更新日:2026年3月
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結論:フィット(GR系)のフロアマットはクラッツィオかCartistが有力
フィット(GR系)のフロアマットは、純正品だと22,000〜33,000円(税込)します。一方、社外品の3D立体フロアマットなら8,980〜12,580円(税込)で手に入ります。純正品との価格差は約1万〜2万円です。
比較した結果、販売元の信頼性を優先するならクラッツィオ(9,863円)が筆頭候補です。Amazon.co.jp が直接販売しており、全グレード適合が公式に明記されています。コスパの観点ではKARLUX(8,980円)が最安クラスです。ラゲッジマットも含めたい場合はMENIIKAR 4枚セット(12,580円)が合理的な選択になります。
5製品すべてGR系全型式(GR1〜GR8)に対応しています。取り付けは専用留め具で固定するだけなので工具は不要です。以下に5製品の比較表を掲載します。
| 製品名 | 価格(税込) | セット枚数 | 後席分割 | 在庫状況 | 販売元 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラッツィオ NEWラバー | 9,863円 | 5枚(前2+後3) | 3分割 | 在庫あり | Amazon.co.jp |
| Cartist 3D | 10,200円 | 5枚(前2+後3) | 3分割 | 在庫あり | Cartist-Hongrui |
| KARLUX 1-2列目 | 8,980円 | 3枚(前2+後1) | 一体型 | 残りわずか | HKCY-JP |
| MENIIKAR 4枚+ラゲッジ | 12,580円 | 4枚(前後+荷室) | 一体型 | 残りわずか | DECHONG-EU |
| MENIIKAR 1-2列目 | 9,380円 | 3枚(前2+後1) | 一体型 | 残りわずか | DECHONG-EU |
フィット用フロアマットの選び方ガイド
フロアマットは車内の清潔さと快適性を左右するパーツです。選ぶ前に知っておくべきポイントを整理します。
純正と社外品の違い
フロアマット選びで最初に決めるべき分岐点は「純正か社外品か」です。両者の特徴を5つの軸で比較します。
| 比較項目 | 純正プレミアム | 純正スタンダード | 社外品(TPE) | 社外品(カーペット) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格 | 33,000円 | 22,000円 | 8,980〜12,580円 | 15,000〜25,000円 | 税込 |
| 素材 | カーペット | カーペット | TPEラバー | ポリエステル等 | 素材で機能差 |
| 防水性 | なし | なし | あり(丸洗い可) | なし | TPEの強み |
| 消臭・抗菌 | あり | なし | なし | メーカーによる | 純正上位のみ |
| 保証 | ディーラー | ディーラー | メーカー個別 | メーカー個別 | 返品条件に差 |
純正プレミアムタイプ(33,000円)は消臭・抗菌加工とヒールパッドが付属します。室内の質感を高めたい方に向いている一方で、防水性はありません。純正スタンダード(22,000円)は消臭加工が省かれた廉価版です。
社外品のTPEラバータイプは防水性と丸洗い対応が最大の強みです。泥汚れや飲み物のこぼれが気になるなら、社外品に分があります。社外品のカーペットタイプはアルティジャーノや神戸マット工房などの専門店が扱っており、純正に近い質感を純正より安く手に入れたい方に向いています。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- GR系全グレード(BASIC/HOME/NESS/CROSSTAR/LUXE)適合確認済み — メーカー商品ページで型式GR1〜GR8対応を明記
- 税込15,000円以下 — 純正の半額以下で入手できる価格帯に限定
- 3D立体構造・防水仕様(TPE素材) — 縁が立ち上がり液体をせき止める構造
- Amazon在庫ありで入手性が安定 — 注文後1〜3日で届く流通体制
- 専用留め具またはズレ防止構造付き — ペダル干渉を防ぐ安全設計
