更新日:2026年3月
※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。リンクを通じて購入された場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。
この記事はスペーシアギア(MK53S・2018年12月~)向けの内容です。スペーシア(MK54S/MK94S・2023年~)をお探しの場合は仕様が異なるためご注意ください。
結論:スペーシアギアのナビは画面サイズと予算で選ぶ
スペーシアギア(MK53S)に社外ナビを選ぶ理由は3つある。純正メーカーオプションナビが217,800円と高額であること、社外品なら同等以上の機能を半額以下で手に入るケースがあること、そして7インチから10インチまでサイズを自由に選べることだ。
本記事ではパナソニック・ケンウッド・カロッツェリアの国内3大メーカーから6製品をピックアップし、価格・画面サイズ・機能・取り付け性を横断的に比較した結果を報告する。予算5万円台のエントリーモデルから18万円台のハイエンドまで幅広く取り上げているため、自分の優先順位に合った1台が見つかるはずだ。
スペーシアギア対応ナビ 6製品の比較表
比較した結果、最安のケンウッド MDR-L612W(54,000円)と最高のパナソニック CN-F1X10C1DA(183,699円)の価格差は約13万円に達する。コスパの観点では7インチモデルが圧倒的に有利だが、9インチ以上は地図の文字サイズや分岐案内の見やすさで実用上の差が出る。以下の表で主要スペックを横並びにした。
| 製品名 | 画面 | 税込価格 | タイプ | 地図更新 | 注目機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| ケンウッド MDR-L612W | 7型ワイド | 54,000円 | インダッシュ | ― | HDMI入力・ハイレゾ対応 |
| ケンウッド MDV-S711HD | 7型 | 62,800円 | インダッシュ | ― | HDパネル・音声操作 |
| カロッツェリア AVIC-RW721 | 7型ワイド | 66,670円 | インダッシュ | 最大1年 | HD画質IPS・HDMI入出力 |
| ケンウッド MDV-M910HDF | 9型 | 107,800円 | フローティング | ― | ワイヤレスミラーリング |
| カロッツェリア AVIC-RF721-DC | 9型 | 116,700円 | フローティング | 最大1年 | ネットワークスティック付属 |
| パナソニック CN-F1X10C1DA | 10型 | 183,699円 | フローティング | 最大3年 | 有機EL・Apple CarPlay |
なぜスペーシアギアのナビ選びで迷うのか
スペーシアギアのナビ選びが難航するオーナーは少なくない。「純正は高いが社外は種類が多すぎて選べない」という声がSNSやカー用品店で頻繁に聞かれる。その背景には、3つの構造的な要因がある。
純正ナビの価格が高い
メーカーオプションの全方位モニター付9インチナビは217,800円(税込)だ。スズキコネクト連携によるエンジン遠隔始動やドアロック操作といった独自機能は確かに便利だが、ナビ単体の基本性能だけを見ると社外品と大きな差はない。「純正で20万円超は高い」という声がユーザーコミュニティでは根強い。
ディーラーオプションナビも3種類あるが、187,220〜311,960円と社外品の2〜3倍の価格帯になる。取り付け工賃が含まれるとはいえ、コスパの観点では社外ナビに軍配が上がるケースが多い。なお、メーカーオプションナビは工場装着のため納車後の追加は不可能だ。新車注文時に付けなかった場合、後から同等品を手に入れるには社外ナビを選ぶ以外の方法がない。
サイズの選択肢が多すぎる
スペーシアギアの200mmワイド窓口には7インチワイドナビがそのまま収まる。さらにフローティングタイプなら9インチ・10インチも装着できるため、選択肢が一気に広がる。7インチなら5〜7万円台、9インチなら10〜12万円台、10インチなら18万円台と、サイズが大きくなるほど価格も上がる。画面の大きさと予算のバランスをどこで取るかが、多くのオーナーにとっての悩みどころになっている。
メーカーごとの強みが異なる
