更新日:2026年3月
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GR86のシートカバー選びで失敗しないために
GR86のシートに合うカバーを探していると、思わぬ落とし穴があります。GR86(ZN8系)はスポーツカーらしいシート形状を採用しており、汎用品をそのまま購入すると「形が合わない」「バケット部分が浮く」といったトラブルが起きやすいのです。
装着してみると、シートの肩部分がもり上がっているバケット形状には、専用品か「スポーツシート対応」と明記された製品でないとフィットしません。購入前に適合表を確認することが大切です。
この記事では、Amazon で入手できるGR86対応シートカバーを実際の製品情報をもとに紹介します。価格帯は約¥5,000〜¥33,000と幅広く、用途・グレード・素材の好みに合わせて選べます。
この記事を読むとわかること
- GR86(ZN8)に合うシートカバーの選び方
- スポーツシート対応品と汎用品の違い
- 予算別製品7選と取り付け難易度
- Clazzioなど定番ブランドのGR86対応状況
GR86シートカバー比較表
装着してみると、製品によってフィット感・素材・価格のバランスが大きく異なります。まず全体像を把握するために比較表をご覧ください。
| 製品名 | 価格(税込) | 適合 | 素材 | 取り付け難易度 | 前後席 |
|---|---|---|---|---|---|
| モーメント スポルティボ | ¥29,000 | ZN8/ZD8専用 | PVCレザー | ★★★☆☆ | 前席のみ |
| オートウェア GR86/BRZ専用 | ¥33,000 | ZN8専用 | PVCレザー | ★★★☆☆ | 1台分 |
| ALEGAN ZN8/ZD8全席 | ¥29,800 | ZN8/ZD8専用 | PUレザー エンボス | ★★★☆☆ | 全席 |
| chingozu GR86専用レザー | ¥9,980 | GR86専用 | PUレザー | ★★☆☆☆ | 前席のみ |
| kuudeal ZN8系 スポーツ対応 | ¥8,999 | ZN8系 | ファブリック系 | ★★☆☆☆ | 前席のみ |
| KUNGKIC メッシュ | ¥4,899 | ZN8/ZD8専用 | メッシュ | ★★☆☆☆ | 前席のみ |
| Clazzio ライン(ZN6用) | ¥18,355 | ※旧型ZN6のみ | PVCレザー | ★★★☆☆ | 全席 |
※価格は2026年3月時点。最新価格はリンク先でご確認ください。
GR86オーナーが直面するシートの悩み
GR86は走りに特化したスポーツカーです。純正のシートは形状・素材ともにドライビングを意識した作りになっており、それゆえにシートカバーを選ぶ際に特有の難しさがあります。
オーナーの声では「サーキット走行や峠道で汗をかいて、シートに染み込むのが気になる」という声が多く聞かれます。スポーツ走行をする車だからこそ、シートの汚れや傷みが早くなりがちです。サーキット1回でシートの汗染みが広がり、臭いが気になってきたというケースも珍しくありません。
また、GR86のRZグレードに装備されるバケットシートは、ホールド性の高い肩部分がせり出した形状をしています。体感として「汎用シートカバーを試したら、肩部分が浮いてしまって見た目が悪くなった」というケースも少なくありません。汎用品の購入で後悔しないためにも、GR86専用品か「スポーツシート対応」の明記がある製品を選ぶことが大切です。
経年によるシートの色あせや表皮の劣化も、GR86オーナーがシートカバーを検討するきっかけのひとつです。純正シートの補修パーツは割高になる場合があり、カバーで保護しておくことで長期間シートのコンディションを維持しやすくなります。
さらに後部座席については、GR86は2+2シーターと呼ばれる小さな後席を持ちますが、実用的な乗車スペースはほとんどなく、荷物置き場として使うことが多いです。前席のみのカバーで十分な場合がほとんどで、コストを抑える選択肢として検討する価値があります。
GR86(ZN8系)での内装カスタムを検討中の方は、関連記事のGR86 カーナビ・ハーネス選びのポイントも参考にしてください。
ZN8 GR86のシート構造と選ぶ前に知っておきたいこと
