更新日:2026年3月
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結論:フィット GR系のドラレコはコムテック ZDR055が総合力で頭一つ抜ける
フィット GR系に装着する前後ドライブレコーダーを5機種に絞りました。スペック比較で見ると、コムテック ZDR055はSTARVIS 2搭載・前後フルHD・130度広角・GPS内蔵・3年保証で22,800円です。この価格帯で夜間画質と運転支援機能の両方をカバーする機種は限られます。
予算を抑えたい場合はケンウッド DRV-MR570が18,500円で手に入ります。ミラー型を希望するならコムテック ZDR038が候補に入ります。
5機種はいずれも前後2カメラ・GPS内蔵・駐車監視対応・3年保証という共通仕様を備えています。そのうえで夜間性能・画角・付加機能・価格に差があります。以下、数値データをもとに5機種を比較していきます。
スペック比較表で見る|フィット向けドラレコ5機種の数値データ
| 項目 | コムテック ZDR055 | ケンウッド DRV-MR570 | コムテック ZDR065 | コムテック ZDR038 | ユピテル Y-240Rd |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 22,800円 | 18,500円 | 23,273円 | 37,800円 | 19,590円 |
| フロント解像度 | フルHD | フルHD | WQHD | フルHD | フルHD |
| リア解像度 | フルHD | フルHD | フルHD | フルHD | フルHD |
| フロント画角 | 130° | 131° | 120° | 140° | 162° |
| リア画角 | 130° | 131° | 120° | 130° | 155° |
| 夜間性能 | STARVIS 2 | STARVIS | STARVIS 2 | STARVIS | STARVIS |
| GPS | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
| 駐車監視 | 対応(別売コード) | 対応(別売コード) | 対応(別売コード) | 対応(別売コード) | 対応(別売コード) |
| SDカード上限 | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB | 128GB |
| 保証 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 |
| 製造国 | 日本 | 中国 | 日本 | 日本 | 日本 |
| 形状 | スタンダード | スタンダード | スタンダード | ミラー型 | スタンダード |
数値上の差が出るのは夜間性能と画角です。STARVIS 2搭載のZDR055とZDR065は、従来のSTARVISと比較して暗所ノイズが約30%低減されています。画角はユピテル Y-240Rdの162度が最大で、フィットの広いフロントガラスとの相性が良好です。
価格帯は18,500〜37,800円の幅があります。最安のDRV-MR570と最高のZDR038の価格差は19,300円です。ZDR038はデジタルインナーミラー機能を含むため、単純なドラレコ性能だけでなく視界改善の付加価値がある点を踏まえて比較してください。
製造国は5機種中4機種が日本製です。DRV-MR570のみ中国製ですが、JVCケンウッドの品質管理下で生産されており、3年保証もついています。保証期間はすべて3年で横並びのため、保証面での差はつきません。
なぜフィット GR系にドライブレコーダーが必要なのか
フィット GR系はフロントガラスの傾斜角が大きく、前方視界が広い設計です。この特性は運転しやすさに貢献する一方、ドラレコの映り込み(ダッシュボードの反射)が生じやすい構造でもあります。偏光フィルター付きの機種を選ぶか、ルームミラー裏に設置することで映り込みを軽減できます。
あおり運転や駐車場でのドアパンチ被害は増加傾向にあります。2023年の警察庁データでは、あおり運転の検挙件数は前年比約15%増です。前後カメラのドラレコを装着しておけば、事故時の証拠映像として機能します。映像データがあれば保険会社への請求手続きもスムーズに進みます。
フィットはファミリー層の利用が多く、ショッピングモールや保育園の駐車場で長時間駐車するケースが頻繁に発生します。駐車監視機能付きドラレコなら、駐車中の当て逃げやいたずらも記録に残ります。とくに狭い駐車場ではドアパンチ被害のリスクが高く、前後カメラだけでなくサイドまでカバーしたい場合は360度タイプも選択肢に入ります。
