更新日:2026年4月
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結論:乗降性と耐久性のバランスで選ぶならJAOS、コスパならGI GEAR
ランドクルーザー70は最低地上高が約200mmあり、乗降時にボディサイド下部へ足をかける場所がないため、サイドステップの有無で日常の利便性が大きく変わります。特にリフトアップ済みの車両や同乗者に高齢者がいる場合は、ステップの設置が安全面でも合理的な選択です。
社外サイドステップは大きく分けて「チューブ型」と「フラットバー型」の2種類があり、素材・取付方法・対応型式がメーカーごとに異なります。この記事では、Amazon等で購入でき、実績のある3製品をスペック・価格・取付方法の3軸で比較した結果をまとめています。
足回りのカスタムと併せてサイドステップを検討している方は、ランクル70のリフトアップ完全ガイドも参考になります。
サイドステップを選ぶ3つの基準
ランクル70のサイドステップ選びで失敗しないために、以下の3つの基準を押さえておく必要があります。
基準1:対応型式と年式の一致
ランクル70は長い歴史を持つ車種で、バン(76K)とピックアップ(79K)ではホイールベースが異なります。さらに再再販モデル(GDJ76W/2023年11月以降)はフレーム形状が変更されており、旧型用の製品がそのまま装着できないケースがあります。購入前に自車の型式と年式がメーカーの適合表に含まれているかを必ず確認してください。
基準2:取付方法(ボルトオン or 溶接)
ボルトオン方式は既存のフレーム穴を利用して取り付けるため、DIYでも対応可能です。一方で溶接方式はフレームに直接固定するため剛性は高いものの、専門のショップに依頼する必要があり工賃が別途かかります。SUXON RACINGの製品は溶接が必要な仕様で、工賃を含めると総額は12万円を超えることもあります。
基準3:素材と耐食性
ランクル70は悪路走行の頻度が高い車両であるため、泥・水・飛び石への耐性が求められます。スチール製はカチオン電着塗装や粉体塗装で防錆処理されていれば長寿命ですが、塗装が剥がれると錆が進行します。ステンレス製は錆に強い反面、スチール製より高価になる傾向があります。
3製品の比較表
| 項目 | JAOS ブラックサイドステップ | GI GEAR 3インチチューブ | APJ クロームメッキ |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 87,120円 | 55,000円 | 53,820円 |
| 素材 | スチール(カチオン電着+粉体塗装2コート) | スチール | ステンレス(クロームメッキ) |
| チューブ径 | Ø76.2mm | 3インチ(約76.2mm) | 非公開 |
| ステップ部 | インジェクション成形樹脂 | ステップ付き | フラットバー型 |
| 取付方法 | ボルトオン(純正交換) | ボルトオン | ボルトオン |
| 対応型式 | GRJ76/HZJ76(99年〜) | GDJ76W(2023.11〜再再販) | GRJ76/HZJ76/77/78 |
| ASIN | B00USUC050 | B0GTLRQCPR | B0F3JVYL3K |
JAOS ブラックサイドステップ:耐久性と信頼性で選ぶなら
JAOSは1985年創業の4WD専門パーツメーカーで、ランクル70向け製品のラインナップが豊富です。ブラックサイドステップはチューブ本体にØ76.2mmの太径スチールパイプを採用し、カチオン電着塗装の上からブラック粉体塗装を重ねた2コート仕上げとなっています。この二重の防錆処理により、林道や未舗装路を走る頻度が高い車両でも長期間にわたり錆の発生を抑制します。
ステップ部にはインジェクション成形樹脂を使用しており、雨天時でも滑りにくい設計です。みんカラのレビューでは「純正より格段に滑らない」「雨の日の乗り降りが安心になった」という評価が多く見られます。
取り付けは純正サイドステップを外してボルトオンで交換する方式です。フレームに4箇所のステーがそれぞれ2本のボルトで固定されているだけなので、基本工具があればDIYで30〜60分程度の作業時間で完了します。
デメリットとして、価格が87,120円と3製品中で最も高い点が挙げられます。また納期が2〜3週間かかるケースがあるため、すぐに装着したい場合は事前に在庫状況を確認する必要があります。
GI GEAR 3インチチューブ サイドステップ:再再販モデル対応でコスパが高い
GI GEARはDOLONCO(ドロンコ)が展開するオフロードパーツブランドで、再再販ランクル70(GDJ76W・2023年11月以降)に対応した製品を多数ラインナップしています。3インチチューブ サイドステップはスチール製で、55,000円という価格帯は3製品の中で中間に位置します。
再再販モデルのGDJ76Wはフレーム設計が従来モデルから変更されており、旧型用のサイドステップが適合しないケースが報告されています。GI GEARの製品は再再販モデルに合わせた専用設計で、フィッティングの心配がない点が強みです。
