【徹底比較】CX-80とCX-60の違いは?ボディサイズ・乗り心地・価格を項目別に解説【2026年版】

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更新日:2026年4月

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目次

結論:CX-80とCX-60、どちらを選ぶべきか

結論3列シートが必要ならCX-80/2列で十分ならCX-60がコスパで上回る
ボディサイズ差CX-80は全長+250mm・全高+25mm・ホイールベース+250mm
シート配列CX-80:3列6〜7人乗り/CX-60:2列5人乗り
価格差同グレード比較で約17万円差(CX-80が上)
おすすめユーザー家族4人以上→CX-80/1〜3人メイン→CX-60

マツダのラージ商品群として登場したCX-80とCX-60は、同じプラットフォームを共有する兄弟車です。見た目の印象も近いため「どこが違うのか分からない」というオーナーの声をよく耳にします。

結論から言うと、3列シートによる多人数乗車が必要かどうかが最大の分岐点です。CX-80は全長が250mm長く、3列目シートを備えた6〜7人乗り仕様になっています。一方、CX-60は2列5人乗りのため取り回しが軽快で、価格も約95万円ほど手頃な設定です。

この記事では、ボディサイズ・パワートレイン・乗り心地・価格など7つの項目でCX-80とCX-60を比較していきます。

CX-80とCX-60のスペック比較表

まずは主要スペックを一覧で確認してみましょう。数値で見ると、両車の違いがはっきり分かります。

項目CX-80CX-60
全長4,990mm4,740mm
全幅1,890mm1,890mm
全高1,710mm1,685mm
ホイールベース3,120mm2,870mm
車両重量(ディーゼル2WD)約1,910kg約1,740kg
乗車定員6〜7人5人
パワートレインXD / XD-HYBRID / PHEV25S / XD / XD-HYBRID / PHEV
価格帯(税込)394万〜712万円299万〜626万円

全幅は両車とも1,890mmで変わりません。ホイールベースの250mm差がそのまま全長の差になっており、3列目シートのスペースに充てられています。

ボディサイズと取り回しの違い

体感として大きな差を感じるのは全長です。CX-80は約5mに迫るサイズのため、一般的なスーパーの駐車場では前後の余裕が少なくなります。対してCX-60は全長4,740mmに収まっており、機械式駐車場を除けば大半の駐車場で困ることはありません。

全高はCX-80が1,710mm、CX-60が1,685mmで25mmの差があります。立体駐車場の高さ制限(多くは1,550mm)には両車とも収まらないため、ここは同条件です。全幅は1,890mmで共通なので、車幅感覚はほぼ同じと考えて問題ありません。

最小回転半径は両車とも5.4mで同一です。ホイールベースが250mm長い分、CX-80はUターンや狭い路地でのハンドル操作にやや気を遣う場面があります。ただし、360度ビューモニターが全グレード標準装備のため、駐車時の不安は軽減されています。荷室容量についてはCX-80が3列目を格納した状態で約572L、CX-60が約570Lとほぼ同等です。

CX-80のタイヤサイズや足回りの詳細はCX-80のタイヤサイズ・純正サイズ早見表で解説しています。

シートレイアウトと乗車人数

CX-80とCX-60で最も大きな違いがシート配列です。CX-80は3列シートを備えています。2列目がキャプテンシート仕様なら6人乗り、ベンチシート仕様なら7人乗りです。CX-60は2列5人乗り固定となっています。

オーナーの声では、CX-80の3列目は「大人が長距離を過ごすにはやや窮屈」という評価が目立ちます。身長170cm以上の方が座ると膝先のスペースに余裕がなく、あくまで短距離・緊急用と考えたほうがよいでしょう。一方、小学生以下のお子さんであれば問題なく乗車できるため、子育て世代にとっては頼もしい装備です。

CX-80の2列目は独立したキャプテンシートを選べます。ロングスライド機構も備わっているため、3列目を使わない場面では2列目の足元が広く取れます。後席の快適性はCX-60よりも一段上です。

シートの保護やカスタムを検討中の方はCX-80 シートカバーの選び方とおすすめも参考にしてみてください。

パワートレインと走行性能の比較

パワートレインの基本構成は両車で共通です。3.3L直列6気筒ディーゼルターボ(SKYACTIV-D 3.3)、マイルドハイブリッド版(e-SKYACTIV D)、2.5L直列4気筒ガソリンPHEV(e-SKYACTIV PHEV)の3種類が選べます。

CX-60のみに設定されているのが2.5L直列4気筒ガソリンの「25S」グレードです。エントリー価格が299万2,000円(税込)と、ラージSUVとしてはかなり手頃な設定です。CX-80には25Sグレードが存在しないため、最低でも394万3,500円からのスタートになります。

車両重量はCX-80がCX-60より約170kg重い設計です。同じディーゼルエンジンでも加速のフィーリングに差が出ます。WLTCモード燃費もCX-60が約0.2km/L上回っており、長距離走行の多いオーナーにとっては燃料コストの差がじわじわ蓄積していきます。

PHEVグレードで比較すると、EV走行可能距離はCX-60が約75km、CX-80が約70kmです。日常の通勤・買い物であれば、ほぼガソリンを使わず走れる点は両車共通の強みといえます。

ディーゼルハイブリッド(e-SKYACTIV D)はエンジン始動時のトルクアシストにモーターを活用する仕組みです。発進時のもたつきが軽減されるため、信号の多い市街地走行でストレスが少なくなります。CX-80ではこのトルクアシストが車重増を補う役割も果たしており、体感上の力不足はほとんど感じません。

