更新日:2026年4月
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結論:ムーヴ(LA150S/LA160S)のPCDは「4H/100・オフセット+45」が基準
ダイハツ ムーヴ(LA150S/LA160S・6代目)のホイール選びで最初に確認すべき数値がPCDとオフセットです。ムーヴは全グレード共通でPCD 100mm・4穴・オフセット+45mmが基本仕様です。この記事ではグレード別の純正サイズからインチアップ対応表まで、交換に必要なデータを整理しています。
ムーヴ(LA150S/LA160S)の純正ホイール・タイヤサイズ一覧
グレードによって装着されるホイールサイズが異なります。まず自分のムーヴがどのサイズかを確認してください。LA150Sは2WD、LA160Sは4WDの型式ですが、ホイールサイズは駆動方式で変わりません。
| グレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | 素材 |
|---|---|---|---|
| L / L SA III | 4.5J×14 +45 4/100 | 155/65R14 | スチール |
| X / X SA III | 4.5J×14 +45 4/100 | 155/65R14 | スチール |
| X ターボ SA III | 4.5J×14 +45 4/100 | 155/65R14 | アルミ |
| カスタム X / X SA III | 4.5J×14 +45 4/100 | 155/65R14 | アルミ |
| カスタム RS / RS SA III | 4.5J×15 +45 4/100 | 165/55R15 | アルミ |
比較した結果、リム幅・PCD・オフセットはすべて4.5J・4/100・+45で統一されています。違いはリム径(14インチ or 15インチ)とタイヤサイズだけです。グレードが不明な場合はタイヤ側面の刻印で確認できます。
他の車種のPCDデータも含めた横断比較は車種別PCD・オフセット一覧表にまとめています。
PCD・ハブ径・ナットサイズの詳細
PCD 100mm・4穴の意味
PCD(Pitch Circle Diameter)はボルト穴の中心を結ぶ円の直径です。ムーヴのPCDは100mmで、ボルト穴は4つ。この「4H/100」はダイハツ軽自動車の標準規格です。タント・ミラ・キャストなども同じ規格を採用しています。ホイール購入時は「4穴 PCD100」表記の製品を選べば適合します。5穴のPCD114.3は普通車用の規格のため取り付けできません。
ハブ径54mm — ハブリングが必要なケース
純正ホイールはハブ径54mmにぴったり合う設計です。一方、社外ホイールは汎用設計のため、ハブ穴が56mmや67mmと大きい場合があります。この隙間を埋めるにはハブリング(54mm変換)の装着が推奨されます。未装着だと走行中に振動やブレが発生する場合があります。ハブリングは1個あたり数百円で入手でき、取り付けもホイールを外した状態で嵌めるだけです。
ナットサイズ M12×1.5 21HEX
ムーヴのホイールナットはM12×1.5(ネジ径12mm・ピッチ1.5mm)です。ソケットサイズは21mm。社外ホイールではテーパー座(60度)のナットが必要になるケースがあります。ホイールの座面形状と合わせて確認してください。ナット選びの詳細はホイールナットの選び方ガイドで解説しています。
インチアップ・インチダウン対応サイズ表
ムーヴ(LA150S/LA160S)で装着実績のあるサイズを13インチから17インチまで一覧にしました。
| インチ | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 外径差(14インチ比) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 13 | 145/80R13 | 4.0J×13 +45〜+40 | -3mm | インチダウン・スタッドレス向き |
| 14 | 155/65R14 | 4.5J×14 +45 | 基準 | 純正標準サイズ |
| 15 | 165/55R15 | 4.5J×15 +45 | +1mm | カスタムRS純正。人気サイズ |
| 16 | 165/50R16 | 5.0J×16 +45 | +8〜+14mm | 乗り心地重視のインチアップ |
| 16 | 165/45R16 | 5.0J×16 +45 | -2〜-7mm | スポーティ志向 |
| 17 | 165/40R17 XL | 5.5J×17 +45 | -5mm | 耐荷重に注意。上級者向け |
