更新日:2026年3月
※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。リンクを通じて購入された場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。
この記事はプリウス60系(MXWH60/61/65・ZVW60)向けの内容です。50系プリウス(ZVW50/51/55)をお探しの場合はモデルが異なりますのでご注意ください。
結論:プリウス60系のナビは「3パターン」で選ぶ
プリウス60系は全グレードに純正ディスプレイオーディオ(DA)が標準装備です。従来のプリウスとは異なり「社外ナビに交換するだけ」では済みません。純正DAが車両システムと深く統合されているためです。
選択肢は予算と目的で大きく3パターンに分かれます。
- パターンA: TVキャンセラー追加(3,980〜19,620円)
- パターンB: CarPlay AI Box追加(21,999〜49,800円)
- パターンC: 社外フローティングナビ交換(97,979〜121,707円)
パターンAは走行中の操作制限を解除するだけのシンプルな方法です。パターンBは純正DAの画面を活かしつつアプリ機能を大幅に拡張します。パターンCは純正DAを撤去し、9インチの本格ナビを導入する方法です。
それぞれのスペック比較を数値で見ていきます。
プリウス60系の純正ディスプレイオーディオ仕様
社外ナビを検討する前に純正DAの仕様を整理します。グレードによって画面サイズとナビ機能に違いがあります。
| 項目 | G グレード | U グレード | Z グレード | Z(DA Plus MOP追加時) | 差分・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 画面サイズ | 8インチ | 8インチ | 12.3インチ | 12.3インチ | G/Uは対角約109mm小さい |
| ナビ種別 | コネクテッドナビ | コネクテッドナビ | コネクテッドナビ Plus | コネクテッドナビ Plus | Plus版は地図内蔵 |
| 地図データ | クラウド配信のみ | クラウド配信のみ | 車載+クラウド併用 | 車載+クラウド併用 | Plus版はオフライン利用可 |
| 通信費 | 5年無料→6年目有料 | 5年無料→6年目有料 | 5年無料→6年目有料 | 5年無料→6年目有料 | 全グレード同条件 |
| DA Plus追加 | MOP 61,600円(税込) | MOP 61,600円(税込) | 標準装備 | 標準装備 | 新車注文時のみ選択可 |
| Apple CarPlay | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 全グレード標準対応 |
| HDMI入力 | 対応(Eタイプ) | 対応(Eタイプ) | 対応(Eタイプ) | 対応(Eタイプ) | 別途変換ケーブル要 |
G/Uグレードの8インチモデルはクラウド配信のみで地図を表示します。通信が途切れるとルート案内が停止する仕様です。山間部やトンネルが多いエリアでは使い勝手に影響します。
一方、Zグレードの12.3インチDA Plusは地図データを内蔵しています。圏外でも案内が継続します。ただしDA Plusをメーカーオプションで追加できるのは新車注文時に限られます。
納車後にDA Plusへの変更はできないため、ナビ機能を強化するにはパターンA〜Cの社外パーツで対応します。
純正DAの不満点として多い声
ユーザーの声を調査すると、以下のような不満が多く見られます。
- 8インチモデルの画面が小さく文字が読みにくい
- コネクテッドナビのルート案内精度に不満がある
- 走行中にナビ操作やTV視聴ができない
- YouTubeやNetflixなどの動画アプリが使えない
- 音声認識の精度が低く目的地入力に時間がかかる
これらの不満に対し、パターンA〜Cのどれが有効かを整理します。
| 不満内容 | パターンA | パターンB | パターンC |
|---|---|---|---|
| 画面が小さい | 変化なし | 変化なし | 9インチに拡大 |
| ルート案内精度 | 変化なし | Googleマップで代替 | 車載地図で高精度 |
| 走行中の操作制限 | 解除 | 解除 | 解除 |
| 動画アプリ非対応 | 変化なし | YouTube等が使える | HDMI入力で対応 |