近年はドラレコの装着率が急速に上昇しており、国内の新車装着率は約50%に達しています。未装着のフィットオーナーは早めの導入を検討してください。社外品であれば2万円前後で前後カメラが手に入り、取り付けもDIYで対応できる機種が揃っています。
フィット GR系のドラレコ適合・取り付け条件
フィット GR系の型式一覧は以下のとおりです。
- GR1(1.3L・2WD)
- GR2(1.3L・4WD)
- GR3(1.5L HV・2WD)
- GR4(1.5L HV・4WD)
- GR5(1.5L・2WD)
- GR6(1.5L・4WD)
- GR7(1.5L HV・2WD / RS)
- GR8(1.5L HV・4WD / RS)
- GS4〜GS7(2024年〜マイナーチェンジモデル)
本記事で紹介する5機種は全型式に取り付けが行えます。汎用品のため、車種専用の加工は不要です。フロントガラスの形状はGR1〜GR8およびGS4〜GS7で共通しており、どの型式でもルームミラー裏への設置が標準的な取り付け位置になります。
なお、2024年以降のマイナーチェンジモデル(GS4〜GS7)ではフロントガラスのアンテナ形状が一部変更されています。ドラレコの貼り付けがアンテナ線と干渉しないよう、右寄り(助手席側)に配置するとアンテナへの影響を避けられます。
電源取り出し方法
フィット GR系のヒューズボックスは運転席右足元にあります。電源取り出しの主な方法は2つです。
- ヒューズ電源タップ方式: 36番ACC(20A)から分岐。低背ヒューズ対応のタップを使用
- オプションカプラー方式: GR系対応のオプションカプラーをヒューズボックスに差し込むだけ。配線加工が不要で、ACC・常時電源・IG2・バック信号の4系統を取り出せる
駐車監視を使う場合は常時電源も必要です。オプションカプラーなら両方の電源を同時に確保できます。エンラージ商事製のGR系対応オプションカプラー(約3,000〜4,000円)がAmazonで入手でき、I-tap端子で4系統の電源を取り出せます。
シガーソケットからの給電でも日常的な録画は問題なく行えます。ただしシガーソケット方式ではエンジンOFF時に電源が切れるため、駐車監視を利用するには常時電源コードへの変更が必要です。取り付け後に駐車監視を追加する場合は、常時電源コード(HDROP-14:約2,500円)を後から購入して配線を変更してください。コムテック製ドラレコにはHDROP-14、ケンウッド製にはCA-DR100が適合します。購入時に自分のドラレコに合った型番を選んでください。
取り付け位置の保安基準
道路運送車両の保安基準では、フロントガラスへの貼り付けはガラス上端から20%以内と定められています。フィット GR系のフロントガラス高さは約1,050mmのため、上端から210mm以内に収まる位置に設置してください。ルームミラー裏がこの条件を満たす定番位置です。ミラー型ドラレコ(ZDR038)の場合は純正ミラーにかぶせるだけなので、貼り付け位置の問題は発生しません。
リアカメラはリアガラスの上部中央に取り付けるのが一般的です。ワイパーの拭き取り範囲内に設置すると雨天時の映像品質を保てます。フィットのリアワイパーは中央寄りに位置しているため、ワイパーアームの付け根付近にリアカメラを配置してください。
取り付け手順の詳細はフィットのドラレコ取り付け方法で写真付きで解説しています。
各製品の詳細レビュー
ここからは5機種それぞれのスペックと特徴を掘り下げます。PA-APIで取得した2026年3月時点のAmazon価格・在庫データを掲載しています。価格は日々変動するため、購入前にリンク先で最新情報を確認してください。
コムテック ZDR055|STARVIS 2搭載の売れ筋モデル
コムテック ZDR055は、ソニー製STARVIS 2センサーを前後両方に搭載した日本製ドライブレコーダーです。STARVIS 2は従来のSTARVISと比較して感度が約1.3倍に向上しています。夜間の街灯が少ない住宅街でもナンバープレートの読み取りに対応済みです。
前後ともに130度の広角レンズを採用しており、フィットのフロントガラス越しに左右の歩行者まで記録できます。交差点進入時の左右確認映像も残るため、事故の過失割合判定に役立ちます。
後続車両接近お知らせ機能は、一定距離以内に車両が接近すると音声とアイコンで通知してくれます。あおり運転対策として実用的な機能です。先行車発進お知らせ・車線逸脱お知らせなど運転支援機能も複数搭載しています。
