更新日:2026年3月
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結論:デリカD5のオイル交換は5,000〜7,500kmが目安
デリカD5はガソリン車とディーゼル車でオイルの種類・量・交換サイクルが大きく異なります。特にディーゼル車(4N14エンジン)は軽油がオイルに混入しやすい構造のため、交換時期を守ることがエンジン保護のカギになります。この記事では型式ごとのオイル量・推奨粘度・DIY手順を網羅的にまとめました。
デリカD5のエンジンオイル交換時期と距離の目安
通常走行の場合
三菱自動車が定める通常走行でのオイル交換サイクルは以下の通りです。
- エンジンオイル: 7,500kmまたは6ヶ月のいずれか早い方
- オイルフィルター: 15,000kmまたは1年のいずれか早い方
オーナーの声では「5,000km前後で交換している」という方が多く、実際にはメーカー推奨よりも短い周期で管理されているケースが目立ちます。走行距離だけでなく期間も基準になる点を見落とさないようにしましょう。
シビアコンディションの場合
シビアコンディションに該当する場合は交換サイクルが短くなります。
- エンジンオイル: 5,000kmまたは3ヶ月のいずれか早い方
- オイルフィルター: 10,000kmまたは6ヶ月のいずれか早い方
シビアコンディションの判定基準は次の通りです。
- 1回の走行距離が8km以下の短距離走行が多い
- アイドリングが多い(渋滞の頻度が高い)
- 砂利道・未舗装路の走行が多い
- 山道・登降坂路の走行が多い
- 寒冷地での使用
デリカD5はアウトドア用途で使われることが多く、未舗装路の走行頻度が高いオーナーはシビアコンディションに該当しやすくなります。
他の車種も気になる方はエンジンオイル粘度・容量一覧表を参考にしてください。
オイルフィルターの交換頻度
オイルフィルターはオイル交換2回に1回の頻度で交換するのが一般的です。フィルター交換時はオイルの必要量が0.3L増えるため、購入時に合わせて確認しておくと作業がスムーズに進みます。
型式別のオイル量・推奨粘度・規格一覧
デリカD5はエンジン型式によってオイルの規格・量が異なります。間違ったオイルを使うとエンジントラブルに直結するため、自分の型式に合ったスペックを確認してから購入しましょう。
| 項目 | CV1W(ディーゼル) | CV2W(ガソリン2.0L) | CV4W / CV5W(ガソリン2.4L) |
|---|---|---|---|
| エンジン型式 | 4N14 | 4B11 | 4B12 |
| 排気量 | 2.3L ターボ | 2.0L | 2.4L |
| オイル規格 | JASO DL-1 | API SN / ILSAC GF-5 | API SN / ILSAC GF-5 |
| 推奨粘度 | 0W-30 / 5W-30 | 0W-20(純正) | 0W-20(純正) |
| オイル量(フィルター無し) | 5.6L | 4.0L | 4.0L |
| オイル量(フィルター有り) | 5.9L | 4.3L | 4.3L |
| ドレンボルトサイズ | 17mm | 17mm | 17mm |
ガソリン車は0W-20が純正指定ですが、走行距離が10万kmを超えた車両では5W-30に変更してエンジン保護性能を高めるオーナーも少なくありません。粘度を上げる場合はメーカーの許容範囲内(0W-30または5W-30)で選ぶのが安心です。
ディーゼル車で使うDL-1とは、JASO(日本自動車技術会)が定めたクリーンディーゼル車専用の規格です。DPF(排気ガス浄化フィルター)との相性を考慮した設計になっており、一般的なディーゼル用オイルとは別物です。
ディーゼル車オーナーが知っておくべきDPFとオイルの関係
ディーゼルモデル(CV1W)を所有している方は、ガソリン車とは異なるオイル管理の知識が求められます。体感として「オイルが減るどころか増える」と感じる場面もあるため、その仕組みを理解しておくことが大切です。
軽油がオイルに混入する仕組み
DPFはPM(粒子状物質)を捕集し、高温で燃焼して除去する装置です。この燃焼時にインジェクタから追加の燃料噴射(ポスト噴射)が行われます。噴射された軽油の一部がシリンダー壁面を伝ってオイルパンに落ち、エンジンオイルに混ざります。
その結果、走行を重ねるとオイル量がじわじわ増加します。三菱自動車も公式に「オイルレベルゲージのFレベルを超えないように管理すること」と注意喚起しています。
オイルレベルの確認方法
オイルレベルゲージにはFマーク(上限)とLマーク(下限)のほかに×マーク(交換目安)が刻まれています。×マークに達したら走行距離に関係なくオイル交換が必要です。確認作業はエンジン停止後5分以上経ってから行いましょう。
DL-1以外を使った場合のリスク
