更新日:2026年3月
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この記事はタント LA650S/LA660S(2019年7月〜現行)向けの内容です。LA600S/LA610S(先代モデル)をお探しの場合はスペックや電源位置が異なるためご注意ください。
結論:タントのドラレコはコムテック ZDR043がコスパで優位
タント(LA650S/LA660S)に合うドライブレコーダーを5製品に絞り、価格・画質・駐車監視の3軸で比較しました。比較した結果、コムテック ZDR043が総合力で頭一つ抜けています。国内メーカーの3年保証・GPS内蔵・前後200万画素という基本性能が16,800円(税込)で手に入るのが決め手です。
予算を抑えたい場合はJADO D18-ST(11,980円(税込))、夜間画質を優先するならコムテック ZDR065(23,273円(税込))がそれぞれ候補に挙がります。ミラー型を求める方にはMAXWIN MDR-G009B2(13,200円(税込))が軽自動車対応で適しています。
タントにドライブレコーダーが必要な理由
タントは軽自動車の中でも車体が高く、後方の死角が生まれやすい車種です。ドライブレコーダーを導入する理由は3つに整理できます。
1つ目は、あおり運転や追突事故の際に映像が証拠として機能する点です。前後2カメラ型なら後方からの接近行為も記録に残せます。
2つ目は、駐車中の当て逃げ対策です。タントはスーパーや保育園の駐車場で使われる場面が多く、狭いスペースでのドア当てリスクが比較的高い傾向にあります。駐車監視機能付きのドラレコなら、衝撃を検知して自動録画を開始します。
3つ目は、保険料の割引です。一部の自動車保険では、ドラレコ装着車に対して割引や特約を用意しています。万一の事故時にも過失割合の判定がスムーズになり、示談交渉で有利に働くケースがあると報告されています。
なお、2024年以降はドラレコの搭載率が急速に上昇し、新車購入時にディーラーオプションとして選択するオーナーも増えています。ただし、ディーラーオプションは社外品と比べて割高になる傾向があるため、コストパフォーマンスを重視するなら社外品を検討する価値は十分にあります。
タント(LA650S/LA660S)に合うドライブレコーダーの選び方
タントのドラレコを選ぶうえで、まず押さえたいのはタイプの違いです。現在市販されているドラレコは大きく3タイプに分かれ、それぞれ向き不向きがあります。
前後2カメラ型・ミラー型・360度型の違いと選び方
前後2カメラ型は、フロントとリアに独立したカメラを設置する方式です。あおり運転対策としてリアの映像を高画質で残せる点がメリットで、タントのようなトールワゴンでは後方視界の確保にも役立ちます。価格帯は1〜2.5万円が中心で、コスパの観点では最も合理的な選択肢です。
ミラー型は、ルームミラーに被せて設置するタイプです。デジタルインナーミラーとしても機能するため、後部座席に荷物を積んだときでも後方の視界が広がります。ただし、軽自動車はルームミラーのステーが短い傾向にあり、製品によっては固定が不安定になるケースがあるため注意が必要です。価格帯は1〜2万円が主流となっています。
360度型は車内全体を1台で記録できる反面、前後それぞれの画質が犠牲になりやすく、価格も3万円以上になることが一般的です。タントの場合は車内空間が広いため360度型でも車内全体をカバーしやすいメリットがありますが、コスパ面では前後2カメラ型に軍配が上がります。
実際にタントオーナーの購入傾向を調べると、前後2カメラ型が最も多く選ばれています。タントの場合、以下の理由から前後2カメラ型を軸に選ぶのが合理的といえます。
- あおり運転の映像を高解像度で残せる
- リアカメラの配線が天井内に通しやすい車体構造
- 価格帯が1〜2.5万円で純正の半額以下に収まる
- 軽自動車の限られたフロントガラススペースでもコンパクトに収まる
解像度と画角の選び方
フロントカメラは最低でも200万画素(Full HD 1080P)を選ぶのが基本です。200万画素あれば日中のナンバープレートは十分判読でき、事故時の証拠映像として機能します。
夜間のナンバープレート判読率を高めたい場合は、STARVIS(ソニーの高感度イメージセンサー)やSTARVIS 2搭載モデルが有利です。暗所での感度が向上し、街灯が少ない住宅街でも鮮明な映像を残せます。
画角は水平130度以上が一つの目安となります。タントのフロントガラスは比較的大きいため、広角レンズであれば左右の車線も記録範囲に含められます。対角160度以上の製品なら死角がほぼなくなり安心です。