| 音声認識の精度 | 変化なし | Googleアシスタント利用 | ナビ内蔵の音声操作 |
パターンAは操作制限の解除に特化しており、純正ナビの機能自体は変わりません。ナビの性能やアプリ対応力を改善するにはBまたはCを選びます。
純正T-Connectナビ(ディーラーオプション)との費用比較
ディーラーでT-Connectナビを選ぶ場合、9インチモデルで241,920円(税込)、7インチモデルで155,520円(税込)が目安です。この金額と比較すると社外パーツのコスト優位性が数値で確認できます。
| ルート | 費用目安 | ディーラー比 |
|---|---|---|
| ディーラー9インチT-Connect | 241,920円 | 基準 |
| 社外ナビ(楽ナビ RF920-DC)+工賃 | 約120,000円 | 約50% |
| AI Box(E2)+TVキャンセラー | 約28,600円 | 約12% |
| TVキャンセラーのみ | 4,648円 | 約2% |
社外ナビの楽ナビ RF920-DC+工賃を合計しても約120,000円前後です。ディーラーオプションの約半額で導入できます。AI BoxとTVキャンセラーの組み合わせならさらにコストを抑えられます。
パターンA|TVキャンセラーで純正ナビを最大活用
走行中のナビ操作やTV視聴の制限を解除する製品です。純正DAの機能をそのまま使い続ける場合に最もコストを抑えられます。
TVキャンセラーの仕組み
純正DAは走行中に安全のためナビの目的地入力やTV映像が制限されます。TVキャンセラーはこの制限信号をキャンセルするパーツです。接続はカプラーオンで完結し、配線の加工は不要です。
取り付け作業は30分〜1時間が目安です。ナビ裏のカプラーにアクセスする必要がありますが、特殊な工具は使いません。
運転者が走行中にTV視聴やナビ操作をすることは道路交通法で禁止されています。同乗者が操作する前提で導入してください。
おすすめTVキャンセラー スペック比較
| 項目 | ユアーズ TVキット | Jekylls Factory テレビキット | エンラージ商事 Ver.3.0 |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,648円 | 9,980円 | 19,620円 |
| OBD車検対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| 製造国 | – | 日本 | – |
| ナビ操作解除 | TV視聴のみ | TV+ナビ同時解除 | TV+ナビ同時解除 |
| LCAエラー対策 | なし | なし | あり(Ver.3.0) |
| 取り付け方法 | カプラーオン | カプラーオン | カプラーオン |
| スイッチ | 別途スイッチ付属 | スイッチ付属 | スイッチ不要 |
ユアーズ TVキット(4,648円)
走行中のTV視聴を解除できる最安クラスの製品です。カプラーオンで接続し、切替スイッチで純正制限に戻せます。ナビ操作の解除には対応していません。純正ナビの操作性に不満がなく、TV視聴だけ解放したい方に向いています。
Jekylls Factory テレビキット(9,980円)
日本製のTVキャンセラーです。TV視聴だけでなく走行中のナビ操作も同時に解除します。同乗者に目的地入力を依頼できるため実用性が高いです。価格はユアーズ製の約2.1倍ですが、ナビ操作解除の有無が分かれ目です。
エンラージ商事 TV&ナビキャンセラー Ver.3.0(19,620円)
OBD車検対応を明記した上位モデルです。2024年10月以降の新車で導入されたOBD検査への影響が気になる場合に選んでください。LCA(レーンチェンジアシスト)のエラー対策もVer.3.0で対応済みです。後付けスイッチが不要でカプラーオンだけで完結します。
TVキャンセラーの取り付け手順
TVキャンセラーの取り付けは以下の3ステップで完了します。
- ダッシュボードのパネルを取り外す — 内装リムーバーを使い、ナビ周辺のパネルを手前に引いて取り外します。傷防止のため養生テープを貼ってから作業してください。
- ナビ裏のカプラーにアクセスする — ナビユニット裏面にあるコネクターを確認します。TVキャンセラーのカプラーを純正コネクターとナビユニットの間に割り込ませます。
- パネルを元に戻して動作確認する — パネルを復元し、走行中にTV映像が表示されるか確認します。エンジンをかけた状態でシフトをDレンジに入れ、TV映像が途切れなければ取り付けは成功です。