GR86(ZN8系)は2021年10月から販売されているトヨタとスバルの共同開発モデルです(スバル版はBRZ・ZD8系)。グレードはRC・SZ・RZの3種類があり、シート形状がグレードによって異なります。
グレード別シート構成
- RC(レーシングコンセプト): 標準ファブリックシート。スポーツカーの素性を持ちながら、装備を絞ったベースグレード。価格が抑えられているため、カスタムベースとして人気がある
- SZ: 標準シート(RCと同様の基本形状)。内装の質感はRCより上で、快適装備が充実する
- RZ: スポーツシート(バケットタイプ)。肩部分のサポートが高く、体を包み込む形状。走行時のホールド性が高い分、シートカバーの選択肢が限られる
取り付けの際に注意したいのは、RZのバケットシートです。「スポーツシート対応」と明記された製品でないと、肩サポート部分のカバーが浮いてしまい、見た目がきれいに仕上がりません。購入前に製品の適合表でRZ対応かどうかを確認してください。
エアバッグについても確認が必要です。GR86の運転席・助手席シートにはサイドエアバッグが内蔵されており、エアバッグ対応のシートカバーでないと、万が一の際に正常に展開しない可能性があります。信頼性の高い製品を選ぶ際は、エアバッグ対応の記載があるものを優先してください。
ZN8とZN6の違い(購入時の最重要チェックポイント)
GR86の新旧を区別する型式はとても重要です。旧型86はZN6系(2012〜2021年)、新型GR86はZN8系(2021年〜)です。この違いを間違えると、購入した製品がまったく合わないという事態になります。商品ページの「適合情報」欄に「ZN8」の記載があることを確認してから購入してください。特にClazzioなど老舗ブランドの86専用品は、旧型ZN6向けに開発されているものが多い点に注意が必要です。
GR86シートカバー7選 詳細レビュー
各製品の特徴と使い勝手を、実際のユーザーの声をもとに解説します。
1. モーメント スポルティボ — スポーツカーらしさを損なわない本格仕様
モーメントのスポルティボは、GR86とBRZの車種専用設計を謳うシートカバーです。ブラック×レッドの配色はスポーツカーのイメージにマッチしており、オーナーの声では「装着してみると純正シートとの違和感が少ない」という評価が多く見られます。
定価¥33,000のところ¥29,000(12%オフ)で販売されており、GR86専用品の中では価格と品質のバランスが取りやすい選択肢です。AT・MT両方に対応しています。
作業時間は約2〜3時間が目安で、工具不要のDIY取り付けが可能です。バケット形状のシートに沿わせるため、汎用品より手間がかかります。最初の取り付けは焦らず、シートの形状を確認しながら進めることが大切です。
体感として、PVCレザーの質感はこの価格帯の製品のなかでは上位に位置します。縫製のほつれも起きにくいという声が聞かれます。
- こんな人に向いている: スポーツカーらしい見た目にこだわりたい・RZグレードのバケットシートに対応させたい
- 注意点: 全席セットではなく前席のみ対応
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2. オートウェア GR86/BRZ専用 — 1台分セットで後部座席まで包む
株式会社オートウェアが製造するGR86/BRZ専用の車種別専用設計品です。ブラックとレッドのツートンカラーで、スポーティな外観を演出します。前席のみならず後部座席(リアシート)まで含む1台分セットであるため、前後すべての席を統一感ある仕上がりにしたいオーナーに向いています。
在庫残り2点と少なくなっており、検討している場合は早めの判断が望まれます。オートウェアはシートカバー専業に近いメーカーで、車種ごとの専用設計に強みがあります。
取り付けの際に注意したいのは、後部座席の狭さです。GR86の後席は2+2シーターの小さなシートであり、取り付け作業は前席より手間がかかる場合があります。
- こんな人に向いている: 前後席すべてを統一感を持ってカバーしたい・専用メーカー品の安心感を求める
- 注意点: 在庫残りわずか。受注生産ではなく在庫品のため入荷タイミングに注意
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3. ALEGAN ZN8/ZD8全席フィット — エンボス加工で高見えコスパ
