更新日:2026年3月
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結論:JB23ジムニーのPCDは139.7mm・5穴・オフセット+22mm
JB23ジムニーのホイール交換やカスタムを検討すると、まず気になるのがPCD・オフセット・ハブ径の数値です。この記事では純正スペックの正確な数値に加え、年式によるハブ径の違いやオフセット変更時の影響まで解説します。
JB23ジムニーは1型〜10型まで存在し、5型を境にハブ径が異なります。ホイール購入前に、ご自身の車体番号から型式を確認してください。
JB23ジムニー 純正ホイールスペック一覧
JB23ジムニーの純正ホイールスペックは、ほぼ全グレードで共通です。以下の表にまとめました。
| 項目 | 標準グレード(XA/XC/XG/XL等) | J2グレード |
|---|---|---|
| リム径 | 16インチ | 15インチ |
| リム幅 | 5.5J | 5.0J |
| オフセット | +22mm | +22mm |
| PCD | 139.7mm | 139.7mm |
| 穴数 | 5穴 | 5穴 |
| ハブ径 | 108mm(5型〜) / 107mm(4型以前) | 108mm(5型〜) / 107mm(4型以前) |
| 純正タイヤ | 175/80R16 | 175/80R15 |
ほとんどのオーナーが該当する標準グレードは、16インチ・5.5J・+22mmという組み合わせです。J2グレードのみ15インチ仕様となっていますが、PCD・穴数・オフセットは同一です。
ここで見落としがちなのが、5型(2002年1月〜)を境にハブ径が1mm変わっている点です。4型以前は107mm、5型以降は108mmとなっており、スチールホイールの流用時にこの差が問題になることがあります。
PCD・オフセット・ハブ径とは?初心者向け解説
PCDとは
PCD(Pitch Circle Diameter)は、ホイールを車体に固定するボルト穴が並ぶ円の直径を指します。JB23ジムニーのPCDは139.7mmで、穴数は5つです。
この「5穴139.7mm」という規格は、ジムニー全世代(JA11・JA22・JB23・JB64)で共通です。ただし国産の普通乗用車ではほとんど採用されていません。そのため、他車種のホイールはまず装着できない点を覚えておいてください。ランクルやパジェロなど一部のクロカン4WDとも穴数やPCDが異なるため、流用は難しいのが実情です。
オフセット(インセット)とは
オフセットは、ホイール取り付け面がリム幅の中心線からどれだけズレているかを示す値です。JB23の純正は+22mmです。取り付け面が中心から22mm外側に寄っている状態を指します。
数値を小さく(マイナス方向に)すると、ホイールは車体の外側へ出ます。オーバーフェンダー装着車で見かける「ワイド感のある足回り」がこの効果です。なお、現在は「オフセット」ではなく「インセット」が正式名称です。数値の意味は同じで、呼び方が変わっただけと考えてください。
ハブ径(センターボア)とは
ハブ径は、ホイール中心の穴の直径です。車軸側のハブ(突起部分)にホイールを被せるように装着します。この径が合わないとホイールが正しくセンタリングされません。
JB23では5型以降が108mm、4型以前が107mmです。わずか1mmの差ですが、走行中の振動やブレにつながる場合があります。取り付けの際に注意したいのは、この差が特に高速域で顕著になる点です。
オフセット変更でどう変わる?はみ出し量の計算
ホイールのオフセットを変えると、純正位置からどれだけ外側(または内側)にタイヤが移動するかが変わります。
| オフセット | 純正比の移動量 | フェンダーとの関係 | 備考 |
|---|---|---|---|
| +22mm(純正) | 基準 | フェンダー内に収まる | そのまま使える |
| +20mm | 2mm外側 | ほぼツライチ | 車検OK |
| 0mm | 22mm外側 | はみ出し注意 | 車検ギリギリ〜NG |
| −20mm | 42mm外側 | オーバーフェンダー必要 | 片側20mm以上のフェンダー |
| −40mm | 62mm外側 | 大型オーバーフェンダー必須 | 60〜70mm幅のフェンダー推奨 |