DL-1以外のオイルを入れると、オイル中の灰分(アッシュ)がDPFに堆積し、フィルター詰まりを起こす恐れがあります。DPFの交換は数十万円の出費につながるため、コスト面でもDL-1規格を守ることが分かれ目になります。
取り付けの際に注意したいのは、オイル劣化の体感サインです。エンジン始動時の振動が大きくなった、加速のレスポンスが鈍くなったと感じたら、距離や期間に関わらずオイルの状態をチェックしてください。
電装系のメンテナンスも気になる方はデリカD5 バッテリー交換ガイドが参考になります。
DIYオイル交換の手順と必要な工具
準備するもの
作業に入る前に以下の工具とパーツを用意しましょう。
- 17mmメガネレンチ(ドレンボルト用)
- 10mmラチェット(アンダーカバー固定ボルト用)
- オイルフィルターレンチ(66.5mm・KTC AVSA-067が定番)
- オイルジョッキ(長ノズルタイプがこぼしにくい)
- オイル受け皿(8L以上推奨)
- ペーパーウェス(多めに用意)
- クリップリムーバー(アンダーカバーのクリップ取り外し用)
- 新品ドレンパッキン(毎回交換が基本)
オイルはディーゼル車ならDL-1規格の5W-30または0W-30、ガソリン車なら0W-20を選びましょう。20Lペール缶なら3〜4回分使えてコスパが良くなります。
交換手順(8ステップ)
- エンジンを5分ほど暖機してオイルを温める
- アンダーカバーを取り外す(10mmボルト4〜5本+クリップ4個)
- オイルフィラーキャップが開くことを事前に確認する
- ドレンボルト(17mm)を緩めてオイルを排出する
- ドレンパッキンを新品に交換してボルトを締め直す(向きに注意)
- オイルフィルターを交換する場合は新品Oリングにオイルを塗布して取り付ける
- 新しいオイルをジョッキで段階的に注入する
- エンジン始動後5分ほどアイドリングし、停止後さらに5分待ってレベルゲージで確認する
作業時間は約40〜60分です。デリカD5は車高が高いため、カースロープを使わなくても潜り込める車両もあります。ただし安全のためにカースロープまたはジャッキスタンドの使用を推奨します。
作業後の重要チェック
装着してみると見落としがちなのが、エンジンルーム内のウェス置き忘れです。エンジン熱で発火する危険があるため、作業完了後はエンジンルーム内を目視で確認してください。ドレンボルト周辺からのオイル漏れも5分間のアイドリング後にチェックしましょう。
費用の比較
| 依頼先 | 費用目安 | 作業時間 |
|---|---|---|
| ディーラー | 8,000〜9,000円(税込) | 約30分 |
| カー用品店 | 6,000〜8,000円(税込) | 約30〜45分 |
| DIY | 3,000〜5,000円(税込・オイル代のみ) | 約40〜60分 |
DIYなら1回あたり3,000〜5,000円ほど節約できます。年2回交換すれば年間で6,000〜10,000円の差になります。
よくある質問
Q1. デリカD5のオイル交換にかかる費用はいくらですか?
ディーラーに依頼した場合は工賃込みで約8,000〜9,000円(税込)が相場です。カー用品店やガソリンスタンドでは6,000〜8,000円(税込)程度になります。DIYならオイル代のみで3,000〜5,000円(税込)に抑えられます。20Lペール缶を購入すれば1回あたりのコストをさらに下げられます。
Q2. ディーゼル車にガソリン車用のオイルを入れても大丈夫ですか?
使用は避けてください。ディーゼル車(CV1W)にはJASO DL-1規格のオイルが欠かせません。ガソリン車用のオイルは灰分が多く、DPF(排気ガス浄化フィルター)に堆積して詰まりを引き起こします。DPF交換は数十万円の費用がかかるため、オイル選びで妥協しないことが長期的なコスト削減に直結します。
Q3. オイルレベルゲージで見たらオイルが増えていました。異常ですか?
ディーゼル車ではDPF再生時の燃料噴射により軽油がオイルに混入し、オイル量が増加することがあります。これはディーゼル車特有の現象で異常ではありませんが、オイルレベルゲージの×マークを超えた場合はすぐにオイル交換が必要です。放置するとオイルの潤滑性能が低下し、エンジン内部の損傷リスクが高まります。
まとめ
デリカD5のオイル交換で押さえておきたいポイントは3つです。
- 交換時期: ガソリン車は7,500km/6ヶ月、ディーゼル車は5,000km/3ヶ月が目安
- オイル量: ディーゼル車(CV1W)は5.6〜5.9L、ガソリン車は4.0〜4.3L
- 規格: ディーゼル車はJASO DL-1のオイルを選ぶ
特にディーゼルオーナーは軽油の混入によるオイル増量に注意し、定期的にレベルゲージを確認する習慣をつけましょう。
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