更新日:2026年3月
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結論:プラド150系のPCDは6H/139.7、オフセットは+25
ランクルプラド150系のホイール交換で最初に押さえる数値は3つです。PCD 139.7mm(6穴)、オフセット+25mm、ハブ径106mm。この3つは前期・中期・後期の全年式で共通です。ナットサイズはM12×1.5で、後継のランクル250(M14×1.5)とは異なります。社外ホイールを選ぶ際はこの違いに注意してください。
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PCD「6H/139.7」とは——プラド150系の基本規格
PCD(Pitch Circle Diameter)は、ホイールを固定する6本のボルト穴の中心を結ぶ円の直径です。プラド150系では「6H/139.7」と表記します。6穴・直径139.7mmを意味します。
この規格はトヨタのSUV・ピックアップ系に多い共通仕様です。ハイラックスやFJクルーザーも同じ6H/139.7を採用しています。
ハブ径とナットサイズ
PCDに加えて確認が必要な数値が2つあります。
- ハブ径: 106mm。社外ホイールのハブ穴が106mmより大きい場合、ハブリングで隙間を埋める必要があります。
- ナットサイズ: M12×1.5(21mmソケット・テーパー座面)。締め付けトルクは103N・m(1,050kgf・cm)です。
数値上、ハブリングなしで装着するとホイールの芯出しが不十分になります。高速走行時の振動につながるため、ハブ径が合わない場合はハブリングの使用を強く推奨します。
ハブリングの役割や選び方を詳しく知りたい場合は、ハブリングの必要性と正しい選び方ガイドを参考にしてください。
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グレード別の純正ホイール・タイヤサイズ一覧
プラド150系は2009年9月から2024年4月まで販売されました。前期(2009〜2013年)・中期(2013〜2017年)・後期(2017〜2024年)で外観は大きく変わりますが、ホイール基本規格は全期間で共通です。
| グレード | 型式 | タイヤサイズ | ホイールサイズ | オフセット | PCD | 穴数 | ハブ径 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TX(2.7Lガソリン) | CBA-TRJ150W | 265/65R17 | 17×7.5J | +25 | 139.7 | 6 | 106mm |
| TX Lパッケージ(2.7L) | CBA-TRJ150W | 265/65R17 | 17×7.5J | +25 | 139.7 | 6 | 106mm |
| TX(2.8Lディーゼル) | LDA-GDJ150W | 265/65R17 | 17×7.5J | +25 | 139.7 | 6 | 106mm |
| TX Lパッケージ(2.8L) | LDA-GDJ150W | 265/65R17 | 17×7.5J | +25 | 139.7 | 6 | 106mm |
| TZ-G(2.8Lディーゼル) | LDA-GDJ151W | 265/55R19 | 19×7.5J | +25 | 139.7 | 6 | 106mm |
全グレードでPCD・オフセット・ハブ径は同一です。タイヤ・ホイールの違いはリム径のみ。TXとTX Lパッケージは17インチ、TZ-Gは19インチが標準装着です。
タイヤ外径の比較
タイヤ外径はホイール交換時の重要な制約値です。外径が大きく変わるとスピードメーターの誤差や干渉が発生します。
| タイヤサイズ | タイヤ外径(mm) | 採用グレード |
|---|---|---|
| 265/65R17 | 約776 | TX / TX Lパッケージ |
| 265/55R19 | 約774 | TZ-G |
数値上、両サイズの外径差は約2mmしかありません。17インチと19インチでリム径は異なりますが、タイヤ外径はほぼ同じになるよう設計されています。
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歴代ランドクルーザーとのPCD互換表
プラド150系のホイールが他のランドクルーザーに流用できるかどうかは、PCD・穴数・ハブボルト径の3つで判断します。
| 車種 | PCD | 穴数 | ハブボルト | ハブ径 | 150プラドとの互換 |
|---|---|---|---|---|---|
| プラド120系(2002〜2009年) | 139.7 | 6 | M12×1.5 | 106mm | 互換あり |
| プラド150系(2009〜2024年) | 139.7 | 6 | M12×1.5 | 106mm | ― |
| ランクル250(2024年〜) | 139.7 | 6 | M14×1.5 | 106.1mm | ホイールのみ流用可(ナット要交換) |
| ランクル300(2021年〜) | 139.7 | 6 | M14×1.5 | 95mm | ホイールのみ流用可(ナット・ハブリング要交換) |
| ランクル200系 | 150 | 5 | M14×1.5 | 110mm | 互換なし |
| ハイラックス(GUN125) | 139.7 | 6 | M12×1.5 | 106mm | 互換あり |
| FJクルーザー | 139.7 | 6 | M12×1.5 | 106mm | 互換あり |
プラド120系・ハイラックス・FJクルーザーとはPCD・ナット・ハブ径がすべて一致します。ホイールを相互に流用できます。
ランクル250や300との流用はPCDこそ同じですが、ナットサイズがM14×1.5に変更されています。ホイール自体のナット穴がM14対応であれば装着できますが、M14×1.5対応ナットを別途用意してください。
車種別PCD・オフセット早見表で他車種との比較を確認したい場合は、車種別PCD・オフセット早見表が参考になります。
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インチアップ・インチダウンの適正サイズと注意点