パナソニック(ストラーダ)は有機ELディスプレイや高精度地図に強い。ケンウッド(彩速ナビ)はハイレゾ対応の音質と操作レスポンスの速さで定評がある。カロッツェリア(楽ナビ)は無料地図更新やネットワーク機能で差別化している。比較軸が複数あるため、「どのメーカーが一番良いか」を単純には決められない。だからこそ、自分が何を優先するかを先に決めてからナビを選ぶ必要がある。
スペーシアギアのナビ適合情報
スペーシアギア(MK53S・H30年12月~現行)は全グレードで200mmワイドのナビ窓口を採用している。社外ナビの取り付けに必要な情報を整理する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | MK53S |
| 年式 | H30年12月(2018年12月)~現行 |
| ナビ窓口 | 200mmワイド |
| 対応サイズ | 7インチ(そのまま)/ 9・10インチ(フローティング) |
| 取付キット(7インチ) | NKK-S82D(カナック企画) |
| 取付キット(9インチ) | TBX-S008(カナテクス) |
| ステアリングリモコン | 対応(変換ハーネス要) |
| バックカメラ | 純正カメラ流用時は変換アダプター要 |
| GPS受信 | GPS/GLONASS/みちびき対応(社外ナビ側) |
| 電源 | ACC電源+常時電源(車両ハーネスから供給) |
取り付け作業自体はプラスドライバーと内装はがしがあれば対応できる。センターパネルを外し、オーディオコネクタ(20P)と車速コネクタ(5P)を接続するだけで配線は完了する。作業時間は30分~1時間が目安だ。
バッテリーのマイナス端子を外してから作業を開始し、センターパネルのクリップを内装はがしで丁寧に外していく。車両側の青いカプラーに青い変換コネクター、白いカプラーに白い車速用配線コネクターを接続するのが基本の手順だ。配線の色を合わせて接続するだけなので、初めてのDIYでも対応しやすい。
ステアリングリモコン(ハンドルのオーディオ操作ボタン)を社外ナビで使う場合は、別途ステアリングリモコン変換ハーネスが必要になる。メーカーごとに対応品が異なるため、ナビの型番と合わせて確認することを推奨する。
ドライブレコーダーと同時に取り付けるオーナーも多い。スペーシアギアのドラレコ選びはスペーシアギア ドラレコおすすめで詳しく比較している。
おすすめナビ6選の詳細レビュー
1. ケンウッド 彩速ナビ MDR-L612W|コスパ抜群の7インチワイド
54,000円で購入できるケンウッドのエントリーモデルだ。定価80,080円からの33%OFFで、6製品中もっとも手頃な価格帯に位置する。HDMI入力を備えており、スマホやタブレットの映像をナビ画面に映し出せる。ハイレゾ音源にも対応しているため、音質にこだわるオーナーにも向いている。
7インチワイドの200mm幅なので、スペーシアギアの窓口にぴったり収まる。USB端子はDC 5V/3A対応で、タブレットの急速充電にも使える。日本製(長野生産)という点も品質面の安心材料だ。
デメリットとして、HDパネルではなく通常液晶のため、上位モデルのMDV-S711HDと比べると地図の精細さに15~20%ほどの差がある。フルセグ非対応でワンセグのみという点も、TV視聴を重視するなら注意が必要だ。「ナビと音楽再生があれば十分」という方に適した1台と言える。
2. ケンウッド 彩速ナビ MDV-S711HD|7インチで唯一のHDパネル
7インチクラスで唯一のHDパネルを搭載したモデルだ。定価102,080円から38%OFFの62,800円で購入できる。高精細な地図表示により、細い路地や一方通行の矢印まで視認しやすい。「オーガニックGUI PLUS」を搭載しており、地図画面とAV画面を同時に表示する2画面モードでは最大5.0インチのAV画面を確保できる。
音声操作機能「ボイストリガー」を搭載しており、「ハイ彩速」と声をかけるだけでナビ操作を開始できる。運転中にハンドルから手を離す必要がなく、安全面でも有利だ。フリック・ピンチイン・ピンチアウトといったスマホ感覚の操作にも対応している。
デメリットとして、180mm幅のインダッシュタイプのため、スペーシアギアの200mm窓口に取り付けると左右に約10mmずつの隙間が生じる。付属の化粧パネルでカバーできるが、ぴったりフィットを求めるなら200mmワイドのMDR-L612Wを検討するとよい。
3. カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RW721|地図更新付きのバランス型
