【ランクル70】ホイールおすすめ6選|PCD150対応・車検OK・予算別に比較【2026年版】

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ランクル70 ホイールおすすめ6選

更新日:2026年3月

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目次

結論:ランクル70のホイール選びはPCD150対応と用途で決まる

結論コスパ重視→WEDS ジムライン TYPE2/王道カスタム→ブラッドレーV/最高品質→RAYS TE37XT LTD
価格帯27,000〜56,400円/本(税込)
適合GDJ76W(2023〜)/ GRJ76K(2014-15)・PCD150・5H・16インチ
取り付け難易度初級(ジャッキアップ+レンチ、1本あたり15〜20分)
車検JWL / JWL-T規格適合品を選べば問題なし

ランクル70のホイール交換を検討する理由は3つに集約されます。純正16×7Jからのサイズアップによる走破性の向上が1つめです。マットブラックやガンメタへのカラーチェンジで外観を変えたいという動機が2つめ。そして鍛造ホイールへの交換で足回りを軽量化するのが3つめです。

ただし、ランクル70はPCD150という特殊な規格を採用しています。PCD150とは、ボルト穴の配置円直径が150mmという意味です。一般的な国産車のPCD114.3やジムニー系のPCD139.7とは互換性がありません。そのため選択肢が限られるのが実情です。

比較した結果、予算と用途に応じて3パターンが有力な選択肢になります。コスパの観点では約27,000円/本のWEDS ジムライン TYPE2が頭一つ抜けた存在です。定番のカスタムスタイルを求めるなら約38,000円/本のブラッドレーVが揺るぎない選択といえます。品質最優先なら約56,400円/本のRAYS TE37XT LTDが候補に入ります。

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ランクル70の純正ホイールスペックと社外品の適合基準

型式による適合差あり — GDJ76WとGRJ76Kでリム幅が異なります

ホイール選びで最初に押さえるべきは純正スペックです。再再販モデル(GDJ76W・2023年〜)の純正アルミは16×7Jです。PCDは150mm、5穴、インセット0mmとなっています。タイヤサイズは265/70R16です。

復刻バンモデル(GRJ76K・2014-15年)の純正は16×5.5Jと、やや細いリム幅です。GRJ76Kオーナーが8.0Jのホイールに交換する場合は、インナーフェンダーとの干渉チェックが欠かせません。

社外ホイールの標準サイズは16×8.0J、PCD150、5穴です。インセットは0〜-25mmの範囲が一般的です。純正より1J幅広になることで、タイヤの接地面が広がります。安定感が増す構造になっています。

ハブ径は110mmです。社外ホイールのセンターボアが110mm以上であることを確認してください。110mm未満の場合は装着できません。

PCD150が特殊な理由と注意点

PCD150を採用している国産車はランドクルーザーシリーズに限定されます。具体的には70系、80系、100系、200系、300系が該当します。トヨタの一部大型SUV以外では採用例がほぼありません。

この特殊性が意味するのは、量販店の店頭在庫では対応製品が見つかりにくいという点です。PCD114.3やPCD100のホイールは装着不可のため、購入前の規格確認が欠かせません。

ナットの互換性について

ランクル70の純正ラグナットは特殊形状を採用しています。ナットサイズはM14×P1.5です。社外ホイールに交換する場合、大半の製品ではテーパーナット(21mm HEX)への交換が求められます。

例外はJAOS VICTRON TRIBE 70のみです。このホイールだけはトヨタ純正ナットがそのまま使える設計になっています。他の5製品についてはナットの別途手配を忘れないようにしてください。

ナット代は1台分(20個)で7,000〜10,000円程度です。背面スペアまで含めると25個分で9,000〜13,000円前後になります。

ホイール選びの比較軸と選定基準

本記事のおすすめ選定基準

本記事では以下の基準で製品を選定しています。

  • PCD150・5H・16インチ対応(GDJ76W / GRJ76K 適合確認済み)
  • リム幅8.0J・インセット0mm設定あり(最も汎用性が高いサイズ)
  • 税込25,000〜60,000円/本の実売価格帯
  • 国内正規流通品で入手性が安定(メーカー公式またはタイヤ専門店で購入可能)
  • JWL / JWL-T規格適合(乗用車/トラック用の車検対応規格)