所要時間は30分〜1時間が目安です。使用する工具は内装リムーバーと養生テープのみです。
TVキャンセラーの取り付けではナビ裏にアクセスします。同時にドラレコの配線も行えば一度の作業で済みます。プリウス60系のドラレコ選びはプリウス60系 ドラレコおすすめで数値比較しています。
パターンB|CarPlay AI Boxで純正DAを強化
純正DAのApple CarPlay機能にAndroid端末を接続します。YouTube・Netflix・Googleマップなどのアプリが純正画面で使えるようになります。
CarPlay AI Boxの仕組み
CarPlay AI Boxは純正DAのCarPlayポートにUSB接続する小型Android端末です。接続するとDA画面上でAndroidアプリが動作します。サイズは手のひらに収まる程度で、グローブボックスやセンターコンソール内に収納できます。
純正ナビ機能はそのまま残る仕組みです。CarPlayの画面と純正画面を切り替えて使えます。TVキャンセラーを別途追加しなくても走行中にアプリを利用できる製品が大半です。
通信はスマホのテザリングまたはカーWi-Fiで確保します。4G-LTE内蔵モデルならSIMカードを挿入して単独で通信できます。テザリングの場合はスマホのデータ通信量を消費する点に注意してください。動画視聴をメインで使うと月5〜10GB程度の消費が見込まれます。
おすすめCarPlay AI Box スペック比較
| 項目 | Ottocast Play2Video Ultra | Ottocast OttoAiBox E2 | Ottocast PICASOU2 S40 |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 21,999円 | 23,999円 | 49,800円 |
| OS | Android | Android 13 | Android 10 |
| RAM / ROM | – | 4GB / 64GB | 4GB / 64GB |
| 4G-LTE | 非対応 | 非対応 | 対応(SIMスロット) |
| HDMI出力 | 非対応 | 非対応 | 対応(後席モニター可) |
| Google Play | 対応 | 対応 | 対応 |
| 技適取得 | 済み | 済み | 済み |
| プロセッサ | – | – | Snapdragon 665 |
Ottocast Play2Video Ultra(21,999円)
最もコストを抑えられるAI Boxです。YouTube・Netflixなどの動画視聴とワイヤレスCarPlayに対応しています。予算を優先する場合の入門モデルです。
Ottocast OttoAiBox E2(23,999円)
Android 13を搭載した中核モデルです。Play2Video Ultraとの価格差は2,000円ですが、OSバージョンで2世代分の差があります。将来のアプリ互換性を考えるとE2が有利です。4GB RAMと64GB ROMを搭載しており、複数アプリの同時起動も安定します。
Ottocast PICASOU2 S40(49,800円)
4G-LTE内蔵のハイエンドモデルです。SIMカードを挿入すればスマホのテザリングが不要になります。HDMI出力にも対応しており、後席モニターへの映像出力にも使えます。Snapdragon 665プロセッサ搭載で処理速度にも余裕があります。価格はE2の約2.1倍です。通信の利便性とHDMI出力を必要とするかで判断してください。
USB/HDMIソケットの追加
CarPlay AI Boxの接続にはUSBケーブルが必要です。プリウス60系の純正USBポートはグローブボックス内にあり、ケーブルの取り回しが不便です。
Jusby製の専用ソケットを追加すると、センターコンソールにUSBポートとHDMIポートを増設できます。HDMI Eタイプ変換ケーブルが付属するため別途購入は不要です。
| 項目 | Jusby TypeC+HDMI | Jusby TypeA+HDMI |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 6,280円 | 5,780円 |
| USB端子 | Type-C | Type-A |
| HDMI端子 | Eタイプ変換付き | Eタイプ変換付き |
| 対応画面 | 8インチ/12.3インチ | 8インチ/12.3インチ |