素材で選ぶ:TPEラバー vs カーペットの違い
社外フロアマットの素材は大きく2種類に分かれます。それぞれの長所・短所を把握しておくと、購入後の後悔を減らせます。
TPEラバーの特徴(本記事の全5製品が該当)
TPE(熱可塑性エラストマー)は、ゴムとプラスチックの中間にあたる素材です。「第3世代ゴム」とも呼ばれ、従来のゴムマットよりも軽量で臭いが少ない性質があります。従来のPVC(塩化ビニル)マットと比較すると、環境負荷が低くリサイクル性にも優れています。
防水性が高く、水で丸洗いできるため手入れが簡単です。3D立体構造との相性がよく、縁の立ち上がりを維持しやすい素材でもあります。耐候温度範囲は概ね-30度〜70度とされており、北海道や東北の寒冷地でも硬化しにくい設計です。
デメリットとして、カーペットより踏み心地が硬い点があります。冬場はとくに硬さを感じやすくなります。見た目の高級感もカーペットには及びません。ただし、実用面では防水・耐汚れという圧倒的な利便性がデメリットを上回るケースが多い傾向です。
カーペット素材の特徴
カーペット素材は、純正品やアルティジャーノなどの専門店が扱っています。踏み心地がやわらかく高級感があり、走行中のロードノイズ低減にも寄与します。カラーバリエーションが豊富で、内装との色合わせを楽しめる点も特徴です。ブラック以外にベージュやグレーなどの選択肢があり、フィットの内装カラーに合わせたコーディネートが可能です。
反面、飲み物をこぼすと繊維に染み込みます。水洗いもできないため、一度汚れが付くと専用クリーナーを使っても完全には落としにくくなります。小さな子どもがいる家庭やペットを乗せる方にはTPEラバーの方が実用的です。梅雨時期や雪の季節は靴底から水分を持ち込みやすく、カーペットが常に湿った状態になるリスクもあります。
アウトドアや子どもの送迎で汚れやすい環境ならTPEラバーが合理的です。室内の質感を重視するならカーペットが適しています。フィットの車内空間をさらに快適にしたい方は、サンシェードの導入も検討してみてください。夏場の車内温度を抑えることで、フロアマットの劣化防止にもつながります。
3D立体構造のメリットと従来品との違い
3Dフロアマットは従来の平面マットとは構造が根本的に異なります。構造の違いが日常の使い勝手に直結するため、選ぶ前に理解しておくと判断がしやすくなります。
従来の平面マットはフロアに敷くだけの形状で、端が低い構造です。液体をこぼすとマットの端から車体フロアに流れ出します。フロアに水分が到達すると錆びの原因になり、長期的に車体価値を下げるリスクがあります。中古車として売却する際にフロアの錆びは査定額に影響する要素です。
3D立体マットは縁が壁のように高く立ち上がっています。製品によって立ち上がりの高さは異なりますが、概ね15〜25mm程度です。フロアの凹凸に沿った形状で成形されるため、隙間が生じにくい設計です。飲み物やジュースをこぼしてもマット内部にとどまり、車体フロアへの侵入を防ぎます。コンビニコーヒーのMサイズ(約300ml)程度なら、マット内で受け止められる容量があります。
TPE素材は耐候性にも優れており、直射日光による変色や経年劣化が起きにくい特性があります。丸洗い後も形状が戻りやすく、長期間使用しても縁の立ち上がりが維持されます。真夏の車内温度が60度を超えるような環境でも、TPEなら変形しにくいとされています。2〜3年使用しても形状が崩れにくい点は、買い替えサイクルを長くできるメリットです。
フィット(GR系)の適合情報
フィットGR系は2020年2月にフルモデルチェンジした4代目モデルです。購入前に型式を確認しておくと、適合ミスを防げます。
対応グレードと型式
本記事の5製品はGR1〜GR8のすべてに対応しています。ガソリン車の型式はGR1〜GR4、ハイブリッド(e:HEV)の型式はGR5〜GR8です。2WDと4WDの違いによるフロアマットの形状差はありません。
グレード別の型式を整理すると、BASIC/HOMEはGR1/GR2(ガソリン)とGR5/GR6(e:HEV)、NESS/RS/CROSSTARはGR3/GR4(ガソリン)とGR7/GR8(e:HEV)、LUXEはGR7/GR8(e:HEV専用)です。
車検証の「型式」欄に記載されている文字列が「GR」で始まることを事前に確認しておけば、適合ミスは防げます。型式は車検証の左側中段あたりに記載されています。先代の「GK」「GP」型式には非対応なので注意してください。