外径差がプラス方向に大きくなるとスピードメーターに誤差が生じます。マイナス方向だと地上高が下がる点に注意してください。車検では外径差±3%以内(約±17mm)が基準の目安です。フェンダーからのはみ出しやタイヤハウスとの干渉は別途確認が必要です。
インチアップ時の外径やメーター誤差の計算方法はPCD・オフセット早見表で詳しく解説しています。
オフセット選びで失敗しないための3つのポイント
ポイント1: 純正値+45mmを基準にする
ムーヴの純正オフセットは+45mmです。社外ホイールでは±5mm(+40〜+50mm)の範囲で選ぶのが安全です。オフセットが小さくなる(+40方向)とホイールが外側に出ます。逆に大きくなる(+50方向)とホイールが内側に引っ込む形になります。
ポイント2: リム幅とオフセットのバランス
14インチの純正リム幅は4.5Jですが、15インチ以上では5.0J〜5.5Jに広がります。リム幅が広がるとトレッドが拡大し、フェンダーとの余裕が少なくなります。16インチ・5.0Jの場合はオフセット+45mmで純正とほぼ同等の位置関係です。
ポイント3: フェンダーとの干渉チェック
ムーヴは車高が高い軽自動車ですが、フェンダーとタイヤの隙間は意外と狭い設計です。ローダウン車や4WD(LA160S)ではストローク時の干渉に注意が必要です。ツライチを狙う場合はツライチ・オフセット計算ガイドを参考にしてください。
ムーヴのホイール交換で注意すべきこと
車検についての確認
ホイール交換後の車検では3点が確認されます。タイヤのはみ出し・ボディとの干渉・スピードメーター誤差です。2017年6月以降の基準では、タイヤがフェンダーから10mm以上はみ出さないことが条件です。メーカーが車検対応を謳うサイズでも、最終判断は検査官に委ねられます。
タイヤ外径の許容範囲
タイヤ外径はスピードメーターの精度に直結します。純正外径に対して±3%以内(約±17mm)が車検の目安です。165/50R16は外径が約8〜14mm大きくなりますが、範囲内に収まります。165/45R16は外径が小さくなる方向で、メーター表示が実速度より速い数値を示します。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、ホイール選びの方針を見直す必要があります。
- ローダウン済みの車両 — ストロークが減少しており、インチアップ時に干渉リスクが高まります。仮当てまたは販売店での現車確認を推奨します。
- 4WD(LA160S)のオーナー — リアのサスペンション形状が2WDと異なり、クリアランスが狭い傾向です。オフセット+40mm以下では干渉の報告があるため注意してください。
- 17インチを検討している方 — 165/40R17はXL規格でないと耐荷重が不足する可能性があります。空気圧管理もシビアになるため、上級者向けのサイズです。
Q1. ムーヴとムーヴカスタムでホイールサイズは違う?
ベースのPCD(4H/100)やオフセット(+45mm)は共通です。違いはリム径とタイヤサイズのみです。標準グレードは14インチ(155/65R14)、カスタムRSは15インチ(165/55R15)を装着しています。PCD・オフセットが同一のため、カスタム用15インチを標準グレードに流用することも可能です。
Q2. ムーヴキャンバスとムーヴのPCDは同じ?
ムーヴキャンバス(LA850S/LA860S)もPCD 100mm・4穴・ハブ径54mmで共通です。ただしキャンバスは車両重量がやや重い設計です。タイヤの耐荷重指数(ロードインデックス)に余裕あるサイズを選んでください。キャンバスの詳細はムーヴキャンバスのPCD・オフセットで確認できます。
Q3. ムーヴに16インチを装着すると車検はどうなる?
タイヤサイズによります。165/50R16は外径が約8〜14mm大きくなりますが、±3%の範囲内です。フェンダーからのはみ出しとボディとの干渉がなければ、車検対応は可能とされています。ただし最終判断は検査官によって異なります。不安な場合は購入店に相談してください。
まとめ
ムーヴ(LA150S/LA160S)で押さえるべき数値はPCD 100mm・4穴・オフセット+45mm・ハブ径54mmの4つです。純正サイズは14インチ(標準)と15インチ(カスタムRS)の2パターン。インチアップは16インチまでが実用的な範囲です。オフセットは+40〜+45mmを目安に選べば干渉リスクを抑えられます。ホイール交換の際はハブリングとナットの座面形状も忘れずに確認してください。
ホイール本体の選び方やデザイン比較は、以下の記事で詳しく解説しています。

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