フィット ホイール PCD オフセット

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更新日:2026年3月

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目次

結論:フィットは全世代PCD100・4穴・ハブ径56mm

結論初代GDから現行GRまで、PCD100・4穴・ハブ径56mmは共通
PCD100mm(全世代・全グレード共通)
穴数4穴(全世代共通)
ハブ径56mm(全世代共通)
注意点オフセット値は世代・グレードで+45〜+53mmと異なる

フィットのホイール交換やスタッドレス用の購入時に、最初に確認すべき数値がPCD・穴数・ハブ径です。この3つは全世代で統一されており、ボルトパターンの基本的な互換性は確保されています。

ただしオフセット(インセット)は世代やグレードで+45〜+53mmと幅があります。ホイールの装着位置に直結する値のため、購入前に自分の型式を確認してください。以下の表で正確な数値を掲載しています。

フィット全世代のホイール適合データ一覧

フィットは2001年の初代発売から現行モデルまで4世代を数えます。全世代でPCD100mm・4穴・ハブ径56mmは変わりません。世代ごとに異なるのはタイヤサイズ・リム幅・オフセットの3項目です。

初代 GD系(2001〜2007年)

型式排気量駆動タイヤサイズリム幅オフセット
GD11.3LFF175/65R145.5J+45
GD1(1.3S)1.3LFF185/55R156J+53
GD21.3L4WD175/65R145.5J+45
GD31.5LFF175/65R145.5J+45
GD3(1.5S)1.5LFF185/55R156J+53
GD41.5L4WD175/65R145.5J+45

PCD: 100mm / 穴数: 4H / ハブ径: 56mm(全型式共通)

GD系は標準グレードが14インチでオフセット+45mmです。スポーツグレード(S)は15インチで+53mmに設定されています。両者の差は8mmあり、Sグレード用ホイールを標準車に流用するとホイールが内側に引っ込みます。

2代目 GE系(2007〜2013年)

型式排気量駆動タイヤサイズリム幅オフセット
GE61.3LFF175/65R145.5J+45
GE71.3L4WD175/65R155.5J+45
GE8(X)1.5LFF175/65R155.5J+45
GE8(RS)1.5LFF185/55R166J+53
GE91.5L4WD175/65R155.5J+45

PCD: 100mm / 穴数: 4H / ハブ径: 56mm(全型式共通)

GE系ではRSグレードのみ16インチ・+53mmを採用しています。それ以外は14〜15インチ・+45mmで統一されている構成です。4WDモデル(GE7/GE9)は1.3L車も含めて15インチが標準装備となっています。RS以外のグレードでは、ホイール選択のオフセット指標は+45mmを基準に考えてください。

3代目 GK系(2013〜2020年)

型式グレード駆動タイヤサイズリム幅オフセット
GK313G FパッケージFF175/70R145.5J+45
GK313G SパッケージFF185/60R156J+50
GK413G4WD185/60R156J+50
GK515XLFF185/60R156J+50
GK5RSFF185/55R166J+53
GK615XL4WD185/60R156J+50

PCD: 100mm / 穴数: 4H / ハブ径: 56mm(全型式共通)

GK系からオフセットの中間値+50mmが加わりました。ベースグレード(13G Fパッケージ)は従来どおり+45mmです。中間〜上位グレードは+50mm、RSは+53mmと3段階に分かれています。スペック比較で見ると、GK系はオフセットのバリエーションが最も多い世代です。社外ホイールを選ぶ際は自分のグレードがどの段階に該当するかを確認してください。

4代目 GR系(2020年〜現在)

型式グレード駆動タイヤサイズリム幅オフセット
GR1BASIC / HOMEFF185/60R156J+50
GR2BASIC / HOME4WD185/60R156J+50
GR3e:HEV BASIC / HOMEFF185/60R156J+50
GR3e:HEV RSFF185/55R166J+45
GR4e:HEV4WD185/60R156J+50
GR5CROSSTARFF185/60R166J+45
GR6e:HEV CROSSTARFF185/60R166J+45
GR7CROSSTAR4WD185/60R166J+45
GR8e:HEV CROSSTAR4WD185/60R166J+45

PCD: 100mm / 穴数: 4H / ハブ径: 56mm(全型式共通)

GR系の特徴は、RSのオフセットが従来の+53mmから+45mmに変更された点です。15インチグレード(BASIC/HOME)が+50mm、16インチグレード(CROSSTAR/RS)が+45mmという構造に整理されています。e:HEV(ハイブリッド)とガソリン車でホイール仕様に差はありません。駆動方式(FF/4WD)でも同一です。

オフセットの世代間の違いと互換性

全世代でPCD100・4穴・ハブ径56mmが共通です。そのためボルトパターンの互換性自体は確保されています。一方、オフセット値は世代やグレードで異なります。別世代のホイールを流用する際は以下の対応表を参照してください。

