更新日:2026年3月
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結論:ノア 90系のPCDは114.3mm・5穴、インセットは+50が基本
ノア 90系に社外ホイールを装着したいとき、最初に確認すべき数値がPCD・穴数・インセットの3つです。装着してみると「思ったよりツラが出た」と感じるオーナーも少なくありません。「ハブリングが必要だった」という声も多く聞かれます。この記事では、グレード別の純正スペックを表にまとめました。社外ホイール選びで失敗しないインセット範囲まで、データを中心に解説します。
ノア 90系の純正ホイールスペック一覧
グレードによって標準装着のホイールサイズが異なります。まず自分の車両がどのサイズかを確認しましょう。
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | リム幅 | インセット | PCD | 穴数 | ハブ径 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| X / G | 195/65R15 | 15インチ | 6J | +50 | 114.3 | 5 | 60mm |
| S-G | 205/55R16 | 16インチ | 6J | +50 | 114.3 | 5 | 60mm |
| S-Z | 205/55R16 | 16インチ(鍛造) | 6J | +50 | 114.3 | 5 | 60mm |
| S-Z(17インチOP) | 215/45R17 | 17インチ | 6J | +40 | 114.3 | 5 | 60mm |
どのグレードでもPCD 114.3mm・5穴・ハブ径60mmは共通です。型式はMZRA90W / MZRA95W(ガソリン)とZWR90W / ZWR95W(ハイブリッド)の4種類です。ホイール適合に関しては、2WD・4WDの違いもありません。
なお、15インチ装着車と16インチ装着車ではブレーキローター径が異なります。15インチからのインチアップは16インチ以上への変更が前提です。逆に、16インチ純正車が15インチにインチダウンする場合は、キャリパーとの干渉を事前に確認してください。
タイヤサイズの詳細や銘柄の選び方はノア 90系のタイヤおすすめ記事でまとめています。
社外ホイールを選ぶときのインセット許容範囲
社外ホイールでもっとも迷うのがインセット(オフセット)の数値です。インセットとは、ホイール中心から取り付け面までの距離を示す値です。数値が小さいほどホイールが外側に出ます。以下は、フェンダーからのはみ出しを避けつつ装着できる目安です。
| ホイール径 | リム幅 | 推奨インセット | 備考 |
|---|---|---|---|
| 15インチ | 6.0J | +43〜+50 | 純正サイズに近く、選択肢が豊富 |
| 16インチ | 6.0〜6.5J | +42〜+50 | 6.5Jの場合は+45以上が安全圏 |
| 17インチ | 7.0J | +38〜+48 | ツライチ狙いなら+38〜+42付近 |
| 18インチ | 7.0〜7.5J | +38〜+48 | ローダウン併用が前提、車検に要注意 |
体感として、インセット+45前後で純正より少しツラが出る程度です。+40を下回ると見た目はワイドになりますが、フェンダーとの干渉リスクが上がります。ノア 90系はフェンダーアーチの形状がやや内側に入っています。リム幅7.5Jを超える場合はキャリパーとの接触もチェックしてください。
兄弟車のヴォクシー90系とはTNGA-Cプラットフォームを共有しています。PCD・インセットの仕様は同一です。ヴォクシーオーナーの装着実績も参考になります。ヴォクシー90系のホイールPCD・オフセット解説も合わせて確認してみてください。
ホイール交換でオーナーがつまずきやすいポイント
ハブリングは必要?