乗り心地と静粛性の違い

装着してみると体感差が出るのが足回りのセッティングです。CX-80はCX-60に比べてリアスプリングを柔らかめに設定し、リアスタビライザーを廃止しています。この変更により、CX-80のほうが後席の突き上げ感が穏やかです。

ショックアブソーバー内部のバンプストッパーも短縮されており、ストローク量を確保しています。路面の凹凸を吸収しやすくなっているため、3列目の乗員にも配慮した乗り味に仕上がっています。

CX-60は2列シート前提の設計のため、リアの剛性感がやや高めです。ワインディングでの安定性を重視するドライバーには、CX-60のほうがスポーティな印象を受ける場面があるでしょう。

静粛性については、2025年の商品改良でCX-60にも遮音材の追加が行われました。改良後のCX-60であれば、高速道路での風切り音やロードノイズはCX-80と大きく変わらない水準です。ただし初期型のCX-60では「ロードノイズが大きい」という口コミが散見されるため、購入時期による差は意識しておきたいところです。

乗り心地の面で見落とせないのがタイヤの銘柄です。両車ともグレードによってブリヂストンのTURANZAやトーヨーのPROXES Sportが装着されます。タイヤの特性によっても路面からの入力が変わるため、試乗時にはどの銘柄が装着されているか確認してみてください。

走行中の異音が気になる場合はCX-80の異音の原因と対処法で原因別の解説をまとめています。

価格とグレード構成の比較

価格面でまず押さえたいのは、エントリーグレードの差です。CX-60は25Sグレード(299万2,000円)からラインナップがあります。CX-80はXDグレード(394万3,500円)が最安のため、差額は約95万円です。

同じパワートレイン・同じグレード名で比較すると、CX-80がCX-60より約17万円ほど高い設定です。3列目シートや延長されたボディの分が価格に反映されていると考えれば、差額は控えめといえます。

グレード展開は両車ともに「S Package」「L Package」「Premium Sports」「Premium Modern」「Exclusive Sports」「Exclusive Modern」の6系統で共通です。迷った場合は、装備内容を同グレード同士で並べて検討すると判断しやすくなります。

リセールバリューの面では、CX-60は発売から3年以上経過しており中古車市場に流通が増えています。CX-80は2024年10月発売のため、中古車の選択肢がまだ限られている状況です。

なお、CX-60は2025年2月の商品改良で新グレード「XD SP」が追加されました。走行性能と静粛性が向上しており、CX-80と迷う方は改良後モデルを比較対象に含めることをおすすめします。

CX-80とCX-60の使い分けシナリオ

ファミリー層にはCX-80

子どもの送迎やレジャーで4人以上が乗車する頻度が高い家庭にはCX-80が向いています。3列目をたたんでラゲッジスペースとして使う場面と、シートを展開して6〜7人で移動する場面を柔軟に切り替えられます。

1〜2人中心ならCX-60

普段のドライブが1〜2人中心で、後席に人を乗せるのは月に数回程度ならCX-60で十分です。ボディが250mm短い分、市街地での取り回しにストレスがありません。25Sグレードを選べば購入コストも大幅に抑えられます。

CX-60からの乗り換えを検討する場合

CX-60オーナーがCX-80への乗り換えを検討するケースでは、家族構成の変化がきっかけになることが多いようです。パワートレインやインテリアの質感は共通しているため、操作感の違和感はほとんどありません。ただし、駐車環境が変わる場合は全長5m近いボディが収まるか事前に確認しておきましょう。

アウトドア用途で比較する場合

キャンプやスキーなど荷物が多い用途では、3列目を常時格納してラゲッジ最優先で使えるCX-80が有利です。ルーフレールも標準装備のグレードがあり、ルーフキャリアの追加も容易です。一方、日帰りレジャーが中心で大きな荷物を積む頻度が低いなら、CX-60のラゲッジ容量でも不便は感じにくいでしょう。

## よくある質問

Q1. CX-80とCX-60はプラットフォームが同じですか?

はい、両車ともマツダのラージ商品群向けプラットフォームを採用しています。縦置きエンジン+後輪駆動ベースのFRレイアウトが共通の特徴です。CX-80はホイールベースを250mm延長し、3列シートを搭載した拡張版と考えると分かりやすいでしょう。

Q2. CX-60オーナーがCX-80に乗り換えるメリットは何ですか?

3列シートによる乗車定員の増加が一番のメリットです。加えて、リアサスペンションのセッティングが見直されているため、後席の乗り心地も向上しています。運転席周りの操作感や内装の質感はほぼ共通なので、違和感なく移行できます。

Q3. CX-80の3列目は大人でも座れますか?

身長165cm程度までであれば短距離の移動には対応できます。ただし、膝前スペースに余裕が少ないため、長時間の乗車には向いていません。小学生以下のお子さんの専用席として割り切る使い方が現実的です。

Q4. 維持費に大きな差はありますか?

同じパワートレインであれば、自動車税や保険料に大きな差はありません。燃費はCX-60のほうが約0.2km/L優れており、年間走行距離が多いほど燃料費に差が出ます。タイヤサイズは両車とも共通規格のため、交換費用も同程度です。

まとめ:ライフスタイルに合った1台を選ぼう

CX-80とCX-60は同じプラットフォームから生まれた兄弟車ですが、3列シートの有無が使い勝手を大きく分けます。家族の人数やライフステージに合わせて選ぶのが後悔しないポイントです。

CX-80を選んだら、内装のカスタムや快適装備の追加でさらに居住性を高めてみてください。CX-60オーナーの方は、コンパクトなボディを活かしたパーツ選びで愛車の魅力を引き出していきましょう。

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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