なお、画角が広すぎると映像の端が歪む(樽型歪曲)傾向がありますが、事故時の証拠映像としては広い範囲が映っている方が有利に働きます。ナンバープレートの判読には中央部の画質が関係するため、画角の広さと中央部の解像度のバランスが選定のカギになります。
駐車監視機能の比較ポイント
駐車監視機能には主に3つの方式が存在します。衝撃検知(Gセンサー)方式、常時録画方式、タイムラプス方式の3種類です。
衝撃検知方式は、駐車中にGセンサーが振動を検知すると自動で録画を開始します。バッテリー消費が少ない反面、軽い接触では反応しないことがあります。
常時録画方式は、エンジンOFF後も継続して録画し続けます。当て逃げの瞬間を逃さず記録できますが、バッテリーへの負荷が大きいのがデメリットです。軽自動車はバッテリー容量が小さいため、長時間の使用には外部バッテリーの追加が検討対象になります。
タイムラプス方式は、1秒に1枚程度の静止画をつなげて記録する省電力モードです。バッテリー消費を抑えつつ長時間の監視が可能で、軽自動車には最もバランスの取れた方式です。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- Amazonレビュー評価 4.0以上(レビュー件数20件以上の製品に限定)
- タント LA650S/LA660Sへの取り付け実績がある(みんカラ・Amazonレビューで確認)
- 前後2カメラまたは前後録画対応(あおり運転対策として前後記録は必須)
- 税込10,000〜25,000円の価格帯(純正ドラレコの半額以下が目安)
- 駐車監視機能に対応(別売り配線で常時録画またはタイムラプスが可能な製品を優先)
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介する製品が最適ではない可能性があります。
- スマートアシスト搭載車でカメラ位置が干渉する場合 — フロントガラス上部にスマートアシスト用のカメラユニットが装着されています。ドラレコはカメラユニットの横、助手席寄りに設置するのが定番です。事前にフロントガラス上部のスペースを確認してから購入してください。
- ミラー型を検討中で純正ミラーのステーが短い場合 — タントの純正ルームミラーはステーが短めの設計です。12インチ以上のミラー型ドラレコは重量で垂れ下がるリスクがあります。11インチ以下の製品か、専用ステーアダプターの併用を検討してください。
- バッテリーへの負担を最小限に抑えたい方 — 駐車監視機能を常時ONにするとバッテリーへの負荷が増加します。タントの標準バッテリーは44B19Lまたは60B19Lで、軽自動車としては標準的な容量です。週3日以上の運転頻度がなければ、タイムラプス方式への切り替えか外部バッテリーの導入を検討する方が安全です。
同じダイハツ車のドラレコ選びについてはタフト ドライブレコーダー おすすめ5選が参考になります。
タントにおすすめのドライブレコーダー5選【比較表付き】
以下の5製品を価格・解像度・画角・駐車監視の4軸で比較しました。
| 製品名 | 価格(税込) | 解像度(前/後) | 画角(前/後) | 駐車監視 | 保証・特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| コムテック ZDR043 | 16,800円 | 200万/200万画素 | 対角168°/168° | 対応(別売配線) | 3年保証・GPS・国内製 |
| コムテック ZDR065 | 23,273円 | WQHD/200万画素 | 対角172°/168° | 対応(別売配線) | 3年保証・STARVIS 2 |
| JADO D18-ST | 11,980円 | 4K 800万/200万画素 | 超広角 | 対応 | F1.5レンズ・64GB付属 |
| ユピテル WDT510c | 14,182円 | 200万/100万画素 | 対角160°/150° | 対応(別売配線) | 国内メーカー・コンパクト |
| MAXWIN MDR-G009B2 | 13,200円 | 1440P/1080P | 広角 | 対応 | ミラー型・軽自動車対応 |
コムテック ZDR043 — コスパと信頼性のバランスが最優位
コムテック ZDR043を1位に選んだ理由は3つです。前後200万画素・GPS内蔵・後続車接近お知らせ機能という実用スペックが16,800円(税込)に収まっている点、国内メーカーの3年保証がつく点、そしてタントオーナーの取り付け事例が豊富に報告されている点です。
