更新日:2026年3月
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結論:レヴォーグの社外マフラーはVN5とVM4で別途選定が必要
レヴォーグのマフラー交換を検討する場合、まず確認すべきは現行VN5(CB18エンジン)か旧型VM4/VMG(FB16/EJ20エンジン)かという点です。エンジン型式が異なるため、適合品は完全に分かれます。同一製品が両世代に適合することはほぼなく、適合確認を怠ると取り付け不可になるリスクがあります。
比較した結果、コスパの観点では車検対応のロッソモデロが70,400円で最も購入しやすく、品質と音質バランスの観点ではHKSが優位という整理になります。各製品の詳細は以下で解説します。
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レヴォーグのマフラー交換で生じる疑問とその背景
レヴォーグはスポーツワゴンというカテゴリ上、走行性能を重視するオーナーが多い車種です。純正マフラーは静粛性と法令適合を優先した設計のため、社外品への交換で「音質」「排気効率」「外観(テール径)」の3点を改善しようとする動機が生まれます。
ただし、レヴォーグに関しては世代による仕様差が特に大きいという事情があります。VN5はCB18エンジン(1.8L直噴ターボ)を搭載し、VM4/VMGはFB16エンジン(1.6Lターボ)またはEJ20エンジン(2.0Lターボ)を搭載しています。排気管の径・レイアウト・フランジ形状がエンジン型式ごとに異なるため、マフラーの適合範囲は製品ごとに細かく設定されています。
また、2010年規制(加速騒音規制)への対応が必要で、規制適合品と競技専用品を明確に区別して選ぶ必要があります。車検対応を必須条件とするなら、製品ページで「近接排気騒音○dB以下」「加速騒音規制対応」の表記を確認することが前提になります。
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レヴォーグのマフラー交換前に確認すべき前提条件
型式・年式の確認が最初のステップです。車検証に記載の型式(例:4BA-VN5、DBA-VM4)と年式をもとに適合品を選定してください。同じレヴォーグでもエンジン型式が異なると適合品は別になります。
VN5(2020年10月〜現行)の仕様
VN5はCB18エンジン(1.8L直噴ターボ・DOHC)を搭載し、出力は177ps / 300Nmです。型式は4BA-VN5で、マフラー接続形状はVN5専用フランジとなっています。VM4/VMG用製品は取り付け不可です。触媒はリア触媒が装備されており、フロントパイプ交換は構造変更申請が必要になるケースがあります。
VM4/VMG(2014〜2021年)の仕様
VM4/VMGはFB16エンジン(1.6Lターボ)またはEJ20エンジン(2.0Lターボ)を搭載しています。型式はDBA-VM4(1.6L)、DBA-VMG(2.0L)、CBA-VMG(一部グレード)に分かれます。マフラー接続形状はVM系フランジで、VN5用製品の流用はできません。購入時は2010年加速騒音規制対応品を選ぶことが前提で、「G認定」または「JASMA認定」の有無が判断の目安になります。
車検については「近接排気騒音96dB以下(2010年規制以降の車両)」が基本基準です。社外マフラーでは製品ページに「車検対応」と記載されていても、取り付け状態によっては基準を超えるケースがあるため、車検前の事前測定が推奨されます。
グレード別の注意点
レヴォーグは同一型式でも年式・グレードによって仕様が微妙に異なる場合があります。VN5には「GT」「GT-H」「GT-H EX」「STI Sport R」等のグレードが存在しますが、マフラー交換に関しては全グレード共通で4BA-VN5向け製品が適合します。グレードによる排気管の仕様差はほぼないと報告されています。
ただし、STI Sport Rは純正マフラーがSTI専用品を採用している可能性があるため、交換前にディーラーへの確認が安全です。VMGの場合は「2.0GT DIT」「2.0GT-S EyeSight」等のグレードがあり、いずれもEJ20エンジン搭載です。
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比較表:レヴォーグ対応マフラー5選
| 製品名 | 価格(税込) | 適合 | 在庫 | 車検 | 音量傾向 | 取り付け難易度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ロッソモデロ COLBASSO Ti-C(VN5用) | 70,400円 | VN5 | 販売状況を確認 | 対応 | 控えめスポーツ | 中級 |