| 取り付け位置 | センターコンソール | センターコンソール |
Type-C端子のスマホやAI Boxを使う場合はTypeC+HDMIモデル(6,280円)を選んでください。Type-A端子で足りる場合は500円安いTypeA+HDMIモデルです。
CarPlay AI Boxの取り付け手順
AI Boxの取り付けはUSB接続だけで完了するため、工具は不要です。
- 純正DAのCarPlayを有効にする — 設定画面からApple CarPlayを「ON」にします。初期状態でONになっている場合はそのまま進みます。
- AI BoxをUSBケーブルで接続する — AI Box本体に付属のUSBケーブルを挿し、もう一方を純正DAのUSBポートに接続します。グローブボックス内のUSBポートを使用します。
- DA画面でAI Boxを認識させる — 接続後にDAの画面にCarPlayのアイコンが表示されます。タップするとAI Boxのホーム画面に切り替わります。
- Wi-Fi設定を行う — スマホのテザリングをONにし、AI Box側でWi-Fiに接続します。4G-LTEモデルの場合はSIMカードを挿入するだけです。
初回セットアップは10分程度で完了します。2回目以降はエンジン始動時に自動接続します。
AI Box本体はグローブボックス内やセンターコンソールの小物入れに収納できます。本体サイズは概ね100mm x 60mm x 20mm前後で、スマホより一回り小さいサイズです。
足回りのカスタムも並行して検討する場合はプリウス60系 タイヤおすすめで銘柄ごとの性能数値を比較しています。
パターンC|社外フローティングナビに交換
純正DAを取り外し、9インチフローティングナビに置き換えます。地図データを車載に持つため通信環境に依存しません。ルート案内の精度や操作性で純正DAを上回ります。
社外ナビ交換のメリット
社外ナビを選ぶ最大の理由は通信依存からの解放です。車載の地図データでルート案内するため、圏外のエリアでも安定して動作します。
画面サイズも9インチが標準で、8インチの純正DAより1インチ大きいです。フローティング構造のため奥行きを取らずダッシュボードに収まります。
フルセグ対応でTV受信の品質も高く、Bluetooth接続でハンズフリー通話にも対応しています。HDMI入力でスマホの映像をナビ画面に映すこともできます。
おすすめ社外ナビ スペック比較
| 項目 | 楽ナビ AVIC-RF920-DC | 彩速ナビ MDV-M910HDF | 楽ナビ AVIC-RF722-DC |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 97,979円 | 107,800円 | 121,707円 |
| 定価(税込) | 136,820円 | – | 164,450円 |
| 割引率 | 28%OFF | – | 26%OFF |
| 画面 | 9インチ HD | 9インチ HD | 9インチ HD IPS |
| 地図更新 | 3年無料(最大5回) | – | 無料更新対応 |
| フルセグ | 対応 | 対応 | 対応 |
| HDMI | 入力対応 | 入力対応 | 入力対応 |
| Bluetooth | 対応 | 対応 | 対応 |
| 音声操作 | 非対応 | 対応 | – |
| ワイヤレスミラーリング | 非対応 | 対応 | – |
| NW スティック | 付属 | なし | 付属 |
| 製造国 | – | 日本 | – |
| モデル年 | 2023年 | 2023年 | 2025年 |
カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RF920-DC(97,979円)
定価136,820円に対しAmazon実売97,979円です。28%OFFで購入できます。ネットワークスティック付属でdocomo in Car Connect経由のオンライン機能にも対応しています。地図更新は3年間無料(最大5回まで)です。9インチフローティングモデルの中で最もコスト面で優位な製品です。
KENWOOD 彩速ナビ MDV-M910HDF(107,800円)
音声操作とワイヤレスミラーリングに対応した日本製ナビです。「ナビを起動」「近くのコンビニ」などの音声コマンドでハンズフリー操作ができます。ワイヤレスミラーリングはスマホ画面をナビに無線転送する機能で、ケーブル接続が不要です。スマホ連携を頻繁に使うオーナーに向いています。楽ナビ RF920-DCとの価格差は9,821円で、音声操作の利便性が付加される点を考慮すると妥当な差額といえます。
カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RF722-DC(121,707円)
2025年の最新モデルです。HD IPS液晶を採用し、視野角と色再現性が従来のHD液晶より向上しています。IPS液晶は斜め方向からの視認性に優れ、助手席からも画面が見やすいです。定価164,450円に対しAmazon実売121,707円で26%OFFです。画質を優先する場合に検討する価値があります。RF920-DCとの価格差は23,728円で、IPS液晶と最新モデルの安心感が得られます。
社外ナビ交換時の取り付け手順と注意点
プリウス60系への社外ナビ取り付けは追加の変換作業が発生します。事前に確認しておきます。
必要な変換作業の一覧
| 作業内容 | 詳細 | 必要なパーツ |
|---|---|---|
| ステアリングスイッチ変換 | 純正28P→20P→ミニピンの段階変換 | ナビメーカー純正変換アダプター |
| バックカメラ接続 | 純正カメラの映像信号を中継 | 変換ケーブル(別売) |
| 車速信号取得 | ナビ裏5Pコネクタから取得 | 標準配線で接続可能 |
| リバース信号取得 | ナビ裏5Pコネクタから取得 | 標準配線で接続可能 |
| パーキングブレーキ信号 | ナビ裏5Pコネクタから取得 | 標準配線で接続可能 |
作業時間と難易度
取り付け実績の報告では約3時間が目安です。オーディオパネルの取り外し、配線接続、動作確認の3工程に分かれます。
オーディオカバーは上方向に外す構造です。フローティングナビの操作部が突き出した形状のため、取り付け後のカバー復元にはピアノブラックパネルの取り外しも必要になるケースがあります。
DIY経験が少ない場合はカーショップへの依頼が確実です。オートバックスやイエローハットでの工賃は15,000〜25,000円前後です。新車購入時にディーラーで依頼すると工賃が割引になるケースもあります。
純正機能への影響
社外ナビ交換によって以下の純正機能が使えなくなります。
- コネクテッドサービス(リモート操作・通知)
- OTA(Over-The-Air)ソフトウェアアップデート
- 車両連携機能(エネルギーモニター表示等)
これらの機能を維持したい場合はパターンA・Bを検討してください。
プロの取り付けサービスを使う場合
社外ナビの取り付けに自信がない場合、プロの取り付けサービスが利用できます。
| サービス | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| オートバックス | 15,000〜25,000円 | 店舗持ち込みで対応。全国に店舗あり |
| イエローハット | 15,000〜25,000円 | 店舗持ち込みで対応。全国に店舗あり |
| ナビ男くん | 88,000円〜(本体込み) | 出張取り付けに対応。DA全画面化やアンドロイダー取り付けも対応 |
| ディーラー(新車購入時) | 無料〜割引 | 新車注文時に社外ナビの取り付けを依頼 |
カー用品店の工賃は15,000〜25,000円前後が相場です。ナビ本体はAmazonで購入し、取り付けだけ店舗に依頼する方法が費用を抑えられます。持ち込み工賃は店舗で購入した場合より高くなるケースがあるため、事前に確認してください。
ナビ男くんは出張取り付けサービスを提供しており、自宅の駐車場での作業に対応しています。出張費は1,100円からで、本体費用と工賃を含めた総額が見積もりとして提示されます。純正DAの12.3インチ画面を全画面化する「アンドロイダー」の取り付け実績もあり、88,000円〜(工賃込み)で対応しています。アンドロイダーはApple CarPlay経由で動画を表示する仕組みで、純正DA画面の上下の黒帯を消して全画面表示にできます。テレビキャンセラーが不要になる点もメリットです。
失敗しやすいポイントと対策
ナビ関連パーツの導入で失敗するパターンを事前に把握しておきます。
TVキャンセラーの失敗パターン
- OBD車検非対応の製品を選んでしまう: 2024年10月以降の登録車はOBD車検が導入されています。OBD非対応のキャンセラーを装着したままだと、車検時にエラーが検出されるリスクがあります。OBD車検対応を明記した製品を選ぶか、車検前に一時的に取り外してください。