比較の軸は5つです。価格、デザイン、重量、インセット設定、ナット互換性の順に各製品を評価しています。

ランクル70おすすめホイール6選を比較

製品名メーカー参考価格(税込/本)サイズインセット特徴
ブラッドレーV4×4エンジニアリング38,000〜41,800円16×8.0J0 / -25定番5本スポーク・5色展開
VOLK RACING TE37XT LTDRAYS56,400円〜16×8.0J0GDJ76専用設計・鍛造1ピース
ジムライン TYPE2WEDS27,000円〜16×8.0J0コスパ最優秀・シンプルデザイン
VICTRON TRIBE 70JAOS37,000円〜16×8.0J0純正ナット対応・唯一の互換設計
XTREME-J XJ05MLJ31,000円〜16×8.0J0ビードロック風・マット仕上げ
DEAN CROSS COUNTRYCRIMSON31,000円〜16×8.0J0レトロクラシカル・2色展開

6製品を比較した結果を整理します。コスパではWEDS ジムラインが約27,000円/本で最安値です。デザインの定番度ではブラッドレーVがリードしています。性能面ではRAYS TE37XTが鍛造の優位性を持ちます。

価格帯ごとに見ると、3万円未満はジムラインのみ。3万円台はXJ05、DEAN CC、JAOS TRIBEの3製品が競合しています。4万円台はブラッドレーVが独占。5万円超はTE37XT LTDのみという構図です。予算が決まっている場合は、価格帯で候補を絞るのが効率的な選び方です。以下、各製品を詳しく見ていきます。

ブラッドレーV — ランクル定番の5本スポーク

4×4エンジニアリングが製造するブラッドレーVは、ランドクルーザーオーナーの間で最も支持されているホイールです。シンプルな5本スポークデザインが特徴になっています。ランクル70の無骨なボディラインとの調和が、人気の理由です。

スペックと価格

  • サイズ: 16×8.0J PCD150 5H
  • インセット: 0mm(フロント向き)/ -25mm(リア向き)
  • カラー: パールホワイト / スーパーブラック / ガンメタリック / ブロンズ / マットブラック
  • 参考価格: 38,000〜41,800円/本(税込)
  • 製法: 鋳造
  • 重量: 約11.5kg/本

ブラッドレーVを選ぶ理由は3つあります。第一に、インセット0mmと-25mmの2種類が用意されている点です。フロントに0mm、リアに-25mmを組み合わせることで前後で異なるツラ面を実現できます。この前後インセット違い装着はランクル70カスタムの定番手法です。

第二に、5色のカラー展開でボディカラーに合わせた選択ができます。サンドベージュのボディにはブロンズ、ホワイトのボディにはスーパーブラックが人気の組み合わせです。

第三に、2014年の復刻版時代から続く装着実績の豊富さです。オフロード走行での耐久性レポートも多数蓄積されています。タイヤショップでの取り扱い実績も十分にあるため、フィッティングの相談がしやすい点も見逃せません。

デメリットとして、人気ゆえの品薄傾向が挙げられます。とくにスーパーブラックとマットブラックは在庫が流動的です。注文から納品まで2〜3か月待ちになるケースも報告されています。4本+背面スペアの計5本を一度に揃えるなら、早めの発注が得策です。

ホイール交換と同時にリフトアップを検討するオーナーは少なくありません。足回りのトータルカスタムを考えている場合はランクル70のリフトアップキットおすすめもあわせて参考にしてみてください。インチアップとリフトアップの組み合わせでは、フェンダーとのクリアランスが変わるため同時検討が合理的です。