| HKS ハイパワースペックL II メインのみ(VN5用) | 84,337円 | VN5 | 残りわずか | 対応 | 中程度 | 中級 |
| 柿本改 Regu.06&R リアピース(VN5用) | 93,227円 | VN5 | 取り寄せ5〜7日 | 対応 | やや大きめ | 中級 |
| ロッソモデロ COLBASSO Ti-C(VM4用) | 82,170円 | VM4 1.6L | 販売状況を確認 | 対応 | 控えめスポーツ | 中級 |
| Z.S.S. Attack-ST センターパイプ(VN5用) | 62,700円 | VN5 | 残りわずか | 非対応(競技用) | 大きめ | 上級 |
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各製品の詳細レビューと比較
1. ロッソモデロ COLBASSO Ti-C(VN5対応・70,400円)
コスパの観点では、VN5オーナーにとって最も入手しやすい車検対応品です。比較した結果、70,400円という価格帯は車検対応製品の中で最も安価な部類に入ります。
ロッソモデロはマフラーブランドとして国内販売実績が長く、車種別適合設計を徹底しています。VN5用として設計された本製品は、純正フランジへの直付けが可能で、追加加工なしに取り付けができます。チタン末端処理(Ti-C)により、テール部分の外観変化も期待できます。
デメリットとして、在庫ステータスが「AVAILABLE_DATE(入荷日確認要)」となっており、即日出荷を期待できない点があります。急いで取り付けたい場合は在庫確認が先決です。また、音量は社外マフラーとしては控えめで、スポーツ感よりも上質さを求めるオーナーに向いています。
2. HKS ハイパワースペックL II メインのみ(VN5対応・84,337円)
音質と排気効率のバランスを重視する場合、比較した結果ではHKSが優位です。HKSは国内トップクラスの排気系メーカーで、スバル車への適合設計に実績があります。
「メインのみ」という構成は、純正リアピースを残したままメインパイプのみ交換するタイプです。これにより、純正リアピースの静粛性を維持しつつ、排気効率の改善を図ることができます。VN5のCB18エンジンは純正でも十分なトルクがありますが、排気効率の改善によるレスポンス向上が主な目的になります。
価格は84,337円とロッソモデロより約14,000円高い設定です。品質面での差別化という観点では、HKSブランドとしての信頼性と適合精度の高さが価格差の根拠となっています。在庫は「残りわずか(IN_STOCK_SCARCE)」のため、購入を決めた場合は早めの確認が必要です。
マフラー交換と同時に排気系の見直しを検討するなら、同カテゴリで複数のパーツ交換と比べてみることも一つの方法です。他車種のマフラー選びについてはハリアー80系マフラーおすすめ比較でも同様の比較軸を解説しています。
3. 柿本改 Regu.06&R リアピース(VN5対応・93,227円)
音量傾向がやや大きめで、スポーツサウンドを明確に求める場合の選択肢です。柿本改(カキモトレーシング)は音質設計に定評があるブランドで、「Regu.06&R」シリーズは保安基準適合品のラインナップとして展開されています。
リアピースのみの交換構成のため、純正フロント〜センターパイプはそのまま流用します。取り付け範囲が限定される分、作業難易度は中級の中でも比較的取り組みやすい部類です。
価格は93,227円で本記事の車検対応品の中では最も高い設定です。デメリットとして、在庫が「LEADTIME(通常5〜7日)」のため、即日発送は期待できません。また、音量がやや大きい傾向のため、住宅密集地での早朝・深夜使用には注意が必要です。
4. ロッソモデロ COLBASSO Ti-C(VM4 1.6L対応・82,170円)
旧型VM4(DBA-VM4)の1.6Lターボオーナー向けの選択肢です。VM4世代でコストを抑えつつ車検対応品を選ぶなら、この製品が比較対象として入ります。
VN5用と同じブランド・シリーズですが、適合型式は完全に別です。VM4用は「DBA-VM4・1,600cc・AWD・DIT・1.6L」と明記されており、VMGの2.0Lターボには適合しないため注意が必要です。
価格はVN5用の70,400円より高い82,170円となっています。これはVM4向けのマフラーは市場流通量が少なく、製造コストが上乗せされやすい傾向があるためです。
5. Z.S.S. Attack-ST センターパイプ(VN5対応・62,700円)