プラド150系でインチアップ・インチダウンを行う場合、タイヤ外径を純正値(約776mm)に近づけることが鉄則です。
インチアップの推奨サイズ
| リム径 | タイヤサイズ | 外径(mm) | リム幅 | オフセット目安 |
|---|---|---|---|---|
| 17インチ(純正) | 265/65R17 | 約776 | 7.5J | +25 |
| 18インチ | 265/60R18 | 約775 | 8.0J | +20〜+25 |
| 20インチ | 275/55R20 | 約783 | 8.5J | +15〜+25 |
| 22インチ | 285/45R22 | 約782 | 9.0J | +10〜+25 |
外径差が3%(約23mm)以内であればスピードメーター誤差は許容範囲です。20インチまでは外径をほぼ維持できます。22インチ以上はリム幅が広がり、フェンダーへの干渉リスクが高まります。
オフセットの許容範囲
純正のオフセット+25を基準に、社外ホイールでは+12〜+25mmが一般的な装着範囲です。
- +20〜+25: 純正に近い見た目。干渉リスクが低い安全な選択です。
- +12〜+19: ホイールが少し外に出ます。フェンダーとのバランスが整う範囲です。
- +11以下: フェンダーからはみ出す可能性があります。はみ出しは車検不適合の原因です。
オフセットを下げすぎるとホイールベアリングへの負荷が増えます。スペック比較で見ると、+12mmが実用上の下限と考えてください。
ツライチのオフセット調整方法については、ツライチオフセットの計算方法と注意点が参考になります。
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ホイールナットの規格と交換時の注意
プラド150系のホイールナットの規格は以下のとおりです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| ナットサイズ | M12×P1.5 |
| 座面形状 | 60度テーパー |
| ソケットサイズ | 21mm |
| ナット本数 | 24個(6穴×4輪) |
| 締め付けトルク | 103N・m |
純正ホイールには純正ナットを使用します。社外ホイールに交換する際は、座面形状がテーパーであることを確認してください。社外ホイールの中には球面座(ラウンド座)を指定する製品もあります。座面形状が合わないナットを使うと、走行中の緩みや脱落事故につながります。
締め付けはトルクレンチの使用が必須です。手ルクレンチで感覚に頼ると、締めすぎでボルトが損傷するか、緩すぎで脱落する危険があります。
ホイールナットの選び方と締め付けトルクの詳細は、ホイールナットの選び方ガイドをご覧ください。
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社外ホイールを選ぶときのチェックリスト
プラド150系に社外ホイールを装着する際、確認すべき項目を5つにまとめます。
1. PCD:6H/139.7(完全一致が必須)
PCDと穴数が異なるホイールは物理的に装着できません。5穴のホイールは使えません。
2. オフセット:+12〜+25mmの範囲
純正+25を基準に、社外品は+12〜+25mmが主流です。店頭での仮合わせを推奨します。
3. ハブ径:106mm
社外ホイールのハブ穴が106mmより大きい場合、ハブリングで隙間を埋めます。ハブリングなしだと走行時の振動が発生します。
4. ナット座面:60度テーパー(M12×1.5)
球面座やフラット座のホイールにはテーパーナットを使えません。座面形状を事前に照合してください。
5. タイヤ外径:純正比±3%以内
外径が大きく変わるとスピードメーター誤差が出ます。車検基準では±3%が目安です。
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よくある質問
Q1. プラド150系のPCDは前期・中期・後期で違いますか?
違いはありません。2009年9月の発売から2024年4月の生産終了まで、全年式で6H/139.7が共通です。オフセット+25・ハブ径106mmも全期間で変更されていません。
Q2. プラド120系のホイールは150系にそのまま装着できますか?
装着できます。120系と150系はPCD 6H/139.7・ハブ径106mm・ナットM12×1.5がすべて一致するため、相互に流用できます。ただしリム幅やオフセットが異なる場合は干渉確認が必要です。
Q3. ランクル250のホイールは150系プラドに使えますか?
PCD 6H/139.7は共通ですが、ナットサイズが異なります。250はM14×1.5、150系はM12×1.5です。ホイール側のナット穴がM12にも対応していれば物理的に装着できますが、多くの場合はナット穴径が異なります。購入前にホイールメーカーへ問い合わせてください。
Q4. 社外ホイールにハブリングは必要ですか?
社外ホイールのハブ穴径が106mmを超える場合は必要です。ハブリングは振動防止と芯出しの役割を果たします。特に高速走行が多い場合は省略しないでください。
Q5. プラド150系で20インチにインチアップする際の注意点は?
タイヤ外径を純正(約776mm)に近づける組み合わせを選ぶことが重要です。20インチの場合、275/55R20(外径約783mm)が定番です。オフセットは+15〜+25mmの範囲で、フェンダーへの干渉がないか確認してください。22インチ以上はリム幅が広がり、車検適合が厳しくなります。
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まとめ
プラド150系のホイール選びで確認すべき数値を改めて整理します。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| PCD | 6H/139.7 |
| オフセット | +25(純正)/ 社外は+12〜+25 |
| ハブ径 | 106mm |
| ナット | M12×1.5(テーパー座面) |
| 締め付けトルク | 103N・m |
これら5つの数値を照合すれば、社外ホイール選びで適合ミスを防げます。ホイール交換後は100km走行後の増し締めを忘れずに実施してください。
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