更新日:2026年3月
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結論:ルーミーのドラレコ取り付けはDIY中級レベル
ルーミー(M900A/M910A)へのドラレコ取り付けは、フロントカメラだけなら初級です。ただし前後2カメラの場合はリア配線が加わり、中級レベルになります。
電源の取り出し方法は3パターンあります。シガーソケット接続・ヒューズボックス直結・専用カプラーオンハーネスの3つです。配線を完全に隠したいなら、ヒューズ直結かカプラーオン方式を選んでください。
この記事では、M900A/M910A固有の内装パネルの外し方から配線経路まで、数値データを交えて解説します。
ドラレコ取り付けに必要な工具と部材
取り付けに入る前に、必要な工具を揃えておくと作業がスムーズです。
必須工具一覧
| 工具 | 用途 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 内張り剥がし(樹脂製) | Aピラー・天井内張りの取り外し | 300〜800円(税込) |
| 電工ペンチ | ギボシ端子の圧着(ヒューズ直結時) | 1,000〜2,000円(税込) |
| 養生テープ | 配線の仮固定・内装の傷防止 | 200〜400円(税込) |
| 配線ガイド(1m以上) | ジャバラ内の配線通し | 500〜1,000円(税込) |
| シリコンスプレー | ジャバラ内の配線滑り改善 | 300〜500円(税込) |
電源方式別の追加部材
シガーソケット接続なら追加部材は不要です。ドラレコ付属のシガープラグをそのまま使えます。
ヒューズボックス直結の場合は、ヒューズ電源取り出しケーブル(低背ヒューズ対応)とアース線が必要です。費用は500〜1,000円(税込)程度です。
専用カプラーオンハーネスを使う場合は、M900A/M910A対応品を選びます。配線加工が不要で、カプラーに差し込むだけでACC電源と常時電源の両方を取り出せます。費用は2,000〜3,000円(税込)です。
ナビの取り付けや交換を同時に検討しているなら、配線経路が共通するため一緒に作業すると手間が省けます。おすすめのナビはルーミー ナビ おすすめで詳しく比較しています。
フロントカメラの取り付け手順
フロントカメラの取り付けは6ステップで完了します。
ステップ1:取り付け位置の決定
道路運送車両の保安基準では、ドラレコはフロントガラスの上縁から20%以内に設置する必要があります。ルーミーのフロントガラス高さは約850mmです。上端から170mm以内が取り付け可能範囲になります。
ルームミラーの裏側に隠れる位置がベストです。運転視界を妨げず、見た目もすっきりします。
ステップ2:マウントの固定
取り付け位置のガラス面を、付属のクリーナーまたはアルコールで脱脂します。両面テープ式マウントの場合、脱脂が不十分だと走行中の振動で脱落する原因になります。
気温が低い時期は、ガラス面をドライヤーで温めると粘着力が安定します。目安は表面温度20℃以上です。
ステップ3:ルーフライナー沿いの配線処理
カメラから出た電源ケーブルを、ルーフライナー(天井内張り)の隙間に押し込みます。M900A/M910Aの場合、ルーフライナーとガラスの隙間は約8〜10mmです。配線を指で押し込むだけで隠せます。
内張り剥がしを使って少し隙間を広げると、作業がしやすくなります。
ステップ4:Aピラーカバーの取り外し
配線をAピラーに沿って下ろすには、Aピラーカバーを外します。M900A/M910Aのピラーカバーは、上部2箇所のクリップで固定されています。
内張り剥がしをカバー下端に差し込み、手前に引くとクリップが外れます。エアバッグ内蔵のため、無理に引っ張らず、上側から順に外してください。
ステップ5:グローブボックス裏への配線引き込み
Aピラーに沿わせた配線を、ダッシュボード横のパネル内を通してグローブボックス裏まで引き込みます。既存のハーネスに沿わせると見た目が整います。
タイラップ(結束バンド)で2〜3箇所を固定し、走行中の異音を防止します。
ステップ6:電源の接続
電源の接続方法は、後述の「電源取り出し方法3パターン比較」で詳しく解説します。シガーソケットに差すだけなら、この手順で完了です。
天井の内張りを触る作業に慣れたら、LEDルームランプへの交換も同時に行うと効率的です。ルーミー LED ルームランプ おすすめで適合品を確認できます。
リアカメラの配線経路と取り付け方法
前後2カメラの場合、リアカメラの配線処理が作業全体の難易度を左右します。
リアカメラの設置位置
リアガラス上部の中央付近に設置します。ワイパーの拭き取り範囲内に収めると、雨天時の画質が安定します。リアガラスのヒーター線を避けて貼り付けてください。
天井内張り沿いの配線ルート
フロントカメラ本体からリアカメラへの接続ケーブルは、天井内張りの中を通します。M900A/M910Aの天井内張りは、左右いずれかのサイド沿いに配線を通せます。
