更新日:2026年3月
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結論:7人乗りなら荷室内長2,070mmで大人2人が快適に車中泊できる
ランクルプラド150系で車中泊を検討するとき、最初に確認すべきは乗車定員の違いです。7人乗りと5人乗りでは荷室のレイアウトが根本的に異なるため、就寝スペースの確保方法も変わります。比較した結果、7人乗り仕様がセカンドシートを前倒しにすると荷室内長2,070mmを確保でき、大人2人が横並びで寝られます。5人乗りは後席前倒しでも1,680mmにとどまり、身長170cmを超える方には厳しい数値です。この記事では、グレード別の荷室寸法から人数別レイアウト、フラット化の方法まで体系的に整理しました。
5人乗りと7人乗りの荷室寸法を比較する
車中泊のレイアウトを考える出発点は、荷室の実測値です。プラド150系は同じ車体でも乗車定員によって荷室の使い勝手が大きく異なります。
7人乗り仕様の荷室寸法
7人乗りは3列シートを搭載しており、セカンドシートとサードシートを前倒しにすることで広大な荷室が生まれます。
| 状態 | 荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 容量 |
|---|---|---|---|---|
| 3列使用時 | 約250mm | 1,095〜1,380mm | — | 約104L |
| サードシートのみ格納 | 約1,010mm | 1,095〜1,395mm | 約860mm | 約553L |
| セカンドまで前倒し | 約2,070mm | 1,095〜1,395mm | 750〜860mm | 約974L |
荷室内長2,070mmという数値は、身長180cmの方でも頭上と足元に余裕が出る水準です。コスパの観点では、7人乗りの中古車を選ぶだけで車中泊の快適性が大幅に向上します。
5人乗り仕様の荷室寸法
5人乗りは2列シートで、後席は「ダブルフォールディング」機構を採用しています。座面を起こしてから背もたれを前倒しする方式です。
| 状態 | 荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 容量 |
|---|---|---|---|---|
| 定員乗車時 | 約855mm | 1,095〜1,450mm | 395〜1,040mm | 約621L |
| 後席前倒し | 約1,680mm | 1,095〜1,450mm | 395〜1,040mm | 約1,151L |
容量は1,151Lと7人乗りより多いものの、荷室長は1,680mmにとどまります。デメリットとして、ダブルフォールディング機構の影響でフロントシートを前にスライドしても就寝スペースが拡張されない構造になっています。
比較のまとめ
| 比較項目 | 7人乗り | 5人乗り |
|---|---|---|
| 最大荷室長 | 2,070mm | 1,680mm |
| 就寝可能身長目安 | 〜185cm | 〜165cm |
| フラット度 | やや凹凸あり | 低い床面が連続 |
| 荷室容量(最大) | 974L | 1,151L |
| 車中泊の適性 | 高い | 条件付き |
〜の理由は3つあります。車中泊に7人乗りが適しているのは、荷室長の優位性、シートアレンジの柔軟性、フロントシートスライドによる追加スペース確保ができるためです。
人数別レイアウトパターン
プラド150系での車中泊は、就寝人数によって最適なレイアウトが異なります。
1人で車中泊する場合
1人であれば7人乗り・5人乗りのどちらでも対応できます。
7人乗りのレイアウト: セカンドシートを前倒しにしたうえで、荷室の片側にマットを敷きます。もう片側を荷物スペースとして活用すると、就寝と収納を両立できるのが利点です。荷室幅が1,095〜1,395mmあるため、マット幅60cm+荷物スペース40cmの配分が成り立ちます。
5人乗りのレイアウト: 荷室長1,680mmのため、身長170cm以下の方は問題ありません。身長170cm超の方は膝を軽く曲げる姿勢が必要です。対角線上に寝ることで実質的な長さを稼ぐ方法もありますが、マットがずれやすいというデメリットがあります。
2人で車中泊する場合
2人での車中泊は、7人乗りが前提条件です。
7人乗りのレイアウト: 荷室最小幅1,095mmは、1人あたり約550mmの幅を確保できる計算になります。肩幅の広い方は若干窮屈に感じる数値ですが、一般的な体格であれば2人横並びで就寝できます。マット2枚を並べるか、幅135cm以上の車種専用マットを使う方法が実用的です。
5人乗りでの2人就寝: 幅は1,095〜1,450mmと十分ですが、長さ1,680mmの制約が2人とも影響します。身長160cm以下のペアでなければ快適とはいえません。
後継モデルであるランドクルーザー250での車中泊レイアウトはランドクルーザー250の車中泊レイアウト解説で詳しく比較しています。
フラット化の3つの方法を比較する
プラド150系の荷室は、シートを前倒しにしても段差や凹凸が生じます。快適な睡眠にはフラット化が不可欠で、方法は大きく3つに分かれます。
| 比較項目 | エアマット | ベッドキット | DIY(毛布+板) |
|---|---|---|---|
