更新日:2026年3月
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結論:ソリオのドラレコはコムテック ZDR043がバランス最良
ソリオ(MA27S/MA37S/MA47S)に取り付けられる前後2カメラのドライブレコーダーを6製品に絞り込みました。選定の軸は「画質」「駐車監視」「取り付けやすさ」の3点です。スペック比較表と実売価格のデータをもとに、予算帯ごとの最適解を提示します。
ソリオはファミリー層の利用が多く、スーパーやショッピングモールの駐車場に長時間停める場面が多い車種です。そのため、走行中の事故記録だけでなく駐車監視機能の有無がドラレコ選びで見落とせないポイントになります。本記事で紹介する6製品はすべて駐車監視に対応しています。
価格帯は6,998円から23,273円まで幅広く、予算に応じて選べます。最安の製品でも4K録画に対応しており、画質面で不満を感じる場面は少ないといえます。一方、国内メーカー品は3年保証と日本語サポートが付く分、安心感に差が出ます。
ソリオ向けドライブレコーダーの選び方ガイド
ソリオはフロントガラスの面積がコンパクトカーの中では標準的です。ルームミラー裏に本体を隠せるサイズのモデルなら視界を妨げません。幅70mm以下のコンパクト筐体を選ぶと、運転席からの死角が最小限に収まります。
前後2カメラとミラー型には明確な違いがあります。前後2カメラは本体が小さく視界を遮りにくい反面、リアカメラの配線をCピラー経由で通す作業が発生します。ミラー型はルームミラーに被せるだけで取り付けが容易ですが、純正ミラーの自動防眩機能が使えなくなる点に注意が要ります。
ソリオの場合、Aピラーの内張が樹脂クリップ3本で固定されており、内張はがし1本で取り外せます。電源はヒューズボックス(助手席側足元)から取り出すのが一般的です。エンジンルーム側にはアクセスしなくてよいため、DIY作業のハードルは低めです。
画角は広いほど撮影範囲が広がりますが、170°を超えると周辺部の歪みが大きくなります。ナンバープレートの判読性を重視するなら、130〜170°の範囲で解像度が高いモデルを選ぶのが合理的です。
解像度はフルHD(1920×1080)が標準ですが、4K(3840×2160)やWQHD(2560×1440)対応モデルも増えています。解像度が高いほどナンバーの文字が鮮明に映りますが、記録ファイルのサイズも大きくなるため、SDカードの容量とのバランスを考えて選んでください。
夜間撮影性能を左右するのがイメージセンサーの性能です。ソニー製のSTARVIS(スタービス)センサーは低照度環境での撮影に強く、街灯のない住宅街でもナンバーの判読率が高い点がスペック上の特徴です。STARVIS 2はその後継で、暗所ノイズをさらに低減しています。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- 前後2カメラ対応(リアカメラ付きで後方からの追突・あおり運転を記録)
- フルHD(1080p)以上の解像度(ナンバープレートの数字を判読できる画質)
- 税込6,000〜25,000円の価格帯(ソリオの車両価格帯に見合う投資額)
- 駐車監視機能搭載(ソリオはスーパー駐車場での利用が多い車種)
- 国内流通品で入手性が安定(Amazon Prime対応を優先)
ソリオの型式と適合の基礎知識
ドラレコ選びで型式による制約はほぼありません。しかし、電源取り出しの際にヒューズ配置が異なるため、自分のソリオの型式を把握しておくと作業がスムーズに進みます。
ソリオの歴代型式を整理すると以下のとおりです。
- 現行(4代目)MA27S/MA37S/MA47S(2020年12月〜)— マイルドHV(MA27S)・ストロングHV(MA37S)・4WD(MA47S)の3型式。フロントガラスの寸法は全グレード共通です。
- 3代目 MA26S/MA36S/MA46S(2015年〜2020年)— マイルドHVを初搭載した世代です。フロントガラスの形状は現行型とほぼ同一で、ドラレコの取り付け位置に差は生じません。
- 2代目 MA15S(2011年〜2015年)— 初代ソリオの後継モデルです。ヒューズボックスの配置が現行型と異なるため、電源取り出し時に車両の取扱説明書でヒューズ番号を確認する手順が加わります。
現行型と3代目はフロントガラスの形状がほぼ同一のため、どちらの世代でも同じドラレコを使えます。2代目MA15Sについても、ドラレコ本体の取り付け自体は問題ありません。電源周りの配線ルートだけが異なる点に留意してください。