各世代の主要オフセット値をまとめると次のとおりです。

  • +45mm: GD/GE系の標準グレード、GR系のCROSSTAR/RS
  • +50mm: GK系の中間〜上位、GR系のBASIC/HOME
  • +53mm: GD/GE系のスポーツグレード、GK系のRS

オフセットが5mm異なると、ホイールの装着位置が約5mm外側または内側にずれます。たとえば+45mmのホイールを+50mm指定の車両に装着した場合、ホイールが5mm外に出る計算です。

この5mmの差は見た目には小さく感じるかもしれません。しかしフェンダーからのはみ出しやサスペンション部品との干渉が起こる場合もあります。流用時には実車での確認を強く推奨します。

各車種のPCD・オフセット値を横断的に比較したい場合は、PCD・オフセット早見表が参考になります。

ホイール交換時に確認すべき3つのポイント

フィットのホイールを社外品に交換する場合、PCD・オフセット以外にも注意すべき点があります。以下の3項目を購入前にチェックしてください。

ハブ径56mmとハブリングの要否

フィットのハブ径は56mmです。社外ホイールは汎用設計のため、ハブ穴が67mmや73mmなど大きい場合がほとんどです。そのまま装着するとホイールのセンターが出ません。

この問題を解消するにはハブリングを使います。外径がホイールのハブ穴径、内径が56mmの製品を選んでください。ハブリングを入れることで走行中のブレやハンドルの微振動を防げます。価格は4個セットで1,000〜2,000円(税込)程度です。

ナット形状の違い

ホンダ純正ホイールは球面座ナット(19HEX)を使用しています。社外ホイールの多くはテーパー座(60度テーパー)を前提に設計されています。ナット形状が合わないとホイールの固定が不十分になり、走行中の脱落リスクに直結します。

社外ホイールに交換する際は、テーパー座ナットを別途用意してください。1台分(16個セット)で2,000〜4,000円(税込)が相場です。ホイールナットの種類や選び方はホイールナットの基礎知識で詳しく解説しています。

インチアップ時のタイヤ外径

インチアップする場合はタイヤ外径を純正と同等に保つ必要があります。外径の誤差が大きいとスピードメーターの表示にずれが生じます。車検の許容範囲はメーター誤差がプラス6%・マイナス22.5%以内です。

純正15インチ(185/60R15)の外径は約603mmです。16インチへアップする場合は185/55R16(外径約601mm)を選ぶと誤差約0.3%に収まります。17インチの場合は205/45R17(外径約616mm)が選択肢に入りますが、外径差が約2%に広がります。フェンダーとの干渉も含めて慎重に検討してください。

よくある質問

Q1. フィットのPCDは全世代100mmですか?

はい。初代GD系(2001年発売)から現行GR系まで、すべてPCD100mm・4穴です。ホンダのコンパクトカーはPCD100を基本としています。フリードやヴェゼル(RU系)も同じPCD100を採用しており、ホンダ車同士でボルトパターンの互換性が高い傾向があります。

Q2. GD系のホイールをGR系に流用できますか?

PCD・穴数・ハブ径は共通のため、物理的には装着可能です。ただしオフセットが異なる場合があります。GD系標準の+45mmホイールをGR系BASIC(純正+50mm)に装着すると、ホイールが5mm外側に出ます。リム幅も5.5Jと6Jで異なるため、タイヤの適合範囲にも差が出ます。フェンダーとの干渉やはみ出しがないか、実車での確認を行ってください。

Q3. フィットに社外ホイールを付けるときハブリングは必要ですか?

社外ホイールのハブ穴径が56mmより大きい場合は、ハブリングの使用を推奨します。ハブリングがないとホイール中心がずれ、走行中に微振動が出ることがあります。フィット用は外径がホイールのハブ穴径(67mmや73mmなど製品ごとに異なる)、内径56mmのハブリングを選んでください。

Q4. オフセットが5mm違うホイールを付けても大丈夫ですか?

5mm程度の差であれば装着自体は可能な場合が多いです。ただし純正値より小さいオフセットのホイールを付けるとホイールが外に出ます。フェンダーからはみ出すと車検に通りません。逆に大きいオフセットだと内側に引っ込み、サスペンション部品に干渉する可能性があります。装着後にフェンダーとの隙間を確認してください。

まとめ

フィットは初代GDから現行GRまでPCD100mm・4穴・ハブ径56mmで統一されています。ホイール選びで見落としやすいのはオフセット値です。+45mm・+50mm・+53mmの3種類が世代やグレードに応じて設定されています。

購入前に自分の型式に対応するオフセットを上記の表で確認してください。加えて社外ホイールではハブリングとテーパー座ナットの準備も忘れないようにしましょう。

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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