更新日:2026年4月
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結論:N-WGNのナビは画面サイズと予算の2軸で選ぶ
N-WGN(JH3/JH4)の純正ギャザズナビは9インチで約24万円です。比較した結果、社外ナビなら7インチモデルで5〜6万円台、9インチフローティングでも約13万円で同等以上の機能が手に入ります。コスパの観点では、社外ナビの方が10万円以上の差額を生み出せます。
この記事では、N-WGNに適合する社外ナビ5機種を価格・画面サイズ・機能の3軸で比較しました。カロッツェリア・ケンウッド・パナソニックの3メーカーから、2024〜2025年の現行モデルを厳選しています。型式別の適合情報、取り付けに必要なキット、純正ナビとの費用差もまとめています。
N-WGNのオーディオスペースは200mmワイド2DINサイズで、7インチから9インチまでの社外ナビに対応しています。9インチは専用の取付キットが必要ですが、7インチは標準の2DINスペースにそのまま収まります。
おすすめナビ5選 スペック比較表
| 項目 | カロッツェリア AVIC-RF722 | カロッツェリア AVIC-RZ522 | ケンウッド MDV-S711HD | ケンウッド MDR-L612W | パナソニック CN-HE02WD |
|---|---|---|---|---|---|
| 画面サイズ | 9型フローティング | 7型 | 7型 | 7型ワイド | 7型ワイド |
| 解像度 | HD(1280×720) | HD(1280×720) | HD(1280×720) | WVGA(800×480) | HD(1280×720) |
| パネル種別 | IPS液晶 | IPS液晶 | 抵抗膜タッチパネル | TFT液晶 | TFT液晶 |
| フルセグ | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| HDMI入力 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| DVD/CD | 非対応(メカレス) | DVD/CD対応 | DVD/CD対応 | 非対応(メカレス) | DVD/CD対応 |
| 地図更新 | 1年分付属 | 1年分付属 | 1年分付属 | 1年分付属 | 無料更新なし |
| 音声操作 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
| ハイレゾ | 非対応 | 非対応 | 192kHz/24bit | 192kHz/24bit | 非対応 |
| 生産国 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 |
| Amazon税込価格 | 129,430円 | 64,949円 | 64,800円 | 54,000円 | 62,800円 |
5機種中4機種がHD解像度に対応しています。MDR-L612WのみWVGA止まりですが、価格が54,000円と最安です。フルセグ非対応・DVD非搭載という割り切りで低価格を実現しています。
HDMI入力はパナソニック CN-HE02WDを除く4機種が対応しています。Fire TV StickやChromecastを接続して動画配信サービスを車内で視聴するなら、HDMI対応機種を選んでください。
音声操作はケンウッドの2機種のみが対応しています。N-WGNは軽自動車で運転席スペースが限られるため、ハンドルから手を離さずに操作できる音声機能の価値は高いです。
DVDメカレスのモデル(AVIC-RF722とMDR-L612W)は本体の奥行きが薄い設計です。N-WGNの取付スペース(最短奥行き210mm)に余裕をもって収まります。DVD再生が不要であれば、メカレスモデルの方が取り付けの自由度が高くなります。
生産国は5機種すべてが日本製です。品質面での安心感に加え、国内サポート体制が整っている点もメリットです。故障時の修理対応やファームウェアアップデートを日本語でスムーズに受けられます。
N-WGN(JH3/JH4)のナビ適合条件
N-WGNのオーディオスペースは200mmワイドの2DINサイズです。社外ナビを選ぶ前に、以下の3つの条件を確認してください。
対応する画面サイズと取付キット
7インチナビはNKK-H94D(カナック)やH-2469(エーモン)の取付キットで装着できます。費用は3,000〜5,000円程度です。標準の2DINスペースにそのまま収まるサイズで、取り付けの難易度が最も低くなります。