| 価格帯(税込) | 7,000〜15,000円 | 50,000〜95,000円 | 0〜5,000円 |
| フラット度 | 段差を吸収して平坦に | 完全フラット | 不安定 |
| 設置の手軽さ | バルブを開けて数分 | 初回のみ組み立て | 毎回調整が必要 |
| 収納性 | コンパクトに折りたたみ可 | 常時積載が基本 | 板の保管場所が必要 |
| 耐久性 | パンクリスクあり | 数年使用可能 | 素材による |
エアマット・インフレーターマット
コスパの観点では最もバランスが取れた選択肢です。バルブを開けると自動で膨張するインフレーター式が主流で、厚さ5〜10cmのモデルなら荷室の段差を十分に吸収できます。
価格帯は7,000〜15,000円(税込)が中心です。プラド150系専用設計のマットも販売されており、荷室形状に合わせたカットが施されている製品なら隙間が生じにくいのが特長です。
ベッドキット
予算に余裕があれば、ベッドキットが最も快適な方法です。荷室に固定フレームを設置し、その上にマットを敷く構造で、完全なフラット面が得られます。
MGR Customs製のプラド150系7人乗り専用ベッドキットは94,600円(税込)で、日本製・25mmクッション材という仕様です。下段スペースを収納エリアとして活用でき、荷物の整理にも役立ちます。ただし常時積載が前提のため、普段使いの荷室スペースが犠牲になる点がデメリットとして挙げられます。
DIY(毛布や板を使う方法)
最もコストを抑えられる方法ですが、安定性では他の2つに劣ります。段差部分に毛布を詰めたり、ホームセンターで購入したコンパネ(合板)を敷いたりする方法です。
コストは0〜5,000円で済む一方、走行中にズレる問題や、板のサイズ調整が手間になるという欠点があります。試しに車中泊を体験してみたい方の入門用として割り切るなら、候補に入れて損はない方法です。
ランドクルーザー300での車中泊を検討中の方はランドクルーザー300の車中泊レイアウトもあわせてご確認ください。
車中泊に必要な準備と注意点
レイアウトが決まったら、快適性と安全性を高める準備を進めます。
遮光・プライバシー対策
車中泊で安眠を得るには、外部からの光と視線をシャットアウトする対策がカギになります。プラド150系はガラス面積が大きいため、全窓をカバーできるサンシェードが適しています。
プラド150系後期専用のサンシェードは5,000〜10,500円(税込)の価格帯で販売されています。車種専用設計の製品は窓のカーブに沿ってフィットするため、汎用品より遮光性が高い傾向です。吸盤式よりマグネット式のほうが脱着が容易で、夜間の取り外しも手間がかかりません。
換気と結露対策
車中泊ではエンジンを停止した状態で就寝するのが鉄則です。アイドリング状態での就寝は一酸化炭素中毒のリスクがあり、命に関わる問題です。
エンジン停止時の換気方法として、窓を1〜2cm開けておく方法が一般的です。虫の侵入を防ぐには、窓枠に取り付けるメッシュネットを併用します。USB給電のポータブルファンを車内に設置すると、空気の循環が改善されます。
結露は冬場に深刻化する問題です。サンシェードの断熱層が車内外の温度差を緩和するため、結露の軽減に直結します。それでも結露が発生した場合は、マイクロファイバータオルで拭き取るのが簡便な対処法です。
季節別の対策ポイント
| 季節 | 課題 | 対策 | 参考価格帯(税込) |
|---|---|---|---|
| 夏 | 車内温度上昇 | USB扇風機+窓用メッシュネット | 2,000〜5,000円 |
| 夏 | 虫の侵入 | 網戸タイプのウインドネット | 3,000〜6,000円 |
| 冬 | 底冷え | アルミマット+寝袋(対応温度-5℃以上) | 5,000〜15,000円 |
| 冬 | 結露 | 断熱サンシェード+除湿シート | 5,000〜11,000円 |
| 通年 | 照明 | LEDランタン(USB充電式) | 1,500〜4,000円 |
長距離ドライブ前にタイヤの状態を確認しておくと安心です。プラド150系の純正サイズについてはプラド150系のタイヤサイズ一覧で確認できます。
Q1. プラド150系の5人乗りでも車中泊はできますか?
5人乗りでも車中泊は可能ですが、荷室長が約1,680mmのため身長170cm以上の方には窮屈です。膝を曲げるか対角線上に寝る工夫が必要になります。快適さを優先するなら7人乗り仕様の方が適しています。
Q2. プラド150系で車中泊マットは何を選べばよいですか?
荷室の段差を吸収できる厚さ5cm以上のインフレーターマットか、プラド150系専用設計のマットが第一候補です。価格帯は7,000〜15,000円(税込)が中心で、専用設計品は隙間が少なくフィット感に優れています。予算に余裕がある場合はベッドキット(50,000〜95,000円(税込))も検討に値します。
Q3. プラド150系の車中泊で何人まで寝られますか?
7人乗り仕様の場合、大人2人が現実的な上限です。荷室幅は最小1,095mmで、1人あたり約550mmの幅が確保できます。3人以上は荷室幅の制約で快適な就寝が難しく、子ども1人を含む2+1名構成であれば対応できる場合もあります。
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