本記事の5選の中で唯一の競技専用品です。VN5(CB18ターボ)向けのストレート(直管)センターパイプで、触媒除去による排気抵抗の大幅低減が目的の製品です。
価格は62,700円と最安値ですが、車検非対応のため公道での使用はできません。サーキット走行や競技用途に限定して使用する製品です。ストレートパイプ構造のため音量は大きく、触媒を撤去した状態での公道走行は道路運送車両法違反になります。
この製品を紹介する理由は、サーキット用途を検討するオーナーの選択肢として存在するためです。公道仕様の車両に取り付ける場合は、別途車検対応のリアピースと組み合わせ、かつ構造変更申請が必要になります。
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純正マフラーとの比較:交換する意味はあるか
純正マフラーと社外品の違いを3つの観点で整理します。
音質・音量
純正マフラーはアイドリング時・高回転時ともに静粛性を最優先した設計です。CB18エンジン(VN5)はもともと排気音が抑えられており、純正状態では社外マフラーとの音量差を感じにくい場面もあります。比較した結果、音量変化が最も明確なのは柿本改の製品で、HKSとロッソモデロは純正比でのアップ幅が抑えめです。
音量に関しては、アイドリング時(1,000rpm前後)よりも3,000〜4,500rpmの中回転域でより差が現れやすいです。高速道路での合流加速時に音量の変化を体感しやすく、日常の街乗りではほぼ純正と変わらないという報告も見受けられます。どの音量帯を好むかによって、上記の比較軸3(音量の好み)を参照しながら製品を絞り込むことが合理的です。
排気効率・レスポンス
純正マフラーは触媒・消音器の配置を最適化した設計ですが、排気抵抗の低減という観点では社外品が優位な場合があります。ただし、CB18エンジンはECU制御が精緻なため、マフラー単体交換でのパワーアップ効果は体感しにくいケースが多いです。スポーツ走行時の高回転域での伸びに変化が出やすいと報告されています。
パワー向上を明確に求めるなら、マフラー単体ではなくECUチューニングや吸気系(エアクリーナー・インタークーラー)との組み合わせを検討する方が費用対効果の観点で適切です。マフラー交換は主に「音質・外観・排気効率の微改善」を目的として位置付けるのが現実的な評価になります。
外観(リアビュー)
純正テールエンドは細く目立たない形状です。社外マフラーでは口径の大きいシングルまたはデュアルテールエンドに変わるため、リアビューの印象が変化します。テール径の比較では、純正が約60mm程度であるのに対し、社外品では80〜115mm程度の製品が多く、視覚的な差は明確です。
この外観変化はVM4・VN5ともに共通の動機として挙げられます。ハイエース200系のように業務用途が主の車種のマフラー選びと比べて、ハイエースマフラーの比較ではより静粛性重視の選定基準が求められます。レヴォーグのスポーツ走行志向とは異なる軸での選定が必要です。
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選び方ガイド:3つの比較軸でレヴォーグのマフラーを選ぶ
比較軸1:予算帯
| 予算 | 選択肢 | 備考 |
|---|---|---|
| 〜80,000円 | ロッソモデロ Ti-C VN5(70,400円) | 車検対応・最安値帯 |
| 80,000〜100,000円 | HKS L II メイン(84,337円)、VM4用ロッソ(82,170円)、柿本改(93,227円) | 複数の選択肢あり |
| 競技用途 | Z.S.S. Attack-ST(62,700円) | 車検非対応 |
比較軸2:世代別適合
| 世代 | 型式 | エンジン | 対応製品 |
|---|---|---|---|
| 現行(2020年〜) | 4BA-VN5 | CB18ターボ | ロッソモデロTi-C VN5用・HKS L II VN5用・柿本改 VN5用・Z.S.S. VN5用 |
| 旧型(2014〜2021年) | DBA-VM4 | FB16ターボ1.6L | ロッソモデロ Ti-C VM4用 |
| 旧型(2014〜2021年) | DBA-VMG | EJ20ターボ2.0L | 柿本改 VM系 Regu.06&R(B22353R) |
比較軸3:音量の好み
- 静か寄り: ロッソモデロ Ti-Cシリーズ(純正比の音量増加が最小限)
- 中程度: HKS ハイパワースペックL II(排気効率重視、音量は中庸)
- スポーツサウンド: 柿本改 Regu.06&R(保安基準内で最大限の音量感)
- サーキット音量: Z.S.S. Attack-ST(車検非対応・競技専用)