microSDカードのメンテナンスフリー機能もポイントです。録画データの断片化を自動で最適化するため、定期的なフォーマット作業が不要になります。128GBカード使用時の録画可能時間は前後同時録画で約12時間です。
定価36,182円に対してAmazon実売は22,800円で、37%OFFです。この価格帯でSTARVIS 2・日本製・3年保証が揃う機種は限られており、スペック比較で見ると価格対性能の均衡点に位置します。本体サイズは約54mm×95mm×30mmで、フィットのフロントガラスに取り付けても視界の妨げになりにくいコンパクト設計です。
ケンウッド DRV-MR570|1万円台で買える実力派
ケンウッド DRV-MR570は18,500円で手に入る前後2カメラモデルです。JVCケンウッドが開発しており、ドラレコ比較サイト各所で高評価を獲得しています。
スモークガラス対応の明るさ調整機能が最大の特徴です。フィットのリアガラスにはプライバシーガラス(濃色ガラス・可視光透過率約25%)が標準装備されているため、リアカメラの映像が暗くなりがちです。DRV-MR570は明るさを3段階で切り替えられるため、スモーク越しでもナンバーの視認性を維持できます。
画角は前後131度でZDR055の130度とほぼ同等です。フルHD200万画素の映像は昼間なら十分な解像感があり、道路標識の文字まで判読できます。STARVIS(第1世代)搭載のため夜間性能はZDR055にわずかに劣りますが、1万円台でこの性能を実現している点は見逃せません。
本体サイズは約64mm×57mm×32mmで、5機種中では2番目にコンパクトです。SDカードチェック機能が搭載されており、カードの異常を検知すると画面表示で知らせてくれます。データ消失のリスクを減らす実用的な安全策です。保証期間は3年で、ケンウッドの国内サポートが受けられます。
コムテック ZDR065|フロントWQHD画質で細部まで記録
コムテック ZDR065はフロントカメラにWQHD(2560×1440)を採用しています。フルHD(1920×1080)と比較すると画素数は約1.8倍で、遠方の車両ナンバーの読み取り精度が大幅に上がります。10m先の車両ナンバーもくっきり判読できるレベルです。
リアはフルHDですが、STARVIS 2センサーとの組み合わせで夜間の後方映像も鮮明に記録されます。夜間の高速道路でヘッドライトが眩しい状況でもHDR補正が働き、白飛びを抑えた映像が残ります。
割り込み車両検知機能と先行車発進お知らせ機能の2つの運転支援を搭載しています。急な車線変更に対して音声で警告が入るため、あおり運転だけでなく危険な割り込みの証拠映像も自動で保護されます。
ZDR055との価格差は約470円で、フロント画質がWQHDにグレードアップします。画角は120度とやや狭めのため、広い範囲を記録したい場合はZDR055、1台1台の細部を鮮明に残したい場合はZDR065が向いています。高速道路での利用が多いオーナーには、WQHD画質による遠方ナンバーの解像感がとくに役立ちます。
コムテック ZDR038|ミラー型でルームミラーと一体化
コムテック ZDR038は純正ルームミラーにかぶせて装着するミラー型ドライブレコーダーです。11.88インチの液晶画面がリアカメラの映像をリアルタイムで表示し、デジタルインナーミラーとして機能します。タッチパネル操作に対応しており、画面をスワイプして映像の表示範囲を調整できます。
フィットは後席に同乗者がいると後方視界が制限されやすい車種です。ZDR038のデジタルインナーミラー機能なら、後席の乗員やヘッドレストに遮られることなく後方を確認できます。雨天時やトンネル出口など、従来のミラーでは見づらい場面でもカメラ映像がクリアに後方を映し出します。
フロント画角は140度でスタンダード型より10〜20度広く、前方の記録範囲が大きい点がメリットです。リアカメラの画角は130度でZDR055と同等です。前後200万画素フルHDで、GPS・Gセンサー・後続車両接近通知も搭載しています。
価格は37,800円(定価45,170円の16%OFF)と5機種中で最も高い設定です。ただしドラレコとインナーミラーの2つの機能が1台に統合されていると考えれば、別々に購入するよりもトータルコストは抑えられます。フィットの車内をすっきりさせたいオーナーに向いたモデルです。
ユピテル Y-240Rd|オービス警報付きの多機能モデル
ユピテル Y-240Rdはドライブレコーダーとレーダー探知機の機能を統合した多機能モデルです。GPSデータに基づくオービス・取り締まりポイント警報機能を搭載しており、別途レーダー探知機を購入する手間と費用を省けます。全国のオービスデータが内蔵されており、接近時に音声と画面表示で警告が出ます。