バンディット(MA37S/MA47S)はルームミラーに自動防眩機能が装備されたグレードがあります。ミラー型ドラレコを検討している場合は自動防眩の有無を事前にチェックしてください。コンパクト型(ガラス貼り付け式)であれば自動防眩の有無に関係なく取り付けられます。
ソリオのフロントガラスは高さ約90cm、幅約130cmです。コンパクトカーとしては視認面積が広く、ドラレコ設置後も視界を確保しやすい車種です。ルームミラー裏のスペースは幅約15cm×高さ約10cmが目安で、本体幅70mm以下のモデルなら問題なく収まります。
スペック比較表で見る6製品の違い
数値を並べると、各製品の強みと弱みが一目で分かります。
| 製品名 | 価格(税込) | フロント解像度 | リア解像度 | 画角(前) | GPS | WiFi | 駐車監視 | 保証 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Avylet 4K | 6,998円 | 4K(2160p) | 1080p | 170° | 外付対応 | 対応 | 対応 | 1年 |
| RAIDOU ソリオ用 | 9,870円 | 1080p | 1080p | 140° | 非搭載 | 非搭載 | 対応 | 1年 |
| GKU D600 PRO | 10,299円 | 4K(2160p) | 1080p | 170° | 内蔵 | 5GHz対応 | 対応 | 1年 |
| ケンウッド DRV-MR480 | 15,815円 | 1080p | 1080p | 広角 | 非搭載 | 非搭載 | 対応 | 3年 |
| コムテック ZDR043 | 16,800円 | 1080p | 1080p | 広角 | 内蔵 | 非搭載 | 対応 | 3年 |
| コムテック ZDR065 | 23,273円 | WQHD(1440p) | 1080p | 広角 | 内蔵 | 非搭載 | 対応 | 3年 |
GPS内蔵モデルは走行速度と位置情報を映像に記録できます。事故時の証拠として速度データが残るため、保険対応がスムーズになります。コムテック2機種とGKU D600 PROの3製品がGPS内蔵です。
保証期間にも差があります。コムテックとケンウッドの国内メーカー3製品は3年保証です。海外メーカー3製品は1年保証にとどまります。長期間の安心を求めるなら、保証期間の長いモデルを選ぶのがカギになります。
WiFi対応はスマホでの映像確認に便利です。SDカードを抜き差しせずにスマホアプリから録画映像を確認できます。GKU D600 PROは5GHz帯WiFi対応で転送速度が速く、4K映像の確認でもストレスが少ない設計です。Avyletも2.4GHz帯WiFiに対応しており、1080p映像の確認であれば十分な速度で転送できます。
駐車監視機能は6製品すべてが対応していますが、動作方式に違いがあります。衝撃検知型(Gセンサー連動)は車体に衝撃が加わった瞬間だけ録画を開始するため、バッテリー消費を最小限に抑えられます。常時録画型は駐車中もカメラが動き続けるため証拠の記録漏れがない反面、専用の配線キット(別売2,000〜3,000円)でバッテリーに直結する工事が必要です。ソリオのバッテリー容量を考慮すると、衝撃検知型での運用が負荷の面で安心です。
スズキの他車種でドラレコを検討中の方は、フロンクスのドライブレコーダーおすすめ記事も参考になります。フロンクスとソリオはAピラーの構造が似ており、配線の取り回しも共通点が多い車種です。
コスパ重視の2製品を数値で検証
1万円以下で前後2カメラを導入できる2製品です。予算を抑えたいオーナーに向いています。ソリオはセカンドカーとして使われるケースも多く、「メインの車にはすでに高価格帯のドラレコを付けているから、ソリオには低価格帯で十分」という考え方も合理的です。
低価格帯だからといって画質が劣るとは限りません。Avyletは4K対応で、2万円台のコムテック ZDR043(1080p)よりもフロントカメラの解像度は数値上は高いスペックです。ただし、センサー品質や画像処理エンジンの差で実際の映像品質には違いが出るため、解像度の数字だけで判断しない点が見極めのコツです。
Avylet 4K前後カメラ
6,998円で4K録画に対応している点が数値上の最大の特徴です。170°の超広角レンズにより、ソリオのフロントガラス幅をフルにカバーできます。WiFi経由でスマホに映像を転送でき、SDカード抜き差しの手間が省けます。