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- レヴォーグ対応として型式・年式の適合確認済み(メーカー適合表または実装報告あり)
- Amazon掲載品で入手性が確認可能(流通経路が明確な製品のみ)
- 車検対応品を優先表示(競技用は明記のうえ紹介)
- 価格帯62,000〜165,000円の範囲(レヴォーグ用市場価格の実態に即した範囲)
- VN5・VM4それぞれの世代別に選定(世代混在でのカニバリを防止)
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失敗しやすいポイント:マフラー交換でよくある間違い
失敗例1:VM4とVMGを混同して注文する
VM4(DBA-VM4・1.6Lターボ)とVMG(DBA-VMG・2.0Lターボ)は見た目が似ていますが、エンジン型式が違うため適合品は別です。「VM4対応」の製品をVMGに取り付けようとすると、フランジ径やパイプ取り回しが合わずに取り付け不可になります。車検証の型式欄は購入前に手元で確認しておくことが先決です。
失敗例2:「車検対応」の記載だけで判断する
「車検対応」という表記は近接排気騒音と加速騒音規制への適合を示しますが、取り付け後の実測値が基準を超えるケースがあります。特に複数の社外パーツを組み合わせた場合(社外フロントパイプ+社外マフラー等)は、個別パーツが適合品でも組み合わせ状態では基準超えになる可能性があります。車検前の実測をディーラーまたは専門店に依頼することが確実です。
失敗例3:DIY取り付けで工具が不足する
リアマフラーの交換はリフトアップが必要です。ガレージジャッキとウマ(リジットラック)のみでの作業は安全上のリスクがあります。また、固着したボルトを外すためのインパクトレンチ(電動または空気圧)が実質的に必要で、手動工具のみでの作業は難易度が上がります。取り付けに自信がない場合は、カー用品店またはディーラーへの持ち込みが現実的です(工賃目安:10,000〜20,000円前後)。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事のおすすめ製品が最適ではない可能性があります。
- 改造保険の適用を維持したい方 — 社外マフラーへの交換で任意保険の適用外になる場合があります。加入している保険会社に事前確認してください。
- EJ20(VMG 2.0L)オーナー — 本記事でVMG用に確認できた製品は限られます。VMG 2.0L専用品は市場流通が少ないため、専門店への問い合わせが確実です。
- 予算70,000円未満の方 — 車検対応品でこの価格帯を下回る選択肢はほぼ存在しません。中古品を検討する場合は、適合確認と消耗度の確認を事前に行ってください。
- DIY経験がまったくない方 — 取り付け難易度は中級です。リフトアップ環境がない場合は、プロへの依頼を検討してください。
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取り付け手順と難易度の目安
レヴォーグのリアマフラー交換は、適切な工具と作業環境があれば中級者でも対応できる作業です。ただし、高温になる部位を扱うため安全確認は欠かせません。
必要な工具
| 工具 | 用途 | 代替 |
|---|---|---|
| ガレージジャッキ + リジットラック | リフトアップ | 必須(代替なし) |
| インパクトレンチ 14〜17mm | フランジボルト脱着 | メガネレンチ(固着時は難) |
| 浸透潤滑スプレー | 固着ボルト対策 | KURE 556等 |
| マフラーハンガーゴムリムーバー | ゴムハンガーの脱着 | マイナスドライバー(代用可) |
| 耐熱グリス | フランジ部のボルト再利用時 | なくても作業は可能 |
| 新品ガスケット(フランジ用) | 排気漏れ防止 | 製品に付属していない場合は別途購入 |
標準的な作業手順(リアピース交換の場合)
- エンジン完全冷却後(停車から1時間以上)に作業を開始する
- 車体をリフトアップし、リジットラックで安定させる
- 純正マフラーのゴムハンガーを外す(レヴォーグは通常3〜4箇所)
- フランジボルト(14〜17mm、通常2〜4本)を緩める。固着している場合は浸透潤滑剤を15〜30分浸透させてから作業する
- 純正マフラーを後方に引き抜く(重量5〜8kg程度、一人での作業はアシストがあると安全)
- フランジ面の旧ガスケットを取り除き、新品ガスケットをセットする
- 社外マフラーをゴムハンガーに通してから前方フランジに仮組みする
- マフラーの吊り位置・傾きを確認しながらフランジボルトを本締めする