なお、ブラッドレーVには上位モデルの「ブラッドレー フォージド匠」も存在します。こちらは鍛造1ピース製法で約73,000円/本とさらに高価格帯です。ブラッドレーVのデザインが好みで、かつ鍛造の軽さも求めるなら選択肢に入ります。ただし入手難易度はさらに高いため、在庫を見つけたら即決する覚悟が要ります。

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RAYS VOLK RACING TE37XT LTD — GDJ76専用設計の鍛造ホイール

RAYSが展開するVOLK RACINGブランドのTE37XT LTDは、再再販ランクル70(GDJ76)のために専用設計された鍛造1ピースホイールです。モータースポーツ由来の鍛造技術をオフロード向けに転用した製品になっています。

スペックと価格

  • サイズ: 16×8.0J PCD150 5H
  • インセット: 0mm(1サイズのみ)
  • カラー: デザートイエロー / マットガンブラック
  • 製法: 鍛造1ピース
  • 参考価格: 56,400円〜/本(税込)

TE37XTを選ぶ理由は性能面に集中しています。鍛造製法による軽量化は、ばね下重量の低減に直結します。ばね下が軽くなるとサスペンションの追従性が改善します。オフロードでの走破性と舗装路での乗り心地の双方に好影響が出る構造です。

数値上、鍛造ホイールは同サイズの鋳造製品に比べて1〜2kg/本ほど軽い傾向にあります。4本で4〜8kgの差は、長距離走行での疲労軽減やブレーキの効きに関わるポイントです。とくに高速道路での直進安定性や、ブレーキペダルの踏み始めのレスポンスに違いが出やすい領域です。

RAYSは三重県に本社を置く国内ホイールメーカーです。TE37シリーズはサーキット向けの軽量ホイールとして知名度があります。そのオフロード派生であるTE37XTは、レーシング技術をランクル70向けに最適化した製品です。鍛造の品質管理基準がサーキットユースと共通のため、耐久性への信頼度は高い水準にあります。

デザートイエローのカラーリングは、ランクル70のサンドベージュやベージュ系ボディと相性を計算して設定されました。マットガンブラックはブラック系やホワイト系のボディに合わせやすい配色です。2色とも落ち着いたトーンで、オフロード走行時の傷が目立ちにくい点も実用面の強みです。

デメリットとして、56,400円/本という価格がカギになります。4本で225,600円、背面スペアも含めた5本では282,000円以上の投資です。予算配分の優先順位を明確にする場面がこの価格帯では生まれます。

もう1つの制約は、インセットが0mmの1サイズのみという点です。前後でインセットを使い分けたいオーナーには、ブラッドレーVのほうが自由度で勝ります。

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WEDS ジムライン TYPE2 — コスパ重視のクラシカルデザイン

WEDSが展開するジムライン TYPE2は、約27,000円/本の価格帯で6製品中最もリーズナブルです。クラシカルな6本スポークのデザインがランクル70のヘリテージ感と調和します。

スペックと価格

  • サイズ: 16×8.0J PCD150 5H
  • インセット: 0mm
  • カラー: マットブラック
  • 製法: 鋳造
  • 参考価格: 27,000円〜/本(税込)

コスパの観点では、5本購入しても135,000円前後に収まる計算です。ブラッドレーVの5本分(約190,000〜209,000円)と比較すると55,000〜74,000円の差額が発生します。この差額をタイヤやリフトアップキットに回すという選択も合理的です。

WEDSは国内ホイールメーカーとして長い歴史を持っています。ジムラインシリーズはSUV・クロカン向けに特化したラインナップです。JWL-T規格に適合しているため、車検面での不安もありません。

同じトヨタのランドクルーザーシリーズで比較すると、ランクル300のホイールおすすめではPCD150対応の選択肢がより豊富になっています。ランクル70とランクル300はPCDが共通のため、一部ホイールに互換性がある点も参考情報として覚えておいてください。