8インチナビはTBX-H005(カナック)等のメーカー専用キットが必要です。費用は8,000〜12,000円程度となります。
9インチナビはTBX-H011(カナック)や各ナビメーカーの専用フローティングキットが必要です。費用は15,000〜23,000円と最も高額ですが、画面面積は7インチ比で約1.65倍に拡大します。
メーカーオプションDA装着車の制約
N-WGNにはメーカーオプションのディスプレイオーディオ装着車が存在します。この仕様ではセンタークラスターの形状がオーディオレス車と異なり、社外ナビへの交換ができません。車両の仕様が不明な場合はディーラーに問い合わせてください。
ディーラーオプションの2DINオーディオが装着されている場合は、取り外して社外ナビに交換できます。オーディオレス車はブランクパネルを外すだけで作業に入れます。
取付部の物理的制約
N-WGNの取付部には傾斜角度31度という特性があります。最短奥行きは210mmです。奥行きの大きい機種では取り付けできない場合があるため、ナビ本体の背面寸法を事前に確認してください。配線部を含めた奥行きが210mm以内に収まる必要があります。本記事で紹介している5機種はいずれもN-WGN(JH3/JH4)の取付実績がある製品です。
N-WGNのインパネは軽自動車の中ではゆとりのある設計ですが、エアコンダクトやハーネスの取り回しスペースが限られます。取り付け時はナビ背面の配線を整理し、奥行き方向に余裕を持たせてください。
ナビの取り付けと同時にドラレコの設置を検討する場合はN-WGN ドラレコ おすすめが参考になります。
各製品の詳細レビュー
1. カロッツェリア AVIC-RF722(楽ナビ 9型フローティング)
5機種中唯一の9インチモデルです。フローティング構造で画面が手前にせり出すため、運転席からの視認性が高い設計になっています。HD IPSパネルの表示品質は7インチモデルと比べて段違いです。画面面積が約1.65倍になるため、地図の交差点拡大図や文字の読みやすさに差が出ます。
フルセグ/Bluetooth/HDMI入出力に対応し、基本機能に不足はありません。CarPlayとAndroid Autoは有線接続のみです。ワイヤレス接続を求める場合は別途CarPlayワイヤレスアダプター(5,000〜10,000円程度)の追加で対応できます。
DVDメカレス設計のため本体の奥行きが薄く、N-WGNの取付スペース(奥行き210mm)に余裕をもって収まります。この点は物理的制約のあるN-WGNでは見落としやすいポイントです。
地図更新は最大1年分が付属します。MapFanスマートメンバーズに入会すると利用可能です。無料期間終了後も、CarPlay経由でスマホのナビアプリ(Googleマップ等)を使えば地図は常に最新を維持できます。
N-WGNへの取り付けには9インチ用取付キット(TBX-H011等)が別途必要です。ナビ本体129,430円+キット約18,000円+工賃約15,000円で総額約16万円が目安です。純正ナビ(約24万円)と比較すると約8万円の差額が生まれ、9インチの大画面とHD解像度を社外ナビで手に入れる費用対効果は高いです。
楽ナビシリーズは操作画面のレスポンスが軽快です。地図のスクロールやルート再探索の処理速度は、初めてカーナビを使う方にもストレスを感じさせません。Bluetoothでスマホとペアリングすればハンズフリー通話にも対応します。
2. カロッツェリア AVIC-RZ522(楽ナビ 7型)
7インチのHD IPSパネル搭載で、定価88,671円から27%OFFの64,949円です。コスパの観点では、HD解像度+フルセグ+HDMI+DVD対応で6万円台は高い価格競争力があります。
2025年モデルで地図データは最新版を収録しています。楽ナビシリーズ共通のUIを採用しており、上位のRF722と操作感は同じです。画面サイズ以外のソフトウェア機能に目立った差はありません。RF722との価格差64,481円を「画面サイズの差」だけに出せるかが判断ポイントです。
DVD/CDドライブを内蔵しているため、音楽CDやDVDを車内で再生できます。ストリーミング環境がない場合でもエンタメ機能を活用できます。
N-WGNの2DINスペースにそのまま収まるサイズです。取付キットは7インチ用(NKK-H94D等)で3,000〜5,000円程度に収まります。ナビ本体+キット+工賃で総額約8万円が目安です。
3. ケンウッド MDV-S711HD(彩速ナビ 7型HD)
定価102,080円に対して64,800円の37%OFFです。5機種中最大の割引率となっています。HD解像度パネルを搭載し、フルセグ・Bluetooth・HDMI入力・DVD/CDに対応した全部入りモデルです。