フロント・リアともに対角168度の広角レンズを採用しており、軽自動車でも車線変更時の斜め後方まで記録範囲に含まれます。32GBのmicroSDカードが付属するため、購入後すぐに使い始められるのも手軽なポイントです。
Gセンサーによる衝撃検知録画にも対応しており、事故発生時には自動で映像を保護フォルダに保存します。これにより上書きされるリスクを回避できます。後続車接近お知らせ機能は、リアカメラが後方の車両を検知してアラートを出す仕組みで、あおり運転の早期認識に役立ちます。
高速起動にも対応しており、エンジンスタートから数秒で録画が開始されます。短い距離の移動でも録画の取りこぼしが生じにくい設計です。SDカードの定期フォーマット通知機能も搭載しているため、メンテナンスのタイミングを逃しにくいのも好印象です。
デメリットとして、フロントカメラの解像度がFull HD止まりです。遠方のナンバープレートを鮮明に読み取りたい場合は、上位モデルのZDR065の方が解像度で優位に立ちます。また、駐車監視機能を使うには別売りの直接配線コードHDROP-14(約2,300円)が別途必要です。
コムテック ZDR065 — WQHD高画質で夜間撮影にも強い
ZDR065は、フロントカメラにWQHD(2560×1440)解像度とSTARVIS 2センサーを搭載した上位モデルです。比較した結果、夜間の映像品質ではZDR043と明確な差が出ます。
STARVIS 2はソニーの第2世代イメージセンサーで、従来のSTARVISと比較して暗所での感度が大幅に向上しています。タントは通勤や保育園の送迎など夜間の住宅街を走行する機会が多い車種のため、この差がナンバープレートの判読率に直結します。
リアカメラも200万画素Full HDに対応しており、後方の映像品質はZDR043と同等水準です。さらに対角172度の超広角レンズにより、左右の死角がほぼ解消されます。
価格は23,273円(税込)とZDR043より約6,400円高くなりますが、録画画質を最優先するなら投資に見合う性能といえます。3年保証・GPS・後続車接近お知らせといった基本機能はZDR043と共通しています。
デメリットとして、本体サイズがZDR043よりやや大きい点が挙げられます。タントのフロントガラスはスマートアシストのカメラユニットが中央を占めるため、設置スペースに余裕がない場合は事前にサイズを確認してください。価格面ではZDR043と比べて約6,400円のプラスとなるため、夜間の走行頻度が低い場合はZDR043で十分という判断も合理的です。
ドラレコの取り付け手順についてはタフト ドライブレコーダー取り付け方法でダイハツ車共通のコツを解説しています。
JADO D18-ST — 4K UHD×F1.5レンズで1万円台前半
JADO D18-STは、フロントに4K UHD(800万画素)・IMX415センサー・F1.5大口径レンズを搭載しながら11,980円(税込)に収まるコスパ特化モデルです。
この価格帯で4K録画に対応する製品は数が限られており、映像のディテールを重視するなら検討に値します。F1.5の大口径レンズは光量が多く、夜間でも明るい映像を記録しやすい設計になっています。
Wi-Fi対応でスマートフォンから映像をその場で確認できる機能を備え、64GBのmicroSDカードが付属する点もコスパに寄与しています。GPS内蔵のため走行速度や位置情報も記録に残り、事故時の証拠として活用できます。
デメリットとして、中国メーカーのため保証期間やサポート体制は国内メーカーに劣ります。長期使用を前提にするなら、コムテックやユピテルの方がサポート面での安心感で上回ります。また、リアカメラの解像度は200万画素で、フロントほどの高画質は期待できません。マニュアルの日本語表記がやや不自然な箇所もあるとの口コミが見られるため、設定に不安がある方は注意が必要です。
ユピテル WDT510c — 国内メーカーの安定した基本性能
ユピテル WDT510cは、フロント200万画素・リア100万画素の前後2カメラモデルです。国内メーカーらしい安定した画質と、最大対角160度(フロント)の広角レンズが特徴です。
ユピテル製品の強みは、操作画面のわかりやすさにあります。初めてドラレコを導入する方でも設定に戸惑いにくい設計で、日本語メニューが充実しています。14,182円(税込)という価格設定も手を出しやすい水準です。
リアカメラの対角150度はやや狭めに感じるかもしれませんが、タントの後方に絞って録画する分には十分なカバー範囲を確保しています。本体がコンパクトなため、フロントガラスのスペースが限られるタントでも設置場所に困りにくいのが利点です。