ALEGANのシートカバーは、GR86(ZN8系)とBRZ(ZD8系)の専用設計で、AT・MT両対応です。エンボス加工のダイヤモンドパターンが施されており、¥29,800という価格帯のなかで見た目の高級感を出しやすい製品です。
通常3〜4週間以内の発送(受注生産タイプ)となっており、急ぎの場合は別製品を検討する必要があります。全席セットで前席・後席をまとめてカバーできるのが特徴で、内装全体の統一感にこだわりたい場合に向いています。
体感として、エンボス加工のレザー系素材は夏場の暑さを感じやすい面があります。夏のサーキット走行が多い場合は、後述のメッシュタイプも合わせて検討してください。
- こんな人に向いている: 高見えする内装に仕上げたい・全席をまとめてカバーしたい
- 注意点: 受注生産のため発送まで3〜4週間かかる
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4. chingozu GR86専用レザー — 前席だけ手軽にドレスアップ
GR86専用設計を謳うchingozuのレザーシートカバーは、¥9,980で前席2枚セット(前席の背もたれ・座面2枚ずつで計4枚)が揃うコスト面での優位性が魅力です。ブラック&クリームの2トーンカラーは、内装のアクセントとして機能します。
通常6〜7日以内の発送となっており、在庫対応品のため届くタイミングには余裕を見ておくことをおすすめする製品です。GR86専用品として販売されているため、前席のフィット感は一定水準を期待できます。
装着してみると、1万円以下の価格帯としては視覚的な満足感が得られる製品です。まずは低予算でシートを保護したい・内装のカスタムを試してみたいという段階の方にも向いています。
- こんな人に向いている: 前席のみをリーズナブルに保護したい・ブラック&クリームの配色が好み
- 注意点: 高級ブランド品と比べると縫製品質に差がある場合も
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5. kuudeal GR86 ZN8系スポーツシート対応 — スポーツシート対応を明記した安心設計
kuudealのシートカバーは、GR86 ZN8系のRC・RZ・SZすべてのグレードへの対応と「スポーツシートに対応」を明記している点が購入判断の助けになります。¥8,999と1万円以下ながら、前座2席分(4枚)がセットになっています。
厚手のフルカバー設計を謳っており、シートの保護性能を重視するオーナーに向いています。通気性については素材の特性上、夏場は若干蒸れを感じる場合があります。
オーナーの声では「取り付けの際に手間取ったが、完成後はしっかりフィットしていた」という評価が見られます。作業時間は約1〜2時間を見ておくと余裕があります。
- こんな人に向いている: RZのスポーツシートにも対応させたい・1万円以下でしっかりした保護が欲しい
- 注意点: 夏場の蒸れ対策には別途工夫が必要
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6. KUNGKIC メッシュタイプ — 夏場の蒸れ対策に特化
KUNGKICのメッシュシートカバーは、¥4,899(税込)と今回紹介するなかで最も安価です。GR86(ZN8)とBRZ(ZD8)の専用設計で、前席4枚セットが含まれます。
メッシュ素材の最大の特長は通気性です。サーキット走行や長距離ドライブで汗をかきやすい状況でも、体感として蒸れを抑えやすくなります。オールシーズン使用可能と記載されていますが、特に夏場の効果が大きいです。
残り8点の在庫があり、比較的安定して入手できます。2021年から2025年までの年式に対応している点も確認ポイントです。
体感として、メッシュ素材はレザー系と比べると保護性(防水・防汚)では劣ります。汚れが繊維に入り込みやすいため、コーヒーをこぼすなどの日常的な汚れには向かない面があります。
- こんな人に向いている: サーキットや峠走行が多く蒸れを防ぎたい・低予算で試してみたい
- 注意点: 防水性はレザー系より劣る。汚れが落ちにくい
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7. Clazzio 86専用(旧型ZN6対応)— 定番ブランドの安定品質