本体サイズは1.47インチ液晶を搭載したコンパクト設計です。ルームミラー裏に完全に隠れるサイズで、ソリオの視界を妨げません。GPSは外付けモジュール対応のため、追加購入が必要な点は留意してください。外付けGPSモジュールは2,000〜3,000円程度で入手できます。
WDR(ワイドダイナミックレンジ)補正を搭載しており、逆光やトンネル出入口での白飛びを抑制します。この価格帯でWDR対応は数値的に優位です。暗視機能も備えており、夜間の駐車場でも一定の映像品質を維持できます。
定価8,999円からの22%OFF(2,001円引き)で販売されており、セール価格での購入がコスパを最大化するポイントです。エンジン連動で自動録画が始まるため、ソリオのエンジンスタートと同時に録画が開始される仕組みです。OTAアップグレード(無線ファームウェア更新)にも対応しており、購入後に新機能が追加される可能性がある点もメリットです。
RAIDOU ソリオ用 前後カメラ一体型
ソリオの車名を冠した専用設計モデルです。9,870円で前後1080p録画に対応しています。汎用品と異なり、ソリオのフロントガラス角度に合わせた取付ブラケットが付属します。取り付け時のアングル調整が不要で、初めてドラレコを取り付けるオーナーでも位置決めに迷いにくい設計です。
GPSとWiFiは非搭載のため、走行速度の記録やスマホ連携は不可です。「録画と駐車監視だけで十分」という方には、余計な機能がない分だけ操作が簡潔で扱いやすいモデルです。電源を入れれば自動で録画が始まるシンプルな仕様になっています。
在庫状況は「残りわずか」となっており、品切れの可能性がある点は注意が要ります。購入を検討している場合は早めの判断を推奨します。同ブランドからはMA15S用(B0CHK4K887)やMA36S用(B0CHK6H7BV)も販売されており、旧型ソリオのオーナーはそちらが適合します。
RAIDOU製品の特徴として、パッケージに対象車種名が明記されている点が挙げられます。汎用品では「自分のソリオに付くのか」という不安がつきまといますが、車種名入りの専用パッケージなら購入時の迷いが軽減されます。取付ブラケットの角度がソリオのフロントガラス傾斜に最適化されているため、取り付け後にカメラが上や下を向いてしまうトラブルも起きにくい設計です。
スズキ車のドラレコ選びでは、車種ごとの取り付け環境が異なります。スペーシアギアのドラレコおすすめ記事では、ハイトワゴン特有のリアカメラ配線ルートを解説しています。
バランス型の3製品を数値で検証
1〜2万円台は選択肢が最も豊富な価格帯です。GPS内蔵・長期保証・国内メーカー品が揃います。迷ったらこの価格帯から選ぶのが無難です。
この価格帯の3製品は、それぞれ「コスパ全部入り(GKU)」「国内ブランド省電力(ケンウッド)」「機能性と信頼性の両立(コムテック)」と性格が分かれます。何を優先するかで選択肢が絞り込めます。
GKU D600 PRO 4K前後カメラ
10,299円で4K録画・GPS内蔵・5GHz WiFiの三拍子が揃います。64GB SDカードが付属するため、追加出費なしで使い始められます。STARVIS相当のセンサーを搭載し、夜間のナンバー判読性能はこの価格帯では突出しています。
定価13,999円からの26%OFF(3,700円引き)で販売されており、コスパの数値は6製品中トップです。1万円前後の予算でGPSとWiFiの両方を求めるなら、有力な候補になります。
5GHz帯WiFi対応により、2.4GHz帯のみの製品と比べて映像転送速度が約2倍です。4K映像をスマホで確認する際の待ち時間が短縮されます。ノイズ対策済みのため、ソリオの純正ラジオやカーナビへの電波干渉も抑えられています。TELEC認証(技術基準適合証明)を取得しており、電波法上の問題もありません。
本体は自由回転マウント採用で、取り付け後の角度微調整が容易です。ソリオのフロントガラスは傾斜が緩やかなため、垂直に近い角度で固定できます。
ケンウッド DRV-MR480
国内オーディオメーカーのケンウッドが手がける前後2カメラモデルです。15,815円で3年保証が付きます。前後ともHDR搭載で、トンネルの出入口など明暗差が激しいシーンでの白飛びを抑えます。
GPSとWiFiは非搭載ですが、その分だけ本体の消費電力が低く、駐車監視モードでのバッテリー負荷を軽減できます。ソリオのバッテリー容量(46B24L)を考えると、省電力設計は実用面で大きな利点です。マイルドハイブリッドモデル(MA37S)ではリチウムイオンバッテリーとの併用で電力管理がシビアになるため、消費電力の低さは見落とせないポイントです。
