【GR86】ドラレコの取り付け方法を完全解説|配線ルート・電源取り出し・Aピラーの外し方【ZN8】

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GR86 ZN8 ドラレコ取付

更新日:2026年3月

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目次

結論:GR86のドラレコ取り付けは中級レベル|配線計画で仕上がりに差が出る

結論配線ルートを事前に把握すれば、DIYでも十分対応できる
難易度中級(ヒューズ電源取り出し+Aピラー脱着あり)
作業時間フロントのみ:約1〜1.5時間/前後2カメラ:約2〜3時間
必要工具内張りリムーバー・ラジオペンチ・結束バンド・低背ヒューズ電源
費用目安DIY:ドラレコ代+部材1,000〜2,000円/プロ依頼:工賃5,000〜15,000円

GR86(型式:ZN8)はクーペボディのため、ピラー内の配線スペースが狭い特徴があります。事前に電源の取り方と配線ルートを決めておくことが仕上がりを左右します。

この記事では、電源取り出し・配線ルート・Aピラーの外し方の3軸で手順を整理しています。順番に確認していきましょう。

GR86にドラレコを取り付ける前の準備

必要な工具と部材一覧

作業を始める前に、以下の工具と部材を揃えておくとスムーズです。

工具・部材用途参考価格(税込)
内張りリムーバーAピラーカバーの取り外し500〜1,500円
ラジオペンチクリップの取り外し補助300〜800円
低背ヒューズ電源(エーモン等)ACC/BAT電源の取り出し400〜600円
結束バンド(10本以上)配線の固定200〜500円
コルゲートチューブ配線の保護・束ね300〜600円
パーツクリーナーガラス面の脱脂300〜500円
検電テスターヒューズの通電確認500〜1,000円

取り付け前にやるべき3つの確認事項

1. バッテリーのマイナス端子を外す

ヒューズボックスから電源を取り出す場合、ショート防止のためにマイナス端子を外す必要があります。10mmのスパナで端子を外し、布やテープで覆っておきましょう。

2. フロントガラスの貼り付け位置を清掃する

ドラレコ本体はガラス面に両面テープで固定します。油分やホコリが残っていると剥がれの原因になるため、パーツクリーナーで脱脂してから貼り付けてください。

3. 保安基準上の取り付け範囲を確認する

ドラレコの取り付け位置は道路運送車両の保安基準で規定されています。フロントガラス上端から20%以内の範囲に収めてください。GR86はガラス面積が小さいため、ルームミラー裏が現実的な設置位置です。

電源の取り出し方法を比較する|3パターンの特徴

GR86でドラレコの電源を確保する方法は3パターンに分かれます。比較した結果、配線の仕上がりと駐車監視の要否で選び方が変わります。

パターン1:シガーソケット直結(初級)

GR86はグローブボックス内にシガーソケットを備えています。ドラレコ付属のシガープラグを差し込むだけで通電するため、配線加工は不要です。

ただし、グローブボックスからガラス面まで配線が露出するため、見た目を気にする方には不向きです。駐車監視機能もACC連動では使えません。

パターン2:ヒューズボックスからACC電源を取り出す(中級)

コスパの観点では、このパターンがもっとも配線を隠しやすい手法です。GR86のヒューズボックスは運転席足元の左側、ステアリングコラム下に位置しています。

低背ヒューズ電源(エーモン製が定番)を使い、以下のように接続します。

配線接続先役割
赤(ACC)アクセサリー系ヒューズエンジンON時のみ通電
黄(BAT)常時電源系ヒューズ駐車監視用の常時通電
黒(アース)車体金属ボルトグラウンド接続

挿入時は検電テスターで「バッテリー側」と「負荷側」を確認してください。向きを間違えるとヒューズが飛び、他の電装品に影響が出る場合があります。

パターン3:OBD2ポート接続(中級)

OBD2対応のドラレコであれば、診断ポートに直接接続して電源を確保できます。ただし対応機種が限定され、車両の診断機能と干渉するケースもあります。汎用性ではパターン2に劣ります。

3パターン比較表

項目シガーソケットヒューズ電源OBD2
難易度初級中級中級
配線の見栄えやや露出あり完全に隠せるほぼ隠せる
駐車監視非対応対応(BAT接続時)機種による
追加費用0円400〜600円0円
対応機種ほぼ全機種ほぼ全機種限定的

電装カスタム全般に興味がある方はGR86のLED交換方法と注意点も参考になります。

フロントカメラの取り付け位置と保安基準

保安基準で定められた取り付け可能範囲

国土交通省の保安基準では、ガラスに貼り付けできる機器の位置が定められています。ドラレコは「ガラス上縁から20%以内」に設置する必要があります。

GR86のフロントガラス高さは約700mmのため、上端から約140mmの範囲内が対象です。ルームミラー裏に隠れる位置がベストポジションになります。

GR86でフロントカメラを設置する際の注意点

GR86はクーペ特有のガラス傾斜角が大きく、面積もSUVやミニバンより限られています。大型ドラレコは視界を遮るリスクがあるため、コンパクトなモデルを選ぶのがカギです。

GR86にはトヨタセーフティセンスのカメラがガラス上部にあります。センサー周辺への貼り付けは避け、十分な距離を確保してください。

配線ルートの実践ガイド|フロント・リアの引き回し

フロントカメラの配線処理

フロントカメラから電源までの配線ルートは以下の流れです。

  1. ドラレコ本体からケーブルを天井とガラスの隙間に押し込む
  2. 助手席側(または運転席側)のAピラー内を通す
  3. ダッシュボード下まで配線を引き下ろす
  4. ヒューズボックスに接続する