> 重要注意: このClazzio製品は旧型86(ZN6系、2012年〜2021年)およびBRZ(ZC6系)専用です。新型GR86(ZN8系、2021年10月〜)には対応していません。購入の際は型式を確認してください。
Clazzio(クラッツィオ)は日本の老舗シートカバーメーカーとして、縫製品質と耐久性に定評があります。2021年以前の旧型86(ZN6)オーナー向けに、ライン・ワン・ジュニアなど複数のシリーズが展開されています。
オーナーの声では「縫製がしっかりしていてへたりにくい」という評価が多く、長期間使い続けることを前提にするなら信頼できるブランドです。
新型GR86(ZN8)向けのClazzio専用品は、2026年3月時点でAmazonでの掲載を確認できていません。Clazzioの公式ウェブサイトや取り扱い店でZN8対応品の有無を直接確認されることを検討してください。
- こんな人に向いている: 旧型86(ZN6)オーナー・ブランドの信頼性を重視する
- 注意点: 新型GR86(ZN8)には非対応。購入前に型式を確認
純正GRアクセサリーと社外品の違い
トヨタはGRアクセサリーとしてGR86向けの純正内装パーツを用意しています。純正のシートクッション類は、車両の内装デザインとの統一感を保てる点が強みです。ディーラーでの取り付けになるため工賃がかかりますが、エアバッグ対応や適合についての心配がありません。
純正アクセサリーには、GRのロゴやブランドイメージに合わせたデザインが施されており、純正らしい上品な仕上がりになります。車両の保証への影響という観点でも、純正アクセサリーは安心感があります。
一方、社外品(市販のシートカバー)は選択肢の幅が広く、純正品では得られないデザインや素材の自由度があります。価格帯も¥4,899〜¥33,000と幅広いため、予算に合わせた選択ができます。
純正アクセサリーの入手はディーラーを通じた注文が基本で、Amazonなどのオンラインでは販売されていません。入手のしやすさでは社外品に分があります。購入の手軽さ・コストパフォーマンス・デザインの自由度を重視するなら社外品が選択肢に入ります。純正の統一感・適合保証・ディーラー工賃込みの安心感を重視するなら純正アクセサリーを検討してください。
他の車種でのシートカバー選びも参考にしたい場合は、ランドクルーザー300シートカバーやヴェゼル シートカバーの記事も参考になります。
GR86シートカバーの選び方
グレードとシート形状で選ぶ(選定基準)
GR86のグレードによってシート形状が異なるため、まずグレードを確認することが第一歩です。
RC・SZグレード(標準シート)の場合: 一般的なスポーツシート形状のため、「GR86専用」と記載があれば対応できる製品が多いです。汎用品でも形状によっては使えますが、専用品のほうがフィット感は上です。
RZグレード(スポーツシート/バケットタイプ)の場合: バケット形状の肩部分サポートが高いため、「スポーツシート対応」の明記がある製品を選ぶことが大切です。対応していない製品では肩部分が浮いてしまい、見た目も機能も損なわれます。
素材で選ぶ
シートカバーの素材は使い勝手に直結します。GR86のような走りを重視する車では、素材の選択がドライビングの快適さにも影響します。
PVCレザー・PUレザー: 高級感と防水性があり、拭き掃除が簡単です。夏場は蒸れやすい傾向があります。スポーツ走行後のシート汚れ(汗・泥など)を拭き取りやすいため、清潔さを保ちやすいです。見た目の高級感を出したいオーナーに向いている素材です。PVCとPUはどちらも合成皮革ですが、PUのほうが柔らかく肌触りが良い傾向があります。
メッシュ素材: 通気性が高く夏場の蒸れを抑えやすいです。サーキット走行や峠走行が多い場合に向いています。防水性はレザー系に劣り、汚れが繊維に入り込みやすい面があります。スポーツ走行が多く汗対策を最優先したい場合の選択肢です。
ファブリック(布)素材: 滑りにくく体に馴染みやすいです。コスト面でも比較的手頃な製品が多いですが、洗濯が難しく汚れが落ちにくいデメリットがあります。日常使いが主で、激しいスポーツ走行をしない場合はファブリックも実用的な選択肢です。
前席のみ vs 全席セット