デメリットとして、リアカメラの解像度が100万画素とやや控えめな点が挙がります。後方の映像品質を同等に確保したい場合は、前後200万画素のZDR043の方が有利です。また、STARVIS非搭載のため夜間の映像品質はZDR065に一歩譲ります。ただし、日中の通常走行であれば100万画素でもナンバープレートの判読に支障が出ることは少なく、実用上は問題ないレベルに仕上がっています。
MAXWIN MDR-G009B2 — 軽自動車対応のミラー型ドラレコ
MAXWIN MDR-G009B2は、11インチIPS液晶を搭載したミラー型ドライブレコーダーです。「軽自動車対応」を明確に謳っている製品で、12V車・右ハンドル仕様に最適化されています。
ミラー型を選ぶ理由は3つに集約されます。デジタルインナーミラーとして後方視界を広げられる点、ダッシュボード上にカメラ本体を置かなくて済む点、そして見た目がスッキリ仕上がる点です。タントは後部座席の使用頻度が高い車種のため、荷物で後方が見えにくい場面でミラー型の恩恵を感じやすいケースが多い傾向にあります。
フロント1440P(2K)、リア1080PのFull HD録画に対応し、13,200円(税込)という価格設定です。11インチの液晶はタッチパネル式で、録画映像のその場再生にも対応しています。12V車と24V車の両方に対応しているため、タントだけでなく他の車両への付け替えにも柔軟に対応できる汎用性の高さが見逃せないポイントです。
デメリットとして、前後独立カメラ型と比べるとリアカメラの画角がやや狭くなる傾向にあります。また、ミラー型は直射日光下で液晶が見えにくくなる場合があるほか、タントの短いミラーステーとの相性を事前に確認する必要があります。
5製品の用途別おすすめマトリクス
どの製品が自分に合うか迷った場合は、以下の用途別マトリクスを参考にしてください。
| 用途・優先事項 | 最適モデル | 理由 |
|---|---|---|
| 総合コスパ重視 | コムテック ZDR043 | 16,800円で前後200万画素・GPS・3年保証が揃う |
| 夜間の画質重視 | コムテック ZDR065 | STARVIS 2搭載で暗所の感度が段違い |
| 予算1.2万円以下 | JADO D18-ST | 4K×F1.5で11,980円は同価格帯で突出した画質 |
| 初めてのドラレコ導入 | ユピテル WDT510c | 操作が平易で設定に迷いにくい |
| 後方視界の拡大も兼ねたい | MAXWIN MDR-G009B2 | ミラー型でデジタルインナーミラー機能を兼備 |
タント(LA650S)へのドライブレコーダー取り付けガイド
タント LA650S/LA660Sへのドラレコ取り付けは、シガーソケット接続なら工具不要で10分程度で完了します。ヒューズボックス直結の場合は内張りはがしと10mmソケットレンチがあれば1〜2時間で対応できます。
電源の取り方(シガーソケット / ヒューズボックス直結)
もっとも手軽なのはシガーソケットからの給電です。付属の電源ケーブルをシガーソケットに差し込むだけで動作します。配線が露出するデメリットはありますが、工具も作業知識も不要です。
配線をすっきり隠したい場合は、ヒューズボックスからの直結を選択してください。タントLA650Sのヒューズボックスは運転席足元の右側にあります。ACC電源(アクセサリー電源)のヒューズから電源を取り、配線をAピラー内に通すのが定番ルートです。
駐車監視機能を使う場合は、常時電源(+B)とACC電源の2系統を接続する必要があります。コムテック製品ならHDROP-14(駐車監視用直接配線コード、約2,300円)が対応しています。
フロントカメラ・リアカメラの推奨取り付け位置
フロントカメラは、フロントガラス上部20%以内に設置する必要があります(道路運送車両法の保安基準)。タントLA650Sの場合、スマートアシストのカメラユニットがフロントガラス中央上部に装着されているため、その横(助手席寄り)にドラレコを設置するのが一般的な方法です。
設置前にワイパーの拭き取り範囲も確認してください。ワイパー拭き取り範囲外に設置すると、雨天時にカメラ映像が水滴で不鮮明になります。ルームミラーの裏側に隠れる位置に取り付けると、運転視界を妨げずに済むため、視界の広さを確保しやすいのが利点です。
リアカメラは、リアガラスの上部中央に設置します。タントのリアガラスはプライバシーガラス仕様が多く、スモーク対応のリアカメラを選ぶと映像品質を維持しやすくなります。ZDR043やZDR065のリアカメラはスモークガラスでも使用可能な設計です。