デメリットとして、カラー展開がマットブラック1色に限られます。ホワイトやガンメタを検討しているオーナーには選択肢になりません。また、鋳造製法のため重量面ではRAYS TE37XTに及ばない点も事実です。

ただし、27,000円/本という価格設定は他製品の追随を許さない水準です。「まずは手頃な社外ホイールで雰囲気を変えたい」という動機であれば、最初の1セットとして選んで損のない製品といえます。

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JAOS VICTRON TRIBE 70 — 純正ナット対応で交換が容易

JAOSが製造するVICTRON TRIBE 70は、ランクル70の純正ラグナットがそのまま使える唯一の社外ホイールです。ナットの追加購入が不要な点が、他製品との明確な差別化ポイントになっています。

スペックと価格

  • サイズ: 16×8.0J PCD150 5H
  • インセット: 0mm
  • ナット: トヨタ純正ハブナット対応
  • 製法: 鋳造
  • 参考価格: 37,000円〜/本(税込)

JAOS TRIBE 70を選ぶ理由は、ナット互換性に集約されます。他の5製品ではテーパーナット(M14×P1.5・21mm HEX)への交換が求められます。ナット代は1台分(20個+スペア5個)で9,000〜13,000円です。つまりTRIBE 70はナット代を差し引くと実質コストが下がる仕組みになっています。

JAOSはランクル向けパーツの開発実績が豊富なメーカーです。バンパー、サスペンション、スキッドプレートなど多数のランクル70用製品をラインナップしています。JAOSブランドでパーツを統一したいオーナーにとっては、トータルコーディネートの観点で選ぶ理由が明確です。

デザインは無骨な5スポークタイプです。主張が控えめなぶん、タイヤのホワイトレターやボディのカスタムを引き立てる脇役として機能します。「ホイール単体の個性よりも全体のバランスを重視する」という考え方のオーナーに向いた製品です。

デメリットとして、サイズ展開がインセット0mmの1種類のみに限られます。前後で異なるインセットを使いたい場合は、ブラッドレーVが候補に上がります。また、カラー展開も限定的なため、色の好みが合わない場合は他製品を検討してください。

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MLJ XTREME-J XJ05 — ビードロック風でワイルドな印象

MLJのXTREME-J XJ05は、ビードロック風の外周リングデザインが特徴のホイールです。艶消しのマット仕上げが施されています。ランクル70のワイルドな雰囲気を強調したい場合に向いた選択です。

スペックと価格

  • サイズ: 16×8.0J PCD150 5H
  • インセット: 0mm
  • カラー: マットブラック(艶消し)
  • 製法: 鋳造
  • 参考価格: 31,000円〜/本(税込)

5スポークに外周リングを組み合わせたデザインは、オフロード系カスタムの定番です。実際のビードロック機構は搭載していません。しかし見た目のインパクトは6製品の中でも際立ったものがあります。

価格は31,000円/本で、ブラッドレーVより約7,000円低い設定です。5本購入時の総額は約155,000円になります。予算3万円台前半/本のオーナーにとってはバランスの取れた選択です。

ホワイトレタータイヤとの組み合わせが人気のスタイルです。BFグッドリッチ KO2のホワイトレターとXJ05のマットブラックの対比は、見た目の存在感を大きく高めます。

デメリットとして、PCD150版の供給が安定しない時期がある点に注意してください。PCD139.7版(ジムニー向け)は在庫が豊富ですが、PCD150版はメーカー在庫を確認してから発注するのが確実です。

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CRIMSON DEAN CROSS COUNTRY — レトロクラシカルな表情

CRIMSONのDEAN CROSS COUNTRYは、アメリカンヴィンテージを意識したレトロクラシカルデザインのホイールです。丸みを帯びたスポーク形状が、ランクル70の歴史あるボディと相性のよい製品です。

スペックと価格

  • サイズ: 16×8.0J PCD150 5H
  • インセット: 0mm
  • カラー: マットブラック / マーガレットホワイト
  • 製法: 鋳造
  • 参考価格: 31,000円〜/本(税込)