ケンウッド製品の強みは国内サポート体制です。故障時の修理受付やファームウェアアップデートが日本語で完結します。海外メーカー品では英語サポートのみというケースもあるため、サポートの安心感を重視するオーナーに向いています。
本体サイズは幅66mm×高さ55mmのコンパクト設計で、ソリオのルームミラー裏に十分に収まる寸法です。ブラケットの角度調整幅も広く、フロントガラスの傾斜に合わせた微調整が容易です。記録メディアはmicroSDカード(最大128GB対応)で、付属品に含まれないため別途購入が必要です。16GBのカードが最初から手元にあればすぐに使い始められます。
コムテック ZDR043
16,800円で前後200万画素・GPS内蔵・後続車接近通知・3年保証を備えます。コンパクトな筐体でソリオのルームミラー裏にすっぽり収まるサイズです。32GB microSDカードが付属します。
後続車接近通知は、後方車両が異常に近づくとアラームで知らせる機能です。あおり運転対策として実用的で、スペック比較で見ると同価格帯のケンウッド DRV-MR480にはない独自機能です。GPS内蔵のため走行速度と位置情報が自動記録され、事故対応の際に証拠として活用できます。
日本製で品質管理が国内工場で行われている点も信頼性を左右する要素です。コムテックはドラレコ専業メーカーとして国内シェア上位を維持しており、パソコン用のビューワーソフトも日本語対応です。録画映像の確認・管理まで含めた使い勝手の良さは、国内メーカー品の強みといえます。
32GBmicroSDカード付属で追加購入が不要な点もメリットです。ソリオでの通勤・買い物(往復30分〜1時間程度)であれば、32GBで約3〜4時間分の録画が可能で、日常利用では十分な容量です。長距離ドライブが多い場合は別途64GBカードへの差し替えを検討してください。
高画質重視のコムテック ZDR065を数値で検証
予算に余裕があり、夜間画質と運転支援機能を求めるなら最上位モデルが適しています。2万円台は「ドラレコにしっかり投資したい」というオーナー向けの価格帯です。コムテック ZDR065はその期待に応えるスペックを備えています。
コムテック ZDR065
23,273円でフロントWQHD(2560×1440)録画に対応します。STARVIS 2センサーを前後に搭載し、夜間撮影性能は従来モデル(ZDR043)から大幅に向上しています。数値上は暗所ノイズがZDR043比で約40%低減されています。
日本製で3年保証付き。運転支援機能として先行車発進通知・車線逸脱警告を搭載します。長距離ドライブで疲労が蓄積した際の安全補助として機能します。価格はZDR043との差が6,473円です。夜間走行が多いソリオオーナーなら、この価格差で得られる画質向上は費用対効果が高いといえます。
WQHD解像度は1080pの約1.8倍のピクセル数です。10m先の車両ナンバーの判読性に明確な差があります。事故やあおり運転の証拠映像として提出する場合、解像度の高さが相手車両の特定につながります。
後続車接近通知やGPS機能はZDR043と共通です。ZDR065はそこにWQHD画質とSTARVIS 2の夜間性能を上乗せした上位版という位置づけです。夜間走行の頻度が低い方はZDR043で十分ですが、夜間のナンバー判読性を重視するならZDR065の画質差は6,473円の追加投資に見合います。
予算別おすすめ早見表
6製品を予算帯で整理すると、以下の選び方になります。
| 予算 | おすすめ製品 | 決め手 |
|---|---|---|
| 7,000円以下 | Avylet 4K | 最安で4K+WiFi対応 |
| 10,000円前後 | GKU D600 PRO | GPS+WiFi+4K+SD付属の全部入り |
| 10,000円以下(専用品) | RAIDOU ソリオ用 | 取付ブラケット専用設計 |
| 16,000円前後 | コムテック ZDR043 | GPS+後続車通知+3年保証 |
| 16,000円前後(国内) | ケンウッド DRV-MR480 | HDR+3年保証+省電力 |
| 23,000円前後 | コムテック ZDR065 | WQHD+STARVIS2+運転支援 |
コスパの数値だけで見ればGKU D600 PROが最も優れています。しかし、3年保証や国内サポートの安心感まで含めて判断すると、コムテック ZDR043が総合的にバランスの取れた選択です。
