更新日:2026年3月
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結論:150系プラドの純正タイヤは3サイズ展開
ランドクルーザープラド150系(2009〜2024年)は約15年にわたって販売されました。前期・中期・後期と3回のマイナーチェンジを経ています。グレードや年式によって純正タイヤサイズが異なるため、タイヤ交換やインチアップの前に自車のサイズを把握するのが出発点です。
この記事では、150系プラド全グレードの純正タイヤサイズを整理しています。ホイールサイズ・足回りの基本スペックも一覧表にまとめました。
150系プラドの年式区分と型式の関係
150系プラドは販売期間が長く、年式で搭載エンジンとグレード体系が異なります。タイヤサイズの正確な把握には、自車の型式を確認するのが確実です。
前期(2009年9月〜2013年8月)
前期型はガソリンエンジン2種の構成です。型式は以下のとおりです。
- TRJ150W: 2.7L 直4ガソリン(TX / TX-Lパッケージ)。
- GRJ150W: 4.0L V6ガソリン(TX / TZ)。
- GRJ151W: 4.0L V6ガソリン(TZ-G)。
中期(2013年9月〜2017年8月)
中期型でディーゼルエンジンが追加されました。
- TRJ150W: 2.7L 直4ガソリン(TX / TX-Lパッケージ)。
- GDJ150W: 2.8L 直4ディーゼルターボ(TX / TX-Lパッケージ)。
- GDJ151W: 2.8L 直4ディーゼルターボ(TZ-G)。
- GRJ150W / GRJ151W: 4.0L V6ガソリン(継続)。
後期(2017年9月〜2024年4月)
後期型で4.0L V6ガソリンが廃止されました。2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルの2本柱です。TZ-Gのタイヤサイズが18インチから19インチへ変更された点が最大の違いです。
- TRJ150W: 2.7L 直4ガソリン(TX / TX-Lパッケージ)。
- GDJ150W: 2.8L 直4ディーゼルターボ(TX / TX-Lパッケージ)。
- GDJ151W: 2.8L 直4ディーゼルターボ(TZ-G)。
ホイールのPCDやインチアップの考え方は他車種にも共通です。PCDの基礎は車種別PCD一覧表を参照してください。
グレード別・純正タイヤサイズ一覧表
純正タイヤサイズは、グレードと年式の組み合わせで3パターンに分かれます。
| グレード | 年式区分 | タイヤサイズ | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|
| TX(2.7L / 4.0L) | 前期〜後期 | 265/65R17 | 17×7.5J +25 |
| TX-Lパッケージ(2.7L / 2.8L / 4.0L) | 前期〜後期 | 265/65R17 | 17×7.5J +25 |
| TX-L G-FRONTIER | 後期 | 265/60R18 | 18×7.5J +25 |
| Black Edition / Matt Black Edition | 後期 | 265/60R18 | 18×7.5J +25 |
| 70th ANNIVERSARY LIMITED | 後期 | 265/60R18 | 18×7.5J +25 |
| TZ(4.0L) | 前期・中期 | 265/60R18 | 18×7.5J +25 |
| TZ-G(4.0L / 2.8L) | 前期・中期 | 265/60R18 | 18×7.5J +25 |
| TZ-G(2.8L) | 後期 | 265/55R19 | 19×7.5J +25 |
比較した結果、ポイントは以下の3つです。
- TX系の大半は265/65R17で統一されている。
- 特別仕様車と前期/中期TZ-Gは265/60R18を採用。
- 後期TZ-Gのみ265/55R19に変更された。
購入時やタイヤ交換時には、グレード名だけでなく年式の確認が欠かせません。
ホイール共通スペック(PCD・ハブ径・ナット)
グレードやインチサイズが異なっても、ホイール取り付けの基本スペックは全車共通です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| PCD | 139.7mm |
| 穴数 | 6穴 |
| ハブ径(センターボア) | 106mm |
| ナットサイズ | M12 × P1.5 |
| ナット座面 | テーパー座 60度 |
| インセット(純正) | +25mm |
PCD 139.7mmの6穴はランクル300系・250系やハイラックスと共通の規格です。これらの車種向け社外ホイールの多くが物理的には装着可能です。ただし、インセットやフェンダーとの干渉は車種ごとに異なります。購入前の適合確認が欠かせません。
ランクル250系との足回りの違いはランクル250とプラド150の比較記事で解説しています。
各タイヤサイズの外径と特徴
タイヤサイズが異なると外径も変わります。スピードメーターの誤差や車高の変化に直結するため、純正3サイズの外径を比較します。
| タイヤサイズ | 幅(mm) | 扁平率(%) | リム径(inch) | 計算外径(mm) | 搭載グレード |
|---|---|---|---|---|---|
| 265/65R17 | 265 | 65 | 17 | 約776mm | TX / TX-L |
| 265/60R18 | 265 | 60 | 18 | 約775mm | TZ / TZ-G(前中期) / 特別仕様 |
| 265/55R19 | 265 | 55 | 19 | 約774mm | TZ-G(後期) |