ノア 90系のハブ径は60mmです。社外ホイールの多くはハブ穴が67mmや73mmと大きめに設計されています。そのまま装着すると走行中にハンドルのブレを感じるケースがあります。オーナーの声では「高速道路でわずかな振動が出た」という報告が目立ちます。
ハブリング(60mm用)を挟めば、ホイールがハブに密着して振動を抑えられます。作業時間は約5分で、価格も4個セットで1,000〜2,000円程度(税込)です。
ナットの種類に注意
トヨタ純正ホイールは「平座面ナット」を使用しています。一方、社外ホイールの大半は「60度テーパーナット」が前提の設計です。純正ナットを社外ホイールにそのまま使うと、座面が合いません。締め付けが不十分になり、走行中の緩みにつながる恐れがあります。
ホイールを買い替えたら、ナットも合わせてテーパータイプに交換してください。M12×P1.5がノア 90系の適合サイズです。
2WDと4WDで違いはある?
ホイールスペック上の違いはありません。ただし、4WD車(MZRA95W / ZWR95W)はリアのサスペンション形状が異なります。リム幅の太いホイールを装着する場合は注意が必要です。リアの干渉チェックは4WDのほうが慎重に行ったほうが安心です。ショップでの仮合わせ時に左右とも確認してください。
車検とホイールはみ出しの最新ルール
2021年の保安基準改正で、タイヤのはみ出しルールが変わりました。フェンダー上端から前方30度・後方50度の範囲で、10mm未満のはみ出しであれば車検に通ります。ただし、この「10mm」はタイヤのゴム部分のみが対象です。ホイールのリムやスポークが1mmでもはみ出していると車検は不合格になります。
取り付けの際に注意したいのは、インセットだけでなくリム幅とタイヤ幅の組み合わせです。例えば17インチ・7J・インセット+38に215/45R17を組んだ場合を考えます。計算上はフェンダー内に収まる数値です。しかし、車高やアライメントの個体差で数mm単位のズレが生じることがあります。
体感としては、インセット+40以上を選んでおけば車検で問題になることはほぼありません。ツライチギリギリを狙う場合は、装着後にフェンダーとの隙間を実測するのが確実です。
ワイドトレッドスペーサーという選択肢
インセットが大きすぎてホイールが引っ込む場合、ワイドトレッドスペーサーで調整する方法もあります。5〜25mm程度の厚みで、取り付け面を外側にずらせます。ただし、スペーサーの厚みが20mmを超えると走行安定性に影響が出る場合があります。ハブボルトの掛かり代が不足するリスクもあるため、使用する場合は10〜15mm程度にとどめるのが安全圏です。価格帯は4枚セットで5,000〜15,000円(税込)が相場です。
よくある質問
Q1. ヴォクシー 90系とホイールは共通ですか?
はい、完全に共通です。ノア 90系とヴォクシー 90系はプラットフォーム・足回りが同一で、PCD 114.3 / 5穴 / ハブ径60mmもすべて同じ仕様です。ヴォクシー用として販売されている社外ホイールは、そのままノア 90系にも装着できます。
Q2. 80系ノアのホイールは90系に流用できますか?
80系ノアもPCD 114.3 / 5穴なので、ボルトパターンは一致します。ただし、80系の純正ホイールはインセット+50〜+55が多めです。90系に装着するとやや内側に引っ込んだ見た目になります。サイズが合えば物理的には取り付けできます。ただし、デザインの年代差が気になるオーナーもいます。事前に仮合わせしてから判断してみてください。
Q3. インセット+35のホイールは装着できますか?
取り付け自体はできますが、フェンダーからのはみ出しリスクが高くなります。リム幅7Jの場合、+35だと純正比で約15mm外側にホイールが出る計算です。ノーマル車高では車検不適合になる可能性が高いです。ローダウンとワイドフェンダーの組み合わせが前提になります。一般的な街乗り用途であれば+38以上を選ぶのが無難です。
Q4. ノア 90系に18インチは装着できますか?
装着自体は問題なくできます。18インチ・7.0〜7.5J・インセット+38〜+48の範囲が目安です。タイヤ外径を純正に近づければメーター誤差も抑えられます。ただし、扁平率が低くなる分、乗り心地は硬くなります。段差での突き上げが増えるため、家族でミニバンとして使う場合は17インチまでにとどめるオーナーが多い印象です。

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