予算の上限が10,000円以下の場合は、GPS不要ならRAIDOUソリオ用(9,870円)、GPS+WiFi付きならGKU D600 PRO(10,299円)の二択です。15,000円以上を出せるならコムテック ZDR043(16,800円)が機能と信頼性の両面で優位に立ちます。
なお、上記の価格は2026年3月時点のAmazon実売価格です。セールやクーポン適用で変動する場合があるため、最新の価格はリンク先で確認してください。
失敗しやすいポイントと取り付けのコツ
ドラレコの性能を最大限に活かすには、正しい取り付けが欠かせません。ソリオへのドラレコ取り付けで失敗が多いのは、リアカメラの配線ルートです。Cピラー → 天井内張 → Aピラーの順にケーブルを通すのが標準的な経路です。天井内張とボディの隙間にケーブルを押し込む際、内張はがしで少しずつ隙間を広げると作業がスムーズに進みます。
電源はヒューズボックスから取り出すのが安定した方法です。ソリオ(MA27S/MA37S)のヒューズボックスは助手席側の足元にあります。ACC電源は15Aヒューズから分岐するのが一般的です。シガーソケット接続でも動作しますが、配線が露出して見栄えが悪くなります。
リアカメラのケーブル長は製品によって差があります。ソリオのフロントからリアまでの距離は約3.5mです。ケーブル長が5m以上の製品なら余裕を持って配線できます。短い場合は延長ケーブルが別途必要になるため、購入前にスペックシートでケーブル長を確認してください。
配線を天井内張に通す際、ゴムモールを使ってケーブルを固定するとビビリ音の防止になります。走行中に天井からカタカタ音がするトラブルは、ケーブルの固定不足が原因であることが多い点も覚えておいてください。100円ショップで入手できる配線クリップでも十分に対応できます。
ソリオのリアハッチはスライドドアの奥にあるため、リアカメラのケーブルはスライドドア開閉時に挟まれないルートを選ぶ点が見落としやすいポイントです。天井の中央を通すルートであればスライドドアの可動域を避けられます。ケーブルがドアに挟まれると断線の原因になるため、配線ルートの選定は慎重に行ってください。テープで仮固定しながらドアの開閉テストを行い、干渉がないことを確認してから本固定するのが確実な手順です。
フロントカメラの設置位置はルームミラー裏が最適です。保安基準ではフロントガラス上部20%以内にドラレコを設置する規定があります。ソリオのフロントガラス高さは約90cmのため、上端から18cm以内に収める計算になります。ルームミラーの裏側であれば、この基準を満たしつつ視界を遮らない配置が実現できます。
取り付け時に用意しておきたい工具は以下の4点です。
- 内張はがし — Aピラーカバーの取り外しとケーブル押し込みに使用します。
- 電工ペンチ(またはヒューズ電源取り出し) — ヒューズボックスから電源を分岐する際に使います。エーモンのヒューズ電源(約500円)を使えば、ペンチ不要で差し込むだけです。
- プラスドライバー — グローブボックスの取り外しに使用する場合があります。
- 配線テープ(ハーネステープ) — 余ったケーブルをまとめるのに使います。結束バンドでも代用できます。
これらの工具は合計1,000〜2,000円程度で揃えられます。すでにDIYで車いじりをしているオーナーなら、手持ちの工具で十分に対応できます。作業前にバッテリーのマイナス端子を外す必要はありません。ドラレコの取り付けはヒューズ交換と同程度の作業で、ショートのリスクは低い部類です。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事の製品が最適でない可能性があります。
- DIY経験がまったくない方 — Aピラー内張の取り外しと配線作業が必要です。工具を持っていない場合はカー用品店への取り付け依頼(工賃5,000〜8,000円前後)を検討してください。
- 駐車監視が不要な方 — 常時録画のみで十分なら、駐車監視用の配線キット(別売2,000〜3,000円)を省略できます。シガーソケット接続で費用を抑えられます。
- 旧型MA15S(2011〜2015年式)のオーナー — ヒューズボックスの配置とヒューズ番号が現行型と異なります。取り付け前に車両の取扱説明書でヒューズ配置図を確認してください。
- 純正ナビ連動を希望する方 — 本記事で紹介した6製品はすべて単体動作型です。スズキ純正ナビとの連動機能はありません。ディーラーオプション品を検討してください。
よくある質問
Q1. ソリオにミラー型ドラレコは取り付けられる?
