取り付け難易度: 初級(純正穴使用、特殊工具不要)
ランプステーが標準装備されているため、ブルバーとフォグランプを同時に検討している方には特におすすめです。塗装オプションが豊富で、LINE-X塗装を選べば飛び石や傷に対する耐久性も大幅に向上します。
グーニーズワン GBバンパーガード
ジムニー専門ショップとして知られるグーニーズワンのオリジナルパーツです。フロント・リアのセット販売もあり、前後統一のカスタムが可能です。
- 素材: スチール製(角断面ベース)、カチオン電着塗装+ブラックパウダーコート半艶仕上げ
- フロントサイズ: 縦48.5cm×横140cm、重量10kg
- 特徴: フォグランプ周辺に緩やかな曲線を採用、スキッドプレート付属
- 取り付け難易度: 初級〜中級(純正バンパー装着のまま取り付け可能)
カチオン電着塗装はサビに強い下地処理として定評があり、その上からパウダーコートを施すことで長期的な耐久性を確保しています。スキッドプレートが付属するため、フレーム先端の露出を心配する必要がありません。
KIKAIYA ビッグブルバー JMY-FB-H
工具メーカーのKIKAIYAが展開する大型ブルバーです。パイプ径が太く、装着するとフロント周りの印象が大きく変わります。
- 価格: 45,800円(税込)
- 素材: スチール製ブラック塗装
- サイズ: 1,480×900×345mm
- 重量: 22.4kg(梱包時29kg)
- 適合: JB64W / JB74W(2018年7月〜)
- 特徴: 大型パイプ仕様、ボルト固定式
- 取り付け難易度: 中級(重量があるため2人作業推奨)
本体重量が22.4kgとかなり重いため、装着時は2人での作業が望ましいです。ただし、その分だけフロントの迫力は圧倒的で、本格クロカン仕様の見た目に仕上がります。
ネクサスジャパン フロントバンパーガード GGSZ064
コストを抑えつつブルバーを導入したい方に適した製品です。ブラックとシルバーの2色展開で、車体色との組み合わせを選べます。
- 価格: 38,600円(税込)
- 適合: JB64W / JB74W(H30.7月〜)
- カラー: ブラック / シルバー
- 特徴: ボルト固定タイプ、オリジナル設計
- 取り付け難易度: 初級〜中級
38,600円という価格は、スチール製ブルバーとしては手頃な部類に入ります。シルバーカラーが選べる点はこの製品ならではの特徴で、ジムニーのボディカラー(ミディアムグレーやシルキーシルバーメタリック等)との相性を考えて選択できます。
ペニーレイン ストレートツインバンパー
低価格でシンプルなデザインを求めるなら、ペニーレインのストレートツインバンパーが候補に入ります。
- 価格: 26,000円
- 素材: スチール製マットブラック粉体焼付け塗装
- 特徴: ストレートなツインパイプデザイン
- 取り付け難易度: 初級
26,000円は今回紹介する製品の中で最も低価格です。ツインパイプのストレートデザインは装飾を抑えたシンプルな見た目で、ジムニーのレトロな雰囲気を活かしたカスタムに向いています。粉体焼付け塗装のため、耐候性も一定水準を確保しています。
ブルバーを装着した後は、フォグランプのLED化も検討する方が多いです。詳しくはJB64用LEDフォグランプの選び方も参考になります。
ブルバーの取り付け難易度と必要工具
ブルバーの取り付け難易度は、製品タイプによって大きく異なります。
ポン付けタイプ(難易度:初級)
SUXONランプステー付きブルバーのように、純正穴を使用する製品であれば、特殊工具は不要です。
- 必要工具: ラチェットレンチ(10mm / 12mm / 14mm)、クリップリムーバー、養生テープ
- 作業時間: 30分〜1時間
- 作業人数: 1人でも可能(ただし2人いると楽)
- 手順概要: バンパー周辺のクリップを外す → ブルバーのステーを純正穴に合わせる → ボルトで固定 → 養生テープを剥がして完了
大型タイプ(難易度:中級)
KIKAIYAビッグブルバーのような大型製品は、重量が20kgを超えるため1人での取り付けは難しいです。
- 必要工具: ラチェットレンチ(10mm / 12mm / 14mm)、ジャッキスタンド(必要に応じて)、養生テープ
