更新日:2026年4月
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結論:N-WGNに合うドライブレコーダーはこの5台
N-WGNにドライブレコーダーを装着してみると、まず気になるのがHonda SENSINGのセンサー位置です。フロントガラス上部中央にセンサーユニットがあるため、ドラレコの貼付位置は助手席寄りにずらす必要があります。
装着してみると、前後2カメラタイプなら1万円台後半から手に入ります。本記事ではAmazonで安定して購入できる5機種を、装着レビューや口コミとあわせて紹介します。N-WGN特有の配線ルートや電源の取り方も解説していきます。
スペック比較表:5機種の主要数値を一覧化
| 製品名 | フロント画素数 | リア画素数 | センサー | GPS | 駐車監視 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| コムテック ZDR055 | 200万画素(FHD) | 200万画素(FHD) | STARVIS 2 | 内蔵 | 対応 | 20,438円 |
| コムテック ZDR065 | 370万画素(WQHD) | 200万画素(FHD) | STARVIS 2 | 内蔵 | 対応 | 23,849円 |
| ケンウッド DRV-G50W | 200万画素(FHD) | 200万画素(FHD) | STARVIS | 内蔵 | 対応 | 20,481円 |
| セルスター CS-92WQH | 370万画素(WQHD) | 370万画素(WQHD) | STARVIS | 内蔵 | 対応 | 29,800円 |
| ユピテル WDT510c | 200万画素(FHD) | 100万画素(HD) | 標準CMOS | 内蔵 | 別売 | 13,993円 |
スペック比較で見ると、フロントカメラの画素数はZDR065とCS-92WQHの370万画素(WQHD)が最も高精細です。Full HDの約1.8倍の解像力があり、ナンバープレートの文字を識別しやすい数値差になります。
夜間撮影性能を左右するのがイメージセンサーです。STARVIS 2搭載モデル(ZDR055とZDR065)は従来のSTARVISよりノイズが少なく、暗所での映像品質に差が出ます。WDT510cは標準的なCMOSセンサーのため、夜間性能では上位モデルに一歩譲ります。
N-WGNオーナーがドラレコ選びで迷いやすいポイント
純正品と社外品のどちらを選ぶか
Honda純正ドライブレコーダーはナビと連動し、手元のモニターで映像を確認できるメリットがあります。録画中の映像をナビ画面にリアルタイム表示できるため、バック時の後方確認にも活用できる点が魅力です。
ただし、オーナーの声では「画質が社外品に比べてやや粗い」「価格が割高に感じる」という意見が散見されます。社外品なら同じ予算でワンランク上の画質やセンサー性能が手に入るケースが多いです。たとえば純正2カメラモデルの57,200円に対し、社外品のZDR055は約20,000円で購入できます。差額の約37,000円で64GBの高耐久SDカードや駐車監視用の直接配線コードまで揃えてもおつりが出る計算です。
前後2カメラと360度カメラの違い
N-WGNは軽自動車のなかでもボディが箱型で、車内空間に余裕があります。360度カメラも取り付けられますが、前後の録画画質では2カメラタイプに分があります。体感として、360度タイプは1つの映像から前後左右を切り出すため解像感がどうしても落ちます。前後2カメラのほうが事故時のナンバー読み取り精度で有利です。
360度カメラは死角が少ない反面、フロントとリアの正面映像を拡大したときに粗さが目立ちやすくなります。N-WGNのように主に通勤やお買い物で使う軽自動車であれば、前後2カメラで前方と後方をしっかり押さえておくほうが実用面で安心感があります。
駐車監視機能の要否
スーパーや商業施設の駐車場で長時間停める機会が多いN-WGNオーナーなら、駐車監視は検討する価値があります。駐車中に衝撃を検知すると自動で録画を開始し、当て逃げやドアパンチの映像を残せる仕組みです。
取り付けの際に注意したいのは、駐車監視を使うにはシガーソケットではなく、ヒューズボックスやオプションカプラーからの直結配線が必要になる点です。ACC電源だけでなく常時電源(バッテリー直結)の接続が求められるため、配線作業の難易度がやや上がります。駐車監視なしでよければシガーソケットだけで完結するため、作業のハードルはぐっと下がります。