カロッツェリアの楽ナビは、最大1年分の無料地図更新が付属する点で他社と差別化されている。年2回配信される地図データを無料で適用できるため、新しく開通した道路や新設された施設もすぐにナビに反映される。HD画質のIPSパネルは視野角が広く、助手席からも地図が見やすい。
HDMI入出力の両方を備えている点も見逃せない。スマホの映像をナビ画面に映すだけでなく、ナビの映像をリアモニターに出力することもできる。後部座席の同乗者に映像を見せたいファミリー層には特に相性がよい。200mmワイド対応なので、スペーシアギアの窓口に隙間なくフィットする。
デメリットとして、地図更新にはMapFanスマートメンバーズへの入会が必要だ。1年目は無料だが、2年目以降は年額で費用が発生する。ケンウッドの彩速ナビと比較すると、Bluetooth接続時の音質面ではやや劣るという声もある。それでも、購入直後に最新地図を使い始められる安心感は、初めてカーナビを購入する方にとって大きな利点だ。
4. ケンウッド 彩速ナビ MDV-M910HDF|9インチフローティングの定番
9インチの大画面をフローティング方式で実現したモデルだ。本体は200mm窓口に収まり、ディスプレイ部分だけが手前にせり出す構造のため、大画面ながらダッシュボードへの干渉が少ない。ワイヤレスミラーリングに対応しており、スマホのハイビジョン映像をWi-Fi接続でナビ画面に映し出せる。YouTubeやNetflixなどの動画アプリを大画面で楽しめるのが利点だ。
音声操作に対応しており、「ハイ彩速」と呼びかけるだけでナビの操作を開始できる。「POIジャンル付帯設備検索」では、駐車場やドライブスルーの有無で施設を絞り込める。到着予想時刻の精度を高める「平均車速設定」も搭載している。長野工場で生産される日本製という品質面の安心感もある。
デメリットとして、107,800円という価格は7インチモデルの約2倍だ。フローティング構造のためディスプレイが約5cm手前にせり出すが、スペーシアギアのダッシュボードは比較的フラットなデザインのため、エアコン操作パネルとの干渉リスクは低い。実際に取り付けた事例を見ると、違和感なく収まっているケースが多い。
ナビと合わせて室内の雰囲気を変えたい場合、スペーシアギア LEDルームランプおすすめも参考になる。
5. カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RF721-DC|ネット機能付き9インチ
ネットワークスティックが付属し、docomo in Car Connectの1年間無償利用権が付くセットモデルだ。車内でYouTubeや音楽ストリーミングサービスを楽しめるため、車中泊やアウトドアでスペーシアギアを使うオーナーには特に相性がよい。スペーシアギアは車中泊仕様にカスタムするユーザーが多く、長時間の車内滞在にネット接続があると快適さが大幅に変わる。
9インチフローティングのHD画質IPSパネルで、地図の精細さと映像の美しさを両立している。HDMI入出力にも対応しており、スマホの映像入力やリアモニターへの出力も可能だ。地図更新は最大1年分が無料で付属する。
デメリットとして、2年目以降のネットワーク利用には月額費用(550円/日〜13,200円/年)が発生する。ネット機能が不要なら、同社の9インチ AVIC-RF721(ネットワークスティックなし)を選ぶことで約2万円の節約が見込める。通信環境はスマホのテザリングでも代替できるため、費用対効果を考えて判断したい。
6. パナソニック ストラーダ CN-F1X10C1DA|10インチ有機ELのフラッグシップ
有機ELディスプレイを搭載した10インチモデルだ。液晶では再現できない深い黒と高コントラストにより、夜間のナビ画面やトンネル内での視認性が格段に向上する。10インチの大画面は地図の文字や道路の分岐が見やすく、高速道路のジャンクション案内でも迷いにくい。
Apple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応しており、スマホのナビアプリやミュージックアプリをナビ画面で直接操作できる。USB Type-C端子も搭載しているため、最新スマホとの接続がスムーズだ。地図は最大3年間の無料更新が付属し、長期的なランニングコストを抑えられる。
フルセグ対応でTV映像も高画質で楽しめる。10インチの有機ELで見る地デジは、車内エンターテインメントとして満足度が高い。ドラレコとの連携機能も搭載している。