先代フィット(GK系・GP系)との違い
先代フィット(GK系/GP系、H25年9月〜R2年2月)はフロア形状が異なるため、GR系用フロアマットは装着できません。型式の頭文字が「GK」または「GP」の場合は、GK/GP専用品を別途探す必要があります。
Amazonの商品ページで「GR」の記載がある製品を選べば、現行型との適合ミスは起こりません。年式だけで判断すると間違える可能性があるため、型式での確認を推奨します。なお、フィットのタイヤやホイールを検討中の方は、PCD・オフセットの基本情報を先に確認しておくとサイズ選びで迷わなくなります。
クラッツィオ(Clazzio)立体タイプ NEWラバーの詳細
クラッツィオはシートカバーで国内トップクラスの実績を持つメーカーです。フロアマットにも同じ品質管理基準が適用されています。GR系全グレード(BASIC/HOME/NESS/CROSSTAR/LUXE、e:HEVを含む)の適合が品番「EH-2005」として公式に管理されています。
この製品を推す理由は3つです。第一に、Amazon.co.jp が直接販売・発送を担当しています。返品・交換対応がスムーズで、配送トラブル時もAmazonカスタマーサービスが窓口になります。第二に、品番が明確に割り振られており、型式ごとの適合情報が整理されています。第三に、後席が3分割構成で中央部分まで隙間なくカバーできます。
9,863円(税込)で計5点セットです。コスパの観点ではKARLUXに劣りますが、販売元の信頼性で差が出ます。初めて社外フロアマットを購入する方にとって、Amazon.co.jp直販という安心感は選定基準として見過ごせない要素です。
Cartist 3Dフロアマットの詳細
Cartistの3Dフロアマットは、運転席・助手席・後席の計5枚がセットになった構成です。後席が3分割になっているため、中央部分も隙間なくカバーできます。クラッツィオと同じ5枚構成で、セット内容に差はありません。
TPE樹脂素材を採用しており、3D立体構造で縁が高く立ち上がっています。飲み物をこぼしてもマットの外に流れ出しにくい設計です。専用留め具が付属するため、走行中のズレやアクセルペダルへの干渉を防げます。
折りたたみ梱包で届くため、到着直後は折り跡がつくことがあります。メーカーの案内によると、お湯やドライヤーで温めれば元に戻るとのことです。気温が高い日に天日干しする方法でも跡は解消できます。到着してすぐに装着したい場合は、車内の暖房で温めてから作業すると馴染みやすくなります。
10,200円(税込)でクラッツィオとの差額は337円です。価格帯としてはほぼ同水準ですが、販売元がサードパーティ(Cartist-Hongrui)である点がクラッツィオとの違いになります。返品時の手続きはAmazonマーケットプレイス経由になるため、Amazon.co.jp直販ほどスムーズではない場合があります。
フィットの内装カスタムを考えている方は、LEDルームランプへの交換も費用対効果の高いメニューです。フロアマット交換と合わせて車内の印象が変わります。
KARLUX・MENIIKARの3製品を比較
残り3製品はすべてTPE素材の3Dフロアマットで、後席が一体型という共通点があります。違いは「セット内容」「価格」「販売元」の3点です。
KARLUX 1-2列目フロアマット — 8,980円の最安クラス
5製品のなかで最も安いのがKARLUX(8,980円)です。「第3世代TPE素材」を謳っており、耐熱性・耐疲労性に配慮した素材を使用しています。
セット内容は運転席・助手席・後席の3枚構成です。後席が1枚の一体型なので、クラッツィオやCartist(後席3分割)と比べるとフィット感はやや劣ります。一方、脱着のしやすさでは一体型に利点があります。掃除のたびにマットを外す方にとっては、3枚をまとめて出し入れできる一体型の方が手間がかかりません。
在庫は「残りわずか」の表示が出ているため、検討中の方は早めの確認を推奨します。価格を最優先にするなら、この製品が第一候補になります。後席の隙間が気にならない方や、掃除の手軽さを優先する方に向いた選択です。
MENIIKAR フロアマット+ラゲッジマット 4枚セット — 荷室もまとめて保護
MENIIKARの4枚セットは、前席・後席に加えてラゲッジマットが付属します。12,580円(税込)でフロアと荷室を一括で保護できる構成です。