「ハイ彩速」と声をかけるだけで音声操作が起動します。目的地の設定や音楽の再生をハンドルから手を離さずに実行できます。N-WGNのような軽自動車では運転席スペースが限られるため、音声による操作は画面タッチよりストレスが少なくなります。
ハイレゾ音源(WAV/FLAC・192kHz/24bit)のネイティブ再生にも対応しています。純正スピーカーでも音源のクオリティ差は体感できますが、スピーカーを交換するとさらに差が広がります。N-WGNの純正スピーカーは16cmサイズで、社外品への交換費用は1台あたり5,000〜15,000円程度です。
AVIC-RZ522と比較すると、価格差はわずか149円で音声操作とハイレゾ対応が加わります。比較した結果、この2機種ではMDV-S711HDの方が機能あたりのコストが低いです。
専用ドラレコとの連携機能も備えています。ケンウッド製の対応ドラレコ(DRV-MN970等)を接続すると、ナビ画面から録画映像の確認や設定変更を操作できます。前後カメラの映像をナビのタッチパネルから操作できるため、操作性が向上します。
地図の表示速度はケンウッド独自の高速描画エンジンにより、スクロールやピンチイン・アウトの操作に遅延がありません。交差点拡大図も7インチのHD解像度で十分に読みやすいサイズです。
4. ケンウッド MDR-L612W(彩速ナビ 7型ワイド)
54,000円は5機種中最安値です。定価80,080円からの33%OFFとなっています。比較した結果、予算6万円以下で社外ナビを導入するなら第一候補になるモデルです。
解像度はWVGA(800×480)で、他4機種のHDと比べると画素数は約半分です。7インチ画面では文字サイズが十分に大きいため、WVGA解像度でも地図やメニューの視認性に大きな不満は出にくいサイズです。
フルセグ非対応・DVD非搭載という仕様上の割り切りがあります。テレビ視聴やDVD再生が不要で、ナビ+音楽再生が主な用途であれば機能面の不足は少ないです。HDMI入力・ハイレゾ再生(192kHz/24bit)・音声操作には対応しており、エンタメ機能は確保されています。
2025年モデルで地図データは最新版です。7インチワイドサイズはN-WGNの2DINスペースに無加工で収まります。ナビ本体+キット+工賃で総額約7万円が目安です。純正ナビの約3分の1以下で導入できる計算になります。
5. パナソニック CN-HE02WD(ストラーダ 7型ワイド)
62,800円でHD液晶・フルセグ・DVD/CD・Bluetooth・ドラレコ連携に対応しています。定価92,800円からの32%OFFです。
パナソニック製ドラレコとの連携機能がこの機種の特徴です。対応ドラレコの映像をナビ画面で直接確認でき、録画データの再生や設定変更もナビ側で操作できます。ドラレコの買い替えを同時に検討しているなら、パナソニック製で統一する合理性があります。
全国の市街地図データを内蔵しており、住宅街の細い路地まで表示されます。ETC2.0車載器との連携にも対応しており、高速道路の割引情報をナビ画面で確認できます。
HDMI入力には非対応のため、Fire TV Stick等で動画配信サービスの車内視聴を想定する場合は別の機種を選んでください。この点がCN-HE02WDの最大の弱点です。HDMI不要でドラレコ連携を重視するなら、このモデルの価値は高くなります。
Bluetooth接続でスマホからの音楽ストリーミング再生にも対応しています。Spotifyやapple Musicの楽曲をナビのスピーカーから出力できます。ワンセグ/フルセグの自動切替でテレビの受信感度も安定しています。
パナソニック製カーナビは操作UIが直感的で、タッチパネルの反応も良好です。初めてカーナビを購入する方にも扱いやすい設計になっています。
内装のリフレッシュとしてシートカバーの交換もあわせて検討するならN-WGN シートカバー おすすめが参考になります。
純正ナビと社外ナビの費用比較
N-WGNの純正ギャザズナビと社外ナビの導入総費用を数値で比較します。
| 項目 | 純正ギャザズナビ(9型) | 社外9インチ(RF722) | 社外7インチ(RZ522) | 社外7インチ(MDR-L612W) |
|---|---|---|---|---|
| ナビ本体 | 約240,000円 | 129,430円 | 64,949円 | 54,000円 |
| 取付キット | 不要 | 約18,000円 | 約4,000円 | 約4,000円 |
| 取付工賃 | 込み | 約15,000円 | 約15,000円 | 約15,000円 |
| 合計 | 約240,000円 | 約162,000円 | 約84,000円 | 約73,000円 |