デメリットとして、183,699円という価格はスペーシアギアの車両価格帯(約180〜200万円)を考えると、車両本体の10%近い金額になる。純正メーカーオプションナビ(217,800円)よりは安いが、7インチモデルとの価格差は約12万円だ。予算に余裕があり、画質と画面サイズを最優先したい方に適した選択肢だ。
純正ナビ vs 社外ナビの比較
スペーシアギアの純正メーカーオプションナビ(全方位モニター付9インチ)と社外ナビを比較した結果を整理する。
| 比較項目 | 純正メーカーOP | 社外ナビ(9インチ) |
|---|---|---|
| 価格 | 217,800円 | 107,800〜134,000円 |
| 画面サイズ | 9インチ | 9〜10インチ |
| スズキコネクト | 対応 | 非対応 |
| 全方位モニター | 対応 | 変換アダプターで一部対応 |
| 地図更新 | 3年無料 | メーカーにより異なる |
| Apple CarPlay | 対応 | 対応(機種による) |
| 取り付け | 工場装着 | 後付け(取付キット要) |
コスパの観点では社外ナビが有利だ。同じ9インチ画面で比較した場合、純正との価格差は約10万円になる。その差額でドライブレコーダー(2〜3万円)、ETC2.0車載器(1〜2万円)、フロアマット(1〜2万円)など他の装備を充実させることも可能だ。
一方、スズキコネクトのエンジン遠隔始動は純正メーカーオプション専用の機能で、社外ナビでは代替できない。冬場に車内を暖めてから乗車したい寒冷地ユーザーにとっては、この機能だけで純正ナビを選ぶ価値がある。全方位モニターの360度ビュー表示も純正ナビに最適化されており、社外ナビでは変換アダプターを介したバックカメラ映像の表示が限界になる。
結論として、スズキコネクト連携や全方位モニターのフル機能が必要なら純正一択だ。それ以外のケースでは社外ナビの方が費用対効果が高い。新車購入時にメーカーオプションを付けなかった場合、後から純正ナビに変更することはできないため、納車前の判断が分かれ目になる。中古車で購入した場合は、前オーナーの装備状況によって選択肢が変わるため、現在の車両にナビが付いているかどうかを確認してから検討に入るとよい。
スペーシアギアの内装カスタム全般については、スペーシアギア カスタムパーツ完全ガイドで網羅的にまとめている。
ナビの選び方ガイド
スペーシアギアのナビ選びは、3つの軸で整理すると判断しやすい。
軸1:予算
5万円台なら7インチのケンウッド MDR-L612Wが有力な選択肢だ。定価80,080円からの33%OFFで54,000円と、取付キット込みでも6万円以内に収まる。6〜7万円台まで出せるなら、地図更新付きのカロッツェリア AVIC-RW721や、HDパネル搭載のケンウッド MDV-S711HDが候補に入る。10万円超の予算があれば9インチフローティングのケンウッド MDV-M910HDF(107,800円)に手が届く。18万円を超える予算があるなら、パナソニックの有機EL 10インチモデルが視野に入るが、この価格帯なら純正メーカーオプション(217,800円)との差は3万円強しかないため、純正ナビとの比較検討も必要になる。
軸2:画面サイズ
7インチはスペーシアギアの200mm窓口にすっきり収まり、ダッシュボードとの一体感が出る。見た目の統一感を重視するオーナーに向いている。9インチ以上はフローティング方式でディスプレイが手前にせり出すが、地図の視認性と操作性は7インチから格段に向上する。特に高齢者が運転する場合や、高速道路のジャンクションが多いルートを頻繁に走る場合は、9インチ以上の恩恵が大きい。
軸3:重視する機能
音質重視ならケンウッドの彩速シリーズだ。ハイレゾ音源対応と高音質設計で、車内オーディオの満足度が高い。地図更新やネットワーク機能を求めるならカロッツェリアの楽ナビが適している。無料地図更新とdocomo in Car Connectによる車内Wi-Fiは、長距離ドライブや車中泊で真価を発揮する。画質の美しさと長期的な地図更新サポートを優先するなら、パナソニックのストラーダが候補になる。有機ELの10インチは夜間のナビ表示が特に見やすい。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定している。
- Amazon等の通販サイトで購入可能な現行品(生産終了品は除外)
- スペーシアギア MK53Sへの適合が確認済み(200mmワイド窓口またはフローティング対応)