フロント162度・リア155度の超広角レンズは5機種中で最大です。ZDR055の130度と比べると前方で32度、後方で25度広い範囲をカバーします。フィットのフロントガラスは横幅が広いため、左右の死角を減らせる点で有利です。交差点での出合い頭事故の映像をより広く記録できます。
STARVISセンサー搭載で夜間も十分な画質を確保しています。前後フルHD・GPS内蔵・Gセンサー搭載と基本スペックに不足はありません。SDカードフォーマット不要のファイルシステムを採用しており、メンテナンスの手間がかかりません。
価格は19,590円で、ドラレコ+オービス警報の2機能分を考えると費用対効果は5機種中トップクラスです。レーダー探知機(単体で1〜2万円)を別途買う予算を節約したいオーナーに向いています。
純正 vs 社外ドラレコ|フィットオーナーはどちらを選ぶべきか
フィットの購入時にディーラーから純正ドラレコを勧められた経験があるオーナーは多いはずです。純正と社外品のどちらを選ぶべきか、スペックと価格の両面から整理します。
| 項目 | Honda純正 DRH-229ND(3カメラ) | 社外品(ZDR055等) |
|---|---|---|
| 価格 | 71,500円(税込) | 18,500〜37,800円 |
| カメラ数 | 3(前方・後方・車内) | 2(前後) |
| 解像度 | フルHD | フルHD〜WQHD |
| ナビ連動 | 対応(Honda純正ナビ) | 非対応 |
| 保証 | 3年 | 3年 |
| 取り付け工賃 | ディーラーで込み | カー用品店で5,000〜10,000円 |
| 駐車監視 | 対応 | 対応(別売コード要) |
純正のメリットはナビ連動と車内カメラの3カメラ構成、ディーラー保証の安心感です。Honda純正ナビ(Gathers)と連動して、ナビ画面上でドラレコ映像を確認できる点は社外品にはない利便性です。車内カメラは乗車中の様子も記録できるため、タクシーやカーシェア用途では有利に働きます。
ただし価格差は約3〜5万円に達します。純正DRH-229NDの3カメラセット71,500円に対して、社外品ZDR055は22,800円です。差額の約48,700円で別のカスタムパーツを購入する余裕が生まれます。
社外品のZDR055なら夜間性能(STARVIS 2)が純正を上回ります。カー用品店での取り付け工賃(5,000〜10,000円)を含めても3万円前後に収まるため、予算重視なら社外品の方が合理的な選択です。社外品はAmazon出張取付サービスにも対応しており、自宅まで出張してくれるサービスを利用すればさらに手軽です。
フィットのLEDルームランプ交換と同時に取り付け作業をするオーナーが多く、フィット用LEDルームランプと合わせて検討すると作業効率が上がります。内張りを外す工程が共通するため、一度にまとめて施工すると手間を省けます。
なお、Honda純正のDRH-224SD(2カメラセット57,200円)は、ナビ連動が不要な場合の選択肢です。DRH-229NDより14,300円安く抑えられますが、それでもZDR055の約2.5倍の価格です。画角は128度でZDR055の130度とほぼ同等ですが、夜間センサーのスペックが非公開のため比較しにくい状況です。数値で判断するなら、STARVIS 2を明記している社外品に分があります。
選び方ガイド|フィットのドラレコで確認すべき5つの数値
ドライブレコーダーはスペック表の数値で性能の大半が判断できます。カタログの宣伝文句よりも、以下の5つの数値指標を軸に比較してください。
1. 解像度(フルHD以上が必須)
フルHD(1920×1080、約207万画素)が現在の最低ラインです。ナンバープレートを3〜4m先で読み取るには、この解像度が必要になります。WQHDなら約370万画素で、さらに細部まで記録できます。720p(HD)以下の安価な機種は事故時にナンバーが読めないリスクがあるため避けてください。
2. 画角(フロント130度以上を推奨)
画角が広いほど左右の記録範囲が広がります。フィットのフロントガラスは横幅約1,300mmと広いため、130度以上の画角があれば交差点の左右車両まで収まります。110度未満の狭角モデルでは左右から飛び出す自転車や歩行者が映像に残らない場合があります。
3. 夜間性能(STARVIS対応を確認)
ソニー製STARVISセンサーは暗所での感度が高く、街灯が少ない道でもナンバーを記録に残せます。STARVIS 2はさらに感度が約30%向上しています。フィットで夜間の住宅街や駐車場を頻繁に走行するなら、STARVIS以上のセンサーを搭載した機種を選んでください。
4. 駐車監視機能(常時録画 or 衝撃検知)