2色のカラー展開がこの製品の強みです。マーガレットホワイトはランクル70のベージュ系ボディに合わせたクラシカルスタイルで支持されています。マットブラックはどのボディカラーにも合わせやすい万能色です。

レトロなデザインは、1980〜90年代のランクル70を彷彿とさせる雰囲気を演出します。「新車だけどヴィンテージ感を出したい」というニーズに応える数少ない選択肢といえます。

価格は31,000円/本でXJ05と同水準です。5本で155,000円前後の予算感になります。ブラッドレーVの約190,000円と比較すると35,000円ほどの差額です。

デメリットとして、PCD150版はタイヤ専門店での取り寄せが基本となります。Amazon等の通販サイトでは、PCD139.7版(ジムニー等向け)が多く流通しています。購入時にはPCD150指定を確認してください。

また、スポーク形状の好みは分かれるところです。直線的なスポークを好むオーナーにはブラッドレーVやXJ05のほうが合います。

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純正ホイールと社外ホイールの比較

純正と社外の選択は、コストと目的のバランスで判断が分かれます。それぞれの特性を整理してみましょう。

純正ホイール(16×7J)を維持する3つの利点

第一に、メーカー保証の範囲内で使用できる安心感があります。第二に、下取り時の査定に影響しにくい点です。第三に、ナット交換が不要なため追加コストがゼロです。

走行性能面でも、メーカーが車両全体のバランスを考慮して設定したサイズです。燃費やハンドリングに想定外の変化が起きにくい設計になっています。

社外ホイール(16×8.0J)に交換する3つの利点

第一に、幅広タイヤの装着による接地面積の拡大です。8.0J幅なら265/70R16〜285/75R16の範囲でタイヤ選択の自由度が広がります。第二に、デザイン性の向上です。マットブラックやガンメタのホイールは外観の印象を大きく変えます。第三に、鍛造製品を選べばばね下の軽量化が実現します。

コスト比較

社外ホイール5本+テーパーナット25個で15万〜30万円の投資になります。下取り時には純正ホイールに戻すのが査定上の定石です。そのため純正ホイールは保管しておくのが得策といえます。保管にはタイヤラック(5,000〜10,000円程度)があると便利です。

予算別のモデルケースを示しておきます。最低限の投資で済ませたい場合は、ジムライン TYPE2(5本135,000円)+テーパーナット25個(約10,000円)で合計145,000円前後です。定番カスタムを目指すなら、ブラッドレーV(5本190,000〜209,000円)+ナット(約10,000円)で200,000〜219,000円です。最上位の鍛造を選ぶなら、TE37XT LTD(5本282,000円)+ナット(約10,000円)で292,000円前後になります。

ホイール選びで失敗しやすいポイント3つ

PCD間違い — 139.7と150は互換性がない

最も多い失敗は、PCD139.7のホイールを間違えて購入するケースです。ジムニー(JB64/JB74)やハイラックスはPCD139.7を採用しています。見た目が似たオフロード系ホイールが多く流通しているため混同しやすいのが現状です。

ランクル70はPCD150のため、PCD139.7では装着できません。購入前に「PCD150」「5H-150」の表記を確認してください。通販サイトでは同一商品ページにPCD違いが混在している場合もあるため、カート投入前の最終確認を怠らないようにしましょう。

インセット不適合によるフェンダーはみ出し

インセット-25mmのホイールを装着すると、純正の0mmに比べて片側25mmほどタイヤが外に出ます。フェンダーからのはみ出しは車検不合格の原因です。

対策としては、オーバーフェンダーの装着やフェンダーモールの追加があります。ただし追加費用が発生します。オーバーフェンダーの取り付け費用は部品代込みで30,000〜80,000円前後です。フェンダーモールは5,000〜15,000円程度で収まります。車検対応の観点では、インセット0mmを選ぶのが最も手堅い判断です。