- 税込価格50,000〜200,000円の価格帯(エントリーからハイエンドまでカバー)
- パナソニック・ケンウッド・カロッツェリアの国内3大メーカー品(保証・サポート体制が充実)
- フルセグまたはワンセグ対応(TV機能なしのディスプレイオーディオは除外)
失敗しやすいポイント
取付キットの選び間違い
スペーシアギア(MK53S)に社外ナビを取り付けるには、車種専用の取付キットが必要になる。7インチ用のNKK-S82D(4,000〜5,000円前後)と9インチ用のTBX-S008(16,390円前後)は形状もサイズもまったく異なる。ナビを購入してから「キットが合わない」と気付くケースが実際に報告されている。ナビの画面サイズを決めたら、対応する取付キットの品番をセットで確認して購入するのが鉄則だ。
全方位モニターの互換性
純正全方位モニター付車(メーカーOP装着車)に社外ナビを取り付ける場合、全方位モニターの映像をそのまま社外ナビに表示できるとは限らない。バックカメラ映像だけなら変換アダプター(データシステム RCA023K等、3,000〜5,000円前後)で対応できるケースが多い。ただし、3Dビューや全周囲俯瞰表示といった純正ナビ専用の高度な表示機能は、社外ナビでは再現できない。全方位モニター付車のオーナーは、どこまでの機能が必要かを事前に整理しておくとよい。
フローティングナビの干渉
9インチ・10インチのフローティングナビは、ディスプレイが手前に約5cm程度せり出す構造だ。スペーシアギアのダッシュボードはフラットなレイアウトのため、エアコン操作パネルとの干渉リスクは比較的低い。ただし、ハザードスイッチやエアコン吹き出し口との位置関係は車両の個体差やナビの機種によって微妙に異なるため、取り付け前にディスプレイの可動範囲を確認しておくと安心だ。取付キットのメーカーサイトで車種別の装着例写真を公開している場合があるので、事前チェックを推奨する。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介した製品が最適ではない可能性がある。
- スズキコネクトのエンジン遠隔始動を使いたい方 — この機能は純正メーカーオプションナビ専用だ。社外ナビでは代替できないため、遠隔始動が必須なら新車注文時に純正を選ぶ以外の方法がない。
- 全方位モニターの360度ビューを活用したい方 — 社外ナビでは全方位モニターの一部機能(3Dビュー等)が使えない場合がある。通常のバックカメラ映像は変換アダプターで対応可能だが、完全な互換性を求めるなら純正ナビを検討した方がよい。
- ナビの取り付けを一切したくない方 — 社外ナビは自分で取り付けるか、カー用品店に依頼(工賃15,000〜25,000円前後)する必要がある。工場装着で手間をかけたくないなら、メーカーオプションが確実だ。
よくある質問
Q1. スペーシアギアに9インチナビは取り付けられる?
取り付けられる。フローティングタイプのナビを選べば、200mmワイドの窓口を利用して9インチ画面を装着できる。ケンウッド MDV-M910HDFやカロッツェリア AVIC-RF721-DCが対応機種だ。9インチ用の取付キット(TBX-S008等、16,390円前後)が別途必要になる。取付キットにはナビを固定するブラケットや化粧パネルが含まれている。
Q2. 全方位モニターは社外ナビでも使える?
条件付きで使える。純正全方位モニター付車の場合、カメラ映像変換アダプター(データシステム RCA023Kなど、3,000〜5,000円前後)を使えばバックカメラ映像を社外ナビに表示できる。ただし、3Dビューや全周囲俯瞰表示など純正ナビ専用の高度な表示機能は社外ナビでは再現できない。通常のバックカメラ映像だけで十分かどうかを事前に判断しておくとよい。
Q3. ナビの取り付けはDIYでできる?
基本的な工具(プラスドライバー、内装はがし、10mmレンチ)があればDIYで対応できる。作業時間は30分~1時間程度だ。センターパネルのクリップを外し、オーディオコネクタ(20P)と車速コネクタ(5P)を接続するのが主な作業となる。難易度は初級~中級で、みんカラなどのカーSNSに装着手順を写真付きで投稿しているオーナーも多い。ただし、バックカメラの配線引き回しやステアリングリモコンの変換接続も行う場合は、作業時間が2時間以上になることもある。配線作業に不安がある場合は、カー用品店への取り付け依頼(工賃15,000〜25,000円前後)を検討するのが無難だ。
Q4. 純正ナビと社外ナビ、どちらが安い?