フィットはラゲッジスペースが広く、荷物の出し入れで荷室が傷つきやすい傾向があります。キャンプ用品やスポーツ用品を頻繁に積む方にとって、ラゲッジマットの有無は実用面で大きな差になります。濡れたウェットスーツやトレッキングシューズを荷室に置く場合、ラゲッジマットがあればカーペットへの浸水を防げます。
フロアマット単体のKARLUX(8,980円)との価格差は3,600円です。この差額でラゲッジ保護も手に入ると考えれば、荷室の使用頻度が高い方にとってはコスパの観点で合理的な選択になります。
MENIIKAR 1-2列目フロアマット — ラゲッジ不要なら9,380円
MENIIKARのフロアマット単体版です。ラゲッジマットが不要な方は、こちらで3,200円抑えられます。
素材・構造は4枚セット版と同一で、第3世代TPEによる3D立体構造です。セット内容は運転席・助手席・後席の3枚で、KARLUXと同じ構成になっています。400円の差額で同等スペックが手に入るため、価格最優先ならKARLUX、将来ラゲッジマットを追加する可能性があるならMENIIKARで統一するのが合理的です。
MENIIKARは別売りでラゲッジマット単体も販売しています。最初はフロアマットだけ購入し、あとからラゲッジマットを追加する段階的な導入も可能です。フロアマットとラゲッジマットを同じメーカーで揃えると、素材の色味や質感が統一されるメリットもあります。異なるメーカーの製品を組み合わせると、TPEの色味に微妙な差が出ることがある点は留意してください。
用途別のベストな選び方
フロアマット選びに迷った場合は、自分の使い方に当てはめると判断がしやすくなります。フロアマットは毎日目にするパーツなので、用途に合わないものを選ぶとストレスの原因になります。
通勤・買い物メインの方
日常使いが中心なら、クラッツィオ NEWラバー(9,863円)が堅実です。Amazon.co.jp直販で返品・交換がスムーズなうえ、全グレード適合が公式に確認されています。通勤で毎日乗る方にとって、トラブル時の対応窓口がAmazonという安心感は見過ごせません。雨の日の通勤で靴底の水分が気になる方も、TPEラバーなら染み込まずに拭き取れます。
アウトドア・スポーツ送迎が多い方
泥やサンダルの砂がつきやすい環境では、MENIIKAR 4枚セット(12,580円)のラゲッジマット付きが適しています。荷室に濡れた荷物を置いてもTPE素材なら水洗いで対処できます。キャンプやサーフィンのギアを積む方には特に恩恵が大きい構成です。週末ごとにアウトドアに出かける家庭なら、ラゲッジマットの有無が車内の清潔さを左右します。子どものサッカーの送迎で泥だらけのスパイクを持ち込むようなシーンでも、3D構造が泥水を受け止めてくれます。
予算を最小限に抑えたい方
価格だけで選ぶならKARLUX(8,980円)一択です。純正品の半額以下で、基本スペックは他4製品と同等のTPE素材・3D構造・車種専用設計を備えています。デメリットとして販売元がサードパーティで在庫が不安定な点が挙げられます。在庫切れの場合はMENIIKAR 1-2列目(9,380円)が次善の選択です。純正品との差額は約13,000〜24,000円になるため、浮いた予算でドラレコやルーフキャリアなど他のパーツに投資する選択肢も広がります。
e:HEVオーナーの方
ハイブリッド車(e:HEV)は静粛性が高いため、フロアマットの踏み心地がより気になりやすい傾向です。クラッツィオかCartistの5枚セットなら後席3分割でフィット感が高く、走行中にマットがずれて異音を発するリスクを抑えられます。e:HEVはモーター走行時のエンジン音がほぼないため、マットのガタつき音が目立ちやすい点に留意してください。
失敗しやすいポイントと注意点
社外フロアマットの購入で多い失敗パターンは、「型式違い」「素材の想定外」「サイズの不一致」の3つです。事前に確認すべき項目を整理します。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事の製品が最適ではない可能性があります。
- カーペット素材のフロアマットを求める方 — 本記事で紹介した5製品はすべてTPEラバー素材です。踏み心地のやわらかさや高級感を重視する場合は、純正品(22,000〜33,000円)またはアルティジャーノなどのカーペット専門店を検討してください。