| 純正との差額 | — | 約78,000円 | 約156,000円 | 約167,000円 |
コスパの観点では、7インチの社外ナビは純正の約3分の1の費用で導入できます。9インチフローティングを選んでも純正より約8万円安くなる計算です。
純正ナビのメリットはリアワイドカメラとの連動、最長7年の保証延長プラン、3年間の地図更新無料です。車両との統合度を最優先するなら純正を選ぶ合理性はあります。ただし24万円という価格は、N-WGNの車両本体価格(約160〜190万円)の12〜15%に相当します。
比較した結果、費用対効果を重視するなら社外ナビ、車両との一体感と保証を重視するなら純正という判断になります。
社外ナビの大きなメリットとして「載せ替え」があります。N-WGNを買い替える際に社外ナビを次の車に移設できます。純正ナビは車種専用設計のため移設ができず、車の買い替えのたびにナビも購入し直すことになります。長期的な維持コストを考えると、社外ナビの方が有利になるケースが多いです。
また、社外ナビは地図更新やファームウェアアップデートのサイクルが純正より短い傾向にあります。機能改善や不具合修正のアップデートが年に複数回提供されるモデルもあり、購入後の進化が期待できます。
取り付け方法と工賃の目安
社外ナビの取り付けは2DINスペースの交換作業です。DIYと業者依頼で費用に大きな差が出ます。
業者に依頼する場合
カー用品店(オートバックス、イエローハット等)への依頼が一般的です。工賃は15,000〜20,000円で、作業時間は1〜2時間程度です。ナビ本体を持ち込んで作業を依頼する場合と、店頭購入した場合とで工賃が異なるケースがあるため、事前に確認してください。Amazon取付サービスは20,980円で対象エリア限定となります。出張取り付けサービスは23,800円からが相場です。
DIYで取り付ける場合
必要な工具は10mmレンチ、プラスドライバー、内張りはがしの3点です。作業時間は2〜3時間程度を見込んでください。手順は以下の通りです。
- バッテリーのマイナス端子を外す
- エアコンパネル周辺のトリムを内張りはがしで外す
- 純正オーディオ/ブランクパネルの固定ビス(10mm)を外す
- 車種別接続コネクタで純正ハーネスと社外ナビを接続する
- GPSアンテナをダッシュボード上に設置する
- フィルムアンテナをフロントガラス上部に貼り付ける
- 配線をAピラー内に通して見た目を整える
- 社外ナビを取付キットにセットしてビスで固定する
- 動作確認後、トリムを復元する
GPSアンテナとフィルムアンテナの設置位置は受信感度に影響します。GPSアンテナはダッシュボードの中央付近、フィルムアンテナはフロントガラスの左右上端が推奨位置です。フィルムアンテナの貼り付けにはガラス面の脱脂が必要です。パーツクリーナーで油分を除去してから貼り付けると密着度が上がります。
N-WGNのAピラーカバーはクリップ留めで、内張りはがしを差し込んで手前に引くと外れます。配線をAピラー内に通す際は、エアバッグの配線と干渉しないよう注意してください。エアバッグ配線は通常オレンジ色のカプラーで識別できます。ナビの配線はエアバッグ配線の外側(車体側)を通すのが基本です。
ステアリングリモコンの接続
N-WGNのステアリングスイッチを社外ナビで使うには、ステアリングリモコン変換アダプターが必要です。カナック KNA-300EX等が対応品です。価格は3,000〜5,000円程度で、配線の接続だけで取り付けが完了します。
バックカメラの接続
純正バックカメラが装着されている場合、映像信号をRCAに変換するアダプターが必要になることがあります。データシステムやカナック企画から対応品が販売されており、価格は3,000〜6,000円程度です。社外バックカメラを新規に取り付ける場合は、ナビのカメラ入力端子に直接接続できます。
バックカメラの映像は社外ナビのリバース連動入力に接続します。リバースギアに入れると自動でカメラ映像に切り替わる仕組みです。カメラのガイドライン表示はナビ側で設定できるモデルが多く、駐車時の目安として活用できます。
走行中のTV視聴・ナビ操作
社外ナビは標準状態で走行中のTV視聴やナビ操作がロックされています。解除にはTVキット(4,000〜9,000円程度)の追加が必要です。パーキングブレーキ線をアースに落とすだけの簡易的な方法もありますが、TVキットの使用を推奨します。
TVキットの取り付けは配線の接続だけで完了する簡単な作業です。ただし、運転者が走行中にTV画面を注視する行為は道路交通法で禁止されています。あくまで同乗者の視聴用として利用してください。