取付はボルトオン方式で、サイドガードとしての機能も兼ねています。オフロード走行時にボディサイドを飛び石や枝から保護する役割も果たすため、林道走行が多いオーナーに向いています。
デメリットとして、ステップ面の仕上げや防錆処理の詳細がJAOSほど明確に公開されていない点があります。また旧型(GRJ76/HZJ76)には適合しないため、再販・再再販以前のモデルには使用できません。
APJ クロームメッキ サイドステップ:ステンレス製で錆に強い
APJ(AUTO PARTS JAPAN)のサイドステップはステンレス製にクロームメッキを施した仕様で、素材自体の耐食性が高いのが特徴です。GRJ76/HZJ76だけでなくHZJ77やHZJ78にも対応しており、対応型式の幅が広い点もメリットです。
価格は53,820円で3製品中最も安価です。ステンレス製でありながらこの価格帯に収まっているのは、ブランドパーツではなくOEM系のパーツメーカーとして流通コストを抑えているためと考えられます。
クロームメッキの外観は車体のドレスアップ効果も高く、ブラック系のパーツで統一するオーナーとは好みが分かれますが、純正に近いシルバー系の外観を好む場合に向いています。
デメリットとして、ノーブランド品に分類されており、JAOSやGI GEARと比べてメーカーサポートや品質保証の面で不安が残ります。また再再販モデル(GDJ76W)への適合は公表されていないため、2023年11月以降のモデルに装着する場合は販売元に適合を確認する必要があります。
サイドステップ取り付け時の注意点
サイドステップの取り付けにあたり、事前に確認しておくべきポイントを3つ挙げます。
最低地上高への影響: サイドステップを装着するとボディの最低地上高が下がります。リフトアップしている車両であれば問題になるケースは少ないですが、純正車高のままステップを装着する場合は、深い轍や岩場でステップが地面に接触するリスクがあります。オフロード走行の頻度に応じて、ステップの突出量を事前に確認してください。
車検への影響: サイドステップ自体は保安基準に抵触するパーツではなく、適切に取り付けられていれば車検に影響しません。ただし車両の全幅が車検証の記載値から20mm以上変わる場合は構造変更届が必要になります。チューブ型のサイドステップは通常ボディの外側に大きく突出しないため、多くのケースで構造変更なしに装着可能です。
リフトアップとの相性: サスペンションのリフトアップを行うと、サイドステップの高さが相対的に低くなり、乗降時のステップとしての機能が損なわれる場合があります。リフトアップ量とステップの位置関係を事前にシミュレーションしておくと失敗を防げます。ランクル70のリフトアップについてはリフトアップ&車検ガイドで詳しく解説しています。
よくある質問
Q1. 純正サイドステップとの違いは何ですか?
純正サイドステップはアルミ製で軽量ですが、ステップ面が狭く滑りやすいという声があります。社外品はチューブ径が太く、樹脂ステップやラバーコーティングで滑り止め加工が施されている製品が多いため、乗降性と安全性の面で純正を上回る傾向があります。また純正品はディーラー価格で6〜8万円程度するため、価格面でも社外品が有利なケースがあります。
Q2. バン(76K)とピックアップ(79K)で同じサイドステップを使えますか?
使えません。バンとピックアップではホイールベースが異なるため、サイドステップの長さとブラケット位置が違います。JAOSではバン用(B172241ABK)とピックアップ用(B172241BBK)を別品番で販売しています。購入時は自車がバンかピックアップかを必ず確認してください。
Q3. サイドステップの取付はDIYで対応できますか?
ボルトオン方式の製品であればDIY対応可能です。必要な工具はメガネレンチ(12mm・14mm)とジャッキ程度で、作業時間は30〜60分が目安です。車体の下に潜る作業があるため、ジャッキスタンドやスロープを使って安全を確保してから作業してください。溶接が必要な製品(SUXON RACINGなど)はショップへの依頼が必須です。
Q4. サイドステップを外すとボルト穴が残りますか?
純正交換タイプ(JAOS等)は純正のフレーム穴をそのまま利用するため、取り外した後も新しい穴が増えることはありません。純正ステップに戻すことも可能です。ただしフレームに追加穴を開けるタイプの製品は、取り外し後にボルト穴が残るため注意が必要です。
まとめ:用途と型式に合わせて3つの中から選ぶ
ランクル70のサイドステップ選びでは、まず自車の型式(バン76K/ピックアップ79K/再再販GDJ76W)を確認し、その上で予算と求める耐久性のバランスで絞り込むのが合理的です。
比較した結果をまとめると、耐久性とブランドの信頼性を優先するならJAOSのブラックサイドステップ、再再販モデルに乗っていてコストを抑えたいならGI GEARの3インチチューブ、ステンレスの耐食性とシルバーの外観を重視するならAPJのクロームメッキが候補になります。
いずれの製品もボルトオンで取り付けできるため、DIYでの作業が可能です。価格やレビューはAmazonの商品ページで最新の情報を確認してから購入を判断してください。
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