- 先代フィット(GK系・GP系)のオーナー — 本記事の5製品はすべてGR系(2020年2月〜)専用設計です。GK系(H25年9月〜R2年2月)には適合しません。型式が「GK」「GP」で始まる場合は、GK/GP対応品を選んでください。
- ディーラー保証の範囲を広く維持したい方 — 社外パーツの装着がディーラー保証に影響するケースはまれですが、念のため担当ディーラーに確認するのが確実です。フロアマット自体は車検項目ではないものの、ペダル干渉があると車検に通りません。
- 後席のフィット感を最優先する方 — KARLUX・MENIIKARは後席が一体型です。後席中央の隙間が気になる場合は、後席3分割のクラッツィオまたはCartistを選んでください。
取り付け方法と所要時間
3D立体フロアマットの取り付けは工具不要で、所要時間は5分程度です。ただし、以下の2点を確認してください。
留め具の位置合わせ
運転席側は純正の留め具穴に社外マットの留め具を差し込みます。フィットGR系の留め具穴は運転席側フロアの前方に2箇所あり、この穴に社外マットの留め具を合わせて差し込む構造です。位置がずれるとマットが前方にスライドし、アクセルペダルに干渉する可能性があります。装着後にアクセルとブレーキの操作を確認してください。
ペダルに当たる感触がある場合は、マットを数mm後方にずらして再固定します。走行前の確認で安全性を確保できます。留め具が穴にしっかり入っていることを目視で確認することも大切です。助手席側には留め具穴がない車両もあるため、助手席マットはフロア形状に沿わせて置くだけの設置方法になる場合があります。
折りたたみ跡への対処
TPEフロアマットは配送コスト削減のため折りたたんで梱包されています。開封直後は折り跡が残っていることが多く、そのまま装着するとフロアへの密着度が下がります。ドライヤーまたはお湯で温めてから装着すると密着度が上がります。気温が高い日に天日干しする方法でも跡は解消できます。
TPE素材は温度で柔軟になる性質があるため、夏場は自然に馴染みます。冬場に購入した場合は、車内の暖房で温めてから位置調整するとフィット感が向上します。10分ほど暖房を効かせた状態で装着するのが理想的です。マットが十分に温まると、フロアの細かな凹凸にも沿いやすくなり、走行中のガタつきを抑えられます。
フロアマットの手入れ方法
TPEラバーマットのメンテナンスは簡単です。カーペットタイプのように専用クリーナーやブラシを用意する手間がありません。基本的な手入れ方法を紹介します。
日常の手入れ
砂やホコリがたまったら、マットを車外に出して裏返し、軽く叩くだけで大部分の汚れが落ちます。掃除機で吸い取る方法も有効です。表面がフラットな3D構造のため、ゴミが繊維に入り込むことがありません。週に1回程度の頻度で行えば、車内を清潔に保てます。
ガソリンスタンドの洗車待ち時間を利用して、マットだけ外してゴミ箱の上で叩くという方法もあります。給油のついでにできるため、習慣化しやすいメンテナンスです。
水洗いの手順
泥汚れや飲み物のシミには水洗いが有効です。ホースの水を当てながらブラシでこするだけで汚れが落ちます。中性洗剤を使えば油汚れにも対応できます。洗った後は日陰で乾燥させてから車に戻してください。直射日光での長時間乾燥は変色の原因になる場合があります。
カーペットタイプと違い、水洗い後に数時間で乾くのもTPE素材の利点です。週末のまとめ洗いでも、半日あれば装着可能な状態に戻ります。乾燥が不十分な状態で装着するとカビの原因になるため、裏面までしっかり乾かしてから戻すのがポイントです。
劣化の見分け方と交換目安
TPEマットの交換目安は概ね3〜5年です。以下のサインが出たら交換を検討してください。
- 縁の立ち上がりが低くなり、液体がマット外に漏れるようになった
- 表面にひび割れや白化(チョーキング)が発生した
- 留め具が破損してマットがずれるようになった
- 異臭(ゴム臭や化学臭)が洗っても取れなくなった
これらの症状は経年劣化のサインです。安全面にも関わるため、ペダルへの干渉が起きる前に交換するのが理想です。交換時期を逃すとフロアへの傷つきや錆びにつながるため、定期的にマットの状態を確認する習慣をつけておくと安心です。
よくある質問
Q1. 純正フロアマットと社外品で最も大きな違いは何ですか?