駐車中の当て逃げ対策には駐車監視が有効です。本記事の5機種はすべて駐車監視に対応していますが、別売の常時電源コード(2,000〜3,000円)が追加で必要です。衝撃検知タイプは衝撃を受けた前後の映像を自動保存します。タイムラプスタイプは低フレームレートで常時録画し、バッテリーの消耗を抑えつつ映像を残します。
5. GPS内蔵(走行速度と位置の記録)
GPS付きなら事故発生地点の特定が容易です。速度データも自動で記録されるため、過失割合の判定材料として保険会社に提出できます。位置情報と速度情報があることで、映像の証拠能力が格段に上がります。本記事で紹介している5機種はすべてGPS内蔵のため、この点での心配は不要です。
なお、GPS付きの機種は初回起動時に測位完了まで数分かかる場合がありますが、2回目以降は数秒で測位が完了します。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- 前後2カメラ構成で200万画素(フルHD)以上 — 前方だけでなく後方の映像も同時記録
- フロント画角120度以上 — フィットの広いフロントガラスに対応
- STARVIS以上の夜間センサー搭載 — 夜間でもナンバー読み取りが可能
- GPS内蔵 — 事故地点と走行速度を自動記録
- Amazon実売価格4万円以下 — 純正(71,500円)の半額以下で入手可能
失敗しやすいポイント|フィットのドラレコ取り付けで注意すべきこと
フィット GR系へのドラレコ取り付けで、よく報告される失敗パターンを4つ紹介します。事前に知っておけば回避は難しくありません。
1. 電源取り出しでヒューズを飛ばす
ヒューズ電源タップのアンペア数を間違えると、ヒューズが切れてドラレコ以外の電装品も動かなくなります。フィット GR系は低背ヒューズ(ロープロファイル)を使用しているため、ミニヒューズ用やミニ平型ヒューズ用のタップは形状が合いません。購入前に「低背ヒューズ対応」と明記された電源タップを選んでください。36番ACC(20A)に挿す場合は20A対応品が必要です。
2. リアカメラの配線を通す際にトリムクリップを破損する
リアカメラの配線をAピラー→天井→リアゲートに通す作業では、内張りのトリムクリップを外す必要があります。無理に引っ張ると樹脂製の爪が折れます。内張り剥がしツール(エーモン製で500〜1,000円)を使うのが鉄則です。とくにCピラーの内張りクリップはフィットGR系で破損報告が多い箇所です。クリップが折れた場合の予備(1個50〜100円)を2〜3個用意しておくと安心です。
3. 貼り付け位置がずれて車検不適合になる
フロントガラスの上端20%を超える位置に貼り付けると保安基準違反です。フィット GR系のフロントガラス高さは約1,050mmのため、上端から210mmが境界線になります。取り付け前にメジャーで実測してからテープで仮止めし、位置を確定させてから本貼りしてください。
4. シガーソケット電源のままだと配線がだらしなくなる
付属のシガーソケット電源ケーブルは長さ約3.5〜4.0mあり、余った配線がダッシュボードに垂れ下がります。見栄え重視であればヒューズボックスからの直接配線(別売コードHDROP-15等を使用)に切り替えるのが得策です。フィットのAピラー内側に配線を押し込むことで、ケーブルを完全に隠せます。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介した製品が最適ではない可能性があります。
- 車内カメラも必要な方 — 本記事の5機種は前後2カメラです。車内を同時録画したい場合は、Honda純正DRH-229ND(3カメラ・71,500円)またはVANTRUE N5(4カメラ・約50,000円)を検討してください。
- DIYが不安な方 — 前後カメラの配線を通す作業は中級レベルです。自信がない場合はカー用品店での取り付け(工賃5,000〜10,000円)を依頼してください。オートバックスやイエローハットで受け付けています。
- 360度全方位録画が必要な方 — 2カメラでは左右の死角があります。駐車場でのサイドからの接触も記録したい場合は、コムテック ZDR037(360度カメラ)や4カメラモデルが候補になります。
- 予算1万円以下で探している方 — 本記事の5機種は最安でも18,500円です。1万円以下の前後2カメラモデルはSTARVIS非搭載・GPS非搭載のものが多く、夜間画質と証拠能力に不安が残ります。安さだけで選ぶと肝心な場面で映像が不鮮明になるリスクがあるため、予算1.5万円以上を確保することを推奨します。
よくある質問
Q1. フィット GR系にドラレコを自分で取り付けられる?