取り付け自体はできます。ただし、ソリオの純正ルームミラーには自動防眩機能付きグレードがあり、ミラー型を被せると機能が無効になります。自動防眩付きグレード(HYBRID SZ / BANDIT HYBRID SV)の場合は、コンパクト型のドラレコを選ぶ方が機能を損ないません。自動防眩なしのグレードであれば、ミラー型の選択も問題ありません。
Q2. 前後2カメラの配線はどうやって通す?
リアカメラからのケーブルをリアハッチのゴムブーツ内 → 天井内張の隙間 → Aピラー内 → フロントカメラ本体の順に通します。ソリオはCピラーからAピラーまでの天井内張に十分な隙間があり、内張はがし1本で作業できます。所要時間は慣れた方で30分、初めてでも1〜1.5時間です。
Q3. 駐車監視機能は付けた方がよい?
ソリオはファミリーユースが多く、スーパーや商業施設の駐車場に長時間停める機会が多い車種です。駐車中の当て逃げ・車上荒らし対策として、Gセンサー連動の衝撃録画機能は実用的です。常時録画型の駐車監視を使う場合は別売の配線キットが必要になります。バッテリーへの負荷が気になる方は、衝撃検知型(Gセンサー連動)のみの運用も検討してください。なお、マイルドハイブリッド車(MA27S)は補機バッテリーの容量がやや小さいため、常時録画型の駐車監視は特にバッテリー上がりに注意が要ります。
Q4. microSDカードの推奨容量は?
前後2カメラで1080p録画の場合、32GBで約3〜4時間分の映像を記録できます。通勤・買い物メインなら32GBで十分です。長距離ドライブが多い場合は64GB以上を選ぶと、上書きまでの猶予が長くなります。4K録画対応モデルではデータ量が約2倍に増えるため、64GB以上が推奨です。
Q5. ドラレコの取り付けで車検に影響はある?
フロントガラス上部20%以内に設置する保安基準を守れば、車検に影響しません。ソリオのフロントガラス高さは約90cmのため、上端から18cm以内が設置可能エリアです。ルームミラー裏に取り付ければ、この基準内に収まります。ダッシュボード上に設置するタイプは視界を遮る可能性があるため、ガラス貼り付けタイプを選んでください。リアガラスへのカメラ設置には保安基準上の制限がないため、リアカメラは好きな位置に配置できます。
まとめ
ソリオ向けドライブレコーダーは、予算と要求する機能で選び分けるのが合理的です。
6製品のスペックと価格を比較した結果を改めて整理します。6,998円のAvylet 4Kは低予算で4K画質とWiFiを実現します。10,299円のGKU D600 PROはGPS・WiFi・4K・SDカード付属の全部入りで、コスパの数値がトップです。16,800円のコムテック ZDR043はGPS・後続車接近通知・3年保証の三拍子が揃ったバランス型で、迷ったときの第一候補になります。夜間走行が多いなら23,273円のコムテック ZDR065が画質面で頭一つ抜けています。
取り付けはDIYで30分〜1.5時間です。工具に不安がある場合はカー用品店への依頼(工賃5,000〜8,000円)で仕上がりも安心です。
以上が6製品の比較結果を踏まえた総合的な結論です。ソリオは家族の送迎や日常の買い物で活躍する車種です。あおり運転や駐車場でのトラブルが社会問題化する中、前後2カメラのドラレコは万一の際の証拠確保として費用対効果の高い装備です。6,998円のエントリーモデルから始められるため、まだドラレコ未装着のソリオオーナーはこの機会に導入を検討してみてください。

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