更新日:2026年3月
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結論:ランクル300の純正タイヤサイズはグレードで2種類
ランドクルーザー300(2021年8月発売)の純正タイヤサイズは、グレードによって2種類に分かれます。上位グレードのZXのみが265/55R20(20インチ)を採用します。GX・AX・VX・GR SPORTの4グレードはすべて265/65R18(18インチ)です。
2025年3月以降のマイナーチェンジ後も、このサイズ区分に変更はありません。年式が新しくても同じグレードであれば同じサイズです。
タイヤ交換やホイール選びの前に、自分のグレードがどちらのサイズに該当するかを確認してください。グレードが分からない場合は、車検証の「型式」欄またはドアステッカーで確認できます。
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グレード別の純正タイヤサイズ一覧
スペック比較で見ると、グレード間の差はタイヤサイズとホイールサイズの2点です。
| グレード | エンジン | タイヤサイズ | ホイールサイズ | リム幅 |
|---|---|---|---|---|
| GX | 3.5L | 265/65R18 | 18インチ | 7.5J |
| AX | 3.5L | 265/65R18 | 18インチ | 7.5J |
| VX | 3.5L | 265/65R18 | 18インチ | 7.5J |
| GR SPORT | 3.5L | 265/65R18 | 18インチ | 7.5J |
| ZX | 3.5L | 265/55R20 | 20インチ | 8.0J |
| GR SPORT | 3.3D | 265/65R18 | 18インチ | 7.5J |
| ZX | 3.3D | 265/55R20 | 20インチ | 8.0J |
全グレード共通のPCDは139.7mm・6穴です。GR SPORTは専用デザインのホイールを装着します。ただし、サイズ規格は他の18インチグレードと同じです。
2021年8月〜2025年2月モデルと2025年3月以降モデルでサイズ変更はありません。年式による差異はなく、同じグレードであれば純正サイズは共通です。グレードの確認はドアステッカーまたは車検証で行えます。
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タイヤサイズ表記の読み方
数値上は、265/65R18と265/55R20の外径差は1.3mmにとどまります。
「265/65R18」の各数値の意味は以下のとおりです。
- 265:タイヤ幅(mm)
- 65:偏平率(サイドウォール高さがタイヤ幅の65%)
- R:ラジアル構造
- 18:リム径(インチ)
外径の計算式は「タイヤ幅 × 偏平率 × 2 + リム径 × 25.4」です。
265/65R18の外径:265 × 0.65 × 2 + 18 × 25.4 = 800.8mm
265/55R20の外径:265 × 0.55 × 2 + 20 × 25.4 = 799.5mm
2サイズの外径差は1.3mmです。スピードメーター誤差の許容範囲内です。設計上、ほぼ同一外径に揃えられています。
この外径を基準にインチアップ・インチダウンの可否を判断します。純正外径800mmから±3%が実用上の許容範囲です。具体的には776〜824mmの範囲に収まるサイズを選ぶことが推奨されます。
外径が大きく変化すると、スピードメーターの誤差が増加します。また、フェンダーとの干渉リスクも高まります。サイズ変更時はインチアップ計算ツール等で事前に確認してください。
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ホイール仕様(PCD・オフセット・リム幅)
全グレード共通のホイール仕様を整理しています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| PCD | 139.7mm |
| ボルト穴数 | 6穴 |
| オフセット(ET) | 60mm |
| 許容オフセット範囲 | 58〜62mm |
| ハブ径 | 106mm |
| 18インチ純正リム幅 | 7.5J |
| 20インチ純正リム幅(ZX) | 8.0J |
オフセット60mmは社外ホイール選択時の重要な数値です。許容範囲の58〜62mmを外れると、フェンダーからのはみ出しが生じます。車検に影響するため、確認が必要です。
リム幅は18インチが7.5J、ZXの20インチが8.0Jです。社外ホイールに変更する際は、適合するタイヤ幅との組み合わせを確認してください。265mm幅に対しては7.0〜9.0Jが標準的な適合範囲です。
タイヤとリム幅の組み合わせが外れると、タイヤのサイドウォールが変形します。乗り心地や耐久性に影響するため、メーカー推奨の適合幅を守ることが大切です。
社外ホイールへの交換手順や適合確認の詳細は、ランクル300のホイールPCD・オフセット早見表で整理しています。
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インチアップ・インチダウンの許容範囲