- エンジン始動後に排気漏れがないか音と目視で確認する
- 走行後に再度各部の締まりを確認する(熱膨張後に緩む場合がある)
作業時間は慣れた状態で約1〜2時間です。初めての場合は2〜3時間を想定してください。特に固着ボルトへの対処と、ガスケット交換を丁寧に行うことが排気漏れを防ぐうえで重要です。
他社のスポーツカーのマフラー交換と比べると、例えばS660のマフラー選びではMR(ミッドシップ)レイアウトの特殊性から作業手順が大きく異なります。レヴォーグのFF/AWDレイアウトは後方アクセスが直線的で、作業難易度は標準的な部類に入ります。
プロへの依頼を検討すべきケース
以下の状況では、専門店への依頼がリスク回避の観点で合理的です。
- リフトアップ環境(2柱リフトまたはガレージジャッキ+ウマのセット)がない場合
- フランジボルトが固着していて手動工具での解除が困難な場合
- フルシステム(フロントパイプ込み)交換の場合(触媒周辺の作業は専門知識が求められる)
- 排気漏れの確認方法が分からない場合
カー用品店での工賃目安はリアピース交換で10,000〜20,000円前後です。ディーラーへの依頼は工賃が割高になる場合がありますが、適合の最終確認も兼ねて依頼する価値はあります。
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車検に関する重要な確認事項
レヴォーグ(特にVN5の2020年以降)は2010年加速騒音規制の対象です。対応する保安基準の主な数値は以下の通りです。
| 規制項目 | 基準値 |
|---|---|
| 近接排気騒音 | 96dB以下(乗用車・2010年規制以降) |
| 加速走行騒音 | 74dB以下(乗用車・2010年規制以降) |
| アイドリング騒音 | 規制なし(近接排気で代替) |
社外マフラーメーカーが「車検対応」と表記する場合、上記の保安基準数値以下であることを試験で確認しています。ただし、取り付け状態(排気管の結合部のゆるみ・他パーツとの干渉)によっては数値が変わる可能性があります。
競技用のZ.S.S. Attack-STは触媒を除去するストレート構造のため、音量・有害ガス排出の両面で保安基準を満たさず、公道使用は法令違反になります。
JASMA認定品について
マフラー選びの際に「JASMA認定品」という表記を目にする場合があります。JASMAは日本自動車スポーツマフラー協会の略称で、加速騒音規制に適合した製品に認定マークを付与しています。認定品であれば基本的に保安基準を満たしていると判断できますが、2010年規制以前に認定された製品は現行基準を満たさない場合があるため、製品ページの規制対応年式も合わせて確認することが必要です。
柿本改のRegu.06&Rシリーズはこの認定を取得しており、品質基準の面で信頼性のある指標となっています。HKSとロッソモデロも自社試験での保安基準適合を製品仕様に明記しています。
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レヴォーグのマフラー交換でよくある疑問:A vs B 直接比較
HKS vs 柿本改:どちらが上か
この2製品は価格帯・ターゲット・音量傾向が異なるため、「どちらが上か」という比較軸より「何を優先するか」で選ぶことが合理的です。
デメリットとして、HKSの「メインのみ」構成は純正リアピースとの接続部での排気漏れリスクがゼロではなく、取り付け精度が重要になります。一方、柿本改のリアピースは単品交換のシンプルな構造で、取り付け時のトラブルが起きにくいという特徴があります。
コスパの観点では両製品とも80,000〜93,000円という価格帯にあり、差額は約9,000円です。この差額に対してHKSブランドとしての安心感を評価するか、柿本改の音量感を取るかが選択の分岐点になります。
ロッソモデロ vs 柿本改:音量差はどの程度か
VN5を実際に比較したデータの公式数値は公開されていませんが、各メーカーの設計思想から推測できます。ロッソモデロは「上品なスポーツサウンド」を訴求しており、アイドリング時は純正比で穏やかな音量増加に留まります。柿本改のRegu.06&Rは「スポーツサウンドの実現」を前面に出した設計のため、より明確な音量アップが期待できます。
住宅密集地に在住で早朝・深夜に走行することが多い場合は、ロッソモデロが近隣への配慮という観点で選びやすい製品です。郊外・サーキット走行が中心なら柿本改の音量感も活かしやすくなります。
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FAQ
Q1. VN5のレヴォーグにVM4用のマフラーは取り付けられますか?