Honda SENSINGとの干渉リスク
N-WGN(JH3/JH4)はフロントガラス中央上部にHonda SENSINGの単眼カメラが配置されています。ドラレコをこのセンサーに重ねて貼ると、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報が正常に動作しなくなるおそれがあります。助手席側に寄せて取り付けるか、取付ステーで位置を調整するのが基本です。
Honda SENSINGのセンサーユニットから左右に5cm以上、上下に3cm以上の間隔を空けるのが推奨されています。取り付け前にドラレコ本体をガラスに仮当てして、センサーとの距離を目視で確認しておくと安心です。
おすすめドライブレコーダー5選:装着レビュー付き個別解説
1. コムテック ZDR055|夜間に強いSTARVIS 2搭載の定番モデル
装着してみると、まず夜間の映像品質に驚かされます。STARVIS 2センサーは従来のSTARVISよりノイズが少なく、街灯が少ない住宅街でもナンバープレートの文字を読み取れるレベルです。オーナーの声では「トンネルの出入口で白飛びしにくくなった」という評価が多く見られます。
N-WGNへの装着では本体がコンパクトなため、Honda SENSINGのセンサーを避けて助手席側に貼り付けても視界を圧迫しません。後続車接近お知らせ機能は、後方車両が急接近したときに画面とブザーで通知してくれる仕組みです。あおり運転対策として心強い1台になります。
レンズ画角は対角168度あり、片側2車線の交差点でも左右の状況を広くカバーできます。付属のmicroSDカードは32GBで、Full HD録画で約4時間分の容量です。駐車監視を使う場合は別売の直接配線コードHDROP-15(約1,600円)を追加してください。
価格は2万円前後で、前後STARVIS 2搭載モデルとしてはコストパフォーマンスが高い水準にあります。迷ったらこのモデルを検討してみてください。
2. コムテック ZDR065|WQHD高画質で細部まで記録する上位モデル
ZDR055の上位機種にあたるZDR065は、フロントカメラがWQHD(2560×1440)の高解像度で記録します。Full HDの約1.8倍にあたる画素数で、交差点での接触事故時に相手車両のナンバーや車種をより鮮明に記録できる点が強みです。
体感として、ZDR055との映像差が出やすいのは日中の遠距離描写です。2〜3台前の車のナンバーまで判読できる場面が増え、もらい事故やすれ違い時のトラブルでも証拠能力が高まります。リアカメラは200万画素のFull HDですが、後方の記録用途としては十分な解像度です。
レンズ画角は対角160度で、ZDR055の168度よりやや狭い設計です。この8度差は実用上の差にはなりにくいですが、スペック比較のときに押さえておくとよいポイントです。運転支援機能として車線逸脱警報や前方衝突警報も搭載しており、長距離ドライブで疲れたときのサポートに役立ちます。
価格差は約3,400円です。この差額で映像の精細さが上がるため、予算に余裕があるなら上位モデルを選んでおいて損はありません。
3. ケンウッド DRV-G50W|映像美に定評のある国産モデル
ケンウッドは長年のビデオカメラ開発で培った映像処理技術に定評があり、色再現性のよさが持ち味です。オーナーの声では「信号機の色がはっきり映る」「逆光でも白飛びしにくい」という評価が見られます。
N-WGNに装着してみると、本体の液晶が見やすく、初回設定や映像確認がスムーズに行える印象です。付属の取付ブラケットで角度調整がしやすい点も、初めてドラレコを取り付ける方には安心材料になります。定価32,780円に対してAmazon実売20,481円で、38%の割引率です。
センサーはSTARVIS(第1世代)のため、暗所性能ではSTARVIS 2搭載のZDR055がやや有利です。ただしケンウッド独自の画像処理エンジンにより、白飛びや色かぶりの補正は優秀です。映像の自然な色味を重視するならケンウッド、夜間性能ならコムテックという使い分けが目安になります。
衝撃を検知して前後約20秒間を自動保存するGセンサーも搭載しています。記録した映像はケンウッド専用のPC用ビューワーソフトで、地図上の走行ルートとあわせて確認できます。
ドラレコの選び方に迷う方は、前後2カメラの基本を押さえたドライブレコーダー前後カメラ選びガイドも参考にしてみてください。
4. セルスター CS-92WQH|前後370万画素の高画質と安心の国産3年保証