フロントカメラのみなら初級レベルです。シガーソケットに接続するだけで動作するため、所要時間は約30分です。前後カメラの場合は内張りを外してリアまで配線を通す必要があり、中級レベル(1〜2時間)になります。工具はプラスドライバーと内張り剥がしがあれば作業できます。
Q2. 駐車監視機能を使うとバッテリーに影響がある?
影響はあります。駐車監視中はドラレコが常時電源で動作するため、バッテリーを消費します。ただし、本記事で紹介した5機種はすべて電圧監視機能を備えており、バッテリー電圧が設定値(通常11.8V)を下回ると自動で電源が切れます。週に数回エンジンをかける使い方であれば問題ありません。
Q3. ミラー型と通常型、フィットにはどちらが向いている?
後席に同乗者が多い場合はミラー型が有利です。フィットは後席の乗員やヘッドレストで後方視界が制限されやすく、デジタルインナーミラーがその問題を解消します。コンパクトさを重視するなら通常型の方がフロントガラス周りがすっきりします。
Q4. フロントガラスのどの位置に貼り付けるのが正解?
ルームミラーの裏側が定番位置です。保安基準(ガラス上端20%以内)を満たしつつ、運転席からの視界を妨げません。地デジアンテナ(上端の黒いドット部分)と重ならないよう、左右の位置を微調整してください。
Q5. 純正ドラレコはディーラー以外で取り付けできる?
Honda純正ドラレコはナビ連動機能があるため、基本的にHondaディーラーでの取り付けを前提としています。社外品はカー用品店やAmazon出張取付サービスでも取り付けを受け付けています。
Q6. microSDカードの容量はどのくらいが適切?
前後2カメラで常時録画の場合、32GBで約3時間分の映像を保存できます。64GBなら約6時間、128GBなら約12時間です。通勤・買い物程度なら64GBで十分です。長距離ドライブが多い場合は128GBを選んでください。SDカードはドラレコ対応の高耐久モデル(pSLC方式やMLCタイプ)がベストです。通常のSDカードは書き換え寿命が短く、半年〜1年で不良セクタが発生する場合があります。
Q7. ドラレコの録画データは事故の証拠として使える?
使えます。ドライブレコーダーの映像は交通事故の過失割合を判定する際の有力な証拠として裁判例でも採用されています。GPS付きの機種であれば速度・位置情報も記録されるため、証拠としての信頼性がさらに高まります。事故発生後はすぐに衝撃録画データを別のSDカードやPCにコピーし、上書きされないよう保護してください。
まとめ|フィットのドラレコは2万円台前半で十分な性能が手に入る
フィット GR系に取り付けるドライブレコーダーは、2万円台前半で必要十分な性能が揃います。
- 総合力で選ぶなら: コムテック ZDR055(22,800円)— STARVIS 2・日本製・3年保証・前後130度広角
- 予算を抑えるなら: ケンウッド DRV-MR570(18,500円)— 1万円台でSTARVIS搭載・スモークガラス対応
- 高画質重視なら: コムテック ZDR065(23,273円)— フロントWQHD・STARVIS 2・割込み検知
- ミラー型が欲しいなら: コムテック ZDR038(37,800円)— デジタルインナーミラー兼用・140度広角
- オービス警報も欲しいなら: ユピテル Y-240Rd(19,590円)— 162度超広角・取り締まりポイント通知
いずれの機種もフィット GR1〜GR8・GS4〜GS7全型式に取り付けが行えます。駐車監視を使う場合は、本体と一緒に常時電源コード(コムテック製ならHDROP-14が約2,500円、ケンウッド製ならCA-DR100が約3,000円)の購入を忘れないでください。
取り付け作業は、フロントカメラのみならシガーソケット接続で30分程度です。前後カメラの配線を隠す場合は1〜2時間かかりますが、内張り剥がしとプラスドライバーがあればDIYで十分に対応できます。
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ドラレコの取り付け手順を写真付きで確認したい場合や、フィットの他のカスタムパーツを検討中の方は以下の記事も参考にしてください。

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