助手席側を通すルートが作業しやすいです。ケーブルの長さは6〜8m必要になります。多くの前後カメラ製品には7〜9mのケーブルが付属しています。
ジャバラ部分の配線通し
リアゲートへの配線で最大の難所がジャバラ(蛇腹ゴム)です。ルーミーのジャバラ内径は約20mmで、既存ハーネスが通っています。
配線ガイドを先にジャバラ内に通し、ケーブルをテープで固定してから引き抜きます。シリコンスプレーをジャバラ内部に2〜3回吹き付けておくと、滑りがよくなり通線が楽になります。
無理に押し込むと既存配線を傷つける恐れがあります。通らない場合は一度配線ガイドだけで貫通させてください。
リアゲート内の配線固定
ジャバラを通過した配線は、リアゲート内張りの裏を通してリアカメラまで引き回します。リアゲートの内張りはクリップ6箇所で固定されています。下部から順に外します。
タイラップで2〜3箇所を固定し、ゲート開閉時に配線が挟まれないよう余長を持たせます。
角度調整
リアカメラを貼り付けたら、モニターで映像を確認しながら角度を調整します。後方車両のナンバーが読み取れる画角が目安です。
電源取り出し方法3パターン比較
ドラレコの電源は以下の3パターンで取り出せます。
| 項目 | シガーソケット | ヒューズボックス直結 | 専用カプラーオン |
|---|---|---|---|
| 難易度 | 初級 | 中級 | 初級 |
| 配線の見た目 | ケーブル露出あり | 完全に隠蔽できる | 完全に隠蔽できる |
| 費用(部材代) | 0円(付属品使用) | 500〜1,000円(税込) | 2,000〜3,000円(税込) |
| 駐車監視対応 | 非対応 | 対応可 | 対応可 |
| 作業時間 | 5分 | 20〜30分 | 10分 |
シガーソケット接続
付属のシガープラグをシガーソケットに差すだけです。配線がダッシュボード上に露出する点がデメリットです。配線を隠す作業が不要なため、お試しや一時的な使用に向いています。
ヒューズボックス直結
M900A/M910Aのヒューズボックスは、助手席足元の右側にあります。カバーを外すとヒューズが並んでいます。
ACC電源は「ACC」表示のある15Aヒューズから取り出します。低背ヒューズ用の電源取り出しケーブルを使い、既存ヒューズと差し替えます。
アースは、ヒューズボックス付近の金属ボルトに接続します。塗装面は通電しないため、ボルト部分に直接固定してください。
駐車監視機能を使う場合は、常時電源ヒューズからも別途取り出す必要があります。
専用カプラーオンハーネス
M900A/M910A対応の電源取り出しハーネスを使う方法です。オーディオ裏のカプラーに割り込ませるだけで、ACC電源と常時電源の両方が取り出せます。
配線加工が一切不要で、電工ペンチも使いません。取り外しも簡単で、車両側の配線を傷つけないのが利点です。
よくある失敗と対策
配線の挟み込み
Aピラーカバーを復旧する際に配線を挟み込む事例が多いです。カバーを戻す前に、配線を養生テープで仮固定しておくと防げます。
ジャバラに配線が通らない
配線ガイドなしで直接ケーブルを押し込むと、途中で引っかかります。配線ガイドを先に通し、ケーブルをテープで束ねてから引き抜くのが鉄則です。シリコンスプレーは2〜3回の噴霧で十分です。
GPS受信不良
金属蒸着タイプのフロントガラス(IRカットガラス)を装着した車両では、GPS信号が遮断される場合があります。ルーミーの標準ガラスは問題ありませんが、社外品に交換済みの場合は注意してください。
GPS受信が弱い場合は、外部GPSアンテナをダッシュボード上に設置する方法があります。
駐車監視で電源が切れる
シガーソケットはエンジンオフで通電が止まります。駐車監視機能を使うには、常時電源(BATT+)への接続が必要です。ヒューズ直結かカプラーオン方式で、常時電源を取り出してください。
Q1. ディーラーやカー用品店での取り付け工賃はいくらが目安?
フロントカメラのみで5,000〜8,000円(税込)、前後2カメラで10,000〜15,000円(税込)が相場です。持ち込みの場合はさらに2,000〜3,000円(税込)が加算されるケースがあります。ディーラーのほうがカー用品店より2,000〜5,000円(税込)ほど高い傾向です。
Q2. ルーミーにミラー型ドラレコは取り付けできる?
取り付けできます。M900A/M910Aのルームミラーはストレートタイプのため、ミラー型ドラレコのクランプで固定できます。12インチクラスの大型ミラー型でも干渉の報告は少ないです。ただしルームミラー自体が重くなるため、振動でずれないか取り付け後に確認してください。
Q3. 配線を完全に見えなくする方法は?
ヒューズボックス直結または専用カプラーオンハーネスで電源を取り出し、ケーブルを天井内張り・Aピラー内に通せば、車内からはほぼ見えません。フロントカメラ本体のみがフロントガラス上部に残る状態です。作業時間はフロントのみで30分、前後カメラで1〜2時間を見込んでください。
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