セルスターCS-92WQHの特徴は、前後ともにWQHD画質で録画できる点です。リアカメラまで370万画素を確保しているモデルは珍しく、後方から追突された場面でも相手車のナンバーを鮮明に記録できます。
装着してみると、64GBのmicroSDカードが標準で付属しているのがありがたいです。別途購入する手間が省けるうえ、WQHDの高ビットレート録画でもある程度の録画時間を確保できます。GPSお知らせ機能のデータ更新が無料で提供される点も、ランニングコストを抑えたいオーナーにはうれしいポイントです。
液晶は2.45インチのタッチパネルを採用しており、指先で直感的に操作できます。安全運転支援機能として前方衝突警告や車線逸脱警告も搭載しています。セルスターは国内自社工場での生産にこだわっており、品質管理の面でも安心感があるメーカーです。
価格は29,800円と5機種のなかで最も高額ですが、前後ともWQHDという画質を求めるなら投資価値は十分にあります。後方からの追突事故で相手ナンバーの記録精度を重視する方に向いた1台です。
5. ユピテル WDT510c|1万円台前半で買えるコスパ重視モデル
予算を抑えたいN-WGNオーナーに向いているのがユピテルWDT510cです。1万円台前半という価格ながら、フロント200万画素のFull HD録画とGPS内蔵を実現しています。フロントの最大視野角は160度、リアは150度と、この価格帯としては広めの画角を確保しています。
体感として、フロントカメラの映像品質は価格以上の水準です。HDR機能を搭載しているため、逆光のシーンでもある程度の視認性を保てます。ただしリアカメラは100万画素のHDにとどまるため、後方のナンバー判読性ではFull HDモデルに一歩譲ります。後方映像は「録画されている安心感」がメインで、細部の証拠能力まで求めるなら上位モデルを選ぶのが無難です。
衝撃を検知すると自動で映像を保存するGセンサーも内蔵しています。付属のシガープラグケーブルを差し込むだけで使い始められるため、作業時間は約30分ほどで完了します。とりあえず前後カメラを導入したい、という方に向いた入門モデルです。
N-WGNと同じホンダの軽自動車であるN-BOXのドラレコ選びについてはN-BOX(JF5)おすすめドラレコでも詳しく紹介しています。
N-WGN(JH3/JH4)へのドラレコ取り付け手順
必要な工具と作業時間の目安
取り付けに必要な工具は以下のとおりです。
- 内張りはがし(樹脂製がおすすめ)
- プラスドライバー
- 配線ガイド(針金タイプ)
- パーツクリーナー(貼付面の脱脂用)
- 養生テープ
作業時間は約40分から1時間半が目安です。シガーソケット接続なら40分前後、ヒューズボックスからの直結配線は1時間〜1時間半を見込んでおくと余裕を持って作業できます。
フロントカメラの取り付け位置
N-WGN(JH3/JH4)ではフロントガラス中央上部にHonda SENSINGの単眼カメラユニットが配置されています。取り付けの際に注意したいのは、このセンサーユニットから左右に5cm以上離してドラレコを貼り付ける必要がある点です。
助手席側の上部20%以内に取り付けるのが一般的な位置です。パーツクリーナーで貼付面を脱脂してから、付属の両面テープで固定します。脱脂が不十分だと両面テープの接着力が落ち、走行中の振動で剥がれるリスクがあるため、この工程は丁寧に行ってください。
貼付前にカメラ角度を仮合わせして画角を確認しておくと、やり直しの手間が省けます。ドラレコの電源を入れた状態で液晶画面を見ながら位置を微調整し、前方の道路が画面中央より少し下に来る角度がベストです。
リアカメラの配線ルート
リアカメラへの配線は以下の手順で処理します。
フロントカメラから出るリアカメラ用ケーブルを、まず助手席側のAピラーカバー内に押し込みます。Aピラーカバーは上部のクリップを外せば手前に引き出せる構造です。
次にケーブルをウェザーストリップ(ゴムモール)に沿って天井の隙間に通し、後部座席のCピラーまで導きます。Cピラーのカバーを外し、バックドアの蛇腹(アコーディオン)の中を通してリアゲート側へ配線します。
バックドアの蛇腹を通す際は配線ガイド(針金)を使うとスムーズです。蛇腹の中に既存のハーネスが通っているため、その脇に沿わせるように引き通します。
リアカメラはリアガラスの上部中央に貼り付けます。リアワイパーの可動範囲内に設置すると、雨天時も映像が見やすくなります。N-WGNのリアガラスはプライバシーガラスが標準ですが、STARVIS/STARVIS 2搭載モデルなら暗くなりすぎる心配はありません。