天井とガラスの隙間にケーブルを押し込む際は、リムーバーの柄を使うと仕上がりがきれいです。

Aピラーの外し方(4ステップ)

GR86のAピラーカバーは以下の手順で外せます。

ステップ1:ウェザーストリップ(ドア周りのゴムシール)をAピラー部分だけ手で引き剥がす

ステップ2:リムーバーをAピラーカバーの下端に差し込み、テコの原理でパネルを浮かせる

ステップ3:左右のクリップのツメを押し込んで外す。中央のクリップはねじると簡単に外れる

ステップ4:カバーを上方向に引き抜く

復旧時は先にクリップをカバー側に組み付けてから車体に押し込みます。向きを間違えるとカバーが浮いてしまうため注意してください。

リアカメラの配線処理

前後2カメラの場合、リアからフロントへの配線処理が最大の課題です。GR86での標準ルートは以下のとおりです。

  1. リアウィンドウに両面テープでリアカメラを固定
  2. ケーブルをリアウィンドウ上端の隙間に押し込む
  3. Cピラー内を通して天井裏に入れる
  4. 天井裏を伝ってフロントまで引き回す
  5. Aピラー経由でフロントカメラ本体に接続

Cピラーの内張りを外す際は、天井トリムに跡が付かないよう養生テープで保護しておくと安心です。

配線をきれいに隠すコツ

配線の露出は見栄えだけでなく、走行中の振動ノイズの原因にもなります。以下の3点で仕上がりに差が出ます。

  • 結束バンド:純正配線と束ねて固定する。20cm間隔で留めるとたわみが防げる
  • コルゲートチューブ:配線を保護しつつ、ピラー内での擦れ音を防止する
  • ウェザーストリップ活用:ゴムシール内側に配線を沿わせれば、ピラーを外さず処理できる箇所もある

GR86のカスタム全般を知りたい方はGR86 カスタムパーツ完全ガイドで確認できます。

取り付け時のよくある失敗と対策

ヒューズの向き間違いによる電装トラブル

低背ヒューズ電源には挿入方向があります。「バッテリー側」に電源取り出し端子がくるように差し込んでください。

向きを誤るとヒューズの保護機能が働かなくなります。検電テスターでバッテリー側を特定してから進めるのが鉄則です。

天井トリムに傷や跡を付けてしまう問題

GR86の天井トリムは布張りのため、リムーバーで強くこじると跡が残ります。ヘラ側ではなく指の腹で少しずつ押し込む方法が有効です。

Cピラー周辺は特に変形しやすいため、養生テープで保護してから作業してください。

クリップ破損時の対処法

Aピラーのクリップは樹脂製のため、無理に外すと割れることがあります。破損時はトヨタ純正クリップ(品番:90467-07201等)をディーラーや通販で入手できます。1個100〜200円程度です。

プロに依頼する場合の費用目安

DIYに不安がある場合は、プロへの依頼も選択肢です。取り付け工賃の相場は依頼先によって異なります。

依頼先フロントのみ前後2カメラ備考
カー用品店(オートバックス等)5,000〜8,000円10,000〜15,000円店舗購入品は割引あり
ディーラー8,000〜12,000円15,000〜20,000円純正品以外は断られる場合あり
出張取り付け業者7,000〜10,000円12,000〜18,000円持ち込み対応が基本

ディーラーでは持ち込み品の取り付けを断るケースもあります。事前に確認してから予約してください。

Q1. GR86にミラー型ドラレコは取り付けられますか?

取り付けは可能です。コムテックZDR048やケンウッドDRV-EM4800など、バンド固定式であれば純正ミラーに装着できます。ただしGR86はミラーがコンパクトなため、サイズの確認が必要です。

Q2. 駐車監視をつけたい場合、追加の配線は必要ですか?

ACC電源に加えて常時電源(BAT)への接続が必要です。低背ヒューズ電源を2本使い、ACC系とBAT系に各1本接続する方法が一般的です。バッテリー上がり防止のため、電圧監視機能付きドラレコや外付けバッテリーの併用を検討してください。

Q3. リアウィンドウの熱線とドラレコの干渉はありますか?

熱線(デフォッガー)の上にカメラを貼ると、映像にノイズが入る場合があります。熱線の間か、熱線を避けた位置に貼り付けてください。

Q4. DIYでの作業時間はどれくらいですか?

フロントのみで約1〜1.5時間、前後2カメラで2〜3時間が目安です。初めてAピラーを外す場合はさらに30分ほど余裕を見てください。

まとめ:GR86のドラレコ取り付けは配線計画で仕上がりが決まる

GR86にドラレコを取り付ける際に押さえておきたいポイントを整理します。

  • 電源取り出しは「ヒューズ電源(ACC+BAT)」がコスパと仕上がりのバランスで優位
  • Aピラーはクリップ構造を理解すれば、リムーバー1本で外せる
  • リアカメラの配線はCピラー→天井裏→フロントの順に引き回す
  • 天井トリムの保護とヒューズの向き確認が失敗を防ぐカギになる

デメリットとして、GR86はクーペで配線スペースが狭く、他車種より時間がかかる傾向があります。余裕を持って作業に取り組んでください。

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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