ディスプレイオーディオという選択肢
カーナビの代わりにディスプレイオーディオ(DA)を選ぶ方法もあります。DAはナビ機能を内蔵せず、CarPlayやAndroid Auto経由でスマホのナビアプリを画面に表示する方式です。
DAの最大のメリットは価格の安さです。7インチ〜9インチのDAは3〜5万円台で購入できます。ナビ機能をスマホに依存するため、通信環境(4G/5G回線)が安定しているエリアでの利用が前提になります。本体の処理負荷が軽いためタッチ操作のレスポンスが良好で、音楽再生やハンズフリー通話の基本機能はカーナビと同等に使えます。
一方で、地下駐車場やトンネル内など電波が届かない場所では地図が表示されない場合があります。スマホのバッテリー消耗が早くなる点も考慮が必要です。車内での充電環境(USBポートやシガーソケット充電器)を事前に確保しておくと安心です。
N-WGNで長距離ドライブをする頻度が高い場合は、スタンドアロンで動作するカーナビの方が安定します。近距離の街乗りが中心で、スマホのGoogleマップやYahoo!カーナビを普段から使っているなら、DAでも十分な場合が多いです。
DAとカーナビの費用差は約2〜8万円です。N-WGNの用途が通勤・買い物メインなら、その差額をタイヤやドラレコに回すという考え方もあります。
ただし、DAはナビ機能をスマホに完全依存するため、スマホの故障や紛失時にはナビが使えなくなります。カーナビは本体に地図データを内蔵しているため、スマホの状態に関係なく単体で道案内を実行できます。この安心感がカーナビを選ぶ最大の理由です。
選び方ガイド
本記事の選定基準
以下の条件をすべて満たす製品を選定しました。
- N-WGN(JH3/JH4)への取り付け適合がメーカー適合表で確認できること
- 2024年以降の現行モデルであること
- Amazonで新品在庫が確認できること(2026年4月時点)
- 5機種すべてが日本製であること
予算別の選び方
予算5〜7万円ならケンウッド MDR-L612W(54,000円)が最有力です。フルセグとDVDを割り切れば、HDMI・ハイレゾ・音声操作が付いた充実モデルです。
予算6〜8万円ならカロッツェリア AVIC-RZ522(64,949円)とケンウッド MDV-S711HD(64,800円)が横並びです。フルセグ+DVD+HD解像度の全部入りモデルを狙えます。
予算13〜17万円(キット+工賃込み)なら、9インチのAVIC-RF722(129,430円)が候補です。画面の大きさと表示の美しさは7インチとは別次元です。フローティング構造で画面が手前にせり出すため、運転姿勢を変えずに視認できます。
用途別の選び方
音楽を高音質で楽しみたい場合 — ケンウッドの2機種(MDV-S711HD / MDR-L612W)がハイレゾ再生に対応しています。192kHz/24bitのネイティブ再生で、ストリーミングとは異なる音の解像感が得られます。
動画配信サービスを車内で視聴したい場合 — HDMI入力に対応した4機種(CN-HE02WD以外)を選んでください。Fire TV StickやChromecastを接続すれば、Amazon Prime VideoやNetflixをナビの画面で再生できます。
ドラレコとの連携を重視する場合 — パナソニック CN-HE02WDはパナソニック製ドラレコとの連携が強みです。ケンウッド MDV-S711HDもケンウッド製ドラレコとの連携に対応しています。ナビとドラレコをメーカーで統一すると操作性が向上します。
ナビの操作に自信がない場合 — カロッツェリア楽ナビシリーズ(RF722 / RZ522)は「使いやすさ」をコンセプトに設計されています。メニュー構成がシンプルで、初めて社外ナビを使う方にも扱いやすいUIです。
購入前の注意点
以下に該当する場合は、この記事の製品が合わない場合があります。
- メーカーオプションDA装着車のオーナー — センタークラスターの形状が異なるため社外ナビへの交換ができません。ディーラーで確認してください。
- 初代N-WGN(JF1/JF2)のオーナー — 本記事はJH3/JH4(2019年8月以降)の適合情報です。JF1/JF2は取付キットの品番が異なり、インパネの形状も変更されています。JF1/JF2用のキットはNKK-H84D(カナック)等が対応しますが、本記事の適合表とは別物になるため混同に注意してください。
- CarPlayワイヤレス接続を必須条件にしている場合 — 5機種ともCarPlayワイヤレスには非対応です。ワイヤレスアダプター(5,000〜10,000円)の追加で対応できます。
FAQ
Q1. N-WGNに9インチナビは取り付けできますか?