社外ナビの方が大幅に安い。純正メーカーオプションの9インチナビは217,800円だが、社外の9インチフローティングナビは107,800〜134,000円で購入できる。取付キット(16,390円前後)と工賃(15,000〜25,000円)を加えても、総額は約140,000〜175,000円となり、純正より4〜8万円ほど安く済む。7インチモデルなら本体5〜7万円+取付キット4,000〜5,000円+工賃で、総額8〜10万円に収まるケースもある。
Q5. カーナビの地図更新はどうすればよい?
メーカーにより対応が異なる。カロッツェリアの楽ナビは最大1年の無料更新付き(MapFanスマートメンバーズ入会要、年2回配信)だ。パナソニックのストラーダは最大3年の無料更新に対応しており、長期的なコストを抑えられる。ケンウッドの彩速ナビは別売の地図更新ソフト(SD/microSD、8,000〜15,000円前後)を購入して手動更新する形だ。いずれも無料期間終了後は有料(年額5,000〜15,000円程度)になるケースが多い。スマホのナビアプリ(Google Map等)を併用するオーナーも増えており、カーナビの地図更新をどこまで重視するかは個人差が大きい。
Q6. ディスプレイオーディオとカーナビの違いは?
ディスプレイオーディオ(DA)はナビ機能を内蔵せず、Apple CarPlayやAndroid Auto経由でスマホのナビアプリを画面に表示する仕組みだ。カーナビは本体にGPSアンテナと地図データを内蔵しており、スマホがなくてもナビゲーションが可能だ。本記事ではTV機能対応のカーナビに絞って紹介している。DAはスマホ依存になるため、電波の届かないトンネル内や山間部ではナビが不安定になるリスクがある。カーナビなら本体の内蔵地図で案内を継続できる。
Q7. Apple CarPlay対応のナビはどれ?
本記事で紹介した6製品のうち、パナソニック ストラーダ CN-F1X10C1DAがApple CarPlayとAndroid Autoの両方に標準対応している。カロッツェリア 楽ナビもApple CarPlayに対応しているモデルがある。ケンウッドの彩速ナビはワイヤレスミラーリングでスマホ画面を転送する方式のため、Apple CarPlayとは操作感が異なる。Apple CarPlayを使いたい場合は、購入前に対応機種かどうかをメーカーの公式サイトで確認するとよい。
まとめ:予算別のベストナビ
比較した結果、スペーシアギアのナビは以下の3パターンで選ぶのが合理的だ。
- 5万円台で収めたい → ケンウッド MDR-L612W(54,000円・7インチワイド・HDMI入力・ハイレゾ対応)
- 機能と価格のバランスを取りたい → カロッツェリア AVIC-RW721(66,670円・7インチワイド・地図更新1年付き・HDMI入出力)
- 大画面で視認性を優先したい → ケンウッド MDV-M910HDF(107,800円・9インチフローティング・ワイヤレスミラーリング)
取付キットは7インチ用のNKK-S82D(4,000〜5,000円前後)、9インチ用のTBX-S008(16,390円前後)を忘れずに手配したい。ステアリングリモコン対応の変換ハーネスも同時に購入しておくと、取り付け当日に作業が一度で完了する。
純正メーカーオプションナビ(217,800円)との価格差は5〜16万円にのぼる。社外ナビなら浮いた予算でドラレコやETC2.0車載器、フロアマットやシートカバーなど他の装備を充実させられる。スズキコネクトや全方位モニターの360度ビューが不要であれば、社外ナビの方が費用対効果で上回ると判断できる。
迷った場合は、まず予算の上限を決めてから画面サイズを選び、最後にメーカーの得意分野で絞り込むと判断がスムーズだ。取付キットとステアリングリモコン変換ハーネスはナビと同時に購入しておくと、取り付け作業を一度で完了できる。
関連記事
ナビの取り付けと合わせて検討されることが多いスペーシアギアのカスタムパーツを以下にまとめている。

コメント