- LCAエラーが発生する: 一部のTVキャンセラーではレーンチェンジアシスト(LCA)のエラーが報告されています。エンラージ商事のVer.3.0はこのエラーへの対策が施されています。
CarPlay AI Boxの失敗パターン
- 通信環境の確保を忘れる: AI Boxは通信がないとアプリが動作しません。スマホのテザリングを使う場合は、データ通信量の上限に注意してください。月のデータ量に余裕がないプランでは動画視聴で通信制限に達するケースがあります。
- USB接続の相性問題: 一部の車両でUSBポートとAI Boxの相性問題が報告されています。接続が不安定な場合は、別のUSBケーブルを試すか、Jusby製のUSB/HDMIソケットを経由してください。純正USBポートの規格がType-AかType-Cかで対応するケーブルも異なります。
社外ナビ交換の失敗パターン
- ステアリングスイッチの変換を忘れる: 変換アダプターを用意せずに取り付けを始めてしまうケースがあります。事前にナビメーカーの適合表で変換アダプターの型番を確認してください。
- バックカメラの映像が映らない: 純正バックカメラの映像信号を社外ナビに入力するには変換アダプターが必要です。ナビと同時に変換ケーブルを手配しておきましょう。
3パターンの総合比較
| 比較項目 | A: TVキャンセラー | B: CarPlay AI Box | C: 社外ナビ交換 |
|---|---|---|---|
| 予算目安 | 3,980〜19,620円 | 21,999〜49,800円 | 97,979〜121,707円 |
| 難易度 | 初級(30分〜1時間) | 初級(USB接続) | 中級(約3時間) |
| 純正DA | 継続利用 | 継続利用 | 撤去 |
| コネクテッドサービス | 維持 | 維持 | 消失 |
| ナビアプリ追加 | 不可 | 可(Googleマップ等) | ナビ本体内蔵 |
| 通信依存度 | 純正ナビと同じ | スマホテザリング | なし(地図内蔵) |
| 動画視聴 | 純正TV+HDMI | YouTube/Netflix等 | フルセグ+HDMI |
| 画面サイズ変更 | なし | なし | 9インチに拡大 |
コスト面ではパターンAの4,648円が最安です。パターンBのE2は23,999円で機能拡張の幅が広いです。パターンCの楽ナビ RF920-DCは97,979円で通信に依存しない安定した案内性能が手に入ります。
選び方ガイド
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- プリウス60系(MXWH60/61/65・ZVW60)に適合確認済み(メーカー適合表または取り付け実績あり)
- Amazon実売で購入可能な製品(在庫確認済み・2026年3月時点)
- 各カテゴリで価格帯の異なる3製品を比較(予算に応じた選択肢を提示)
- 技適取得済み製品を優先(CarPlay AI Boxは技適マーク有無を確認)
- 国内流通品で入手性が安定(Amazon Prime対応を優先)
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は記事で紹介した製品が最適ではない可能性があります。
- 純正DAの全機能を維持したい方 — 社外ナビ交換ではコネクテッドサービスが失われます。パターンA・Bなら純正機能を維持したまま拡張できます。
- DIY経験がない方 — 社外ナビ交換は中級以上の作業です。カーショップでの取り付け工賃は15,000〜25,000円前後が目安です。
- 通信費を抑えたい方 — 6年目以降のコネクテッドナビ有料化を避けるにはAI BoxでGoogleマップを使う方法があります。スマホテザリングに依存する点は注意です。
- 8インチDAで画面が小さいと感じている方 — パターンA・Bでは画面サイズは変わりません。サイズを拡大するにはパターンCの9インチ社外ナビが必要です。
よくある質問
Q1. プリウス60系の純正ナビは社外品に交換できますか?
交換できます。ただし純正DAが専用設計のため作業難易度は高めです。9インチフローティングモデルの楽ナビやKENWOOD彩速ナビで取り付け実績があります。ステアリングスイッチの変換アダプター(純正28P→20P→ミニピン)やバックカメラ変換が追加で必要です。DIY経験が少ない場合はカーショップへの依頼を推奨します。工賃は15,000〜25,000円前後が目安です。
Q2. CarPlay AI Boxを使うとナビ機能はどうなりますか?