取り付けできます。N-WGN(JH3/JH4)には9インチ用の取付キット(カナック TBX-H011等)が用意されています。フローティング型の9インチナビを装着すれば、純正ナビと同等以上の画面サイズを確保できます。取付キットの費用は15,000〜23,000円程度で、ナビ本体と別途購入が必要です。カロッツェリアの車種別JUST FITサイトで、N-WGN対応の取付情報を事前に確認できます。
Q2. メーカーオプションのディスプレイオーディオ車でも社外ナビに交換できますか?
メーカーオプションDA装着車は社外ナビへの交換ができません。センタークラスターの形状がオーディオレス車と異なり、2DINスペースが確保されていないためです。ディーラーオプションの2DINオーディオ装着車やオーディオレス車であれば交換できます。車両の仕様が不明な場合はディーラーに確認してください。グレードや注文時のオプション選択によって異なるため、車検証だけでは判別できないケースがあります。
Q3. 社外ナビでも純正バックカメラの映像は使えますか?
使えます。ただし、純正バックカメラの映像信号を社外ナビが受け取れる形式(RCA等)に変換するアダプターが必要です。カナック企画やデータシステムから対応品が販売されています。価格は3,000〜6,000円程度で、取り付けは配線の接続だけで完了します。社外バックカメラを新たに取り付ける場合は、ナビのカメラ入力端子に直接接続するため変換アダプターは不要です。
Q4. 社外ナビの地図更新はどうなりますか?
5機種中4機種に1年分の無料地図更新が付属します。パナソニック CN-HE02WDのみ無料更新の付属がありません。無料期間終了後は年間10,000〜20,000円程度の有償更新になります。カロッツェリアはMapFanスマートメンバーズ、ケンウッドはKENWOOD MapFanクラブからダウンロード更新を行います。SDカードやUSBメモリを使ってナビ本体に反映する手順です。CarPlay経由でGoogleマップやYahoo!カーナビを使えば、地図データは常に最新の状態を維持できるため、有償更新を見送る選択肢もあります。
Q5. 走行中にテレビ視聴やナビ操作はできますか?
社外ナビは標準状態で走行中のTV視聴・ナビ操作がロックされています。解除にはTVキット(4,000〜9,000円程度)の別途取り付けが必要です。パーキングブレーキ信号線の処理で解除する仕組みで、配線の接続だけで完了する作業です。カー用品店に依頼する場合、ナビ取り付けと同時に施工してもらうと工賃を抑えられます。なお、運転者が走行中にTV画面を注視する行為は道路交通法で禁止されています。同乗者の視聴用として利用してください。
まとめ:N-WGNのナビ選びは予算で3パターンに分かれる
N-WGNに取り付け可能な社外ナビ5機種を価格・機能・画面サイズの3軸で比較しました。5機種すべてが日本製で、2024〜2025年の現行モデルです。選択肢は予算に応じて以下の3パターンに集約されます。
予算5〜7万円で導入したい場合 — ケンウッド MDR-L612W(54,000円)が最安です。HDMI・ハイレゾ・音声操作に対応しており、フルセグとDVDを割り切れるなら十分な機能を備えています。取付キット+工賃を含めた総額は約7万円で、純正ナビの約3分の1で導入できます。
予算6〜8万円でバランスを取りたい場合 — カロッツェリア AVIC-RZ522(64,949円)またはケンウッド MDV-S711HD(64,800円)が候補です。いずれもHD解像度・フルセグ・HDMI対応で、6万円台の全部入りモデルとなっています。取付キット+工賃を含めた総額は約8万円です。
大画面9インチを選びたい場合 — カロッツェリア AVIC-RF722(129,430円)が唯一の9型フローティングモデルです。純正ナビの約24万円と比べると、取付キット+工賃を含めても約16万円で約8万円の差額が生まれます。
いずれの場合も、購入前にメーカーオプションDAの有無を確認してください。オーディオレス車であれば、本記事の5機種はすべてN-WGN(JH3/JH4)に取り付け可能です。取り付けに不安がある場合は、カー用品店への依頼(工賃15,000〜20,000円)がスムーズです。プロの作業者に任せれば、配線ミスや取り付け不良のリスクを避けられます。社外ナビへの交換は、N-WGNの車内環境を大幅にアップグレードする手段として費用対効果の高い選択です。

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