取り付けできません。VN5(CB18エンジン)とVM4(FB16エンジン)はエンジン型式が異なり、排気管の径・フランジ形状・取り回しが別設計です。VN5専用品を選ぶことが大前提で、適合表に「4BA-VN5」の記載があることを購入前に確認してください。
Q2. 車検対応のマフラーに交換しても車検に通らないことはありますか?
あります。「車検対応」の表記はメーカーが単体試験で基準値以下を確認したことを示しますが、複数の社外パーツを組み合わせた状態では基準を超えるケースがあります。また、取り付け後の排気漏れや経年劣化でも数値が変わります。車検前に専門店での実測確認を推奨します。
Q3. マフラー交換で燃費は悪化しますか?
一般的には大きな変化はありません。排気効率が改善されると燃費向上の報告もありますが、CB18エンジンはECU制御が精緻なため、マフラー単体の変更による燃費への影響は軽微です。ただし、アクセル開度が変わる(スポーツサウンドに引っ張られて踏みすぎる)ことで燃費が悪化するケースはあります。
Q4. 取り付けをカー用品店に依頼した場合の工賃はいくらですか?
一般的には10,000〜20,000円前後が目安です(リアピース交換の場合)。フロントパイプ込みのフルシステム交換の場合は20,000〜40,000円になるケースもあります。工賃は店舗・地域によって異なるため、事前見積もりを取ることを推奨します。
Q5. 柿本改のVN5用Regu.06&Rはフルシステムとリアピースのみ、どちらを選ぶべきですか?
コスト重視であればリアピースのみ(93,227円)で十分な音質変化を体感できます。フルシステム(センターパイプ込み)はさらに排気効率と音量が上がりますが、価格が164,444円と約1.7倍になります。まずリアピースで変化を確認し、必要に応じてセンターを追加するアプローチが費用対効果の観点で合理的です。
Q6. レヴォーグのマフラーはステンレス製とチタン製でどちらがよいですか?
耐久性はほぼ同等です。ステンレスの方が一般的で価格が抑えられる傾向があります。チタンは軽量(ステンレス比で約40%軽量)でサビに強い点が優位ですが、同グレードのステンレス品と比べて高価です。実用面ではステンレス製で十分な場合が多く、チタンは外観の金属色(焼き色)を好む場合の選択肢になります。
Q7. マフラー交換後にECUのリセットは必要ですか?
基本的には不要です。CB18エンジンはECUが吸排気の変化に応じて自動的に補正するため、リセットなしでも問題なく走行できます。ただし、マフラー交換後に数回のドライブサイクルを経ることで、ECUが新しい排気特性に最適化されていきます。交換直後にパワー感に違和感がある場合は、数回の走行後に再確認してください。
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まとめ:レヴォーグのマフラー選びの結論
比較した結果、目的別の選定は以下の通りです。
- コスパ重視でVN5オーナー → ロッソモデロ COLBASSO Ti-C VN5用(70,400円・車検対応)
- 音質と品質のバランスを重視 → HKS ハイパワースペックL II メインのみ VN5用(84,337円・車検対応)
- スポーツサウンドを明確に求める → 柿本改 Regu.06&R リアピース VN5用(93,227円・車検対応)
- VM4の1.6Lオーナー → ロッソモデロ COLBASSO Ti-C VM4用(82,170円・車検対応)
- サーキット・競技用途限定 → Z.S.S. Attack-ST センターパイプ(62,700円・車検非対応)
いずれの製品も、購入前に自車の型式(車検証記載)との適合確認を行うことが前提です。特にVN5とVM4/VMGでは適合品が完全に分かれるため、誤発注のリスクに注意が必要です。

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