なお、2017年の保安基準改正により、タイヤのはみ出し10mm以内は許容されるようになりました。ただしホイール本体のはみ出しは従来どおり不可です。インセット-25mmの場合はホイール自体がフェンダーラインを超える可能性が高いため、対策なしでの車検通過は困難です。

ナット互換性の見落とし

前述のとおり、純正ラグナットは特殊形状です。JAOS VICTRON TRIBE 70以外はテーパーナット(M14×P1.5)への交換が求められます。ナットなしでホイールだけ購入すると、届いても装着できない事態に陥ります。ホイールとナットはセットで手配するのが鉄則です。

車検注意:JWL / JWL-Tマーク未刻印のホイールは車検不合格になる場合があります

購入前に確認すべき注意点

以下に該当する場合は、この記事の製品が最適ではない可能性があります。

  • GRJ76K(復刻バン・5MT)オーナー — 再再販GDJ76W(6AT)とはリム幅の推奨値が異なります。GRJ76Kの純正は16×5.5Jのため、8.0Jへの変更時にはインナーフェンダーとの干渉を事前確認してください。
  • リフトアップ済み車両のオーナー — リフト量によってはインセットの再検討が要ります。2インチ以上のリフトアップではフェンダーとの位置関係が変化します。ショップでのフィッティング確認を推奨します。
  • DIY経験がまったくない方 — ホイール交換自体は初級作業です。ただしトルクレンチによる規定トルク(110〜120N・m)での締め付けが欠かせません。工具未所持の場合はタイヤ専門店での交換依頼(工賃1本2,000〜3,000円前後)も検討してください。
  • 車検までの期間が短い方 — インセット-25mmや17インチ以上への変更はフェンダーとの干渉リスクがあります。車検前にはインセット0mmの16インチに戻す、またはショップで車検対応を確認してからの購入をおすすめします。

タイヤとの組み合わせガイド

ホイール選びと同時に検討したいのがタイヤです。16×8.0Jホイールとの相性がよいタイヤサイズと銘柄を整理します。

265/70R16 — 純正サイズの安心感

純正タイヤサイズそのままで、ホイールだけ交換するパターンです。車検やスピードメーター誤差の心配がありません。8.0Jホイールでも問題なく装着できるサイズです。

定番銘柄はヨコハマ ジオランダー A/T G015です。オールテレーンタイプで、舗装路とダート路面の両方に対応します。BFグッドリッチ All-Terrain T/A KO2も根強い人気があります。ホワイトレターの存在感はマットブラックホイールとの対比で映えます。

285/75R16 — 大径化でワイルドに

タイヤ外径を約30mm大きくするサイズ変更です。見た目のボリュームが増し、最低地上高も15mmほどアップします。ただし、フェンダーとの干渉チェックが欠かせません。リフトアップ併用が前提のサイズ感です。

スピードメーターの誤差が約4%発生するため、車検前にはメーター補正またはサイズ戻しが求められます。

LT235/85R16 — マッドテレーン派の選択

幅を狭く、扁平率を高くしたサイズです。泥濘地では細いタイヤのほうが接地圧が高くなります。路面を掘り下げて進む走破性が期待できるのがこのサイズの利点です。マッドテレーンタイヤとの組み合わせが基本になります。

タイヤ交換時の追加費用の目安

タイヤ交換にかかる工賃の目安も把握しておきましょう。タイヤ持ち込みの場合、1本あたり2,500〜4,000円前後が相場です。16インチの場合4本で10,000〜16,000円の工賃です。タイヤとホイールのセット購入なら、組み込み済みで配送してくれるショップもあります。その場合は取り付けのみの工賃(1本1,500〜2,500円)で済むケースもあります。

バランス調整費は1本あたり500〜1,000円が目安です。廃タイヤ処分料は1本300〜500円程度です。合計すると、タイヤ交換にまつわる諸費用は4本で15,000〜25,000円前後を見込んでおくと安心です。