純正サイズからの変更可能範囲は、インチアップが最大24インチ、インチダウンが最小17インチです。
外径変化を純正比±3%以内に抑えることが推奨されます。純正外径800mmを基準とすると、許容外径は776〜824mmの範囲です。
インチアップ時の代表的なサイズ例は以下のとおりです。
- 22インチ:285/45R22または305/40R22(ホイール22×10.0J)
- 24インチ:285/35R24(リフトアップとフェンダー加工が必要なケースあり)
22インチへのインチアップは、純正との外径差が小さく実現しやすいサイズです。一方、24インチは車高を上げる施工との組み合わせが前提になります。
ランクル300はボディリフト・サスペンション交換のニーズが高い車種です。リフトアップ後のタイヤクリアランスや車検適合については、ランクル300のリフトアップと車検の注意点で詳しく解説しています。
インチアップを検討する際は、フェンダーのクリアランスと車高の確認が必要です。特にステアリングを切ったときのタイヤとフェンダーの接触をチェックしてください。
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空気圧の確認方法と適正値
純正指定空気圧は前後共通で230kPa(2.3bar / 33psi)です。
確認できる場所は2つあります。
- ドアステッカー:運転席ドアの開口部内側のステッカーに記載
- 取扱説明書:「タイヤの空気圧」セクションに記載
インチアップ後も純正外径を維持するサイズ選択であれば、指定空気圧230kPaをそのまま使えます。外径が大きく変わる場合は、タイヤメーカーの適合表で空気圧を再確認してください。
タイヤは自然に空気が抜けます。1ヶ月で10〜20kPaの減圧が目安です。月1回の点検と補充を習慣にすると、燃費と摩耗の均一性を維持できます。
計測タイミングはタイヤが冷えた状態(走行前)が正確です。走行直後は熱膨張で数値が高くなります。実際の管理値として使う場合は、冷間での計測が前提です。
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スタッドレスタイヤ用の適合サイズ
冬用タイヤ選択時も、純正と同じサイズを基本とします。
- 18インチグレード(GX/AX/VX/GR SPORT):265/65R18
- 20インチグレード(ZX):265/55R20、または265/65R18(18インチへのインチダウン)
ZXオーナーが冬用タイヤを用意する際、20インチのままでは選択肢が限られます。18インチへのインチダウン(265/65R18)は外径差1.3mmです。実用上の問題はなく、スタッドレスの選択肢とコストの両面で有利です。
専用ホイールを別途用意してスタッドレスをセットで保管する方法が、シーズンごとの作業を簡略化します。18インチのスチールホイールやアルミホイールとセットで購入するのが一般的です。
スタッドレスの性能を発揮できる気温の目安は7℃以下です。ランクル300は重量が重く制動距離が長くなりやすいため、早めの時期に装着することが安全面で有利です。
スタッドレスとして実績があるBRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3の265/65R18は、在庫があります(2026年3月時点)。
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よくある質問
Q1. ZXとGR SPORTでタイヤサイズが異なる理由は?
ZXは上位グレードとして20インチホイールを標準装備しています。それに合わせて265/55R20を採用しています。GR SPORTは専用デザインの18インチホイールを装着するため265/65R18です。外径はどちらも約800mmで揃えられています。
Q2. ランクル300の純正タイヤ外径は何mmですか?
265/65R18の外径は800.8mm、265/55R20の外径は799.5mmです。差は1.3mmで、設計上ほぼ同一外径に設定されています。
Q3. タイヤ交換の目安はいつですか?
残溝と年数の2軸で判断します。残溝が1.6mm以下になると車検非適合です。残溝4mm(新品比50%)を下回ったタイミングで交換を検討してください。製造から5年超で専門店での点検が推奨されます。10年超は使用状況によらず交換が推奨されます。製造年はタイヤサイドウォールの4桁数字(週数と年)で確認できます。
Q4. 265/65R18と265/55R20は互換性がありますか?
PCDとオフセットは同じ(PCD139.7・ET60)です。ただし、ホイールのリム幅が異なります。18インチ純正ホイール(7.5J)に265/55R20は装着できません。リム幅との適合確認が必要です。タイヤとホイールを同時に変更する場合は、組み合わせを事前に確認してください。
Q5. 純正タイヤのロードインデックスはいくつですか?
265/65R18は114V(ランクル300用)、265/55R20は109Vです。社外タイヤに変更する際は、純正と同等以上のロードインデックスを選択してください。ロードインデックスが下回ると積載能力が低下します。
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