- 作業時間: 1〜2時間
- 作業人数: 2人推奨
- 手順概要: バンパー周辺の養生 → ブルバーを仮置き(2人で持ち上げ) → 位置を確認しながらボルトを仮締め → 左右均等に本締め → がたつき確認
3型以降の追加作業
2024年マイナーチェンジ後の3型以降では、バンパー下部のガードパーツを取り外す必要がある場合があります。この作業自体は追加で10〜15分程度ですが、製品ごとに干渉の有無が異なるため、購入前にメーカーの適合表を確認してください。
まとめ:目的と予算で選ぶJB64ブルバー
最後に、目的別のおすすめを整理します。
- ポン付けの手軽さを最優先: SUXON ランプステー付きブルバー(45,738円)。純正穴使用で加工不要、ランプステーも付属
- コストを抑えたい: ネクサスジャパン GGSZ064(38,600円)。2色展開でボディカラーとの相性を選べる
- 迫力ある見た目を求める: KIKAIYA ビッグブルバー(45,800円)。大型パイプで圧倒的な存在感
- シンプル&低予算: ペニーレイン ストレートツインバンパー(26,000円)。レトロな雰囲気のストレートデザイン
- スキッドプレートもセットで揃えたい: グーニーズワン GBバンパーガード。カチオン電着塗装で耐久性も高い
いずれの製品も、保安基準適合品を選び、溶接痕やボルト突出に注意すれば車検は問題ありません。購入前には装着後の全長が車検証記載値から大きく変わらないことを確認しておくと、より安心です。
ブルバーはJB64カスタムの中でも「取り付けたらすぐに見た目が変わる」パーツです。リフトアップやタイヤ交換との組み合わせで本格的なオフロード仕様に仕上げる方も多いので、予算とカスタムの方向性を考えながら最適な1本を選んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. ブルバーを付けると燃費は悪くなりますか?
ブルバーの重量は製品にもよりますが10〜22kg程度です。車両重量(JB64の車両重量は約1,040kg)に対する比率としては1〜2%程度の増加にとどまるため、燃費への影響は限定的と考えられます。ただし、大型のブルバーは空気抵抗がわずかに増加する可能性があるため、高速道路を頻繁に使う方は多少の影響を感じる場合もあります。
Q. JB64用のブルバーはJB74(ジムニーシエラ)にも取り付けられますか?
多くの製品はJB64W・JB74W共用設計となっています。KIKAIYA ビッグブルバーやネクサスジャパン GGSZ064など、本記事で紹介した製品の大半がJB74にも適合します。ただし、JB74はフロントバンパーの形状がJB64と異なるため、一部の製品では取り付け位置やフィッティングに差が出ることがあります。購入前にメーカーの適合表で確認してください。
Q. ブルバーにフォグランプを後付けすることはできますか?
SUXON ランプステー付きブルバーのようにランプステーが標準装備されている製品であれば、市販のフォグランプやLED作業灯を後付けできます。ステーがない製品でも、汎用のクランプ金具を使ってパイプ部分にライトを固定することは可能ですが、配線の取り回しや防水処理は自己責任での対応となります。
Q. ブルバーを外さないとディーラーでの点検は受けられませんか?
保安基準適合品であれば、ブルバーを装着したままディーラーに入庫できるケースがほとんどです。ただし、一部のディーラーでは社外パーツの装着を理由にメーカー保証の適用を断るケースも報告されています。不安な場合は、事前にディーラーに相談しておくことをおすすめします。
Q. スチール製ブルバーのサビ対策はどうすればよいですか?
スチール製ブルバーは長期間使用すると飛び石による塗装剥がれからサビが発生することがあります。対策としては、定期的な洗車と傷の確認が基本です。小さな傷を見つけた場合は、タッチペンや車用サビ止めスプレーで早めに補修すると長持ちします。SUXON製品のLINE-X塗装オプション(+46,000円)やグーニーズワンのカチオン電着塗装など、耐食性に優れた塗装仕様を最初から選んでおくのも有効な方法です。

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