ランクル70ホイールのよくある質問

Q1. PCD150のホイールはなぜ種類が少ないのか

PCD150を採用している国産車はランドクルーザーシリーズに限られるためです。市場規模が小さく、メーカーが新製品を投入する頻度が低い構造になっています。逆に、PCD150対応の製品はランクル専用設計のものが多いです。フィッティング精度は高い傾向にあります。

Q2. 17インチや18インチのホイールは装着できるのか

装着自体は可能です。モデリスタの純正オプションには18インチ設定(8J-18 PCD150 インセット0)が存在します。ただし17インチ以上はタイヤの扁平率が下がります。オフロードでの衝撃吸収性が低下するトレードオフがある点を理解したうえで選んでください。16インチがオフロード走行も考慮した場合のバランスの取れたサイズです。

Q3. 社外ホイールに交換する際、ナットの変更は求められるのか

JAOS VICTRON TRIBE 70以外は、テーパーナット(M14×P1.5・21mm HEX)への交換が求められます。純正の特殊形状ナットは社外ホイールのナット座面と形状が合いません。そのまま使うとホイールの固定が不安定になるためです。テーパーナットは1台分(20〜25個)で9,000〜13,000円前後になります。

Q4. タイヤとのセットで考えるとどの組み合わせが定番か

16×8.0Jホイールとの組み合わせで支持が厚いのは265/70R16のオールテレーンタイヤです。ヨコハマ ジオランダー A/T G015やBFグッドリッチ All-Terrain T/A KO2が人気の銘柄です。マッドテレーン派にはLT235/85R16サイズでの装着例もあります。

Q5. 背面スペアタイヤのホイールも交換すべきか

見た目の統一感を重視するなら5本すべて同じホイールに揃えるのが理想です。ただし背面のみ純正ホイールのまま残すオーナーも少なくありません。背面スペアまで交換すると、ブラッドレーVで約4万円、TE37XTで約5.6万円の追加コストが発生します。コスト優先なら背面は純正のまま残す選択も合理的です。

Q6. 中古ホイールを購入する際の注意点は何か

PCD150ホイールは中古市場でも流通量が限られます。確認すべきポイントは3つです。ガリ傷やクラックの有無が1つめ。JWL/JWL-Tマークの刻印確認が2つめ。ハブリングの有無が3つめです。ランクル70のハブ径は110mmのため、ハブリング付き出品の場合は内径の適合を確認してください。

まとめ:用途と予算で選ぶランクル70ホイール

ランクル70のホイール選びは、PCD150という特殊規格への対応が前提条件です。そのうえで用途に応じた製品選択が判断のカギになります。6製品を比較した結論として、すべての製品がJWL/JWL-T規格に適合しており、車検面での差はありません。差が出るのは価格、デザイン、重量、ナット互換性の4点です。

比較した結果をまとめると、予算別の判断基準は以下のとおりです。

  • 3万円以下/本 — WEDS ジムライン TYPE2(約27,000円)がコスパの観点で唯一の選択肢になります
  • 3〜4万円台/本 — ブラッドレーV(約38,000〜41,800円)またはJAOS TRIBE 70(約37,000円)が候補です。ナット交換を避けたいならJAOS、カラーとインセットの選択肢を重視するならブラッドレーVが有利です
  • 5万円超/本 — RAYS TE37XT LTD(約56,400円)が鍛造による軽量化と専用設計の精度でリードしています

いずれの製品でも、PCD150の確認、ナットの手配、JWL/JWL-Tマークの確認が購入前の3大チェック項目です。この3点を押さえておけば、ホイール選びの失敗リスクを大幅に減らせます。

購入先の選択肢としては、タイヤ専門店(フジ・コーポレーション、クラフト等)での店頭購入が安心です。試着やフィッティング確認ができるうえ、組み換え・バランス調整も同時に依頼できます。通販で購入する場合は、PCD150の確認を徹底してください。受け取り後は100km走行後にナットの増し締めを行うのが安全運用の基本です。

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