3サイズとも外径は774〜776mmの範囲に収まっています。トヨタが意図的に外径を揃えた設計です。インチアップ・インチダウンの際もこの外径を基準にすれば、スピードメーター誤差を最小限に抑えられます。
外径を揃える理由
外径が純正から大きくずれると、以下の問題が発生します。
- スピードメーター誤差: 外径が大きいほどメーター表示が実速度より低くなる。
- 車検不適合: 許容誤差を超えると車検に通らない。
- フェンダー干渉: 外径増加でタイヤがフェンダーに当たる場合がある。
インチアップ・インチダウンの参考サイズ
ホイールサイズを変更する場合、外径を純正に近づけるのが基本です。
| ホイール | 推奨タイヤサイズ | 計算外径(mm) | 純正差 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 16インチ | 265/70R16 | 約778mm | +2mm | インチダウン(冬タイヤ向き) |
| 17インチ(純正) | 265/65R17 | 約776mm | 基準 | 最も選択肢が多い |
| 17インチ(カスタム) | 265/70R17 | 約803mm | +27mm | リフトアップ併用が前提 |
| 18インチ(純正) | 265/60R18 | 約775mm | -1mm | 特別仕様車純正 |
| 20インチ | 275/55R20 | 約800mm | +24mm | ドレスアップ定番 |
デメリットとして、20インチ以上はタイヤ単価が上がります。乗り心地も硬くなる傾向です。コスパの観点では17インチが選択肢・価格ともに有利です。
オフセットの基礎やツライチの考え方はツライチ・オフセットガイドを参照してください。
タイヤ空気圧の規定値
150系プラドの純正タイヤ空気圧は以下のとおりです。
| タイヤサイズ | 前輪 | 後輪 |
|---|---|---|
| 265/65R17 | 220kPa | 220kPa |
| 265/60R18 | 220kPa | 220kPa |
| 265/55R19 | 220kPa | 220kPa |
全サイズ共通で前後220kPa(2.2kgf/cm2)が指定値です。確認場所は運転席ドアを開いた車体側のラベルです。
LT(ライトトラック)規格やオールテレーンに変更した場合は注意が必要です。タイヤメーカー指定のロードインデックスに基づいた空気圧設定が求められます。純正の220kPaをそのまま適用できないケースもあるため、銘柄変更時は販売店に確認してください。
タイヤ交換時に確認すべき3つのポイント
1. 型式とグレードの照合
同じ年式でもグレードによってタイヤサイズが異なります。車検証に記載された型式(TRJ150W / GDJ150W / GDJ151W等)で判別してください。
2. ロードインデックスの確認
265/65R17の場合、純正のロードインデックスは112です。交換タイヤは同等以上の値を選んでください。150系プラドの車両重量は約2,100〜2,300kgと重く、ロードインデックス不足はバーストリスクに直結します。乗用車向けではなくSUV専用タイヤが前提条件です。
3. ホイールナットの座面形状
純正ナットはテーパー座(60度)です。社外ホイールに交換した場合、ナットの座面形状がホイール側と一致しているか確認してください。球面座や平面座のホイールにテーパーナットを使うと締結不良の原因になります。
締め付けトルクはナットトルク一覧表で確認できます。
Q1. 150系プラドのタイヤサイズはどこで確認できますか?
運転席ドアを開いた車体側のラベルに記載されています。純正タイヤサイズと空気圧の両方が確認できます。車検証の型式とこの記事の一覧表を照合する方法も確実です。
Q2. 前期・中期・後期で互換性はありますか?
ホイールの取り付け規格(PCD 139.7mm / 6穴 / ハブ径106mm)は全年式共通です。17インチ同士・18インチ同士であればホイールの互換性があります。後期TZ-Gの19インチホイールを17インチ車に装着する場合は、ブレーキキャリパーとのクリアランスを確認してください。
Q3. 265/70R17を装着できますか?
外径が約27mm大きくなるため、ノーマル車高ではフェンダーに干渉する場合があります。2インチ以上のリフトアップ車なら装着実績が多数です。未加工のまま装着するとフェンダーからのはみ出しを指摘される場合があります。
Q4. スタッドレスタイヤのサイズは純正と同じで大丈夫ですか?
純正サイズ(265/65R17等)のスタッドレスが最も安全な選択です。コスト削減目的で16インチにインチダウンする場合は265/70R16が候補です。ただし、ブレーキキャリパーとのクリアランスを事前に確認してください。
Q5. 150系プラドと250系ランクルはタイヤサイズが同じですか?
250系の純正タイヤサイズは265/65R18または265/60R20です。PCDは同じ139.7mm・6穴ですがタイヤサイズは異なります。ホイールの互換性は部分的にありますが、インセットやキャリパーサイズの違いから無条件の流用はできません。
まとめ
150系プラドの純正タイヤサイズは3パターンです。TX系の265/65R17・特別仕様車等の265/60R18・後期TZ-Gの265/55R19に分かれます。外径は774〜776mmとほぼ同一で、インチアップ時の基準値として活用できます。
タイヤ交換の際は、型式・グレードから正しいサイズを特定してください。ロードインデックスが純正と同等以上であること、SUV専用タイヤを選ぶことが安全面の条件です。

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