配線全体を内張り内に収めると、車内の見た目がすっきり仕上がります。ケーブルが余った場合はAピラーカバーの裏側やグローブボックスの裏にまとめて固定してください。結束バンドやエーモンの配線止め金具があると作業がスムーズに進みます。
電源の取り出し方法
電源の取り出しには3つの方法があります。
シガーソケット接続(もっとも手軽):付属のシガープラグケーブルを挿すだけで使えます。配線の見た目が気になる場合は、ケーブルをグローブボックス裏に回して目立たなくできます。駐車監視機能は使えません。
ヒューズボックスからの取り出し:運転席右下のカバーを外すとヒューズボックスにアクセスできます。低背ヒューズ電源を使い、ACC電源と常時電源を確保します。駐車監視を使う場合はこの方法が必要です。
オプションカプラーからの取り出し:N-WGN(JH3/JH4)はN-BOX(JF3/JF4)と同じI-589タイプのオプションカプラーに対応しています。カプラーに差し込むだけでACC電源・常時電源・イルミ電源を取り出せるため、ヒューズを加工する手間がかかりません。作業時間は約15分ほど短縮できます。オプションカプラー本体はAmazonや楽天で1,000〜1,500円前後で入手可能です。
どの方法を選ぶかは、駐車監視機能の要否と配線の仕上がりへのこだわりで決まります。シガーソケット接続は手軽さが最大のメリットですが、ケーブルが露出するためやや雑然とした見た目になりがちです。ヒューズやカプラーからの取り出しは配線を内張り内に完全に隠せるため、車内をすっきり保ちたい方に向いています。
LED信号機への対応と録画フレームレート
2026年現在、日本国内のLED信号機は東日本で50Hz、西日本で60Hzの周波数で点滅しています。ドラレコのフレームレートによっては、信号が消灯して映る場合があります。
本記事で紹介した5機種はいずれもLED信号機対応のフレームレートを採用しており、信号の色が映らないという問題は発生しにくい設計です。事故時の証拠映像で「信号の色が記録されていない」というトラブルを防ぐためにも、LED信号対応は見落とせないスペック項目です。
なお、格安の海外製ドラレコのなかにはLED信号対応が不十分な製品もあります。国内メーカー品(コムテック・ケンウッド・セルスター・ユピテル)であれば日本の交通環境に合わせた設計がなされているため、この点で不安を感じる必要はありません。
microSDカードの選び方と容量の目安
ドラレコの記録媒体であるmicroSDカードは、付属品で運用を開始できます。ただし、録画時間を延ばしたい場合は大容量カードへの交換を検討してください。
| 容量 | Full HD録画時間(目安) | WQHD録画時間(目安) |
|---|---|---|
| 32GB | 約4時間 | 約2.5時間 |
| 64GB | 約8時間 | 約5時間 |
| 128GB | 約16時間 | 約10時間 |
ドラレコ用途では「高耐久」タイプのmicroSDカードを選ぶのが鉄則です。一般的なカードは書き換え回数に上限がありますが、高耐久カード(pSLCまたは3D NAND TLC)は繰り返し書き込みに強い設計になっています。
交換の目安は1年〜2年ごとです。録画映像にブロックノイズが出始めたら寿命のサインなので、早めに新品へ交換してください。セルスター CS-92WQHは64GB付属のため、購入直後から余裕のある録画時間を確保できます。
Honda純正ドライブレコーダーとの比較(参考)
Honda Access純正品と社外品の数値差を整理します。
| 項目 | 純正 DRH-229ND(3カメラ) | 純正 DRH-224SD(2カメラ) | 社外品(本記事の5機種) |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 71,500円 | 57,200円 | 13,993〜29,800円 |
| カメラ数 | 前方+後方+車内 | 前方+後方 | 前方+後方(2カメラ) |
| ナビ連動 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| 駐車監視 | 対応 | 対応 | 製品による |
| 取付時間 | 2.5〜3時間(ディーラー) | 2〜2.5時間(ディーラー) | 0.5〜1.5時間(DIY) |
| 保証 | ディーラー対応 | ディーラー対応 | メーカー保証(1〜3年) |
純正品の利点はナビ連動とHonda SENSINGとの干渉対策が施されている点です。純正品はHonda SENSINGのセンサーに干渉しない位置に取り付けるための専用ブラケットが用意されており、取り付け位置で悩む心配がありません。