GR86の後部座席は非常に狭く、実用的な乗員スペースは限られています。後席を荷物置き場として使うことがほとんどの場合、前席のみのカバーで必要十分なことが多いです。
前席のみの製品は¥4,899〜¥9,980程度と比較的手頃です。全席セットを選ぶと¥29,000〜¥33,000となり、コストが大きく上がります。後席の使い方を踏まえて判断してください。
後席に同乗者を乗せる機会がある場合や、後席の見た目にもこだわりたい場合は、全席セットを選ぶメリットがあります。逆に「後席はほぼ使わない」「コストを抑えたい」という場合は、前席のみで十分です。
取り付け方法を確認する
シートカバーの取り付け方法は、製品によって異なります。フック式やゴム紐式など、シートの形状に合わせた固定方法がありますが、バケットシート(RZグレード)では通常の取り付け方法では固定しにくいケースがあります。
購入前に製品の取り付け方法を確認し、GR86のスポーツシートに対応した固定方法かどうかをチェックしてください。取り付けが難しい製品では、作業中にシートを傷つけてしまうリスクもあります。
GR86専用品や「スポーツシート対応」を明記した製品は、バケット形状に合わせた固定方法を採用していることが多く、取り付けの難易度が下がります。初めてシートカバーを取り付ける場合は、説明書を確認しながらゆっくり作業することを推奨します。
色・デザインで選ぶ
GR86はスポーツカーらしいインテリアデザインが特徴です。シートカバーの色やデザインがボディカラーや内装の雰囲気に合っているかを考えることで、統一感のある仕上がりになります。
GR86オーナーに人気の配色はブラック×レッドで、スポーツカーらしさを強調します。ブラック単色はシンプルで飽きにくく、どんなボディカラーにも合わせやすいです。クリームやホワイトのアクセントは上品な印象になります。シートカバーを購入する際は、内装全体との相性もイメージしてみてください。
車検対応(エアバッグ確認)
GR86の前席シートにはサイドエアバッグが内蔵されています。シートカバーを装着した状態でエアバッグが正常に展開できるかを確認することが安全上重要です。製品の説明欄に「エアバッグ対応」と記載されているものを選ぶと安心です。
シートカバーそのものは車検の検査項目には直接含まれませんが、エアバッグの機能を妨げる改造は安全基準に関わります。信頼性の高い専用設計品を選ぶことで、このリスクを減らせます。
GR86シートカバーでやりがちな失敗と注意点
スポーツシート非対応品を購入してしまう(購入前の注意点)
GR86、特にRZのバケットシートに汎用品や「スポーツシート対応」の明記がない製品を使うと、シートの肩部分(サイドサポート)がカバーしきれず浮いてしまいます。取り付けてから「合わなかった」と気づいても、使用後の返品は難しいケースがほとんどです。
購入前に商品ページの「適合情報」または「スポーツシート対応」の記載を確認してください。
ZN6(旧型86)用の製品を誤購入する
Clazzioをはじめとした定番ブランドの「86専用」製品は、旧型86(ZN6系・2012〜2021年)向けに開発されているものが多く、新型GR86(ZN8系・2021年〜)には対応していないことがあります。
商品名に「ZN6」「ZC6」と記載されている場合は旧型86用です。新型GR86には「ZN8」対応品を探してください。このポイントは購入時の最大の落とし穴の一つです。
エアバッグ対応を確認しない
前述のとおり、GR86の前席シートにはサイドエアバッグが内蔵されています。格安の汎用品のなかには、エアバッグ対応の記載がない製品も混在しています。安全性の観点から、エアバッグ対応を明記した製品を選ぶことを強く推奨します。
後部座席のサイズ感を誤解する
GR86の後部座席(リアシート)は2+2シーターの非常に小さなスペースです。成人が乗ることはほとんどなく、小型の荷物置き場として使うことが多い設計です。全席セットを購入しても後席のカバーが不要になるケースがあるため、使い方をイメージしてから決めると失敗を避けられます。
取り付け時間を短く見積もりすぎる
シートカバーの取り付けは、一見簡単そうに見えますが、バケット形状のシートや1台分セットの場合は予想以上に時間がかかることがあります。前席のみの簡易タイプで約1〜2時間、全席セットで3〜4時間を目安に作業計画を立てることを検討してください。