純正ナビに加えGoogleマップやYahoo!カーナビが使えるようになります。純正ナビ機能はそのまま残り、画面切り替えで両方を利用できます。通信はスマホのテザリングで確保します。4G-LTE内蔵モデルであればSIMカードを挿入して単独で通信できるため、スマホに依存しません。AI Boxの接続はUSBケーブル1本で完了し、工具は不要です。
Q3. TVキャンセラーを付けると車検に通りませんか?
TVキャンセラー自体は保安基準に抵触しません。ただし2024年10月以降の新車はOBD車検が導入されています。OBD車検ではECU(エンジンコントロールユニット)の故障コードを読み取るため、TVキャンセラーが予期しないエラーを発生させるリスクがあります。エンラージ商事のVer.3.0はOBD車検対応を明記しており、LCAエラー対策も施されています。なお車検適合の最終判断は検査官に委ねられます。
Q4. コネクテッドナビは6年目から有料になりますか?
通信サービスは5年間無料で利用できます。6年目以降は有料プランへの切り替えが必要です。有料化を避けたい場合はAI Box経由でGoogleマップを使う方法があります。Googleマップは無料で利用でき、通信さえ確保すれば地図の更新費用もかかりません。ただしスマホのデータ通信量を消費するため、通信プランの見直しが必要になるケースもあります。
Q5. 8インチと12.3インチどちらでも社外パーツは使えますか?
TVキャンセラー・AI Boxとも両サイズ対応の製品が大半です。本記事で紹介した全製品が8インチ/12.3インチ両対応になっています。社外ナビ交換の場合は純正DAのサイズに関係なく、9インチフローティングモデルを取り付けます。純正DAの8インチより1インチ大きい画面になります。12.3インチDAから社外ナビに変更すると画面サイズは小さくなる点は認識しておいてください。
Q6. AI BoxとTVキャンセラーは両方必要ですか?
AI BoxにはTVキャンセラー機能が内蔵されている製品が多いため、両方を購入する必要は基本的にありません。AI Boxを接続した状態ではCarPlayの画面で動画やアプリが表示され、純正DAの走行中制限を経由せずにコンテンツを楽しめます。ただし純正DAのTV機能を走行中に使いたい場合は別途TVキャンセラーが必要です。
まとめ
プリウス60系のナビ選びは予算と目的で3パターンに分かれます。
| パターン | 予算目安 | 代表製品 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| A: TVキャンセラー | 3,980〜19,620円 | ユアーズ TVキット 4,648円 | 操作制限だけ解除したい |
| B: CarPlay AI Box | 21,999〜49,800円 | Ottocast E2 23,999円 | アプリを純正画面で使いたい |
| C: 社外ナビ交換 | 97,979〜121,707円 | 楽ナビ RF920-DC 97,979円 | 通信不要の本格ナビがほしい |
パターンAは4,648円から導入でき費用対効果が高いです。走行中のTV視聴だけ解放したい場合はユアーズ TVキット(4,648円)が最安の選択肢です。ナビ操作も同時に解除したい場合はJekylls Factory(9,980円)、OBD車検への対応が必要ならエンラージ商事 Ver.3.0(19,620円)を選んでください。
パターンBのOttocast E2は23,999円でナビとエンタメの両方を拡張できます。YouTube・Netflix・Googleマップなどのアプリが純正DA画面で動作するため、純正ナビの不満を大幅に解消できます。テザリング不要の環境を求めるならPICASOu2(49,800円)が選択肢に入ります。
パターンCの楽ナビ RF920-DCは定価から28%OFFの97,979円です。地図データを車載に持つため圏外エリアでも安定したルート案内が得られます。画質を重視するなら2025年モデルのRF722-DC(121,707円・HD IPS液晶)を選んでください。音声操作を重視するならKENWOOD MDV-M910HDF(107,800円)が候補です。
まずは自分のナビに対する不満が「操作制限」「機能不足」「ナビ性能そのもの」のどれに該当するかを明確にしてください。不満の内容が明確になれば、対応するパターンは自然に決まります。複数の不満がある場合は上位のパターンを選ぶのが合理的です。
関連記事
プリウス60系の他のカスタムパーツも参考にしてください。

コメント