2017年の法改正により、タイヤのゴム部分に限り10mmまでのはみ出しが許容されるようになりました。ただしホイール(金属部分)のはみ出しは依然としてNGです。オフセットを変更する場合は、装着後にフェンダーからの突出量を確認しておくと安心です。
リフトアップと同時にホイール交換を検討しているオーナーも多いでしょう。足回りの変更を考えている場合は、JB23ジムニー用リフトアップスプリングの選び方も参考になります。
JB23のハブ径問題(5型前後で1mm違う)
JB23オーナーの間で意外と知られていないのが、5型を境としたハブ径の違いです。
- 4型以前(1998年〜2002年): ハブ径107mm
- 5型以降(2002年〜2018年): ハブ径108mm
純正アルミホイールは108mm設計で統一されています。そのため、前期→後期への流用は問題ありません。注意が必要なのは純正スチールホイール(鉄チン)の流用です。4型以前の鉄チンはハブ径107mmで作られています。108mmのハブには完全に密着しません。
装着してみると一見問題なく見えます。しかし高速走行時にハンドルへ微振動が伝わるケースが報告されています。対処法としては、ハブセントリックリング(ハブリング)の装着が定番です。3〜5mm厚のスペーサーで隙間を埋める方法もあります。
中古ホイール購入時は、出品者に「ハブ径107mmか108mmか」を確認しておくとトラブルを避けられます。
足回りの整備を検討中のオーナーは、JB23ジムニーのナックルオーバーホールもあわせて確認しておくと安心です。ハブベアリングの状態がホイールの振動に影響することがあります。
Q1. JB23ジムニーのPCDは何mm?
PCD139.7mm(5穴)です。JA11やJB64など、歴代ジムニー全世代で共通の規格です。国産の普通乗用車とは互換性がないため、ジムニー専用またはクロカン4WD向けのホイールから選ぶことになります。
Q2. JB64(新型ジムニー)のホイールはJB23に使える?
PCDと穴数は同じ(139.7mm・5穴)なので、物理的には装着できます。ただしJB64の純正ホイールは「16×5.5J +20」です。オフセットが2mm異なりますが、体感としてほぼ変わらない範囲です。車検にも影響しません。ハブ径は両方とも108mmのため、5型以降のJB23なら問題なく使えます。
Q3. インチアップする場合のサイズ目安は?
ノーマル車高のJB23では、純正サイズ(175/80R16)と外径が近い組み合わせを選ぶのが無難です。2〜3インチリフトアップ車では、225/75R16や6.50R16が定番です。外径が大きくなるとフェンダーやサスとの干渉が起きやすくなります。取り付け後の確認込みで作業時間は1〜2時間を見ておいてください。
Q4. オフセット−20mmだとフェンダーからはみ出す?
純正(+22mm)から−20mmに変更すると、片側あたり42mm外側にタイヤが移動します。ノーマルフェンダーからは大きくはみ出します。オーバーフェンダーの装着が不可欠です。車検を通すには、タイヤがフェンダーから突出しない状態にする必要があります。
Q5. ハブ径が合わないホイールを装着するとどうなる?
ホイールがハブに完全に密着しないため、走行中の微振動につながります。特に高速道路でハンドルがブレるという症状が出やすくなります。ハブリングを使えば解消できるケースがほとんどです。費用は1個あたり500〜1,500円程度(税込)です。
Q6. JB23にワイドトレッドスペーサーを付けても車検は通る?
スペーサー装着後にタイヤがフェンダー内に収まっていれば、車検は通る可能性があります。ただしスペーサーの品質やボルトの締め付けトルクが不十分だと脱輪リスクがあります。信頼できるメーカーの製品を選んでください。JB23用ワイドトレッドスペーサーの記事で詳しく解説しています。
まとめ
JB23ジムニーのホイール選びでは、以下の数値が基準になります。
- PCD: 139.7mm(5穴)
- オフセット: +22mm(純正)
- ハブ径: 108mm(5型以降)/ 107mm(4型以前)
カスタムの幅を広げるならオフセットの変更が有効です。ただし、はみ出し量と車検基準は事前に確認してください。4型以前のオーナーはハブ径107mmである点に注意が必要です。ホイール購入前に、車検証の「型式」欄でご自身のJB23が何型なのかを確認しておくことをおすすめします。

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