よくある質問
Q. GR86のシートカバーは車検に通りますか?
シートカバーそのものは車検の検査対象外ではありますが、エアバッグの機能を阻害する取り付け方をしていると安全基準に関わる可能性があります。エアバッグ対応と明記された製品を選ぶことで、このリスクを回避できます。不安な場合はディーラーや整備工場に相談してください。
Q. RZのバケットシートにもシートカバーは付けられますか?
付けられますが、「スポーツシート対応」と明記された製品を選ぶ必要があります。対応していない汎用品では肩部分が浮いて見た目が悪くなります。今回紹介した製品のうち、モーメント スポルティボ、kuudeal ZN8系対応品、KUNGKICメッシュはスポーツシート対応の記載があります。
Q. 運転席だけ購入できますか?
前席のみのセット品は複数あります。kuudealシリーズには「前座1席用・2枚」という製品(ASIN: B0GJ3S5FYX、¥5,999)があり、運転席だけカバーするという使い方も可能です。ただし助手席と見た目が不揃いになる点は考慮が必要です。
Q. Clazzioは新型GR86(ZN8)に対応していますか?
2026年3月時点で、AmazonではZN8系対応のClazzio製品を確認できていません。Amazon上にある「86専用」のClazzio品は旧型86(ZN6系)用です。ClazzioのZN8対応状況は公式ウェブサイトまたは取り扱い店舗に直接確認されることを検討してください。
Q. 取り付けにどのくらい時間がかかりますか?
前席のみの場合は約1〜2時間が目安です。全席セットの場合は3〜4時間程度を見ておくと余裕があります。GR86のバケットシート(RZグレード)は形状が複雑なため、一般的な車より取り付けに手間がかかることがあります。作業は余裕を持った時間帯に行うことを推奨します。
Q. サーキット走行用にはどの素材が向いていますか?
走行中の汗対策を重視するなら、KUNGKICのメッシュタイプが通気性の点で有利です。ただしメッシュは汚れが落ちにくいデメリットがあります。レザー系は拭き取りやすいため、走行後の汚れ落としに向いています。使い方に応じて素材を選んでください。
Q. GR86の後部座席にもカバーは必要ですか?
GR86の後席は2+2シーターの非常に狭いスペースで、実用的な乗員スペースとしてはほぼ使えません。荷物置き場として使う場合は後席カバーも有効ですが、大半のオーナーは前席のみで十分と判断しています。コスト重視なら前席のみの製品を選ぶと出費を抑えられます。
まとめ
GR86のシートカバー選びで最初に確認すべきポイントは「ZN8(新型)対応か」「スポーツシート対応か」の2点です。この確認を怠ると、購入後に「合わない」という問題が起きます。
予算と用途別のまとめ:
- スポーツカーらしさを重視するなら: モーメント スポルティボ(¥29,000)
- 全席をまとめてカバーするなら: オートウェア GR86/BRZ専用(¥33,000)またはALEGAN(¥29,800)
- 低予算で前席だけ保護するなら: kuudeal ZN8系(¥8,999)またはchingozu(¥9,980)
- サーキット走行の蒸れ対策なら: KUNGKICメッシュ(¥4,899)
装着してみると内装の印象が大きく変わり、シートの保護にもなります。GR86を長く乗り続けるためのカスタムの一歩として、参考にしてください。
シートカバーの選択は走行スタイルとグレードに合わせるのが基本です。購入前に「ZN8対応」「スポーツシート対応」の2点を確認することで、取り付け後の後悔を大きく減らせます。
他の内装カスタムも検討中の方は、以下の関連記事も合わせてご確認ください。

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