価格差は社外2カメラモデルと比較して3〜4万円ほどあります。ナビ連動が不要であれば、社外品で十分な画質と機能を確保できます。純正DRH-229ND(3カメラセット)は車内カメラも搭載しているため、万が一の車上荒らしや車内でのトラブルを記録したい場合には純正品の優位性があります。
社外品のDIY取り付けは慣れた方で40分〜1時間程度ですが、初めての場合は1.5〜2時間を見込んでおくと余裕が持てます。工具や電装作業に自信がない方は、カー用品店やディーラーへの依頼も検討してください。
N-WGNのドラレコ選びで失敗しないためのチェックポイント
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- Amazonでの販売実績が安定しており、レビュー評価が一定水準以上
- N-WGN JH3/JH4型に取り付け可能(フロントガラス貼り付け式の前後2カメラ型)
- 前後2カメラで後方映像も記録可能(前方のみの1カメラモデルは除外)
- 税込13,000〜30,000円の価格帯(Honda純正は別途参考価格として掲載)
- STARVIS/STARVIS 2またはHDR搭載で夜間撮影に対応
画素数と解像度の見方
画素数はFull HD(200万画素)が現在の標準です。日常的な録画用途ならFull HDで十分ですが、事故時にナンバープレートの文字を読み取りたいならWQHD(370万画素)以上が安心です。
ただし画素数が高いほど録画ファイルのサイズも大きくなるため、microSDカードの容量には注意が必要です。WQHDモデルを使うなら64GB以上のカードを用意しておきたいところです。セルスター CS-92WQHのように64GBカードが付属するモデルを選べば、追加購入の手間が省けます。4K対応モデルはさらにデータ量が増えるため、128GB以上の高耐久カードが推奨されます。
夜間性能を左右するイメージセンサー
STARVIS搭載モデルとSTARVIS 2搭載モデルでは、暗所でのノイズ量に差があります。STARVIS 2は新世代のセンサーで、トンネルの出入口や薄暮の時間帯で白飛び・黒つぶれが抑えられます。
夜間の走行が多いN-WGNオーナーなら、STARVIS 2搭載のコムテック ZDR055やZDR065を選んでおくと映像品質に不満を感じにくいです。帰宅が遅くなる日や早朝の通勤で暗い道を走る場面が多い方ほど、センサー性能の差を実感しやすくなります。
GPS搭載モデルを選ぶ理由
GPS内蔵モデルは録画映像に位置情報と速度情報を記録します。事故の際に「どこで・何km/hで走行していたか」が映像と紐づくため、過失割合の交渉で有利に働く場面があります。
今回紹介した5機種はすべてGPS内蔵です。映像再生時にPC上で走行ルートを地図上に表示できる機能も備えています。コムテックやケンウッドは専用のPC用ビューワーソフトを無料提供しており、地図・速度・日時を1画面で確認できるため、事故後の状況整理に役立ちます。
取り付け・使用時の注意点
車検対応の貼付位置を守る
道路運送車両の保安基準では、フロントガラスにドラレコを貼り付ける場合、「ガラス上端から20%以内」の範囲に収める必要があります。N-WGN(JH3/JH4)のフロントガラスは高さ約70cmのため、上端から14cm以内が目安です。
Honda SENSINGのセンサーを避けつつ、この範囲内に収まる位置を選んでください。多くの前後2カメラモデルは本体の高さが5〜7cm程度なので、上端から数cm下に貼れば基準内に収まります。
駐車監視時のバッテリー上がり対策
駐車監視機能は便利ですが、バッテリーの電圧を常に消費します。N-WGNの標準バッテリーは軽自動車向けの小容量タイプのため、長時間の駐車監視でバッテリー上がりを起こすリスクがあります。
対策としては、駐車監視ケーブルの電圧カットオフ機能(一定電圧以下で自動停止)を有効にすることが基本です。コムテックの直接配線コードHDROP-15にはこの機能が搭載されています。1週間以上乗らない期間がある場合は、駐車監視をオフにしておくと安心です。
microSDカードの定期チェック
microSDカードは消耗品です。ドラレコの録画は常時書き込み・上書きを繰り返すため、通常のスマートフォン用カードより劣化が早い傾向にあります。
月に1回程度、ドラレコ本体またはPCで録画映像を再生し、映像の乱れやブロックノイズが発生していないか確認してください。異常が見つかったらカードを新品に交換し、本体でフォーマットしてから使い始めるのが基本の手順です。