素材と価格が決定的に異なります。純正はカーペット素材(22,000〜33,000円)で消臭・抗菌加工が施されていますが、防水性はありません。社外品はTPEラバー素材(8,980〜12,580円)で防水・丸洗い対応ですが、消臭・抗菌加工は非搭載です。汚れやすい環境なら社外品、室内の質感を求めるなら純正という使い分けになります。なお、純正のスタンダードタイプ(22,000円)は消臭・抗菌加工が省かれた廉価版で、プレミアムタイプ(33,000円)との機能差が大きい点に注意してください。
Q2. 3D立体フロアマットの具体的なメリットは何ですか?
縁が高く立ち上がる構造のため、飲み物をこぼしてもマットの外に流れ出しにくい点が最大のメリットです。従来の平面マットでは液体がマットの端から車体フロアに染み出しますが、3D構造ではマット内部にとどまります。水洗いも可能なので、泥汚れが付いても丸洗いで対処できます。
Q3. TPE素材のフロアマットに臭いの問題はありませんか?
TPE(熱可塑性エラストマー)はゴムに比べて臭いが少ない素材です。ただし、開封直後はわずかに樹脂臭がする場合があります。風通しのよい場所で半日〜1日ほど陰干しすれば、臭いは気にならないレベルに落ち着きます。夏場の高温で臭いが再発することもまれにありますが、換気すればすぐに解消します。
Q4. フロアマットの交換で車検に影響はありますか?
フロアマット自体は車検の検査項目ではありません。ただし、マットがアクセルペダルやブレーキペダルに干渉している状態は保安基準に抵触します。取り付け後にペダル操作に違和感がないことを確認すれば、車検への影響はありません。マットの厚みでペダルの踏み込み量が変わることもないため、日常の運転感覚に変化は生じないケースがほとんどです。
Q5. 後席が3分割と一体型、どちらを選ぶべきですか?
後席のフィット感を優先するなら3分割タイプ(クラッツィオ/Cartist)が適しています。中央部分も覆えるため、隙間から汚れが落ちません。子どもが後席でお菓子を食べるような場面でも、食べこぼしがフロアに直接落ちることを防げます。掃除のしやすさを優先するなら一体型(KARLUX/MENIIKAR)が便利です。1枚で取り外せるため、丸洗い時の手間が少なくなります。後席を頻繁に倒してラゲッジスペースを拡大する使い方をする場合は、一体型の方がシートアレンジの邪魔になりにくい傾向です。
まとめ
フィット(GR系)のフロアマット選びは、用途と予算で3パターンに整理できます。
- 販売元の信頼性を優先 → クラッツィオ NEWラバー(9,863円)。Amazon.co.jp直販で返品対応もスムーズ
- 価格を最優先 → KARLUX 1-2列目(8,980円)。5製品で最安、基本スペックは他製品と同等
- 荷室も含めて保護 → MENIIKAR 4枚セット(12,580円)。+3,600円でラゲッジマットが付属
5製品すべてGR系全型式・全グレードに対応しており、取り付けも工具不要の5分作業です。純正品との価格差は1万〜2万円あるため、浮いた予算をタイヤやホイールなど他のカスタムに回すことも検討してみてください。TPEラバー素材は防水・丸洗い対応で手入れが簡単なため、長期間にわたって車内を清潔に保てます。フロアマットの交換は車のカスタムのなかでも手軽な部類に入るので、まだ純正マットのまま使っている方はこの機会に検討してみる価値があります。
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