配線の隠し方(Aピラー内→天井裏→リア)
配線を隠す手順は次の通りです。フロントカメラからの配線をAピラーカバーの内側に沿わせ、天井の内張りとボディの隙間に押し込み、リアまで通します。Aピラーカバーは内張りはがしを使えば簡単に外れます。
タントはスライドドア車のため、リアへの配線はBピラー(スライドドアレール横)を避けて天井裏のみで通すのがポイントです。配線がスライドドアの可動部に挟まると断線の原因になるため、天井内のルートを徹底してください。
リアカメラのケーブルは、リアゲートのヒンジ部分にゴムチューブ(コルゲートチューブ)が通っているため、その中に配線を通すのが定番ルートです。
作業に自信がない場合は、カー用品店(オートバックス・イエローハットなど)への取り付け依頼も選択肢に含めてください。工賃の目安は前後カメラの場合で5,000〜8,000円程度です。持ち込み取り付けに対応する店舗であれば、Amazonで購入した社外品もそのまま設置してもらえます。
純正ドライブレコーダーと社外品の比較
ダイハツ純正のドラレコには「ナビ連動タイプ」と「スマホ連携タイプ」の2種類が用意されています。社外品との違いを整理します。
ナビ連動タイプは、純正ナビの画面で録画映像を確認できるのがメリットです。約200万画素、F1.4レンズ、駐車録画に対応しています。ただし、本体+工賃で5〜6万円程度のコストがかかります。
スマホ連携タイプ(withDRアプリ対応)は、スマートフォンから映像を確認できるモデルです。約207万画素のFull HD録画に対応し、本体+工賃で3〜4万円程度です。
社外品との違いをまとめると次のようになります。
| 項目 | 純正ドラレコ | 社外品(ZDR043の場合) |
|---|---|---|
| 価格(工賃込み) | 30,000〜60,000円 | 16,800円+工賃0〜8,000円 |
| 解像度 | 約200万画素 | 前後200万画素 |
| GPS | ナビ連動で対応 | 内蔵 |
| 駐車監視 | 対応 | 対応(別売配線で追加可能) |
| 保証 | ディーラー保証 | メーカー3年保証 |
| ナビ連動 | 対応 | 非対応 |
| microSDカード | 別売の場合あり | 32GB付属 |
コスパ面では社外品が圧倒的に有利です。純正のメリットはナビ画面との連動と、ディーラーでの一括取り付け対応という点に集約されます。取り付けに自信がない方や、ナビ連動を必須とする方以外は社外品を選ぶのが合理的な判断です。
なお、純正ドラレコを後からディーラーで追加する場合は、工賃が1〜2万円程度かかるケースもあるため、新車購入時にオプション選択するかどうかを事前に比較検討しておくのが無駄のないやり方です。社外品の場合は取り付け工賃を含めても2万円台前半に収まる計算になり、コスト差は歴然としています。
ドライブレコーダーの維持管理のポイント
ドラレコを取り付けた後も、定期的なメンテナンスを行うことで性能を長期間維持できます。
microSDカードの定期フォーマット
ドラレコのmicroSDカードは消耗品です。ループ録画(上書き録画)を繰り返すとデータの断片化が進み、録画エラーが発生するリスクが高まります。月に1回程度、ドラレコの設定メニューからフォーマットを実行するのが推奨される運用方法です。
コムテック製品の場合、フォーマットが必要なタイミングで画面に通知が表示される便利な機能を搭載しています。通知が出たら速やかにフォーマットしてください。
レンズの清掃と角度確認
フロントガラスの汚れやレンズ表面のホコリは、映像品質を低下させる直接的な原因です。月に1回程度、マイクロファイバークロスでレンズ表面を拭き取ってください。
また、走行中の振動や温度変化でカメラの角度がずれることがあります。定期的に録画映像を確認し、映像が傾いている場合は角度を再調整してください。
夏場はフロントガラスの温度が70度以上に達する場合もあるため、耐熱性能にも注意が必要です。今回紹介した5製品はいずれも動作保証温度の上限が60〜70度に設定されており、通常の使用環境であれば問題なく動作します。ただし、炎天下でダッシュボードに直射日光が当たり続ける場合は、サンシェードの併用で本体温度の上昇を抑えるのが長寿命化のコツです。
microSDカードの寿命は使用環境にもよりますが、1〜2年での交換が一般的な目安とされています。ドラレコ対応の高耐久microSDカード(pSLCやMLC方式)を選ぶと、書き換え回数に対する耐性が高まり、交換頻度を抑えられます。
よくある質問
Q1. タントLA650Sに360度ドラレコは取り付けできますか?