フォーマットはドラレコ本体のメニューから実行できます。PCでフォーマットするとファイルシステムがドラレコ側と異なる形式になる場合があるため、本体での操作をおすすめします。Samsung PRO Enduranceやサンディスク MAX ENDURANCEなど、ドラレコ用途に特化した高耐久カードを選ぶと、交換頻度を減らせます。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事のおすすめ製品が合わない可能性があります。
- Honda純正ナビ連動が必要な方 — 本記事の製品はすべて社外品です。ナビ連動で録画映像をモニターに表示したい場合は、Honda Access純正品を検討してください。
- DIYでの電装作業に不安がある方 — ヒューズボックスやオプションカプラーからの電源取り出しに不慣れな場合は、カー用品店への取り付け依頼(工賃5,000〜15,000円前後)も選択肢に入ります。
- N-WGN初代(JH1/JH2)をお使いの方 — 本記事の配線ルートや電源情報はJH3/JH4型に基づいています。初代モデルは電装系の仕様が異なるため、取り付け前にメーカーの適合表を確認してください。
Q1. N-WGNにドライブレコーダーを取り付けると新車保証は切れますか?
ドライブレコーダーの取り付けだけでメーカー保証が切れることは通常ありません。ただし、取り付け時に配線ミスで電装系を損傷した場合は保証対象外になる可能性があります。不安な場合はディーラーまたはカー用品店での取り付けを依頼してください。
Q2. N-WGNのリアガラスはプライバシーガラスですが、リアカメラに影響はありますか?
N-WGN(JH3/JH4)のリアガラスはプライバシーガラス(濃色ガラス)が標準装備です。STARVIS/STARVIS 2搭載モデルなら暗所性能に優れているため、プライバシーガラス越しでも比較的安定した映像を記録します。後付けの濃いスモークフィルムを追加している場合は、カメラの明るさ設定を調整してください。
Q3. 駐車監視機能を使うとバッテリーが上がりやすくなりますか?
多くの製品に低電圧保護機能が搭載されています。バッテリー電圧が設定値(11.6〜11.8V前後)を下回ると自動的に電源がオフになる仕様です。ただし、N-WGNで1週間以上エンジンをかけずに駐車監視を続ける場合は、バッテリー容量によっては上がるリスクがあります。週に1〜2回は走行してバッテリーを充電するのが理想です。
Q4. ドラレコの取り付け工賃はどれくらいかかりますか?
カー用品店での前後2カメラモデルの取り付け工賃は、5,000〜15,000円前後が一般的です。持ち込み取り付けの場合は追加料金が発生する店舗もあるため、事前に確認してください。ディーラーに依頼する場合は10,000〜20,000円前後が目安です。
Q5. N-WGNにはミラー型ドライブレコーダーも取り付けられますか?
ミラー型もN-WGNに取り付け可能です。ただし、N-WGNのルームミラーはサイズが小さめのため、バンド固定式のミラー型ドラレコは揺れやすい場合があります。本記事では録画品質と取り付けの安定性を重視し、前後2カメラ型に絞って紹介しています。
まとめ:N-WGNのドラレコは前後2カメラが正解
N-WGN(JH3/JH4)にドライブレコーダーを取り付けるなら、前後2カメラタイプが実用性とコストのバランスで優れています。
迷ったらコムテック ZDR055が手堅い選択肢です。STARVIS 2搭載で夜間性能に優れ、価格も2万円前後と手が届きやすい水準にあります。画質にこだわるならZDR065、予算を抑えたいならユピテル WDT510cと使い分けてみてください。前後ともにWQHDの高画質を求めるならセルスター CS-92WQHが有力な候補になります。
取り付けはDIYでも十分対応でき、作業時間は40分から1時間半が目安です。Honda SENSINGのセンサー位置にだけ気をつければ、配線ルートはAピラーからCピラー、バックドアの蛇腹と一本道で迷いにくい構造になっています。
事故やあおり運転のトラブルはいつ起きるか予測できないからこそ、早めの装着が安心につながります。N-WGNでの通勤やお買い物の往復を守る前後カメラとして、ぜひ検討してみてください。
N-WGNの他のカスタムパーツについても別の記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

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