取り付け自体は対応しています。ただし、タントのフロントガラスはスマートアシストのカメラユニットが中央に配置されているため、360度ドラレコの設置位置が限られます。また、360度型は前後の解像度が犠牲になりやすく、ナンバープレートの判読性では前後2カメラ型が上回ります。予算3万円以上を想定できる場合に限り選択肢に入ります。
Q2. 駐車監視機能を使うとバッテリーに影響しますか?
影響はあります。軽自動車のバッテリーは容量が小さいため、駐車監視を常時ONにするとバッテリー上がりのリスクが高まります。コムテック製品は電圧監視機能を搭載しており、バッテリー電圧が設定値を下回ると自動で録画を停止する仕組みです。週に3日以上運転する場合は通常の走行でバッテリーが充電されるため、過度な心配は不要です。
Q3. ドラレコのmicroSDカードは何GBを選べばよいですか?
前後2カメラの場合、32GBで約3〜4時間、64GBで約6〜8時間、128GBで約12〜16時間の録画に対応しています。通勤や買い物が中心なら32GBで十分カバーできます。長距離ドライブが多い方は64GB以上を選ぶと上書きまでの余裕が生まれます。ZDR043は32GB付属のため、まず付属品で試してから増量を検討するのが合理的です。
Q4. スマートアシスト搭載車でもドラレコは問題なく使えますか?
問題なく使用できます。スマートアシストのカメラユニットとドラレコは干渉しない位置に設置すれば、両方とも正常に動作します。フロントガラス中央上部のスマアシカメラユニットの横(助手席寄り)にドラレコを配置するのが定番の設置方法です。カメラユニットの左右いずれかに5cm以上のスペースがあれば取り付けに支障は出ません。
Q5. 社外品ドラレコを取り付けてもディーラー保証に影響しますか?
ドラレコの取り付けだけでディーラー保証が無効になることは通常ありません。ただし、配線の加工が原因で電装系にトラブルが発生した場合は、保証対象外となる可能性があります。ヒューズボックスからの電源取り出しは正規の方法であり、適切に施工すれば保証への影響は生じません。不安な場合はディーラーに事前確認してください。
まとめ
タント(LA650S/LA660S)のドラレコ選びでは、コスパ・画質・取り付けやすさの3点が判断軸になります。
比較した結果を整理すると、総合力ではコムテック ZDR043(16,800円(税込))が最もバランスの取れた選択肢です。夜間画質を優先するならZDR065(23,273円(税込))、予算を絞りたいならJADO D18-ST(11,980円(税込))がそれぞれの軸で優位に立ちます。ミラー型を希望する場合はMAXWIN MDR-G009B2(13,200円(税込))が軽自動車対応で安心です。
純正ドラレコとの価格差は2〜4万円にもなるため、社外品のコスパ上の優位性は明確です。取り付けに不安がある場合は、カー用品店への依頼(工賃5,000〜8,000円程度)も選択肢に含めてみてください。
ドラレコは一度設置すれば数年間使い続けるパーツのため、初期費用だけでなくmicroSDカードの交換コストや駐車監視用配線コードの追加費用も含めたトータルコストで判断するのが賢明です。ZDR043の場合、本体16,800円+駐車監視配線HDROP-14(約2,300円)+取り付け工賃(DIYなら0円)で、総額約19,100円からスタートできます。

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